面接で特技を聞かれたら?見つからない場合の対処法と答え方を紹介

面接で特技を聞かれたら?見つからない場合の対処法と答え方を紹介の画像

この記事のまとめ

  • 企業が面接で特技を聞くのは人柄や適性を見るため
  • 面接で趣味・特技を聞かれたら、具体例とともに答えるのがコツ
  • 面接で答えるのは学生時代の経験や仕事に活かせる特技がおすすめ
  • どうしても見つからない場合は、自身の生活や経験を振り返ってみる

面接で「特技は何ですか」と聞かれたとき、どう答えたら良いか悩む方もいるでしょう。また、「自分の特技が分からない」という方も多いと思います。趣味や特技は面接の雰囲気を左右するだけでなく、アピールポイントにつながる重要な質問です。このコラムでは、特技が面接で聞かれる理由や就活で使える特技一覧、見つからない場合の対処法を詳しく解説しています。聞かれたときの効果的な回答の仕方も紹介しているので、ぜひご一読ください。

こんなお悩みありませんか?
例えば
  • 向いてる仕事なんてあるのかな?
  • 避けたいことはあるけれど、
  • やりたいことが分からない・・・
私たちは「やりたいこと」から一緒に探します!
ハタラビット

ハタラクティブは
20代に特化した
就職支援サービスです

\もう学歴・経歴に困らない!/

まずは会社選びの参考に

性格でわかる

自分に合った長く働ける職種
未経験でも受かりやすい職種がわかる!

さっそく診断スタート

所要時間30

面接で趣味・特技を聞かれる理由とは?

特技について考える前に、まずは面接官が質問をする意図を解説します。なぜ面接で趣味や特技を聞かれるのか把握しておきましょう。

人柄を見るため

趣味や特技を聞くことで、応募者の人柄を把握する企業は多いでしょう。特技には性格や個性、素質などが表れやすく、プライベートな部分を知ることができるからです。
たとえばスポーツが特技であれば、アクティブな性格や運動能力が面接官に評価されることも。応募先企業に合った答え方をすることで、アピールポイントの一つにできます。

自社への適性を見るため

社風や仕事内容への適正を見る目的で質問していることもあります。
趣味・特技は、その人が長い時間を費やして取り組んでいる場合が多いため、取り組み方や捉え方から仕事に対する意識や適性をチェックする材料になるでしょう。

説明能力を見るため

社会に出てからは、伝えたいことを的確に説明できるスキルが求められます。自分が得意なことはたくさん話してしまいがちですが、まとまりのない説明だと面接官に伝わりません。質問されたらただ伝えるのではなく、要点をまとめて分かりやすく説明しましょう。趣味特技のやり取りから、説明能力があるのかを判断している可能性があります。

アイスブレイクのため

趣味特技を聞くことを、応募者の緊張を解くためのアイスブレイクとして活用していることもあります。緊張をほぐすと、普段の姿や自然な回答を引き出せます。緊張状態や万全に準備した回答ではなく、応募者が自然体で回答できる雰囲気を作れば本音を確認できるためです。

面接では、特技以外にも多くの質問をされます。「面接でよくある質問事項とは?」のコラムを参考に、質問を想定して事前に回答を準備しておくのがおすすめです。

未経験OK多数!求人を見てみる

面接で趣味・特技を聞かれたときの答え方

面接で趣味や特技について質問された場合は、「特技や趣味をはっきりと伝える」「具体的なエピソードを伝える」「今後の社会人生活でどのように活かしたいか伝える」を意識し、簡潔にまとめて答えるようにしてください。

特技や趣味をはっきりと伝える

趣味・特技に限ったことではなく、面接では結論から話し始めるのが鉄則。最初にはっきりと言い切ることで、あとの内容が相手に伝わりやすくなる効果が期待できるからです。「私は△年✕✕を続けていて、その経験から~~。なので私の特技は△△です」という話し方では、特技が明確に伝わらない可能性があります。

具体的なエピソードを伝える

趣味や特技を伝えても、根拠を述べないと説得力に欠けてしまいます。長々と話す必要はありませんが、「なぜ趣味・特技といえるのか」「なぜ趣味・特技を始めたのか」などを盛り込みましょう。

今後の社会人生活でどのように活かしたいか伝える

企業は趣味や特技から、応募者の人柄や仕事に対する意欲を確認しています。そのため、趣味や特技が仕事に活かせるアピールは非常に効果的。「10年間続けている早朝ランニングは体力づくりだけでなく、物事を考える貴重な時間となっています。入社後も継続し、リフレッシュした頭で業務に取り組んでいきたいです」のように、趣味・特技がどのように業務に生かせるかを伝えましょう。

