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面接対策のやり方は?押さえておきたいポイントと注意点を解説
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この記事のまとめ
- 面接対策とは、本番で力を発揮できるよう事前に準備や練習することを指す
- 面接対策は基本的なマナーや自己PR、想定される質問と逆質問を押さえるのがポイント
- 面接対策は本番で緊張しにくくなる、自分の魅力をアピールできるというメリットがある
- 面接対策では質問の意図を考えることや、熱意や意欲を伝えることに注力する
「面接対策のやり方が分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。面接では、基本的なマナーや自己PR、想定される質問と逆質問について対策しましょう。このコラムでは、面接対策で押さえておきたいポイントを詳しく解説します。面接対策をするメリットや気をつけること、面接でよく聞かれる質問についてもまとめました。面接を控えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
面接対策で押さえておきたいポイント
面接対策とは、面接本番でしっかり自分をアピールできるよう、事前に準備・練習することを指します。本番で力を発揮するためには、面接までに「身だしなみや入退室などの面接マナー」「志望動機や自己紹介などの自己PR」といった部分を対策することが重要です。
ここでは、面接対策で押さえておきたいポイントを具体的に紹介します。面接官に良い印象を与えられるよう、ぜひ参考にしてみてください。
身だしなみや入退室などの面接マナー
面接において、身だしなみや入退室などの基本的な面接マナーは細かくチェックされています。面接官からの質問への回答が完璧でも、服装や面接中の態度に不備があればマイナスな印象を与えてしまう恐れも。面接対策として、以下で気を付けるポイントを詳しく解説します。
清潔な印象を与える服装
服装は応募者の第一印象を左右するため、清潔感を意識しましょう。「スーツやシャツにシワがないか」「靴やカバンに汚れはないか」などを、面接までにしっかり見直すのが重要です。
面接直前には、ひげやメイク、髪型の乱れなども鏡で確認し、適切な状態で面接に臨むようにしましょう。
受付から入退室の基本的な流れ
面接では、受付での振る舞いや入退室の所作も見られているポイントです。
企業によって面接のやり方は多少異なりますが、「面接会場には10分前までに到着する」「始めと終わりに挨拶をする」などはどの面接でも必須。一連の基本的な流れは、事前に確認・練習しておくようにしましょう。
より詳細な面接のマナーを知りたい場合は、「面接の流れやマナーを受付・入室・退室の場面別で解説!」のコラムをご覧ください。
オンライン面接で必要な準備と対策
オンライン面接は、自分で面接場所を確保したりデバイスやマイクなどの準備をしたりする必要があります。準備が不足していると、面接が予定通りに行えないという失敗につながる恐れも。「回線速度は適切か」「周囲の雑音は入り込まないか」「指定されたツールに不明点はないか」といった部分は、面接までにしっかりチェックしましょう。トラブルが発生したときのために、採用担当者の連絡先をメモして手元に控えておくと安心です。直接会わないからといって、適当な身だしなみで面接を受けるのはマイナスの印象を与えます。対面面接と同じように、服装や髪型の清潔感を意識して臨みましょう。
オンライン面接の準備や注意点については、「Web面接ってどうやるの?守るべきマナーや準備のポイントを紹介!」のコラムで詳しく解説しています。あわせてご確認ください。
表情や声のトーン、話し方
自然な表情や適切な声のトーン、面接の場にふさわしい話し方も事前に練習しておきたいポイントです。緊張でこわばった表情よりも、少し口角を上げた自然な笑顔を保てると好印象につながります。声のトーンは高過ぎず低過ぎず、話すスピードも普段より少し遅いくらいが聞き取りやすくて良いでしょう。
面接の場では、「あ~」「えっと~」「なんか~」といった、普段の話し方のクセが出ないよう注意が必要です。正しい敬語の使い方と話し方を練習しておくと、面接だけでなくビジネスシーンでも活用できます。
敬語の使い方に不安がある場合は、「就活で使う敬語とは?種類や正しい使い方を一覧で紹介」のコラムをご参照ください。
志望動機や自己紹介などの自己PR
面接で聞かれることが多い志望動機や自己紹介などの自己PRは、業界分析や企業分析、強みやスキルの洗い出しをすることで、魅力的な回答を作成できます。
以下で詳しく説明するので、自己PRの作成に役立ててください。
業界分析や企業分析
