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自己PRのポイント!面接官に熱意を伝えるコツ
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この記事のまとめ
- 自己PRは熱意を持って「結論根拠目標」の流れで構成しよう
- 企業のニーズに合ったアピール、具体的な根拠、説得力のある内容にする
- 面接では自信を持ち、わかりやすい言葉を使うのがポイント
- 効果的な自己PRを始め、面接対策はハタラクティブへ相談しよう
面接でよく聞かれる質問のひとつに、自己PRが挙げられます。
自己PRは自分の強みや思いを伝える絶好の機会ですが、せっかくのチャンスをうまく活かせていない人も少なくないようです。ここでは自己PRの効果的な伝え方を、事例と合わせて紹介していきます。これらのポイントを押さえることで、自分の魅力を最大限に伝えられる自己PRを作成し、内定をつかみ取りましょう。
◆自己PRは熱意を持って伝えよう
面接の自己PRは、熱意を持って伝えることが重要です。熱意がある人ほど、面接官の目には魅力的な人材に映ります。
効果的な熱意の伝え方としては、強弱を付けた話し方をするのがおすすめです。ただし熱意をアピールしたいからといって、必要以上に大きな声を出したり、話を誇張したりするのは逆効果。 あくまで論理的な話し方をベースに、一番伝えたいところだけ強調して話すと、面接官の印象に残る自己PRとなるでしょう。
自己PRの構成としては、結論・根拠・目標の流れを意識します。そうすることで説得力のあるストーリーにすることが可能です。
例えば、それぞれの流れのは下記のように組み立てます。
〈結論:自分の強み〉私の強みはコミュニケーション力です。
〈根拠:過去の経験〉学生時代は部活動の主将としてチームをまとめてきました。
〈目標:今後の展望〉御社ではこの強みを活かし、積極的に新規顧客を開拓していきたいと思っています。
この場合は、「結論」と「根拠」の部分は冷静に話します。そして「目標」の部分で熱意を込めて話すと、メリハリのある伝え方となるでしょう。
面接官が自己PRから知りたいことは、「強みを活かして会社に貢献できる人材かどうか」という点です。よって「会社の中でこんな風に活躍したい」といった展望を話すことが、面接官の求める回答となると考えられます。
ただやみくもに熱意を伝えるだけではなく、企業が求める人材像を読み取り、「熱意を持ってどんな風に貢献できるのか」というところまで踏み込んで伝えられればより良い自己PRとなるでしょう。
◆自己PRでは3つのポイントを押さえよう
自己PRを考える際には、3つのポイントがあります。
それぞれ、どのようなものなのか一つずつ解説していきましょう。
【企業に合ったアピールをする】
1つ目は企業の特色にあったアピールをすることです。業種や職種に合わせて最適なアピールを考えることが重要となります。
そのためには企業の理念や募集要項をしっかりと確認する必要があるでしょう。そこから企業が求める人物像をつかみ、それを満たす人材であることをアピールします。
そうすることで、企業のニーズにマッチした自己PRができると考えられます。
【具体的な根拠を述べる】
2つ目は具体的な根拠を伝えることです。
自分の強みを挙げたあとは、それを表す具体的なエピソードを話します。 例えば語学力を強みとして挙げた場合、留学の経験や持っている資格など具体的な根拠を示します。エピソードを考える際は、起承転結を意識すると、より具体的なストーリーに仕上げることができるでしょう。
【話に説得力をもたせる】
3つ目は説得力のある内容にすることです。
自己PRでは、「自分の魅力を伝えたい」という思いが強くなり、どうしても話を詰め込みがちです。
しかし話を詰め込んでしまうと、散漫なエピソードとなり、結局何を伝えたいのかがわかりづらくなります。
よって強みや特技を羅列するのではなく、あえてアピールポイントを絞り、それを補完するエピソードを中心に自己PRを組み立てることで説得力のある内容になるでしょう。
以上の3つのポイントを守ることで、より面接官に強みの伝わる自己PRになるのではないでしょうか。
今までの自分の伝え方を振り返り、見直してみましょう。
◆面接で効果的に伝えるためのコツ
面接では先ほど紹介したように、結論・根拠・目標の順番で話すと良いでしょう。
自己PRの内容を丸暗記する必要はありませんが、この流れだけはしっかりと意識するようにしてください。
