「学業で力を入れたこと」の回答法や例文を紹介!分からないときの対処法も

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【このページのまとめ】

  • ・「学業で力を入れたこと」の質問をするのは専門性や経験、人柄などを確認するため
  • ・「学業で力を入れたこと」への回答は、学業の目的や得たものを簡潔に伝えることが大事
  • ・履歴書で「学業で力を入れたこと」を問われた場合は、100文字を目安に作成しよう
  • ・「学業で力を入れたこと」は仕事に活かせる内容を書くのがおすすめ

「学業で力を入れたことは?」という質問にどう答えたらよいのか悩む方も多いのではないでしょうか?この質問をされたときは、学業の目的や得たものを簡潔に伝えましょう。
このコラムでは、学業で力を入れたことの回答のポイントを解説。また、質問する企業側の意図や回答の例文も紹介します。
適切な回答方法を知り、内定に近づきましょう。

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「学業で力を入れたこと」を企業側が質問する理由

企業側が求職者に「学業で力を入れたこと」という質問をするのは、その人の特性を図り、採用すべきかどうかを判断するためです。
企業の採用担当者は、組織にとって役に立つ人間を獲得すべき使命を担っていることから、あらゆる面から一人ひとりを判断しなくてはいけません。

特に新卒や第二新卒などの、社会人としての経験が希薄な人物の特性を理解するためには、学生時代にどれだけ学業に励んできたかを知らなくてはいけません。
「学業で力を入れたこと」を詳しく教えてもられれば、そこから学生時代の経験や専門性や人柄をある程度理解できます。

キャリアを積んできた転職希望者を採用する場合は、前職で築き上げた実績やスキルなどから採用するかどうかを決めることができますが、それがない学生を採用するには「学部や学科」が重要な判断材料です。
特に理系の学生だと、専攻内容が業務でどのくらい活用できるか重視されやすく、学生時代にゼミや研究などにどのくらい力を入れてきたかは採用の大きなポイントになります。

また、学業でどんなことに取り組んできたのかを知ることができれば、その人が興味を持っていることや、学びのプロセスも理解できます。
これは転職希望者にも言えることですが、学生時代に何に力を入れてきたかはその人の価値観も図ることができる、採用担当者にとって大切なツールです。

「学業で力を入れたこと」の質問の意図を理解しよう

就活生や転職希望者は、どうして企業が「学業で力を入れたこと」という質問するかの意図をきちんと理解しておく必要があります。
採用担当者が何を聞きたいかをきちんと理解できなくて的外れな回答をしてしまうことは、採用を不利にしてしまうと考えなくてはいけません。

相手が何を知りたくて「学業で力を入れたこと」についての質問をしているかを、採用担当者の立場になって考え回答を選ぶこともポイントで、それができれば就職活動を有利に進めることができるでしょう。
間違ってはいけないのは、「学業で力を入れたこと」という質問はあくまでも授業やゼミなどの勉強に特化したことで、学生時代に経験したサークル活動やアルバイト、ボランティア活動などではありません。混同しないように気を付けましょう。

「学業で力を入れたこと」を企業が重視している理由をさらに詳しく知りたい方には、面接官の印象に残る伝え方なども紹介しているコラム「『ガクチカ』の面接での話し方!印象付けるコツやタイプ別の例文も紹介」がおすすめです。

「学業で力を入れたこと」の回答の5つのポイント

「学業で力を入れたこと」を回答するときは、以下の5つのポイントを押さえていることが大事です。
以下で詳しく解説します。

1.簡潔に伝える

「学業で力を入れたこと」についての回答は、できるだけ分かりやすく簡潔に伝えることがポイントです。難しい勉強をしてきたとしても、素人にも分かるように伝えてください。
たとえどんなに凄い勉強に取り組んでいたとしても、理解してもらえなければ評価の対象にすらなりません。
多くの場合、企業側としては学業の詳しい内容を知りたいのではなく、どのような勉強や研究をしてきたかをある程度知れればよいので、簡潔に分かりやすく伝えましょう。
ただし、明らかに面接官などに知識があることが分かっている場合は、あえて難しい事項に踏み込むことで、大きなアピールにつながることがあります。

2.「学業で力を入れたこと」への回答は100文字が目安

履歴書で「学業で力を入れたこと」へ回答する場合に文字数の指定がない場合は、100文字を目安にしましょう。
文字の大きさにも配慮して、できるかぎり読みやすく仕上げてください。

3.目的と過程を明確に伝える

目的と過程は、求職者の価値観や物事への取り組み方や人柄を知りえる重要なポイントなので、明確に伝えることが大事です。
目的達成のためにどのように取り組んだかのプロセスを伝えましょう。分かりやすく伝えるために、事前に入念な準備をしておくことをおすすめします。

4.得たものは何かを伝える

表彰されたり賞をもらっている場合は、そのことを示しましょう。
もし表彰されたり賞などを獲得したりしていなくても、学業に力を入れた結果として何を得られたかを伝えることは大事です。勉強過程において失敗をしたとしても、そこから学んだことや人間として成長できたことを伝えましょう。

5.仕事につなげることをアピールする

求職者にとって最も大事なのは、希望する企業から採用してもらうことです。そのためには、学業で力を入れたことが仕事に活かせる内容を伝えることが大切なポイントとなります。
もし学業で力を入れたことが直接今後行う仕事に関係がない勉強だった場合は、その過程で体験した苦労などを伝え、仕事に活かせることを主張してください。

また、仕事に活かせる内容を伝えるためには、事前に企業への理解を深める必要があるため、できるかぎり詳しく企業研究をしておきましょう。
応募先が複数ある場合は、伝える内容を変えてアピールすることも、就活を成功させる大事なポイントです。

