就職に有利な資格とは?種類やアピール方法を紹介

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この記事のまとめ

  • 就職に有利になる資格は自分に合ったものを取得すると良い
  • 就活に有利になる資格を持っていると、ほかの志願者と差別化できる
  • 資格は就職活動のアピール要素の一つ
  • 有利になる資格取得のみでなく、就職活動の対策を行うことが大切

就職活動をする際に資格を取得しておくと有利だ、と耳にすることは多いでしょう。しかし、どのような資格でも有利になるというわけではありません。「自身が希望する職種に役立つ資格」「知識としてアピールできる資格」など、実用性のあるものを取得すると良いでしょう。具体的にどのような資格が高評価なのか解説していきます。

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資格を持っていると就職に有利?

資格は就職活動のアピール要素の一つです。資格を持っていると内定がもらえるというものではないことを押さえておくと良いでしょう。どのような場面で資格が有利なのか、以下で紹介していきます。

業務で使う資格は就職に有利になりやすい

業務に関係する資格を持っていると、基礎スキルを示せるので就職に有利になりやすいでしょう。
また、入社したあとに、業務で使う資格の取得が必須な企業もあるようです。そのため、必要な資格を持っているとアピール材料になるといえます。

資格を持っていることで熱意を示せる場合もある

志望する業界に関わる資格を持っていると仕事への興味を示せます。志望動機にも説得力がでるため、ほかの志願者との差別化を図れるでしょう。「志望動機はなぜ聞くの?会社側の意図と書き方を知ろう」で解説しているように、志望動機は採用で重視される項目です。また、資格をとるためには努力が必要なので、志望業界への熱意をアピールする材料として利用できるでしょう。

資格が就職に有利になるとは限らない

資格の取得が必須の職種を除き、就職活動では必ずしも資格を求められているわけではありません。厚生労働省の「『若年者の就職能力に関する実態調査』結果(2p)」によると、企業が採用時に重視する項目として「コミュニケーション能力」「基礎学力」「責任感」「積極性・外向性」があがっています。

重視する能力  
コミュニケーション能力 85.7%
基礎学力 70.8%
責任感 64.3%
積極性・外向性 59.5%
資格取得 56.3%
行動力・実行力 54.8%
ビジネスマナー 51.7%
向上心・探究心 42.2%

引用:厚生労働省「『若年者の就職能力に関する実態調査』結果(2p)

企業は入社後に活躍できる人材を求めているため、資格はひとつのアピール要素と捉えておくと良いでしょう。しかし、資格がポイントになることは事実です。興味のある業界があれば、業務に活かせる資格取得を目指すとよいでしょう。

参照元
厚生労働省
『若年者の就職能力に関する実態調査』結果

就職に有利な資格を取得する流れ

資格取得までの手順を解説していきます。正しい流れで資格取得を目指すと、時間や労力を無駄にせず済むでしょう。大切なのは、自分の就職活動で有利になる資格はなにかを考えることです。

1.興味のある資格を探す

興味のある業界に活かせる資格を探すことで、その業界について知る一歩になるでしょう。「みんなが取っている資格だから」「就職に役立ちそうだから」という理由で資格取得を目指すと、思うように勉強が進まない可能性があります。モチベーションが上がらず、動き出しに時間が掛かってしまうことも。また、就職活動で資格をアピールする際に、なぜその資格を取得したのかを説明できるようにしておくことが大切です。そのため、興味のある分野で有利になる資格を探すことがおすすめです。

2.難易度や受験の日程などの情報を集める

就職活動の日程と照らし合わせて、資格取得が現実的かどうかを確認します。目指したいと思った資格の難易度が高い場合、資格取得までに相当の時間を要することも。その場合、就職の時期が大幅に遅れ、「就職活動を有利にしたいはずが間に合わなかった…」という結果になりかねません。また、年間の試験回数が少ない資格は、タイミングによっては書類選考までに取得が難しい場合もあります。

