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人と接しない仕事はある?おすすめの職業13選や正社員求人の見つけ方
更新日
この記事のまとめ
- 「完全に人と接しない仕事」はなく、業務を円滑に進めるには最低限人との関わりは必要
- 人と接しない業務の多い仕事には事務職や警備員、IT系の技術職などがある
- 人と接しない場面の多い働き方には、フリーランスやリモートワークなどがある
- 自分に合った仕事の探し方に迷ったら、就職エージェントに相談してみよう
「人と接しない仕事に就きたい」と考えている方もいるでしょう。しかし、どのような仕事であっても完全に人と関わらないというのは難しいもの。仕事上のやり取りで苦にならないことにも目を向けると、就職・転職先を探しやすくなるかもしれません。
このコラムでは、人と接する機会が少ない仕事に就くメリットや注意点、おすすめの職種を紹介するので、ぜひご覧ください。
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人と接しない仕事はある?
働くうえで、人と接することに負担を感じる方もいるでしょう。しかし、100%人と接しない仕事を探すのは難しい可能性があります。
たとえば「業務を引き受けるとき」「報告・相談をするとき」「仕事を評価してもらうための面談を行うとき」など、業務上、人と関わるタイミングは少なからずあるものです。仕事を円滑に進めるうえで、最低限の人との関わりは必要だと認識しておきましょう。
完全に人と接しない仕事を探すのは難しい
仕事をする際には、多かれ少なかれ人とのコミュニケーションが発生するため、「完全に人と接しない仕事」を探すのは容易ではありません。ただし、「人と接しない業務が多い仕事」であれば見つかる可能性があるでしょう。
たとえば、作業の手順が決まっていたり特定の作業をするタイミングが決まっていたりするなど、業務がある程度マニュアル化されている仕事は、人とコミュニケーションを取らなくても進められます。また、業務に慣れて一人立ちすれば、自分の裁量である程度仕事を進められることもあるようです。
「メールやチャットでのやり取りにストレスは感じない」「接客以外のコミュニーケーションは問題ない」など、自分のできることに目を向けると、選択肢をさらに広げやすいでしょう。
最低限人と接する仕事を探してみよう
「人と接しない仕事」を探している方は、「最低限人と接する仕事」に絞って探してみるのがおすすめです。「直接人と顔を合わせない仕事」や「社内のやりとりのみ発生する仕事」など、自分が大丈夫だと思える範囲の仕事を見つけましょう。
人と接しない業務が多い仕事の特徴
人と接しない業務が多い仕事の主な特徴として、「チームで行う仕事が少ない」「あらかじめ決められた業務を行うことが多い」といった点が挙げられます。以下で詳しく確認していきましょう。
チームで行う仕事が少ない
チームではなく個人で取り組める仕事が多いと、人と接する機会が少なくなります。「人と関わるのが苦手」「周囲に自分のペースを乱されたくない」という気持ちから、人と接しない業務の多い仕事を希望する方にはおすすめの仕事といえるでしょう。
チームで進める仕事を避ければ、自分に合った仕事を見つけられる可能性が高まります。工場の製造スタッフや警備員など、個人の担当分野が明確に決まっている仕事を中心に検討してみましょう。
あらかじめ決められた仕事を行うことが多い
自分から企画を提案するような仕事ではなく、あらかじめ決まった業務を行うルーティンワークの仕事をしていると、人と接する機会はそれほど多くないかもしれません。たとえば、プロジェクトの方向性を決めるような業務を担当していると、どうしても打ち合わせが多くなり人と接する機会は増えるでしょう。あらかじめ決まった業務を行う仕事であれば、最低限のコミュニケーションで済む可能性があります。
人と接しない業務が多い仕事にもタイプがある?