第二新卒が中途採用枠で自分をどうアピールしてよいか分からないという方は、効果的なアピール方法などを紹介しているコラム「第二新卒の面接は学生時代の経験をアピールしたほうが良い?」をチェックしてみてください。

履歴書の「学業で力を入れたこと」は面接を意識しよう

履歴書の中に「学業で力を入れたこと」と問われる欄があった場合は、面接を意識した内容に仕上げましょう。
その理由は、履歴書をはじめとした書類は、あくまで面接の補助材料であるからです。履歴書については、簡潔に分かりやすくまとめることがポイントとなっています。
特に求職者が多い場合は、全ての履歴書をじっくり確認している時間は忙しい採用担当者にはないケースがほとんどです。
履歴書に記載する内容は、「もっとこの人物について知りたい」と思わせるものが良いでしょう。

「学業で力を入れたこと」の6つの例文

ここでは、「学業で力を入れたこと」に対する質問への回答の例文を6つ紹介します。
前半2つが履歴書への回答で、残り4つが面接時での回答例文です。作成する際の参考にしてください。

1.履歴書における回答例文「ゼミでの研究」

大学のゼミで地域社会の成り立ちについて学び、主に商店街の現状について調査し論文を作成しました。直接商店街へ出向き、イベントのお手伝いをしたことから、実践による学びの重要性を知りました。現地調査で気づくこともたくさんありました。

2.履歴書における回答例文「留学経験」

大学2年生のときにオーストラリアへ短期留学をして、ゼミのクラスで4ヵ国の留学生と協力してそれぞれの地域性に関する発表を行いました。短期留学では完璧にマスターできなかった英語も、その後留学生との深い交流の中で会得でき、TOEICで900点台を突破できました。

3.面接時における回答例文「第二外国語の勉強」

私は大学の4年間、第二外国語で中国語を学びました。
同じクラスの学生は、単位を取得できればよいという考えで、私のはじめは同様の考えでしたが、ゼミで一緒になった中国人の留学生と仲良くなり、もっと真剣に中国語を学びたいと思い、それから毎日学習を欠かしませんでした。
中国人留学生との会話も極力中国語にしてもらいました。大学3年のときには中国語のスピーチコンテストに推薦してもらうことができ、優勝を果たすことができました。
今では特技となった中国語を活かしたく、御社での業務でもこれまでの経験を活かして現地へ出向き貢献したいと考えております。

4. 面接時における回答例文「研究と実践からの学び」

卒論では「消費者心理」を題材に研究をし、消費者の心理をより詳しく知るためにも、アルバイトの数も増やしさまざまなマーケティング市場における消費者の心理を実践で探ることに努めました。
アルバイトで得た収入で何度も消費者の立場にもなって、いろいろなお店に出向ききました。
アルバイトと学業の両立は大変でしたが、教授から研究途中で高評価を頂くことができたことからやる気も増して、誰よりも良い結果を出したいとその後も励みました。
この経験から消費者の心理を理解するコツを得て、困難に立ち向かう楽しさも知ることもできました。
アルバイトの中では営業も経験して、御社での営業活動でも「苦しい中でも努力して結果を出す楽しさ」を理解しているので、あらゆる困難にも負けずに食らいついていく所存です。

5. 面接時における回答例文「教育実習の経験」

私は幼い頃から先生という職業に憧れて、大学時代は中学校での教育実習に最も力を注ぎました。
しかし、教育実習を終えた後に、教員としてではなく裏方として子供の教育に深く関わりたいという思いが強くなりました。
教員の資格を持つことは今後の役にも立つと思い取得しましたが、やはり裏方の仕事で指導者の役に立ちたいという思いが強く、就職活動を行い御社への入社を希望しました。
教育実習での経験も活かして、御社のお役に立てるように頑張りたいと思います。

6. 面接時における回答例文「研究からの気づき」

大学ではマーケティング論を学び、以前から興味があったファッション業界に焦点を当てました。流行がどのようにして生まれるかを調査するために、ブランドショップでアルバイトをしながら研究を進めてきました。
実践も踏まえた研究結果では、大きな流行はそれを受け入れる消費者の意識と、新しいものを拒絶する意識が混ざり合うことで生まれることが分かりました。
また、今回の経験からまずは何事も受け入れてみることが大事で、そのうえで自分なりの主張をすることで、周りとの関係性を良くすることを知ることもできました。
御社の現場でも、この経験を活かしてお互いを高め合い、大きな成果を生み出したいと考えております。

学生時代に力を注いだことがあるけど、履歴書にどう書けばいいのか分からない方には、書き方のコツなどを詳しく紹介しているコラム「履歴書の『学生時代に力を注いだこと』の例文をご紹介!書き方のコツも解説」がおすすめです。
また、学生時代にゼミで悩んできたことを就活でどう伝えるべきかを知りたい方は、NG例などの例文も紹介されているコラム「『ゼミで学んだこと』欄はどう書く?ESでの例文とNG例も紹介」をチェックしてみてください。

「学業で力を入れたこと」がない場合の対処法

学生時代に学業にあまり力を入れていなくて、「学業で力を入れたこと」に対する回答ができない方は、ゼミでの活動内容を記載しましょう。
ゼミにもあまり参加していなかったという場合は、授業の際に取り組んできた姿勢や、そこから得たものを伝えてください。

自分では学生時代に全く勉強してこなかったと思っている方でも、卒業を成し遂げた実績があるので、少なからず勉強した経験はあると思います。嘘を記載することはNGですが、多少なりでも勉強に対して苦労したことや難しいと感じたことがあるなら、そこでの経験や得られたものを書きましょう。

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