・資格の難易度
・資格試験の日程
・資格の勉強方法
・合格通知はいつ届くか

以上の情報を集めて、就職活動までに取得できるのか確認しておくと良いでしょう。

3.資格取得までのスケジュールを立てる

資格取得が現実的と判断したあとは、試験日までのスケジュールを立てます。まずは、資格試験の日程と申込み期限を調べてから、資格取得に必要な勉強時間を逆算しましょう。アルバイトやプライベートの時間も踏まえて、毎日どのくらの時間を勉強に充てられるかを計算する必要があります。年に複数回試験が行われている場合、就職活動を開始する時期との兼ね合いを考えながら、いつ受験するかを決めると良いでしょう。また、資格取得後の就職活動で、どのようにアピールするかを考える時間を確保することも大切です。

就職で有利になりやすい資格

効率的に就職に有利な資格を取得する策を練るために、資格の種類を2つに分類して紹介します。

仕事内容に直結する就職に有利な資格

仕事で使えるスキルを示す資格を紹介します。職種に直結しているため、就きたい仕事を明確にしてから受験すると良いでしょう。

日商簿記

日商簿記は、企業や店舗のお金の流れを明らかにし、記録する技能を図る資格です。経理や財務などの職種で活かせます。日商簿記の活かし方やメリットなどは、「簿記は就職で役に立たない?資格の活かし方や就活で有利になるわけを紹介」で解説しているので、あわせて参考にしてください。

ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)

ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)は、税金や保険、年金などに関する幅広い知識を証明するための検定です。ライフプランニングを行う保険業務のほか、金融・不動産・コンサルティングなど、さまざまな業界での活躍が期待できます。人生の設計を行うお金の専門家です。ファイナンシャルプランナーとして企業へ就職する以外に、独立して活動する方法もあります。

宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産の売買や仲介をする際に必要な資格です。国家資格なので、不動産業界への就職やキャリアアップに関しても評価が高いでしょう。宅地建物取引士の仕事内容については、「宅建の仕事内容とは?事務でも働ける?資格の取得法も解説」で詳しく解説しています。不動産業界にとどまらず、住宅メーカーや金融業でも重宝される資格です。

MOS

MOSは、マイクロソフト社製のオフィスソフトの使用スキルを証明する国際資格です。WordやExcel、PowerPointなど、社会人として必須のパソコンスキルが身につきます。事務職や税理士事務所などオフィスソフトを使用する職種への就職に有利になる資格です。

知識やスキルをアピールできる就職に有利な資格

ここでは、資格取得までの努力や、基礎スキルをアピールできる資格を紹介します。

TOEIC

TOEICは、英語でのコミュニケーション能力を測る試験です。TOEICはスコアで評価され、990点満点中何点採れたかで英語力を示します。最近では、職種に関係なく試験を受けるよう義務付けている企業もあるようです。就職活動でTOEICをアピールする方法については、「TOEICは就職に有利?取得しておきたい点数やアピール方法を解説」で解説しています。

秘書検定

秘書検定の内容は、ビジネスシーンはもちろん日常でも使える知識が多くあります。冠婚葬祭、電話応対、ビジネス文書作成など、業務や人間関係が円滑に運ぶ知識とスキルを測る検定です。社会人としてのマナーやスキルが身につくので、営業職や接客などで活かせるでしょう。また、秘書検定を取得すると、未経験者も秘書として就職する際にアピールできます。秘書の仕事については、「秘書になるには?役立つスキルや向いているタイプとは」で解説しているので、興味のある方はあわせてご覧ください。

ITパスポート

IT業界において、基礎的な知識を習得していることを証明する国家資格がITパスポートです。情報技術そのものに携わりたい人だけでなく、情報技術を活用して働きたい方にも有効な資格といえます。「ITパスポートで就職が有利になる?資格や試験の概要を詳しく解説!!」では、ITパスポートの活用方法を紹介しているのでご参照ください。

ほかの就活生と差別化できて就職に有利な資格

難易度の高い資格を取得できれば、ほかの就活生との差別化を図れます。また、将来の活躍の幅を広げられるでしょう。就職活動までに余裕のある方は、差別化できる資格を目指してみるのも一つの手です。以下に紹介する資格で、自身のキャリアプランに見合うものがあれば、受験してみると就職で有利に働くでしょう。

