特技の例文と一覧を紹介!履歴書や面接で自己PRにつなげる方法とは

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この記事のまとめ

  • 企業は応募者の人柄を知るために特技を質問してくる
  • 特技を紹介することで自分の内面を伝え面接官との距離を縮められる
  • 特技が見つからなときは何気ない習慣を振り返ってみよう
  • 自己PRにつながる特技の例文や仕事に直結する特技の例文を参考にしよう
  • 特技をアピールするときは企業研究を行い企業が求める人物像を明確にしよう

「特技の例文を参考にして履歴書を書きたい」という方に向けて、特技の一覧や具体的な伝え方を紹介します。就活・転職活動でよく聞かれる「特技」には、企業に自分の人柄や能力を伝える役割があり、力を入れて内容を考えたい項目です。コラムでは、特技がない人が特技を見つけるヒント、特技を伝える際に工夫したいポイントを解説するので、これから選考に臨む方はぜひご覧ください。

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「特技」と「趣味」は違う?

履歴書やESには、「趣味・特技」を記載する欄がありますが、趣味と特技を書き分ける場合は、両者の違いを知っておきましょう。

まず、特技とはその人が持つ特別な技能を表す言葉です。簡単に言えば、「人よりうまくできる」「アピールできるポイントがある」といったものは、特技に該当します。
一方、趣味は専門的に取り組むのではなく楽しみとして好むものを指しており、時間を忘れて熱中できる事柄は趣味に該当するでしょう。人によっては、趣味の分野でスキルが高まり、特技にもなっているパターンもあります。

面接や履歴書で「特技」を聞かれるのはどうして?

ここでは、就活で提出する履歴書やES、面接の場面でなぜ特技を問われるのかを解説します。就活でアピールする特技を考える前に、まずは企業側の意図を確認していきましょう。

人柄を見ている

企業は特技や趣味から、応募者の人柄を確かめています。たとえば、野外活動が得意な人はアクティブな印象になり、細かな作業が得意な人は「几帳面な性格をしてる」というイメージを持たれやすいでしょう。就活で問われる特技は、仕事内容や自社の社風との相性を確かめるための判断基準の一つになっていると考えられます。

志望度を見ている

企業によっては、特技を通して自社への熱意を判断しています。実際に、企業が展開する事業や応募する職種で活かせる特技を答えると、「自社への志望度が高い」と評価されることも。無理に仕事に関連する特技を答える必要はありませんが、仕事につながる特技があれば積極的にアピールしましょう。

アイスブレイクの材料になる

面接でのアイスブレイクの一環として、特技や趣味が問われることもあります。面接官は特技をはじめとする仕事に直接関係のない話題を挟むことで、応募者の緊張感をほぐそうとするからです。履歴書やESに記載した特技をもとに話題を振られることが予想されるので、応募書類には深掘りされても答えられる特技を記入しましょう。

面接や履歴書で特技を伝えるメリット

企業が特技を聞く意図からも分かるように、履歴書やES、面接で特技を伝えることにはメリットがあります。履歴書の特技欄に「なし」と書いてしまう人もいますが、メリットを把握しできるだけ自分の特技を記載するようにしましょう。ここでは、特技を伝えることで得られるメリットを紹介します。

自分の内面を伝えられる

特技を伝えることで、企業に対して自分の内面を伝えられます。特技には、その人の性格や得意分野が現れるので、採用担当者の印象に残りやすくなるでしょう。企業によっては、書類選考や面接で魅力度が近い応募者が複数いた場合、最後は担当者の印象に残った応募者を選ぶこともあります。

採用担当者との距離を縮められる

面接では、履歴書やESに記載した特技の話題が盛り上がって、採用担当者との距離を縮められることがあります。雑談が盛り上がれば面接の緊張感がほぐれ、その後のやりとりにも良い影響を及ぼすでしょう。

「特技」の見つけ方

自分の特技がすぐに思いつかないという方は、趣味や得意なことから特技を探してみましょう。自分では特技と思っていなかったことでも、視点を変えて考えると特技としてアピールできる可能性があります。

何気ないことも特技になる

たとえば、掃除や洗濯、料理などの家事といった日常の何気ないことでも、特技として回答できます。人より熱心に取り組んでいることや自分の習慣、休みの日によくやっていることを振り返り、特技として紹介できないか考えてみましょう。

具体的な例文を挙げると、「特技はお風呂掃除です。細かい汚れに気づくのが得意なので、見えないところまできれいに掃除できます」というように、ちょっとした説明を加えることで日常的な家事を特技として紹介できます。