人と接しない業務が多い仕事には、いくつかのタイプがあります。自分に合った就職・転職先を探すためには、どのようなコミュニケーションに苦手意識があるのかを分析することが大切です。以下で4つのタイプを紹介するので、自分に当てはまるものがないか考えてみてください。
1.職場の人以外と接することが少ない仕事
社外の人と関わることが少ない仕事は、職場の人以外とコミュニケーションを取ることに苦手意識のある方に向いている仕事といえます。
営業や接客など、対外的なやりとりが多い仕事は、コミュニケーションに苦手を感じる人にとってストレスを感じることもあるでしょう。また、社外の人と関わることが多い仕事は、情報共有のために社内とのやりとりも増える傾向があるようです。
「できる限り人と接しない仕事がしたい」と思う方は、職場の人以外と接することが少ない仕事を選ぶと良いでしょう。
2.職場内の接点が少なく個人プレーで進められる仕事
その人しかできない専門性の高い仕事や、個人プレーで進められる仕事は、職場内でも人との関わりが少ない傾向にあります。たとえば、工場の製造スタッフや警備員など、個人の担当分野が明確に決まっている仕事は最低限の人付き合いで済むこともあるようです。
3.対面で人と接しない仕事
「対面ではなくメールやチャットでやり取りするのは問題ない」という場合、在宅勤務ができる仕事を選べば悩みが解消されることもあるでしょう。
厚生労働省の「テレワークの労務管理等に関する実態調査【概要版】(p.45)」によると、在宅勤務を実施している企業は増加傾向にあるようです。在宅勤務を実施している企業は、2019年12月頃に6.7%、2020年7月時点で32.1%でした。新型コロナウイルス感染症の影響により、大きく増加したものと考えられます。
在宅勤務を実施している企業を探すなら、「リモートワークOK」「在宅勤務可」といった求人を探してみましょう。
在宅で働ける仕事については、後述する「【人と接しない場面の多い働き方】3.リモートワーク」をご覧ください。
参照元
厚生労働省
テレワーク普及促進関連事業
4.時間帯や勤務地によって人と接しない仕事
働く時間帯や勤務する場所によって、人と接する機会が少ない仕事もあります。完全に人と接しない仕事ではありませんが、早朝や深夜に働く仕事や、人の少ない場所で働く仕事は、あまり人とやりとりせずに業務を進められる可能性があるでしょう。
たとえば、深夜から早朝にかけての警備員や清掃員などは、これらの特徴に当てはまります。人と接しない仕事を探している人は、候補に入れてみると良いでしょう。
人と接しない仕事はアルバイトやパートに多い?
アルバイトやパートだからといって、人と接する機会が少ないわけではありません。とはいえ、前述した警備員や清掃員などの仕事は、アルバイトやパートの募集が比較的豊富にある傾向にあります。
求人情報を探す際は募集内容をしっかり確認し、自分の希望と合っているか吟味することが大切です。「人と接しない仕事を探したい」という場合は、「人と接しない業務の多い仕事13選」を参考に、自分に合った仕事を探してみましょう。
人と接しない業務の多い仕事13選
ここでは、事務職やディーラー、ドライバーなど、人と接しない業務の多い職種をピックアップしました。人と接することに苦手意識のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.事務職
事務職は多くの企業で必要とされる職種で、仕事内容によって一般事務や営業事務、経理事務などに分かれています。一般事務であれば、データ入力や書類作成など、デスクワークが中心です。パソコンで黙々と作業を行うことが多く、積極的に人と接する業務は少なめの仕事といえます。
ただし、企業によっては電話や来客応対をすることもあるため、応募する前に具体的な業務内容をチェックしておきましょう。
2.ディーラー(証券会社)・トレーダー
ディーラー・トレーダーは、自分が勤める証券会社の資金を運用する仕事です。パソコンのモニターに向かっている時間が長く、人と接する機会が少ない仕事といえます。ディーラーやトレーダーの仕事には、集中力と判断力、損失を出しても素早く気持ちを切り替えるマインドなどが求められるでしょう。
