就活で趣味を聞かれたら?知っておきたいノウハウ

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この記事のまとめ

  • 趣味欄は採用に直接関わるものではないが、応募者の人柄を見るためにある
  • 嘘はNG。正直に、自分のアピールとなりそうな趣味を伝えよう
  • 空欄や特になしは避ける。日常の中の楽しみを探して何か書くことが大切
  • どうしても浮かばないなら、いっそ趣味欄のない履歴書を選んでもOK

履歴書やエントリーシートに書いたり、面接で聞かれたり、就活中は自分の趣味を伝える場面が多いです。ありのままに答えるのもいいですが、せっかくなら印象に残る内容にしたいと考える人もいるでしょう。あるいは「この趣味って書いて大丈夫?」と悩んでいる人もいるかもしれません。

そこで今回は、就活で趣味を聞かれたときのスマートな対応を知っておきましょう。

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意外と採用担当者は見ている?

就活で趣味を聞かれるのには、どんな理由があるのでしょうか。
前提として、趣味だけで合否が決まることはありません。採用担当者も「趣味は○○か、じゃあ合格!」と決めることはないでしょうし、その逆も然りです。

では何のために聞くのかといえば、その人の人柄を判断するための材料として聞いているのです。

たとえば趣味欄に「カラオケ」と書いてあれば、「みんなでわいわいするのが好き=協調性がある?」などと具体的な人物像を描きやすくなるでしょう。あるいは「写真」ならば「1人で黙々と作業するのが苦にならない人」などとイメージを膨らませることもあるかもしれません。
このように、1つの情報からでも採用担当者はいろいろと想像をめぐらせ、応募者の人柄を読み取ろうとしています。

もちろん実際に会ってみて、「イメージと違った」ということもあるでしょうが、それはそれで興味を持たれるきっかけになるかもしれません。
また採用担当者と同じ趣味なら、面接時に話が盛り上がることもあります。
場の雰囲気が和やかになれば他の話も進めやすくなるでしょうから、「たかが趣味」と侮らないほうがいいでしょう。

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趣味欄はどうやって書くの?

では、具体的に履歴書などに趣味を書くときにはどんなことに注意すべきなのでしょうか。
まず、当たり前のことですが、相手によく思われたいからといってウソを書くのはオススメできません。
いざ面接で趣味について聞かれたときに困るのは自分自身です。
好きなことについて聞いているのにイマイチ話が弾まないと、ウソであることが見破られてしまうかもしれませんし、そうでなくてもコミュニケーション能力に問題があると判断されてしまうこともあります。

趣味欄に書く内容は詳しく聞かれても答えられることにしておきましょう。
そして書くときには「趣味+アルファ」を意識して書くと採用担当者の目を引きやすくなるかもしれません。

たとえば「野球」と書いてあるだけでは、他にも野球を趣味にしている応募者がいればその中に埋もれてしまいます。ですが、「野球(6歳~高校卒業まで継続。地区選抜代表経験あり)」と書けば、より具体的で、あなただけのオリジナルの内容にすることができます。大会などの実績を書けば積極的に取り組んでいた様子が伝わりますし、信憑性も上がるでしょう。

実績がなくても、趣味を通して仲間と交流したことやそこから学んだことを書き加えれば、他の人とはひと味違う内容にすることができるのではないでしょうか。

また、仕事につながるような趣味なら積極的に書くべきでしょう。
仕事と関連する趣味が書いてあれば、「自社に本当に興味があるのだな」と採用担当者に思ってもらえるかもしれませんし、実践で活かせるような内容なら魅力的な人材に映るでしょう。

NGな趣味って?

趣味は基本的に正直に書いて問題ありませんが、マイナスな印象を与えそうなものには注意が必要。
企業の風土や面接官によっては、パチンコや競馬といったギャンブル、お酒、熱狂的なアイドルのファンなどはマイナスイメージを受けることもあります。ただし、関連する業種の場合はアピールポイントとなるので、一概に言うことはできません。

趣味欄は自分の人柄を出す場所。嘘をつく必要はないので、企業に与える印象に気を使いながら正直に記載すれば問題ないでしょう。

また、よく読書や音楽鑑賞などの無難な趣味を書いてもアピールにならない…などと言われることがありますが、そんなことはありません。
ただし、その一文だけではどの程度好きなのか、何が好きなのかが伝わりにくいため、「読書(特にミステリー小説が好きで、毎月5冊ほど読んでいます)」「音楽鑑賞(洋楽をよく聴き、好きな歌詞の翻訳などもしています)」というように、自分がどんな分野が好きで、どんな風に楽しんでいるのかを書き足すと良いのではないでしょうか。

思い浮かばないからといって空欄では出さない

趣味欄も自己PRの場になるため、空欄のまま出すのはNGです。
趣味欄が空欄だと、「アクティブさに欠ける」「好奇心がない」と捉える採用担当者もいないとは限りませんので、何かしら書くようにしましょう。何も思いつかない人も、自分の過去や日ごろの行動を振り返ってみれば、その中にヒントになることがあるかもしれません。
どんなことを書くかについて制約はありませんので、自由な、柔軟な頭で考えてみましょう。

もしどうしても思い浮かばかない、書きたくない…という人は、趣味欄のない履歴書を使うのもおすすめ。趣味や特技といった項目は必須ではありません。その分、自己PRや志望動機を充実させれば、十分魅力的な履歴書ができるでしょう。

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