行政書士

行政書士は行政と国民のパイプ役を担う国家資格です。「官公庁へ提出する書類作成」や「許認可申請の代理」「クライアントからの相談業務」などを行います。受験資格はなく、合格基準が明確なので比較的挑戦しやすい資格ではありますが、難関とされる資格の一つです。取得できれば、キャリアアップや独立を目指すことが可能。生活に密着した法律を学ぶので、普段の生活でも活かせる知識を得られます。

社会保険労務士

社会保険労務士は企業の人材に携わる国家資格です。資格試験は年1回、8月に実施されます。
企業を経営するために必要な要素として使われる「経営資源」という言葉。これには「ヒト、モノ、カネ、情報」があります。社会保険労務士はこのなかの「人」に関する専門家です。主に、「労働社会保険の手続き」「年金の相談業務」「労務管理の相談」などを行います。複雑な事務作業や事業主との話し合いが必要なため、計算能力やコミュニケーション能力なども求められるでしょう。

公認会計士

公認会計士は企業の「会計」に携わる資格です。独占業務である財務諸表監査や経理、会計コンサルティングなどさまざまな業務を行います。ビジネスにおいて、公認会計士の肩書は非常に強く社会的な信頼が厚いのが特徴です。

独占業務とは

独占業務とは、独占的にその業務に携われる資格です。資格がないとその仕事に携わることができません。たとえば、医師や行政書士、一級建築士などがこれにあたります。

志望業界ごとの就職に活かせる有利な資格

各業界で重宝される資格をご紹介します。取得しておけばキャリアアップを狙えるので、希望する業界の資格を検討してみてください。

不動産業界

宅地建物取引士やファイナンシャルプランナーを取得しておくと、就職に有利になるでしょう。前述したように、仕事に直結する資格なので、就職活動でアピールしやすいのも特徴です。また、宅建士とファイナンシャルプランナーの両方を取得しておくと、お客さまのライフプランに対応しながら重要事項説明ができます。就職先でのキャリアアップを目指すなら、どちらも取得できるように計画しておくと良いでしょう。

自動車業界

自動車整備士の資格があると、自動車業界の就職に活かせるでしょう。自動車整備士として働くには、国土交通省が行う自動車整備士技能検定に合格する必要があります。また、自動車整備士には受験資格があり、機械科の学校を卒業する方法と実務経験を積む方法の2種類です。自動車整備士は国家資格なので、取得できれば就職に有利に働くでしょう。

食品業界

食品業界への就職を目指す場合は、食品表示検定やQC検定を取得しておくと良いでしょう。
食品表示検定とは、食品表示に関わる知識の検定試験です。食の安全や安心の向上のため、食品情報を正しく示す能力を養います。食品生産やスーパーへの就職に有利になるでしょう。
QC検定は、品質管理の知識についての試験です。毎年3月と9月の2回実施されます。食品メーカーで働きたい場合、3級か4級を取得しておくと基礎知識があることを証明できるでしょう。

小売業界

小売業界では、販売士や登録販売者の資格を取得しておくと就職に有利でしょう。
販売士では、流通・小売業の知識から経営に関わる高度な知識までを身につけられる資格です。接客の基礎知識や売場管理能力が養われるので、デパートや専門店の販売員や売場責任者、流通・小売業界で働きたい人に役立ちます。
登録販売者は、ドラックストアや薬局などで活躍する医薬品販売の資格です。登録販売者がいることで、第二類・第三類医薬品の販売ができるので企業からのニーズが高い資格だといえます。

通信・ソフトウェア業界

基本情報技術者試験やITパスポートなどを取得しておくと、通信・ソフトウェア業界で活かせるでしょう。基本情報技術者試験は、ITエンジニアに必要な基礎知識や実践能力を示す国家資格です。コンピューターサイエンスや経営戦略など、広範囲の基礎知識を勉強する必要があります。そのため、この試験に合格すれば、IT関連の基礎知識や技術を身につけている証明になるでしょう。ITパスポートについては「ITパスポートで就職が有利になる?資格や試験の概要を詳しく解説!!」で詳しく解説しています。ITパスポートもIT分野の基礎知識を証明するための国家資格です。