特技の見つけ方は、「特技の見つけ方とは?履歴書や面接で好印象を与える方法」のコラムでも紹介しているので参考にしてください。

特技欄がない履歴書を選ぶ方法もあり

特技がなくて困っているときは、最終手段として特技欄がない履歴書を選ぶ方法があります。ただ、特技や趣味は面接で聞かれることもあるので、ある程度回答の準備をしておく必要はあるでしょう。
また、前述したように、特技を記載することで採用担当者の印象に残ったり、面接の場が盛り上がったりするメリットは大きいため、できれば自分の習慣や生活を振り返って特技を見つけるのがおすすめです。履歴書の選び方については、「履歴書を書く前に。自分に有利な履歴書の様式を知ろう」で詳しい情報を紹介しています。

採用担当者の興味を惹くおすすめの「特技」って?

次に、採用担当者の興味を惹くおすすめの特技を紹介します。「これといって思い当たる特技がない」という人は、これから紹介する特技や例文を参考にしてください。

応募する業界・職種を連想させる特技

就活で紹介する特技の選び方として、志望する業界や企業、職種に関連する特技を選ぶと、業務を行う上での能力や適性をアピールできます。たとえば、IT業界であれば、PCの自作やプログラミングなど、IT機器や技術に関連する特技が仕事に直結するスキルとして評価されるでしょう。

仕事上の強みとなる特技

業界や職種に特化していなくても、あらゆる仕事に共通して役立つ特技もあります。たとえば、人の顔を覚える特技や誰とでも仲良くなれる特技があれば、社内外で円滑にコミュニケーションをとれることをアピールできます。早寝早起きなどの体調管理に関する特技では、生活習慣が整っていて仕事に支障がないことをアピールできるでしょう。

印象に残る特技

採用担当者の印象に残るためには、珍しい特技を紹介するのがおすすめです。ユニークな特技は面接でのアイスブレイクにも使われやすく、雑談で面接本番の緊張をほぐせる可能性も。たとえば、「利き酒ができる」「俳句をつくれる」「似顔絵が描ける」といった特技は採用担当者が詳しく話を聞いてみたくなると考えられます。また、語学やスポーツに関する特技を回答する人は多いですが、珍しい言語や競技人口が少ないスポーツを特技として紹介できれば、より印象に残りやすくなるでしょう。

ほかの方法としては、自分のイメージとギャップのある特技を紹介すると相手に強い印象を残せます。たとえば、体育会系の人が書道や将棋といった文化系の特技を紹介したり、大人しそうな人が野外活動やスポーツ系の特技を挙げたりすると、「そういう一面もあるのだな」という印象を残せます。

そのほかの特技の一覧

ここでは、就活でアピールしやすい特技の一覧を紹介するので、自分に当てはまるものがないか探してみましょう。

・スポーツ関連
・登山
・乗馬
・サイクリング
・写真
・書道
・茶道
・楽器
・歌
・作曲
・ダンス
・車の運転
・絵画
・工作
・DIY
・ヘアメイク
・旅行
・散歩
・地図を読める
・プログラミング
・手話
・点字
・料理
・掃除
・整理整頓
・節約
・絵画
・陶芸
・写真撮影
・動画編集
・折り紙
・昆虫採集

就活でこれらの特技を紹介するときは、伝え方も大切です。たとえば、「散歩」であれば、「地理を調べながら歩くのが得意」「散歩を通して街の歴史をよく知っている」といったように、より具体的なエピソードを加えれば、印象に残る特技として伝えられます。

自己PRにつながる特技の例文

ここからは、自己PRにつながる特技の例文を紹介します。

仕事につながる特技をアピールする場合の例文

「特技は空手です。小学3年生から空手をはじめ、中学・高校は空手部に所属し、空手2段を取得しました。得意技は回し蹴りで、足腰の強さには自信があります」

→営業関係の職種を希望している場合は、フットワークの軽さや体力面の強さをアピールすることができるでしょう。

「特技は整理整頓です。家の中で何をどこにしまえば使い勝手が良いかを常に考え、家族全員が使いやすい配置を工夫しています」

→整理整頓の能力は、仕事上で書類を整理する際に活かせます。店舗で働く場合は、仕事に使う道具や商品をスタッフやお客さまが見やすい状態に整え、快適な空間をつくる力をアピールできるでしょう。