証券社会のディーラーを目指す場合、「証券外務員(1種・2種)」や「証券アナリスト」などの資格が役立ちます。証券アナリストは金融業界の知識を問う資格で、証券外務員は金融商品を取引するために必要となる資格です。
金融業界の仕事について気になる方は、「金融業界の仕事」のコラムもあわせてご覧ください。
3.トラック運転手
トラック運転手は、トラックで荷物を配達先に届けることが主な仕事です。配達先の担当者と会話する機会はありますが、運転は一人で担当する傾向にあるため、人と接する時間は短く済むようです。
トラック運転手として働くには、運転免許はもちろん、一定レベルの運転技術や不規則な勤務時間に対応する体力が求められます。運転が好きだったり、体力に自信があったりする人に向いている仕事といえるでしょう。
トラック運転手の仕事内容については、「トラック運転手になるには?仕事内容や年収の目安とおすすめの求人をご紹介」で詳しく解説しているため、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
4.IT系の技術職
IT系の技術職は、職種や担当する業務によって人と接しない仕事もあるようです。たとえば、クライアントとの打ち合わせを営業職のみで行う場合は、社内のコミュニケーションだけで済む場合があります。設計を基にプログラミングを行う仕事だと、社内のやりとりは少なく、会社によってはメールやチャットなどのツールを使ったリモートワークが可能な場合もあるようです。ツールを使ったコミュニケーションはあっても、対面で人と接しない業務が多い仕事といえます。
IT業界の仕事について詳しく知りたい方は、「IT業界の仕事」のコラムもあわせて確認してみましょう。
5.Webライター
Webライターは、Webサイトに掲載する記事やコラムを書く職業です。ライティング内容の種類は、SEOコンテンツや取材記事、イベントレポートなどのオリジナルコンテンツなど、さまざま。取材相手にインタビューする記事を除き、基本的にライティング業務は一人で作業するので、人と接する機会が少ない仕事といえます。
基礎的な文章力やSEO周りの知識、データ収集能力などがある人が活躍できるでしょう。
6.施設警備員
施設警備員の主な業務は、商業施設やテーマパーク、ビルなどの警備です。人が集中する場所での仕事ではあるものの、実際に人と関わるのは上司への報告や同僚への引継ぎを行う時間がメイン。自分の持ち場に不審者や異常がないかなどを一人でチェックするため、人とやり取りをする機会が少ない仕事といえます。
基本的に立ち仕事なので、ある程度の体力がある方に向いているでしょう。警備員の仕事については、「警備員の仕事」で詳しく解説しているので、興味のある方はこちらもご覧ください。
7.通関士
通関士は輸出入の手続きを行う仕事で、通関書類の作成や通関手続きなどを行います。輸出入を行う品物が法令に違反していないかをチェックするのも仕事です。通関士の仕事は、営業担当や税関の職員とコミュニケーションを取りながら行う業務もあるものの、書類作成や審査などコンピューターを使って一人で行う業務もあるようです。
通関士になるには、輸出入や関税などに関する専門知識を習得し、通関士試験に合格する必要があります。貿易の仕事に興味のある方は、「貿易事務の仕事とは?やりがいや必要なスキル、将来性について解説」も参考にしてみてください。
8.清掃員
清掃員は、オフィスビルや商業施設などで清掃業務を行うのが仕事です。決められた時間内にトイレや通路の清掃などを行うので、営業時間外の業務であれば人と接することはないでしょう。出勤時にスタッフが集まり業務確認を行うことはあるものの、清掃作業中は一人で業務を進めることが多いようです。
「清掃の仕事とは?仕事内容・やりがい・年収・将来性を解説!」では、清掃員のやりがいや大変なところを解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
9.データ入力