面接で答える特技の例文

「特技は料理です。栄養バランスを考えて毎日自炊するようにしています。手際良く作れるように、食材の切り方や調理器具の置き方などを工夫しています。また、週末にはレシピを見ながら新しい料理に挑戦するのも好きです。入社後は料理で得た探求心や段取り力を、業務に活かしていきたいと思います。」

例文は「特技の例文と一覧を紹介!履歴書や面接で自己PRにつなげる方法とは」でもご紹介していますのでご覧ください。

趣味や特技の効果的な伝え方は、応募先企業の業種や社風によっても異なります。コミュニケーション能力や体力、集中力などは、多くの趣味や特技に共通する要素です。企業にアピールしやすい能力でもあるため、ぜひ今後の働き方と絡めて伝えてみてください。

就活で使える特技一覧と例文

次に、おすすめの特技をご紹介します。例を種類別に一覧にしているので、「特技がない」とお悩みの方は参考にしてください。

学生時代に経験したこと

学生時代に頑張ったことや得意だったことが、特技になるかもしれません。所属していた部活や得意科目などから、アピールポイントになるものを探してみてください。

スポーツ

「中学から10年間サッカーを続けています。現在は地域のクラブにも所属しており、人脈構築のきっかけにもなっています」

書道

「幼少期から書道を続けており、現在三段を取得しています。字を書く機会は減っているため、現在も定期的に教室に通っています」

プログラミング

「高校でプログラミング部に入り、自分で作成したアプリを販売、△△円の売上を立てたこともあります」

写真

「高校から写真を始め、コンクールで入選した経験もあります。写真を取るために全国を回るなど、行動力も身につきました」

数回の経験や短期間で辞めてしまった部活は説得力のあるエピソードを用意できず、特技とは言いにくいです。古すぎるものもNGなので、中学校以降の経験から探すようにしてください。

日常生活のなかで仕事に活かせそうなこと

何気なく毎日行っている行動も、他人から見れば特技になる可能性があります。また、そのなかでも仕事に活かせそうなことを答えると好アピールにつながるでしょう。

△年続けていること

「私の特技はピアノです。5歳から続けており、中学校や高校の合唱コンクールでは伴走者として推薦してもらいました。最近はストリートピアノで演奏することも多く、周りの人たちに拍手をいただけることが喜びです」

車の運転

「私は19歳で車の免許を取得しました。友人や家族から、私の運転は酔いにくく乗っていて安心すると褒められます」

掃除

「私の特技は掃除です。朝の日課としているほか、月に1度はエアコンや換気扇もしっかりと掃除します。また、整理整頓も得意です」

情報収集

「私は情報収集が得意です。気になる事柄があればインターネットを中心に情報を集めるのですが、検索のコツやポイントをおさえて短時間で周囲より多くのソースを見つけられます」

アピールを狙うなら、応募先企業に合わせて選ぶのがおすすめです。また、コミュニケーション能力が評価されるものなど、あらゆる業種に対応できる特技を選んでも良いでしょう。
企業や社風によっては、個性的な特技がアピールポイントになることもあります。ほかの人と被らない特技で面接官にアピールしたい方は「面接で面白い特技を聞かれたら?就活に活かせる例文も紹介」のコラムも参考になるでしょう。

まずは会社選びの参考に

性格でわかる

自分に合った長く働ける職種
未経験でも受かりやすい職種がわかる!

さっそく診断スタート

所要時間30

面接で避けるべき特技と回答

特技が直接選考結果に影響することは基本的にないものの、回答によっては評価が下がることもあるので注意しましょう。特技の質問でやってはいけない4つの回答を解説します。

嘘をつく

自分を良く見せたいからといって、嘘を伝えるのはNGです。その場しのぎの嘘をついても、面接官に深掘りされればすぐに見抜かれます。仮に面接で見抜かれなくても、入社後に嘘が分かってしまう恐れもあるでしょう。信用を失うことになるため、嘘や話を盛るのは避けるようにしてください。

マイナスイメージのある特技を選ぶ

下記のようなものはマイナスイメージになりやすいので、選ばないほうが良いでしょう。

・競馬やパチンコなどのギャンブル
・飲酒
・政治や宗教など考え方に差が出るもの
・転売やハッキングなど犯罪を連想させるもの

面接の場に適さない話題について話すと、企業が「採用しても大丈夫なのか」と不安に感じる恐れがあります。面接官にどう受け取られるか分からないので、ネガティブな印象を与えそうなものは選ばないのが賢明です。

自分に負荷がかかる特技を選ぶ

クレーム対応や徹夜など、自分にとって負荷がかかるような特技もおすすめできません。面接官は人柄を見ているので、ストレス耐性をアピールしても逆効果になります。徹夜が得意だと伝えると、自己管理ができない人だと判断されることもあるでしょう。あなたが興味のあることや明るい話題でアピールするようにしてください。

「特にありません」と答える

特技がないからといって、「特にありません」と答えるのも避けましょう。「ない」と答えてしまうと、意欲のなさやネガティブな印象を面接官に与えてしまう恐れがあります。アピールチャンスになる質問なので、事前に探して面接対策をしておきましょう。

趣味・特技がない場合の対処法は?