業界分析や企業分析は、自分がもっている業界や企業へのイメージと実態とのギャップを減らし、志望動機を明確化するのに有効です。
業界研究では、業界の市場規模や構造、ビジネスモデル、代表的な企業と特徴、動向、将来性などについて調べ、理解を深めましょう。企業研究では、企業理念や経営理念、商品やサービスの詳しい内容、業界内での立ち位置、求められる人物像などについて調べます。
的外れな回答をして、面接官に「本当に業務について理解してるのか?」という不信感を与えないためにも、しっかり掘り下げるのが重要です。
強みやスキルの洗い出し
自己分析を行い強みやスキルの洗い出しをすることで、自己PRに必要な要素を整理できます。業界で必要なスキルと応募先企業が求める人物像を把握したら、自分の強みや実績、活かせるスキルとの擦り合わせをしましょう。
「強みを発揮できるのはどのような場面か」「スキルを獲得するに至った経緯」などを説明できると、説得力がある自己PRの作成につながります。
強みやスキルを洗い出す詳しい方法が知りたい場合は、「自分の強みを見つける方法は?自己分析のコツや面接時の伝え方について解説」のコラムをご確認ください。
提出する応募書類を読み込んでおく
面接では、応募書類の内容を深掘りした質問をされる場面が多くあります。応募書類と噛み合わない回答をして不信感を抱かれる事態を避けるためにも、提出する書類を面接までにじっくり読み込むのがおすすめです。深掘りされそうな項目に関しては、あらかじめ回答をシミュレーションしておくと本番でも落ち着いて答えられるでしょう。想定される質問と逆質問
面接の内容は企業によって異なりますが、多くの面接で「よく聞かれる質問」というものが存在します。
ここでは、面接で想定される質問と逆質問についてご紹介。以下を参考に、自分らしい回答を準備しておきましょう。
面接でよく聞かれる質問リスト
面接でよく聞かれる質問を一覧にまとめました。面接官に自分の魅力をアピールするためにも、よく聞かれる質問についてはあらかじめ回答を考えておくのが重要です。
- ・自己紹介をお願いします
- ・志望動機はなんですか?
- ・これまでの経験やスキルについて教えてください
- ・前職を退職した理由(転職理由)は何ですか?
- ・長所と短所を教えてください
- ・キャリアプランはありますか?
「転職面接でよく聞かれる質問リスト一覧!回答のポイントも解説」のコラムでは、回答例も交えて解説しています。よく聞かれる質問について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
「何か質問はありますか?」への答え
「何か質問はありますか?」という質問は「逆質問」と呼ばれ、応募者の疑問や懸念を解消するための時間として設けられることがあります。企業全体への疑問や業務内容の不明点などを積極的に質問することで、応募先企業への関心の高さをアピールすることが可能です。
面接で使える逆質問については、「逆質問で好印象を与えるには?意欲や長所をアピールできる方法もご紹介!」のコラムをご参照ください。逆質問の例文も紹介しています。
「特にありません」という回答は避ける
逆質問の際に「質問は特にありません」と答えると、面接官に「自社への関心度が低いのでは」というマイナスな印象を与える恐れがあるため避けるのが無難です。企業研究を進めるなかで生じた不明点や、これまでの面接で疑問に思ったことなどを整理しておくと良いでしょう。自身のスキルやキャリアプランに絡めた質問でも構いません。「○○のスキルを活かせる業務はなんですか?」「将来○○の分野にも携わりたいのですが、具体的なキャリアステップを教えてください」などの質問は、さりげない自己アピールにもつながります。
面接対策をするメリット
面接対策をすると、「本番で緊張しにくくなる」「自分の魅力をしっかりアピールできる」というメリットがあります。面接対策することで期待できる効果を、以下で詳しく確認しましょう。
本番で緊張しにくくなる
面接対策をすることで、自分の回答や振る舞いに自信がもてるようになり、本番でも緊張しにくくなります。特に、入室から退室までの流れを繰り返し練習すると、心に余裕が生まれ、本番でも落ち着いた行動ができるためおすすめです。
想定される質問に対する回答をしっかり復習するのも、精神的な安定につながり緊張にのまれにくくなります。
自分の魅力をしっかりアピールできる
自分の魅力をしっかりアピールできるようになるのも、面接対策をするメリットの一つです。
面接では、限られた時間のなかで自己PRできるよう、面接官に伝わりやすい言葉選びや文の構成を考える必要があります。事前に面接対策することで、伝えたいことをスムーズかつ分かりやすく答えられるようになるのも大きな利点です。
転職で面接対策しないとどうなる?