データ入力は、企業や勤務先から依頼を受けて、顧客の個人情報や議事録などのデータを入力していく仕事です。音声を聞き取って書き起こしを行うこともあり、ミスなく正確にデータを入力することが求められます。
データ入力の仕事は周囲と連携する必要があまりなく、人と接しない傾向のある仕事といえるでしょう。単調な作業の繰り返しになるので、「一つの物事に集中できる」「データの扱いが得意」といった方におすすめです。
データ入力の仕事内容については、「データ入力の仕事」で詳しく解説しています。
10.工場、倉庫作業員
工場でのライン作業や、倉庫での検品・ピッキング作業などは、一人で黙々と仕事をこなす業務の性質上、人と接しない場面が多い仕事といえます。職場によって違いはあるものの、基本的に人と会話はせず、自分の持ち場で作業に集中して取り組めるのが魅力です。
単純作業が多いので、繰り返しの作業に集中できる人、同じ作業でも工夫できる点を探しながら取り組める人に向いているでしょう。
11.ビル・マンション管理
ビルやマンションの管理業は、建物に設置されている機械設備のメンテナンスを行うのが主な仕事です。定期点検を行うのが業務の大半のため、事前に割り振られた個人の作業が多く、最低限のコミュニケーションのみ発生する仕事といえるでしょう。
機械系や電気系の資格を取得していると手当が出る企業もあり、収入アップにつながります。企業によっては連日の夜勤が発生する場合もあるため、体力に自信がある人におすすめの仕事です。
「ビルメンの仕事内容とは?きついって本当?年収や役立つ資格を解説!」のコラムでは、ビルメンテナンスの仕事についてまとめています。気になる方はぜひ参考にしてみてください。
12.研究・開発職
研究職や開発職は、新しい商品を開発したり既存の商品を改良したりといった、技術的な仕事が多い職種です。専門知識や粘り強さ、探求心などが求められます。業務は一人で行う傾向があるため、人と接しない仕事の多い職種といえるでしょう。
研究・開発職は、専門性が求められる仕事のため、年収は高い傾向にあるようです。特定分野を突き詰めたい人にはおすすめの仕事といえるでしょう。
13.農家
農作物を育てて販売する農家も、人と接しない業務が多い仕事です。畑を耕し、野菜や果樹を育てるのは重労働なため、体力に自信がある人に向いている仕事といえるでしょう。業務中は基本的に自然に触れて作業をすることが多く、人とのコミュニケーションが生じることは少ないようです。
農家の仕事については、「農家へ転職するのは難しい?農業の現実や失敗しないためのポイントを解説」で詳しく解説しているため、気になる方は参考にしてみてください。
人と接しない業務が多い仕事に就く3つのメリット
人と接しない業務の多い仕事に就くと、「対人関係のストレスを溜めにくい」「仕事に集中できる」などのメリットがあります。以下で詳しく解説するので、どのようなメリットがあるか確認していきましょう。
1.対人関係のストレスを溜めにくい
人と接しない業務の多い仕事に就けば、人間関係の不安を抱えたり、トラブルになったりするのを回避できるため、ストレスを溜めにくいといえます。コミュニケーションや集団行動が苦手という場合は、対人関係の不安やストレスを感じることなく働きやすいでしょう。
2.自分の仕事に集中できる
人と接しない業務の多い仕事は、業務時間の多くを自分の作業に充てられるため、集中力を保てます。人との会話に時間を割くことなく自分の仕事に取り組めるため、業務効率が上がり、仕事の評価につながることもあるでしょう。
3.プロフェッショナルを目指せる
人と接しない業務が多いと、対人関係で振り回されることが少なく仕事に集中できるため、一つの仕事のプロフェッショナルを目指しやすいようです。自分のペースで効率的に知識を吸収していけるので、仕事の専門性を高められます。
スキルを身につければ手に職をつけられる可能性がある
人と接しない業務が多い仕事には、専門的なスキルが求められることがあるため、スキルを身につけれ手に職をつけられる可能性があるでしょう。
手に職をつけられると専門性を評価されやすく、転職活動が有利に働きます。スキルを武器に独立してフリーランスとして仕事をする道も考えられるでしょう。
職種によっては残業が少ない場合がある