「趣味・特技を探してみたものの、なかなか見つからない…」という方は、以下の3つの対処法を試してみてください。

身近な人に聞いてみる

自分のことがよく分からなかったり、回答に自信がなかったりするのであれば、ぜひ身近な人に客観的な意見を求めてみましょう。自分では「特技と言えるほどのことではない」と感じていても、周囲の人からすると、「立派な特技」ということも。自分に自信が持てない人には、特におすすめです。

自身の生活を振り返ってみる

趣味や特技は、日々の生活の中に隠れているもの。前述したように日々の行動が特技になることもありえます。ぜひ、自身の生活を振り返ってみましょう。毎朝何時に起きて、何をしているのか、どんなことをするときに「楽しい」と感じるのか、丁寧にメモしていくと、アピールポイントが見つかるはずです。

これまでの経験を振り返ってみる

これまでの経験を振り返ってみるのも効果的です。熱中したことや頑張ってこれたことがあれば、就活でアピールポイントにならないか考えてみてください。成功体験を得たり、評価や感謝をされたりしたものから選んでも良いでしょう。どうしても趣味・特技が見つからない場合は、「今△△に興味を持っていて、今後特技にしていきたいと考えている」と伝えるのもおすすめです。実際に今取り組んでいる内容もあわせて伝えることで、説得力のある回答になるでしょう。

「趣味・特技がない」という就活生・転職希望者は多いですが、視点を変えれば案外簡単に見つかるもの。まずは、自分が生活する中でルーティンにしていること、好きなことを整理してみてください。特技の見つけ方については「特技の見つけ方とは?履歴書や面接で好印象を与える方法」でも解説しています。

まずは会社選びの参考に

性格でわかる

自分に合った長く働ける職種
未経験でも受かりやすい職種がわかる!

さっそく診断スタート

所要時間30

面接に不安のある方はエージェントの利用がおすすめ

どうしても特技が見つからないときは、就活のプロに相談するのがおすすめです。エージェントを利用して担当アドバイザーと面談を行ってみましょう。これまでの経験や人柄、日々の過ごし方を丁寧にヒアリングしてくれるので、自分では気付けない特技や強みが見つかるきっかけになるはずです。

20代特化型エージェントのハタラクティブでは、面接対策や履歴書の書き方などのフォローを行っています。求職者一人ひとりに専任の就活アドバイザーがつくため、細やかな対応が可能。就職・転職エージェントの利用が初めてという方もご安心ください。

また、これから正社員を目指したいフリーターの方、就職・転職活動が初めての大学中退や第二新卒の方など、ご希望に合わせて幅広い正社員求人をご紹介します。職歴や学歴に不安があっても大丈夫。未経験歓迎や経験・学歴不問の求人も多く扱っています。まずは一度、お気軽にお問い合わせください。

面接や特技に関するFAQ

ここでは、面接や特技にまつわる疑問をQ&A形式でお答えしていきます。

特技の内容は評価対象になる?

特技の内容そのものは評価対象になりません。面接官は応募者の人柄や適性を見ているので、重要なのは特技をアピールポイントにつなげられるかどうか。ただし、ギャンブルや犯罪を連想させるものなど、ネガティブな印象を与える特技は評価を下げる恐れがあります。このコラムの「面接で避けるべき特技と回答」でも解説してるので、チェックしておきましょう。

面接で特技を質問されたら、嘘でも答えるべき?

「特にありません」と答えるのは避けたいですが、嘘をつくのもNGです。面接官に深掘りされれば矛盾が生じて、すぐに見抜かれてしまうでしょう。特技は特別なものでなくても良いので、正直に答えるようにしてください。そのためには、事前の準備が必要です。

履歴書に書ける特技がない場合はどうすれば良い?

履歴書に書けるものがなくても、空欄や「特になし」と記載するのは避けるようにしてください。趣味・特技はアピールポイントになる項目です。あなたが好きなことや人より得意なことなどの中から、仕事に役立ちそうなものを選んで書いていきましょう。
特技の見つけ方や履歴書への書き方については、「履歴書の特技の書き方は?趣味との違いと特にないときの対処法」のコラムも参考になります。

ハタラクティブ
のサービスについて

こんな人におすすめ
  • 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
  • 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
  • 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方

ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。

※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数

この記事に関連するタグ