転職活動の面接対策を怠ると、「応募先企業へのアピールが上手くいかない」「業界研究や企業研究が不十分だと判断される」などの要因から、内定獲得が遠のく恐れがあります。面接対策が不十分のままだと、「入退室のマナーが分からない」「どのような質問をされるか想像できない」という不安要素が残ってしまい、本来の実力を発揮できないことも。答えられず言葉に詰まったり曖昧な回答をしてしまったりすると、さらに焦って上手くいかないという悪循環に陥ってしまうことがあるでしょう。
面接対策で気を付けること
持ち物や書類の準備を早めに済ませたり、面接官が質問する意図を考えたりすることも面接対策として大切なポイントです。面接に必要な持ち物や心構えなどは事前に確認し、本番で焦らないよう工夫しましょう。
ここでは、面接対策をするうえで気を付けることをまとめました。
持ち物や書類の準備は早めに済ませる
面接前は、緊張から普段しないようなミスや見落としをすることも少なくないため、持ち物や書類の準備は早めに済ませるのがおすすめです。当日に忘れ物をすると、焦りが失敗につながる恐れもあります。
A4サイズの書類が入るカバンやクリアファイル、履歴書など応募書類、求人票、筆記用具など、必要なものがきちんと揃っているか確認しましょう。
詳しい持ち物や準備については、「面接の準備には何が必要?持ち物リストと準備のポイント」のコラムをご参照ください。
自己PRは事前の自己分析が重要
面接官の印象に残るような自己PRを作成するためには、事前の自己分析が重要です。自己分析を通して自分自身のことや仕事選びの軸、将来像などを明確化することで、一貫性のある魅力的な自己PRを作成できます。
過去の経験から自分が頑張ったことや熱心に取り組んだことを書き出し、「なぜ」「どのように」「どうなった」といった部分を深掘りすると、より説得力が増すでしょう。
面接官が質問する意図を考える
面接官が質問する意図を考え、それらを正しく汲み取った回答をすることが選考を通過するカギです。「なぜこの質問をするのか」「この質問を通して面接官が知りたいことは何か」をしっかり理解できれば、面接官が求める答えと同時に自分自身のことも適切にアピールできます。
「面接官が見るポイントとは?合否の決め方や採用したい人の特徴を解説」のコラムでは、面接官が重視するポイントなどを紹介しています。あわせてご確認ください。
新卒と転職では面接で見られるポイントが異なる
転職では社会人としてのマナーや前職で得たスキル、実績などを合否の判断材料に加えるのに対し、新卒はポテンシャルや学生時代の取り組み、粘り強い性格かどうかなどが見られるポイントです。面接官は「学生時代に力を入れていたこと」を聞くことで、応募者の人柄や価値観、強み、物事への取り組み方などを見極めています。「学生時代に力を入れていたこと」の答え方のコツは、「面接時で聞かれるガクチカの話し方を紹介!どこまで話す?長さの目安は?」のコラムを参考にしてみてください。
業務に対する意欲や熱意を伝える
業務に対する意欲や熱意を伝えることで、面接官に「企業に貢献できる人材」であることをアピールしましょう。スキルを活かして応募先企業にどのように貢献できるかを考えておくと、実際に働いている姿をイメージしてもらいやすくなります。
キャリアアップの意欲を織り交ぜて熱意や向上心を示すのも効果的です。
短所や弱みを克服する取り組みもアピールする
面接では短所や弱みを伝えるだけでなく、「短所や弱みを克服する取り組み」もセットで伝えると良いでしょう。面接官は、応募者の短所や弱みをただ知りたいわけではありません。短所や弱みと向き合ったうえで、応募者が解決に向けて取り組む姿勢があるかどうかを見ています。「優柔不断だが、決断が求められるときは自分のなかで制限時間を設けている」というように、課題に対して前向きに取り組んでいることを示しましょう。
面接に不安がある場合は声に出して練習する
質問の回答を声に出して練習することで、口の動きがよく馴染み、話すスピードや声のトーンも意識できます。考えながら発声することで、内容をより覚えやすくなるというメリットも。頭のなかで考えるのと実際に声に出すのでは違いがあるため、緊張して言葉に詰まりやすいという場合は繰り返し声に出して練習すると自信につながります。
丸暗記するのはかえってプレッシャーになるため、伝えたい要点をしっかり押さえていれば、多少違う文章になっても気にしないようにしましょう。
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面接対策に関するFAQ
ここでは面接対策に関する疑問をQ&A形式で解消します。面接対策に疑問や不安がある方は、参考にしてみてください。
公務員の面接対策は何をすれば良い?
公務員の面接試験は、限られた時間内で面接官にどれだけ熱意や人柄をアピールできるかがポイントです。個別面接のほかにも、集団面接や集団討論、グループワーク、プレゼンテーションなどさまざまな形式があるため、どのような面接でも臨機応変に対応する力が求められます。
公務員の詳しい面接対策は、「ニートから公務員になるには?試験の内容や面接のコツ、注意点を解説!」のコラムをご参照ください。
面接対策に英語は必要?
自分が目指す業界、企業、職種によって、英語力が必要かどうかが異なるため、面接までに確認するようにしましょう。業務で英語を使わない企業に応募する場合でも、英語の資格やTOEICなどの点数は履歴書や面接で積極的にアピールできるポイントになります。
英語での面接対策が必要な仕事については、「就活に英語のスキルは必要?英語が必要な仕事とは?」のコラムをご覧ください。
面接対策せず本番に臨んでも大丈夫?
面接対策が不十分だと、自己PRが上手くいかなかったり業界・企業研究が不十分だと判断されたりして、内定獲得が遠のく恐れも。不安要素が残ったままでは焦りから失敗につながってしまい、本来の実力を発揮できなくなってしまいます。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。