また自己PRは背筋を伸ばしてハキハキと伝えます。話している内容も大切ですが、話し方も重要なポイントです。
日本人は自分のことをアピールするとき、どうしても遠慮がちになってしまう傾向がありますが、面接においては、過度な遠慮は不要です。
弱々しくオドオドした話し方をしてしまうと、せっかく良い自己PRを考えても、意図したとおりに伝わりません。面接官の目をみながら、自信を持って話せると良いでしょう。
注意したいことは、「社交性」「積極性」といった抽象的な言葉を使いすぎない点です。 こういった抽象的な言葉は使い勝手はいいですが、使いすぎると全体的な印象がぼやけるという欠点があります。できるだけわかりやすい言葉を選んで伝えると、効果的な自己PRとなるでしょう。
◆自己PRのOK回答例
ここでは自己PRのOK回答例を解説と共に紹介していきます。良い点もまとめましたので、実際の面接の場で活かしてください。
〈OK例:スムーズな流れ〉
私の強みは行動力です。学生時代のアルバイトでは、与えられた仕事をこなすだけでなく、売上アップのための取り組みを積極的に行ってきました。
私が働いていたカフェでは若者の来店が少ないところが課題としてありました。そこでラテアートを練習し、できあがったものをSNSを通じて発信しました。
その結果、前年度と比べて25%売上を伸ばすことができました。
御社でも与えられた仕事に真摯に取り組むことはもちろん、自分で考え工夫しながら働いていきたいと思っています。
この事例は、結論・根拠・目標の流れでスムーズに構成されています。また根拠部分に具体的な数値を挙げることで、より説得力の増す内容となっています。
〈OK例:会社のニーズに合ったアピール〉
私の強みは企画実現力です。学生時代に所属していた学園祭事務局では、局長として運営を担当してきました。
私が特に力を入れたのが、模擬店におけるリユース食器の導入です。毎年学園祭後は大量のゴミが発生していたので、その削減を目指しました。
リユース食器を導入するためには、学校側との調整、人員の確保、情報の周知など課題が山積みでした。それらをひとつひとつクリアし、リユース食器の導入を実現し、50%のゴミ削減に成功しました。
御社では新規事業の立ち上げに力を入れているとうかがっています。学生時代の経験とそこで学んだことを活かし、新規事業の部門で貢献したいと考えています。
ここでは「御社の新規事業に貢献したい」という目標を強調できるような文章構成となっています。会社のニーズに合ったアピールすることで、面接官に好印象を持ってもらうことができるといえます。もちろん、どちらも実際に行ったことでなくてはならないので、そのようなエピソードを見つけられるかが重要になります。
◆自己PRの避けたほうが良い回答例
次に避けたほうが良い回答例とその理由を紹介していきます。
悪い点と修正方法についても合わせて確認してみてください。
〈悪い例:文章の構成〉
私は学生時代にテニス部に所属し、会計を担当してきました。
1円のミスも発生しないよう工夫し、責任感を持って会計の仕事に取り組んできました。御社でもこの強みを活かし、一生懸命働きたいと考えています。
結論・根拠・目標の流れができていないため、インパクトに欠ける自己PRとなっています。
「私の強みは責任感を持って仕事に取り組めるところです」と結論からはじめることで、メリハリのある文章となるでしょう。また「一生懸命」という言葉もあいまいな印象となるため、具体的な目標を挙げると説得力が増すはずです。
〈悪い例:詰め込みすぎた内容〉
私の強みは粘り強さです。またひとつのことを最後までやりきる忍耐力もあります。学生時代はバイトリーダーとしてリーダーシップも発揮してきました。
これらの経験を御社でも活かし、貢献していきたいと考えています。
アピールしたい内容が多すぎて散漫な文章となっています。強みをひとつに絞って、それを補強できるような根拠と目標を伝えましょう。
◆質を高めるためには第三者目線のチェックも重要!
自己PRの質を高めるためには、第三者目線でのチェックも重要です。
自分では気が付かなかった思わぬ欠点に気がついたり、もっと良いアピールポイントをアドバイスしてもらえたりすることもあるでしょう。
就活に関する相談は友人に聞いてもらうのもいいですが、より質の高いものにするためには就活のプロにチェックしてもらうのがおすすめ。
どこに相談すればいいのかわからない…とお悩みの方は、若年層向けの就活支援サービスハタラクティブを利用してみませんか?
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