強みとなる特技をアピールする場合

「特技は英語です。大学在学中にアメリカのカリフォルニア州に1年間留学し、本場の英語を学ぶ経験をしました。帰国後にTOEICの試験で785点を取得し、現在はビジネス英会話を本格的に学びつつ、900点以上のスコアアップを目指しています」

→仕事に直結する特技と特技を習得した背景を伝えており、特技を仕事に活かす姿を連想しやすい例文です。留まることなく目標を持ち続けている姿勢も伝わるため、向上心が評価される可能性もあるでしょう。

「特技はプログラミングです。今までに、PHPやJavaScriptを習得しており、今後も仕事で活かせる新しい言語を積極的に習得していきたいと考えています」

→プログラミングはプログラマーやエンジニアといった職種で役立つスキルです。習得した言語の具体例もあるため、企業側は応募者がどういったスキルを持っているのかすぐにイメージできます。

趣味や好きなことを特技としてアピールする場合

「特技は料理です。家にある材料を使って作るオリジナルの節約料理が得意ですが、本格的な和食や中華料理、パン作りなど、レシピに沿って一つひとつの工程を確認しながら料理をすることも得意です。

→上記の例文では、臨機応変な作業ができると同時に、決まった工程に沿って作業を進める力があることもアピールできています。

「特技は趣味で始めたキャンプです。最近では、『キャンプエキスパート』という資格を取得し、テントの設営方法や灯りの扱い方を人に教えられるまでになりました」

→趣味を極めて資格まで取得していることから、興味を持ったことに熱意を持って取り組む姿勢が伝わります。珍しい資格は採用担当者の印象に残るので、具体的な資格名を挙げるのがポイントです。

仕事への活かし方を伝える特技の例文

仕事に直結する特技がある場合、仕事への活かし方を直接伝えるのが効果的です。特技を仕事に活かせることを説明をすると、入社意欲のアピールにもなり、「自社への志望度が高い」という評価につながります。以下で具体的な例文を紹介するので、参考にしてください。

「特技は野球です。小学校から大学までチームに所属してプレーしており、大学では部長を務めました。入社後は部長としてチームのメンバーをまとめた経験を活かし、リーダーシップを発揮して現場を牽引する人材として活躍したいです」

「特技は絵を描くことです。動植物の絵を描いてSNSに投稿し、閲覧者からもらったアドバイスを次の創作に役立てています。仕事でも、第三者の助言を素直に受け入れる姿勢を活かして、必要なスキルを柔軟に吸収していきたいです」

「特技は料理です。段取りを考えて効率よく調理するのが得意で、あまり時間がとれない日でも栄養バランスを考えた料理を一食に3品ほど作っています。入社後は料理で身につけた段取り力を活かし、複数の業務が重なったときも効率良く対応できるよう頑張ります」

一見仕事と関係のない特技でも、取り組むときの姿勢を分析することで仕事に活かす方法が見つかる可能性があります。特技をアピールにつなげたい場合は、応募先の事業や業務内容をよく調べ、自分がその会社で働いている姿をイメージできるような説明を付け加えると良いでしょう。

注意が必要な特技

就活で回答する特技は基本的に自由ですが、以下に紹介する特技はマイナスの印象を持たれる可能性があるので気をつけましょう。

ギャンブルに関わる特技

パチンコや競馬、競輪など、ギャンブルに関わる特技は、「仕事においてもリスクが大きい判断をするかもしれない」という印象を持たれやすく、関連する業界でない限りは特技として紹介しないのが賢明です。

犯罪を連想させる特技

ピッキングやハッキング、転売などの犯罪を連想される特技も、「社会的な常識がなく信用できない」という印象を与えるので避けましょう。

人によって考え方に差が出る特技

宗教や政治といった人によって考え方に差が出やすい話題は、就活では避けた方が良いでしょう「世界の宗教について調べるのが好き」といった全般的な話題は問題ありませんが、特定の宗教・政治団体への言及は避けてください。

自信過剰に聞こえる特技

「絶対に誰とでも親しくなれる」というように、過度な自信が感じられる表現は控えるのが良いでしょう。前述の例文だと、「絶対に」という表現があることで「自分を客観的に見られていないのでは?」「自信過剰で相手の気持ちを考えない人物かもしれない」という印象を持たれる可能性があります。

仕事への影響に不安を持たれる特技

「お酒が好きでいくらでも飲める」「3日続けて徹夜できる」といった特技は、「自己管理能力がなく仕事に支障をきたすのでは?」という疑いを持たれる恐れがあります。体力に自信があることを伝えるのは問題ありませんが、例文のように徹夜をするのが得意というと「スケジュール管理ができない人」という印象になるので注意しましょう。

履歴書への特技の書き方に関する疑問

ここでは履歴書に特技を書く際にありがちな疑問を解消していきます。

「趣味・特技」欄は分けて書くべき?

