手取り20万円の貯金額の目安はどれくらい?貯金を増やす方法なども解説

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この記事のまとめ

  • 手取り20万円の場合、1ヶ月あたりの目安貯金額は4万円
  • 手取り20万から貯金するなら、決めた額を毎月給与から引く「先取り貯金」がおすすめ
  • 手取り20万で貯金を殖やすなら固定費の削減が効果的
  • 自炊やマイボトルの持参を心がけるな、できることからはじめてみよう
  • 今の収入では生活が厳しい人は、エージェントや転職サイトで転職することも検討しよう

手取り20万円の場合、貯金額はどれくらいが望ましいのでしょうか。
このコラムでは、貯金額の目安や、貯金のためのおすすめの節約方法、月収と手取りの違いや平均年収などを紹介。居住地域や環境によっても貯金に回せる額は異なりますが、一般的に貯金の目安は手取りの2割といわれています。ボーナスがあるなら併用し、年間50万円ほどの貯金を目指しましょう。

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手取り20万円の目安貯金額とは

貯金にまわす金額として推奨されるのは、手取りの20%といわれています。そのため、手取り20万円の人の場合、目安の貯金額は以下のとおりです。

20万円×20%=4万円(1ヶ月あたりの目安貯金額)
4万円×12ヶ月=48万円(1年あたりの目安貯金額)

上記の計算式を見て、「こんなにお金が貯まりそうにない…」と不安に思う方もいるでしょう。
生活する上で支出は避けられませんが、貯金のコツを知っておけば、計画的にお金を貯められます。次の項目でおすすめの方法を紹介するので、参考にしてください。

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「先取り貯金」がおすすめ

「なかなかお金が貯まらない」という人には、「収入-支出=貯金」のように、余った分を貯金しようと考えている方が多いようです。しかし、「余ったら貯金」と考えていると予算外のお金も使ってしまいがちに。確実に貯金をするなら先取り貯金を始めましょう。

先取り貯金は、「収入-貯金=支出」と考える方法です。
あらかじめ決めた額を毎月給与から引き、残った分でやりくりすると、一定額を貯金できるようになります。給与天引きの方法として、財形貯蓄や社内預金、積立預金などを活用すると良いでしょう。
また、貯金用の口座を作っておくと貯まった額が分かりやすく、緊急時以外は使わないと決めておけば着実に貯められるはずです。

貯金をする際は、目的意識を持つことが大切

貯金は目的や目標を定めることで実施の理由が明確になるため、意欲を持ちやすくなるといわれています。漠然と貯金するのではなく、「1年後に△△に旅行する」「15年後にマンションを購入する」といった明確な目標を立てると、モチベーションを維持して貯蓄ができるでしょう。

手取り20万円の月収と年収は?

一般的に、手取りは収入の8割といわれています。つまり、手取りで20万円ある場合の収入は24~25万円ほど。年収に換算するとおよそ300万円。ボーナスがあれば400万円近い可能性もあります。

月収と手取りの違い

月収とは、その月に支給される給与の総支給額のこと。「月給と月収の違いとは?手取りや基本給といった給与の基本用語を解説」でも解説しているように、基本給に手当や残業代などを追加したすべての支給額を指します。

手取りとは、月収(その月の総支給額)から、税金などを差し引いて実際に手元に振り込まれる金額のこと。正社員の場合、月収から社会保険料や各種税金が天引きされます。前述したとおり、月収の8割が手取り金額の目安となります。

手取り20万円の生活費

手取り20万円の場合、家賃は3割の6万円が目安。残りの14万円で日々の生活と貯金をやりくりする必要があります。具体的な金額を確認してみましょう。

単身世帯

単身世帯の場合、「一人暮らしの生活費をシミュレーション!平均金額や最低限にする方法も紹介」で解説しているように、毎月の生活費の目安は16万円ほど。総務省の「家計調査報告 家計収支編 2022年(令和4年)平均結果の概要」を見ても、単身世帯で16万円は必要なようです。

項目金額
家賃23,322円
食費43,276円
水道光熱費13,098円
家具用品5,613円
被服費5,280円
保健医療7,441円
交通通信費19,344円
教育2円
教養娯楽費18,700円
その他25,678円
合計161,753円

引用:総務省統計局「家計調査報告 Ⅱ 総世帯及び単身世帯の家計収支(15p)」

こちらのデータでは、家賃が約2.3万円。20万円の理想額である6万円とは4万円ほどの差があるため、手取り20万円では生活はできても貯金が難しくなる可能性があります。

二人暮らし

二人暮らしの場合、食費や光熱費、通信費、医療費などが一人暮らしより多くかかります。一人暮らしと同じ調査によると、二人以上の世帯の支出は月あたり28万円ほどとなっています。

