面接で短所を聞かれたらどうする?ベストな回答法

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この記事のまとめ

  • 短所を聞くのは応募者のポテンシャル要素を判断したいから
  • 回答内容は、業務に支障が出るようなもの、仕事への適性や社会人としてのモラルに欠けるようなものは避ける
  • 回答する時は「結論」「根拠」「改善に向けた努力」の順で伝えると分かりやすい
  • 短所についての表現は和らげ、ネガティブな印象が強まらないようにすると良い

面接でされる質問の中でも、頭を悩ます人が多いのが長所と短所の質問。特に短所の質問は、表現の仕方によっては印象が悪くなる可能性もあるため、どのような答え方をしたら良いか分からないという人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、これから面接を控えている方に向けて、短所を聞かれた時の回答の仕方について解説します。面接の練習にぜひお役立てください。

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◆企業が「短所」の質問からチェックしていること

そもそも、企業が短所について質問する理由はどのようなものでしょうか。下記に代表的なものを挙げたので、企業側の意図を理解して、回答に活かしましょう。

・自分を客観的に捉えられているか
・誠実な人柄か
・改善しようとする向上心があるか
・問題解決能力があるか
・仕事に支障が出る欠点がないか

短所についての質問は、応募者のポテンシャル部分をチェックすることが目的であるケースが多いようです。
自分の強みだけでなく、短所についても客観的に捉えられる冷静な視点は仕事にも必要な資質と言えるでしょう。自分の欠点をごまかさずに伝える姿勢からは、誠実な対応ができる人物かを判断しているようです。
加えて、自分の短所を理解して改善しようとする向上心や問題解決能力の有無も、重要視される要素。ベストを目指して自ら動ける主体性があるのかという点は、職種に関係なく求められる資質でしょう。

また、単純に業務に支障が出るような欠点がないかということもチェックしています。次の項目で詳しく解説しますが、明らかにマイナスな印象になる短所を挙げることは避けましょう。

このように、面接官は短所についての質問から多くの情報を読み取ろうとしています。回答内容が自分自身のポテンシャルを伝えられるような表現になっているか改めて確認しておきましょう。


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◆避けたほうが良い短所

前の項目でも軽く触れましたが、伝えないほうが良い短所もありますので注意しましょう。自分の回答内容で以下に当てはまるものがないか確認することをおすすめします。

・社会人としての資質が疑われる短所
・業務に支障が出そうな短所
・仕事への適性がないと判断されてしまう短所
・長所と矛盾する短所

まず、社会人としての自覚に欠けるような短所は良くない印象になるので止めたほうが良いでしょう。一例としては、時間やお金にルーズ、嘘をつく…などが挙げられます。
加えて、仕事をする上で致命的な短所にならないように注意を払いましょう。自分に自信がない、マイナス思考、ケアレスミスが多い…という短所は業務に支障が出る印象が強いため、避けた方が無難です。数字を扱う仕事なのに、短所は「大雑把」というように、募集職種の適性に合わないような短所も、評価が下がってしまうので止めましょう。

いくつか短所を挙げると思いますが、長所と矛盾する内容にならないように注意しておきたいところです。例えば、自分の長所としてコミュニケーション能力を挙げているのに、短所が「1人で悩みを抱えてしまう」という回答だとチグハグな印象に。
短所の質問だけでなく、全体的に整合性が取れているかを確認しておいたほうが良さそうです。

また、思いつかないからと言って「短所はない」という回答も避けましょう。客観的な視点に欠ける人という印象になりやすいので、おすすめできません。
回答として適切なものがなかなか思いつかない場合は、家族や友人などの第三者に指摘されたことを思い出してみたり、実際に聞いてみると良いでしょう。他者から見た客観的な短所は説得力がありますし、具体的なエピソードもあるので回答内容に活かしやすいのではないでしょうか。
自分の長所から短所を思い浮かべてみるのもおすすめ。「優柔不断/慎重」のように、短所と長所は表裏一体なので、なかなか思いつかないという人もイメージしやすいでしょう。


◆短所を回答する時のコツと例文

短所を回答する時は「結論」「根拠」「改善に向けた努力」という3つの事柄を順番に伝えると分かりやすいです。結論では短所をひと言で表し、その後に根拠となる具体的なエピソードを述べ、最後に改善に向けて実践していることでまとめます。
ネガティブな表現を使わないことも大事なポイント。「~できない」「~がダメ」という否定的な印象が強い表現で伝えると、ネガティブな印象のほうが残りやすくなってしまいます。
短所なのでネガティブな印象を与えやすいのは当たり前なのですが、表現を和らげることで伝わり方が変わります。
例えば短所が優柔不断なところの場合、「すぐに判断できない」と言うよりも「判断に時間がかかりがち」と言うほうがマイナスの印象は軽減されるのではないでしょうか。
見方によっては長所になる表現を心がけると、ネガティブな印象は弱まります。下記に例文も挙げますので参考にしてください。

【例文】

私の短所は優柔不断なところです。他の人の意見を尊重しすぎる傾向があるため、最終的な判断に時間がかかることがあります。
前職で期日までに決めなければならない事柄があったのですが、関係者全員の意見を検討してしまい、全体のスケジュールに影響が出たことがありました。
それ以来、結論を出さなければいけない場面では、議論になっている話題の本来の目的と意見の優先度を照らし合わせ、期日までに決定できるようにしています。


今回は面接対策の1つとして、短所を聞かれた時の答え方について解説しました。面接では、自分が得意な質問ばかりがされるわけではありません。苦手な質問についても、企業側の意図を汲み取り、しっかり対策しておきましょう。
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