多くの履歴書では、趣味と特技を記載する欄は一つにまとまっています。そのため、「特技と趣味は分けて書くべき?」と思う人がいるでしょう。この場合、趣味と特技はそれぞれ分けて書いても、どちらかだけを記載しても問題ありません。

気をつけたいのは、企業の印象に残りたいからと複数の趣味や特技を記載すると、かえって内容が読み手の記憶に残らなくなってしまうことです。趣味・特技を分けて書く場合も、数はそれぞれ一つずつにするのがおすすめです。

複数の特技を書きたいときは?

それでも複数の特技を書きたい場合は、箇条書きにして読み手が見やすいように工夫しましょう。以下に例文を紹介します。

・書道(小学生から書道を続けており、「硬筆・毛筆書写技能検定」の資格を取得しています)
・料理(中華料理が得意でよく友人に振る舞っています)

履歴書に特技を記載する際は、()を使って簡潔に説明することで見やすい文面に仕上がります。履歴書のほかの項目の書き方を知りたい方は、「履歴書の書き方は?職歴や志望動機が思いつかないときの対処法も解説」を参考にしてください。

特技を伝えるときは企業研究を行うことも大切

仕事で活かせる特技を伝えたい場合は、事前に企業研究を行うことが大切です。企業の社風や事業内容、仕事内容が分かれば、特技をどうやってアピールするべきか方向性が見えてくるでしょう。

企業研究のやり方

企業の情報を集めるには、企業のWebサイトやブログ、SNSを閲覧しましょう。中途採用に応募する場合も、内容が充実した新卒向けの採用ページの情報は参考になります。企業によっては働く社員の声を掲載している場合もあるので、会社の雰囲気を理解するのに役立つでしょう。また、求人の募集要項をよく確認し、企業がどんな人材を求めているかを把握することも重要です。

特技を考える際に限らず、就職・転職活動では企業の情報を集めて自分との相性を確かめることが大切になります。自己PRや志望動機を伝える際も、企業が求める人物像を把握しておくと効果的なアピールができるでしょう。

「一人で企業の情報を集めるのが難しい」「特技の回答方法を含めて選考対策を指導してほしい」という方は、就職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは求職者の希望を聞き取ったうえで、その方の適性に合う企業の紹介を行っています。応募書類の作成指導や模擬面接でもサポートするので、アドバイザーと一緒に内定獲得を目指しましょう。

就活で聞かれる特技に関するFAQ

就活では特技を聞かれる場面がありますが、何と答えるのが良いか分からないという方も多いでしょう。ここでは、特技にまつわる疑問をQ&A形式で解消していきます。

特技はなぜ聞かれるの?

企業は応募者の人柄を知るために特技を聞くことがあるようです。また、面接でのアイスブレイクの材料にするために特技を聞かれる場合もあります。特技が聞かれる理由は、コラムの「面接や履歴書で「特技」を聞かれるのはどうして?」で詳しく解説しているので参考にしてください。

特技欄に「なし」と書くのはダメ?

特技を通して人柄や価値観、仕事に活かせる能力をアピールできるので、「なし」と書くのは避けた方が良いでしょう。履歴書は趣味と特技の欄が一つになっていることが多いので、特技が思いつかない場合は趣味だけを記載してもOKです。書類の書き方に自信がない場合は、ハタラクティブのアドバイザーにご相談ください。

就活ではどんなことを特技として回答できる?

スポーツや料理、節約、動画編集など、さまざまな特技を回答できます。特技が複数ある場合は、自分のイメージとギャップがある趣味を選ぶと担当者の印象に残りやすいでしょう。また、仕事に直結する特技は企業の目に留まりやすいので積極的にアピールしてください。

特技が見つからないときはどうすれば良い?

人からうまいと言われたことや、休日によく行っていること、生活の中で習慣になっていることを考えてみましょう。「早起き」や「整理整頓」といった何気ない習慣も特技として伝えられます。特技の見つけ方については、このコラムの「『特技』の見つけ方」も参考になります。

言わない方が良い特技はある?

競馬やパチンコなどのギャンブルや、ハッキングや転売といった犯罪を連想させる特技は就活の場では紹介しない方が良いでしょう。また、宗教や政治などの人によって考え方に差が出る話題も選考の場では避けるのが賢明です。