給料が少ない!?薄給について考えよう

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この記事のまとめ

  • 一般的に300万円以下は、薄給と言われている 
  • 都市部で快適な生活を送るためには、月に約18万円必要 
  • 薄給でも正社員として働くメリットは多い 
  • 昇給が望めない場合や副業ができない場合には、転職を検討してみよう

現在もらっている給料では少ない、と感じたことがありますか?給料が少ない、安月給という意味がある「薄給」。こちらのコラムでは、一般的に薄給と言われる金額のほか、平均給与、薄給であっても正社員として働くメリット、高給を目指すためにできることなどをご紹介します。現在の給料では生活が厳しいと感じている方は、参考にしてみてください。

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薄給とはいくらぐらいの金額を言うのか

まずは、薄給と言われる金額や平均年収についてご説明します。

一般的に年収300万円以下は薄給

薄給に明確な基準は無く、地域や学歴、年齢など様々な要因があるため一概には言えませんが、一般的には年収300万円以下であれば薄給と言われています。
例えば年収300万円の場合、月給20万円で年2回の賞与が合わせて3ヶ月分といったイメージです。

快適な生活を送るために必要なのは

東京や大阪、名古屋など都市部で一人暮らしをする場合、最低でも手取りで15万円ほどの月収が必要と考えられます。
地域により家賃相場が異なるものの、手取りで18万円ほどの月収があればある程度満たされた生活が送れるでしょう。

支給額と振込額の差

手取りの金額とは、基本給に時間外労働手当や資格手当、住宅手当、出張手当などを加算した総支給額から、健康保険、厚生年金、雇用保険、所得税、住民税などの合計である控除額を差し引いたものです。
例えば総支給額がおよそ24万円の場合、控除額が差し引かれ、手取りは18万円ほどになると考えられます。

平均給与は420万円

厚生労働省の平成27年度の調査結果によると、一年を通じて勤務した給与所得者の一人当たりの平均給与は420万円となっています。
平均給与を正社員・非正規社員別にみると、正社員では485万円、非正規社員では171万円です。一年を通じて勤務した給与所得者の平均年齢は45.6歳、平均勤続年数は11.9年となっています。
平均給与を年齢階層別に見た場合には、20~24歳では233万円、25~29歳では306万円となっており、20代においては年収300万円以下が必ずしも薄給とは限りません。

参照元
厚生労働省
民間給与実態統計調査

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薄給の正社員、メリットはあるの?

正社員の給料よりバイトや派遣社員など、時給で働いた方が稼げるということで、フリーターとして働くことを選ぶ人もいます。
では、薄給なのに正社員として働くメリットはあるのでしょうか。

正社員として働くメリット

・社会的信用を得られる
・賞与や昇給がある
・クレジットカードが作れる、ローンを組みやすい
・有給休暇や長期休暇がある
・社会保険や諸手当が充実している
・資格取得の支援といった福利厚生を利用しスキルアップを目指せる

正社員には上記のようなメリットがあり、長期的に安定した環境で働けるという、安心感があります。
また、会社によっては長期的に勤務することで昇給や昇進などを目指すことができるため、モチベーションを高く持ちながら業務に取り組めるでしょう。

薄給という状況から抜け出すには

薄給から高給を目指す

長期的に勤務することや、新しいことにも積極的にチャレンジするなど、高評価を得られるよう努めることが大事です。そうすることによって、昇給への近道になるかもしれません。
また、副業を始めることで収入を増やす手段もあります。しかし、就業規則によっては副業は難しい場合も。
長く勤めても昇給や昇進に望みを持てそうにない、副業もできないということであれば、転職を考えてみるのも一つの手段と言えるでしょう。

転職を検討する

転職を考えてみる時に、まずは現在の生活水準を見直してみましょう。自分では給料が少ないと不満に思っていても、他人から見れば十分な金額だということもあるかもしれません。
いざ転職してみても、やっぱりこの給料では足りないなんてことにならないように、生活するために本当に必要な金額を、一度きちんと計算してみることが大切です。
薄給だと感じるのは、仕事内容に満足していないからというケースもあります。
希望通りの仕事をしている方の中には、意外と給料のことは気にならないという方も。
また、賃金に見合わないほどの激務だと感じる場合には、職場環境や業務内容を見直してみたり、上司に相談してみても良いでしょう。

転職をお考えであれば、就職支援サービスの利用がおすすめです。
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給料が少ない人のお悩みQ&A

「自分は薄給だ」「給料が少ないのが不安」などと収入に関するお悩みを抱えている人は多いよう。ここでは、収入に関するお悩みをQ&A方式でまとめました。

給与が少なく生活が不安です。

給料が少ない場合は、生活費を節約して出費をできるだけ抑える、給料アップを会社に交渉する、副業して足りない分を補うなどの方法があります。根本的な解決を望むなら、条件の良い会社へ転職するのも一つの手でしょう。詳しくは「給料が安いから仕事を辞めるのはあり?収入アップの方法もご紹介」を参考にしてください。

年収350万円でひとり暮らしは厳しいですか?

年収350万の場合、所得税や住民税、社会保険料などを差し引くと、手取り年収は250~280万円くらいになります。月計算では20万~24万円ほどとなり、20万円代前半が毎月の手取りになるでしょう。一人暮らしをすると家賃の相場にもよりますが、多少余裕をもって生活ができそうです。年収350万円の人の生活例は、「年収350万の手取りは低い?貯金方法や将来設計についても解説」をチェックしてみてください。

20代の平均年収が知りたいです。

2016年に行われた国税庁の調べによると、20代の平均年収は20~24歳が258万円、25~29歳が350万円ほどです。男女別の平均は「みんないくらもらってる?気になる20代の平均年収とは」に記載しています。学歴別では「高卒20代の平均年収は?前半と後半で変わる?学歴による収入差も解説」に示していますのでご覧ください。

年収が高い仕事ってどんなのがあるの?

総合商社やコンサル、メガバンクなどの業界、医師や弁護士などの職種は年収が高いといわれています。また、住宅や保険の販売、自動車のディーラーは、歩合制で高収入を得られる可能性もあるでしょう。それぞれの仕事の詳細が知りたい方は、「年収1000万円以上が可能?給料が良い仕事をご紹介!」でご確認いただけます。

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