あらかじめ一日の業務量が決められている職種の場合、残業が発生しにくい傾向にあります。人と接することで業務中に追加の仕事が発生しやすくなったり、誰かの仕事の引継ぎを行う必要があったりするためです。人と接しない業務の多い仕事は作業的な仕事が少なくないため、時間内に作業が終われば残業は発生しにくいと考えられるでしょう。
残業時間が気になる方は、求人情報の「月平均残業時間」を事前に確認しておくことが大切です。残業時間の目安については、「平均残業時間ってどのくらい?もしかして働きすぎかも?」のコラムで解説しているため、ぜひチェックしてみましょう。
人と接しない業務が多い仕事の4つの注意点
人と接しない業務の多い仕事は、メリットがある一方で注意点もあります。以下で解説するので、応募する前に確認しておくと良いでしょう。
1.数字や実績だけで評価をされることがある
人と接しない仕事には、数字や実績だけで評価されやすいというデメリットがあります。業務内容や企業の評価制度によって異なりますが、努力が可視化されにくいため、具体的な実績を作らなけければ評価を得にくいことがあるでしょう。評価を上げるため、資格の取得や実績づくりに励むことも必要となります。
2.正社員の求人が少ない傾向がある
データ入力や工場のライン作業といった単純作業の仕事は、正社員ではなくパートやアルバイトに任せている企業もあるようです。パートやアルバイトは、正社員と比べ仕事の範囲が狭まりやすいので、キャリアアップが難しい場合もあります。
仕事のやりがいやキャリアを考えるなら、視野を広げて幅広い求人に目を向けるのがおすすめです。
3.高収入につなげにくいことがある
仕事の内容によっては、高収入につながりにくいこともあるようです。先述したように、定型業務を非正規雇用社員に任せている企業もあります。そのような場合、正社員と比べて給与水準が低かったり、ボーナス支給がなかったりする場合もあるでしょう。
4.単調作業が多く飽きやすい可能性がある
人と接しない仕事には、職種によって作業的で単調な仕事が多いため、飽きやすい可能性があるのもデメリットです。毎日刺激を感じるような仕事がしたい場合は、仕事にやりがいを感じられなくなるかもしれません。求人票などで自分の適性と仕事内容を照らし合わせ、続けられる仕事かどうかを事前に確認しておくことが大切です。
人と接しない業務の多い仕事に就く5つのコツ
人と接しない業務の多い仕事に就くためには、自己分析や企業研究を行ったり、キャリアプランを考えたりするなどの方法がおすすめです。以下で詳しく確認していきましょう。
人と接しない業務の多い仕事に就くコツ
- 自己分析で適性や希望条件を探る
- 企業研究を行い仕事の知識をつける
- 仕事に必要な専門スキルや資格を身につける
- 将来的なキャリアプランを考える
- 在宅勤務が可能な働き方を選ぶ
1.自己分析で適性や希望条件を探る
これまでの経験やスキル、自分の強みなどを自己分析で洗い出し、人と接しない業務の多い仕事に役立つ部分を考えましょう。仕事に求められる要素を効果的にアピールできるよう、「自分にはどのような特徴があるか」を明確にしておくことが大切です。
自己分析のやり方については、「自己分析とは?実施するメリットや簡単に行う方法をご紹介」のコラムでも紹介しているので参考にしてみてください。
人と接しない仕事を探すなら適職診断も活用しよう
人と接しない仕事を探している方は、適職診断をあわせて活用するのがおすすめです。適職診断は、設問への回答を基にその人の性格や適性を判断するWebツールのこと。適職診断の結果は、自分に向いている仕事を探す際の指標にすると良いでしょう。
このコラムの上部にも適職診断を設けているので、興味のある方はぜひお試しくださいね。1分程度で診断できるので、スキマ時間に気軽に試せますよ。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
2.企業研究を行い仕事の知識をつける
人と接することが少ない仕事でも、企業によってはどのような形で人と関わるか変わってくるため、企業研究も必要です。求人や口コミ・評判などを調べておくほか、仕事の知識をつけてから面接に挑むのも就活を成功させるコツといえるでしょう。ほかにも、離職率の確認も忘れず行っておくのがおすすめです。入社してからギャップを感じ、早期退職してしまうリスクを減らせるでしょう。