就職に有利な資格の効果的なアピール方法

どのように伝えれば資格が就職に有利になるのか解説します。資格取得を効果的にアピールして就職活動を進めましょう。

資格取得の目的を明確に説明する

「このような業務に携わり貢献したいために、この資格を取得した」と言えるよう、目的を定めることが大切です。目標は後付けでも大丈夫。明確さを打ち出すことで評価されるでしょう。

取得の過程で行った工夫や努力を伝える

努力ができる人物だとアピールするために、資格取得にあたって工夫したことを述べるのも効果的です。資格取得までの過程を明確にすることで、計画力や目標達成力などを評価されるでしょう。また、勉強時間やスケジュールなど具体的な数字を示すと説得力が増します。

入社後どのように活かしたいかを伝える

入社後、資格やスキルをどのように活用し貢献できるかをアピールしましょう。たとえば、「語学力を活かして、海外との架け橋になりたい」「マナー知識を活かし、丁寧な接客を心掛けたい」などが挙げられます。入社後のビジョンを伝えることが大切です。

就職活動で資格を記載するときに気をつけること

持っている資格をとりあえず記載すれば就職に有利になるというわけではありません。企業が求めるスキルやレベルを把握しておくと良いでしょう。履歴書やESに記載するときの注意点を解説していきます。就職で有効的に資格を使えるよう確認してください。

企業が求めるレベルの資格を記載する

企業の募集要項を確認し、資格の基準をチェックしておきましょう。たとえば、募集要項に簿記検定2級以上とある場合、「日本商工会議所簿記検定3級」を記載しても就職に有利になりません。企業の求める基準に達していない資格は、「2級に挑戦する予定がある」ことを伝えると意欲を示せるでしょう。

勉強している資格も記載する

面接の時点で資格取得には至っておらず、勉強中の場合でも記載できます。その際は、「●月●日に受験」あるいは「●月ころ取得予定」などを記載しましょう。

有効期限を確認する

有効期限が切れると資格として扱われなくなります。そのため、以前に取得した資格については、期限が切れていないかを必ずチェックしてください。企業から資格証明の書類を提出するよう求められる可能性もあります。

有利になる資格より就職活動を重視しよう

冒頭でも述べたように、資格は一つのアピール要素です。仕事で使いたいと思える資格を探して、現実的なスケジュールを立てましょう。資格取得に力を入れ過ぎて就職活動を疎かにしてしまっては元も子もありません。就職活動の際は、企業選びの軸や自分の価値観を理解する、インターンシップに参加するなども役立つ行動だといえます。就職活動は疎かにせず、加点要素として資格取得を目指すと良いでしょう。

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就職に有利な資格に関するFAQ

就職に有利な資格について想定される疑問にお答えします。

どんな資格があると就職に有利ですか?

業務で使う資格を持っていると就職に有利に使えるでしょう。具体的にはTOEICや日商簿記など。業務に必要な基礎的な知識を示せるほか、資格取得までの計画性を評価されるはずです。就職に有利になる資格についてこのコラム「就職で有利になりやすい資格」で解説しています。

文系の就職に有利な資格は?

文系の方には法律や事務系の資格がおすすめです。簿記や秘書検定など、比較的受験しやすい資格を目指すと就職活動のときのアピール材料に使えるでしょう。「簿記ってどんな資格?保持するメリットと活用できる仕事」で簿記について解説しています。

理系の就職に有利な資格は?

理系と一口に言っても学部によって学ぶ内容はさまざまです。情報系の資格や数学系の資格など自身の専攻にあったものを選ぶと良いでしょう。情報系には「ITパスポート」数学系には「アクチュアリー試験」などがあります。

中卒も取れる資格で就職に有利なものはありますか?

一部の資格を除いて、資格の受験に学歴は関係ありません。そのため、興味のある業界があれば関連した資格を目指してみると良いでしょう。しかし、資格がなくても就職することが可能です。早めに就職し、実践でスキルをつけていくこともおすすめ。中卒で就職活動に不安のある方は、ぜひハタラクティブにお問い合わせください。若年層の方に向けた求人をご紹介します。

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