項目費用
家賃18,652円
食費81,888円
水道光熱費24,524円
家具用品12,390円
被服費9,493円
保健医療14,797円
交通通信費41,535円
教育11,439円
教養娯楽費27,619円
その他48,529円
合計290,865円

引用:総務省統計局「家計調査報告 Ⅱ 総世帯及び単身世帯の家計収支(15p)」

こちらも、家賃は約1.8万円と実際の金額と大きく乖離しています。これは、すでに持ち家のローンを払い終わっている可能性が高いから。仮に家賃を6万円とすると、毎月35万円近くの生活費がかかると予想できるでしょう。

手取り20万円で二人暮らしの場合、食費や居住費、通信費などを節約しないと生活そのものが難しくなります。「年収350万の手取りはいくら?生活スタイルや貯蓄のポイントについて解説」のコラムも参考にしてください。

手取り20万円で結婚できる?

生活水準や居住地域にもよりますが、手取り20万円で家族を養うのは厳しいといえます。都市部で生活するなら、共働きが望ましいでしょう。

手取り20万円で子育てできる?

こちらも、状況によっては可能です。しかし、子どもには何かとお金がかかるもの。その時の暮らしだけでなく、将来の教育費や学費などを考えると、やはり共働きが望ましいといえます。

手取り20万円で車は持てる?

車は購入だけでなく維持にもお金がかかります。手取り20万円で車を持つなら、燃費の良さや税金の安さで選ぶ必要が出てくるでしょう。また、都市部では駐車場代が月に数万円ということも。車検や修理にも費用がかかることを踏まえて検討すべきでしょう。

参照元
総務省統計局
家計調査(家計収支編)調査結果

確実に貯金するために心がけたい節約術

一定金額を貯金するために、以下の節約術を参考にしてみてください。

・自炊を心がける
・衝動買いをやめる(本当に必要な物かよく考える)
・マイボトルを持ち歩く
・通信費(不要なオプションに加入していないかなど)を見直す
・図書館など公共施設を活用する
・収入に見合う住居に住む

家賃が高い場合は住居を見直すか、貯金のためにほかの生活費用をなるべく抑える必要が生じます。たとえば、築年数が少し長い物件や駅から遠い部屋などは、相場より安くなっていることも多いので、引っ越しを検討してもいいでしょう。

家賃は毎月かかるお金のため、たとえば7万の部屋から5万の部屋に引っ越せば、自動的に毎月2万円が浮くことに。通信費なども一度の見直しで大きな節約効果に期待できるので、固定費の削減から検討してみましょう。

貯蓄を最優先にして、無理をしてまで食費や光熱費などを抑えようとするのは禁物。極端な節約によって体調不良になった場合、医療費が必要となりかえって支出が増えてしまう可能性があります。「節約を継続できるか不安…」という人も、できることから少しずつはじめるのが大切。目標額を貯金できない月があったとしても、地道に取り組むことが成功への道だと考えましょう。

手取り20万円で貯金を増やす方法

手取り20万円で貯金を増やすなら、節約して支出を抑える方法があります。節約方法として効果が大きいのが、前述したように毎月決まったお金を支払っている固定費を下げること。また、収入自体を増やし、増えたお金を貯金に回す方法もあるでしょう。
会社員が収入を増やす方法としては、「資格手当」「昇給」「副業」が考えられるでしょう。

資格を取得する

企業によっては、会社が指定する資格を持っていることで資格手当の対象になることも。金額や対象資格は企業によって異なりますが、「資格手当の相場はどのくらい?収入アップにつながる?資格別にご紹介」によると、数千円から1万円ほどのようです。

昇進や昇格をする

昇進や昇格をすれば、給与も上がります。ただし、多くの企業では昇進や昇格は年に1回などチャンスが少ないもの。昇給も数千円と、決して高くないようです。昇給については「昇給の平均額はどれくらい?給料アップの目指し方もあわせてご紹介!」のコラムで紹介しています。

副業をする

近年では正社員の副業を認める企業も増えてきているようです。ただし、「正社員も副業してOK?会社にバレる理由や働く際の注意点について解説」のコラムでも説明しているように、正社員の副業は法律上は問題ないものの、企業の就業規則で実施の可否が決められています。副業を検討しているなら、必ず就業規則を確認してからはじめましょう。

転職をする

「今の収入では生活が厳しい」「働き方に見合う給与がもらえていない」という方は、転職を検討するのも1つの方法。後悔しない就職先を選択できるよう、企業選びの際は、給与などのお金の面だけではなく、仕事内容や労働条件、社風などを確認することが大切です。

転職活動に不安がある方は、転職サイトやエージェントの活用がおすすめ。
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