3.仕事に必要な専門スキルや資格を身につける
人と接しない業務が多いIT系の技術職や研究・開発職には、専門的な知識が求められるため、そういった知識があることを証明できる資格があると就職・転職に有利に働きます。人と接しない専門職に就きたい場合は、これらのスキルを磨いたり勉強して資格を取得したりすると良いでしょう。就活だけではなく、入社後の業務にも活かせる機会があるかもしれません。
4.将来的なキャリアプランを考える
「人と接しない仕事」という一点のみで仕事を選ぶのではなく、将来的にどのようなキャリアを積みたいか、どういったことを目標に働きたいかを考えておくことが大切です。長期的な視点で自分の将来を考え、実現が可能な仕事を選ぶのも手段の一つといえるでしょう。
キャリアプランを考える際は、キャリアプランシートを活用するのがおすすめです。「キャリアプランシートとは?就職・転職のときに役立つ?」のコラムでキャリアプランシートの作り方を解説しているため、ぜひ一度確認してみましょう。
将来を考えるならアルバイトやパートではなく正社員を目指そう
将来を考えるなら、早いうちから正社員としてスキルや実績を積むことをおすすめします。人と接しない仕事はアルバイトやパートなどが多い傾向にありますが、正社員として働くと雇用や収入が安定するメリットが豊富なためです。キャリアプランを実現するためにも、正社員を目指して行動してみると良いでしょう。
5.在宅勤務が可能な働き方を選ぶ
パソコンでメールやチャットツールを活用する仕事も人と接する機会の少ない仕事といえるため、在宅勤務ができる仕事を選ぶのも手段の一つです。ネット環境が整っていたりパソコンを所持していたりするなら、在宅勤務を検討してみると良いでしょう。
在宅ワークのメリット・デメリットは、「在宅ワークでできる正社員の仕事とは?メリットやデメリットも解説」のコラムでも解説しているため、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
【人と接しない場面の多い働き方】1.フリーランス
人と接する機会を減らしたい場合、正社員以外にフリーランスとして働く道もあります。フリーランスは自分の裁量で仕事を進めやすいため、会社員と比較して人と接しない業務も多い傾向にあるようです。ここでは、フリーランスという働き方について解説します。
フリーランスとは
フリーランスは、企業と雇用関係を結ばず、個人が案件を獲得して業務委託契約を結び、成果や制作物の対価として報酬を得る働き方です。会社員と比べて自由度が高く、仕事の進め方や働く時間、案件などを自分の意思で決められます。
人と接しないフリーランスの仕事の例
IT系の技術職は、自宅でパソコンを用いて仕事ができるため、フリーランスとして活躍しやすい職種といえます。IT系以外にも、フォトグラファーやイラストレーター、メイクアップアーティスト、フラワーコーディネーターなど、フリーランスとして働ける仕事はさまざまです。
フリーランスには大変な面もある
フリーランスは自分のペースで働ける点で魅力的ですが、会社員とは別の苦労があるようです。案件を獲得するまでの営業を自分自身で行ったり、実績がなければ条件の良い案件の獲得が難しいため、会社勤めや簡単な案件で経験を積む必要があったりすることも。また、継続的に仕事が入ってこなければ収入が減ってしまうので、会社員に比べて経済的に安定しない働き方といえます。
フリーランスを検討する場合、現状のスキルや実績を振り返り「今すぐフリーランスとしてやっていけるか」「ほかで経験を積む必要があるか」を考えてみましょう。
現在会社に勤めていてフリーランスに興味のある方は、「脱サラとは?成功する職種はある?実行する前に確認すること」のコラムをチェックしてみてください。
【人と接しない場面の多い働き方】2.クラウドソーシング
人と接する場面が少ない働き方として、パソコン上でやり取りが完結するクラウドソーシングもおすすめです。以下で、クラウドソーシングの仕事の種類や、どのような働き方をするかについて解説します。
クラウドソーシングとは
クラウドソーシングとは、企業がインターネット上で社外の不特定多数の人々へ向けて業務を依頼するプロセスや、そのサービスを指します。クラウドソーシングでの仕事はインターネット上のやりとりが基本なので、人と接しないことが多いといえるでしょう。
クラウドソーシングの形式
クラウドソーシングには、「タスク形式」「プロジェクト形式」「コンペ形式」という3つの形式があるのが特徴です。
タスク形式
タスク形式は、やりたい案件があればサイトのフォーム上ですぐに作業を始められます。クライアントの承認が不要のため、人と接する機会は多くないでしょう。アンケート形式の案件が多く、制限時間が決められているのが特徴といえます。
プロジェクト形式
プロジェクト形式は、自己PRなどを入力して案件に応募し、クライアントに承認された後に作業に入る形式です。タスク形式と異なり、スキルを活かせる案件や、長期にわたる案件が多い傾向があります。
コンペ形式
コンペ形式は、クライアントが提示する募集内容に対して制作物を提出し、採用されれば報酬が発生する形式です。ロゴやキャッチコピーなどの募集が多く、高額の報酬が入る可能性があります。
クラウドソーシングで仕事を得る方法
クラウドソーシングで仕事を獲得するには、クラウドソーシングサイトから案件を受注するのが一般的です。サイトにプロフィールを登録し、検索機能を使って案件を探し、自分にできる仕事を受注します。やりとりはサイト上で行われるため、人と接する機会は少ない仕事といえるでしょう。
クラウドソーシングで見つかる仕事の種類
クラウドソーシングを利用した仕事には、以下のようなものがあります。
- ・アンケート回答
- ・文字起こし
- ・データ入力
- ・事務アシスタント
- ・Webライティング
- ・資料作成
- ・デザイン
- ・システムやアプリの開発
- ・翻訳
- ・動画編集
主にパソコンを使う作業が多く、案件によっては簡単な操作だけで作業できたり、スマートフォンで気軽に行えたりする仕事もあるのが特徴です。アンケート回答や文字起こしなどは、クライアントとのやりとりも少なく、人とあまり接しないで完結できる仕事といえるでしょう。
【人と接しない場面の多い働き方】3.リモートワーク
近年は多様な働き方が広まりつつあり、リモートワークを導入する企業が増えているようです。「人とできるだけ接しないで仕事をしたい」という方は、リモートワークを導入している企業に就職・転職する選択肢もあるでしょう。以下で、リモートワークについて詳しく解説していきます。
リモートワークとは
リモートワークとは、会社員がオフィスではなく自宅やカフェ、コワーキングスペースなどで働く勤務形態のことです。「テレワーク」や「在宅ワーク」と呼ばれることもあります。
リモートワークは、IT系の技術職やデータ入力など、パソコンで業務が完結する職種で導入されやすい傾向があります。リモートワーク中の業務上のやり取りは、メールや電話、チャットなどがメインとなるため、対面でのコミュニケーションは少ないでしょう。
「リモートワークができる職種は?仕事の始め方や注意点などとあわせて紹介」では、リモートワークに向いている仕事を紹介しているので、参考にしてみてください。
政府が「働き方改革」としてリモートワークを推進
政府は働き方改革の一環として、リモートワークの普及を目指しています。
厚生労働省と総務省が運営する「テレワーク総合ポータルサイト」では、導入にあたってのガイドラインを掲載。また、厚生労働省は「自営型テレワーカー=在宅で仕事をするフリーランス」への情報提供も行っています。
「自営型テレワーカーのためのハンドブック」では、フリーランスとして仕事を見つけるまでの流れや、ありがちなトラブルと対処方法などを確認可能です。興味のある方は参考にしてみてください。
参照元
厚生労働省・総務省
テレワーク総合ポータルサイト
リモートワークの導入率
総務省が発表している「令和5年 情報通信に関する現状報告の概要 第2部 情報通信分野の現状と課題」によると、テレワーク導入率は、2019年の20.2%から2022年の51.7%へと高まっていることが分かります。新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、テレワークを導入する動きが一定程度定着しているようです。
テレワークであっても、社内外の関係者とのやり取りは発生するものの、オフィスに行かない分、人と接しないで仕事を進められる環境が整いつつあるといえるでしょう。
参照元
総務省
令和5年 情報通信に関する現状報告の概要
リモートワークの導入方法は企業によって違う
リモートワークの扱い方は企業によって異なります。「特定の職種でリモートワークを導入」「週に1日は出勤する」など、導入の条件は多種多様です。リモートワークを希望する場合は、求人に記載された条件や面接での質問を通して、「そもそもリモートワークという働き方があるか」「リモートワークがどのように適用されているか」を確かめましょう。
人と接しない業務の多い仕事に転職する方法
人と接しない業務の多い仕事に転職するためには、ハローワークや求人サイト、エージェントなどの転職支援サービスを利用すると良いでしょう。
ハタラクティブの「若者しごと白書2024(p.33)」によると、正社員とフリーターの仕事探しの手段は以下のランキングのとおりでした。
企業探しの手段・利用サービス | 正社員 | フリーター |
---|---|---|
1位 | 求人・転職サイト(53.2%) | 求人・転職サイト(65.2%) |
2位 | 就職・転職エージェント(18.3%) | ハローワーク(18.6%) |
3位 | ハローワーク(13.1%) | 就職・転職エージェント(6.4%) |
参照:ハタラクティブ「若者しごと白書2024(p.33)」
正社員の場合もフリーターの場合も、「求人・転職サイト」の利用が1位でした。また、正社員は「就職・転職エージェント」、フリーターは「ハローワーク」を利用して転職することが多いようです。以下で、それぞれの特徴についてご紹介します。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
ハローワーク
国が運営するハローワーク(正式名称:公共職業安定所)は、求人紹介や就職相談を行っている就職支援機関です。パソコンで求人を検索できるほか、窓口の職員に相談しながら求人を探せます。地元企業の求人が多く掲載されているため、自宅の近くで仕事を探したい方におすすめです。
求人サイト
求人サイトは、自分の希望条件に合う求人を手軽に検索できます。ハローワークのように担当者とやりとりをする必要がないので、気軽に仕事探しができる手段といえるでしょう。
ただし、自分一人で仕事探しや応募先野のやり取りを行う必要があるため、転職活動に慣れていないと負担に感じてしまうことも。「誰かに相談しながら仕事を探したい」という場合は、ハローワークや次に紹介する就職・転職エージェントを利用するのが効率的です。
就職・転職エージェント
希望に近い正社員求人を見つけたいなら、プロのサポートを受けられる就職・転職エージェントに相談するのも一つの手です。就職・転職エージェントでは、求職者の性格や適性を考慮したうえで、希望に沿った求人を紹介してもらえます。詳しい仕事内容も教えてもらえるため、入社後のミスマッチを減らせるでしょう。
若年層向けのサポートを行う就職・転職エージェントのハタラクティブでは、一人ひとりの適性や希望に沿った求人をご紹介。経験豊富なキャリアアドバイザーが、カウンセリングから内定までトータルサポートします。未経験から応募できる求人を豊富に扱っているため、仕事探しに不安のある方も安心です。
また、応募書類の添削や模擬面接といった選考対策、企業とのやり取り代行といった支援も実施。サービスはすべて無料なので、一人での転職活動が不安な方は、ぜひ一度ハタラクティブへご相談ください。
人と接しない仕事に関するQ&A
「できるだけ人と接しない仕事に就きたい」という方のなかには、仕事の探し方が分からずお悩みの方もいるでしょう。ここでは、人に接しない仕事に関する疑問や、その働き方についてQ&A方式で解決していきます。
人間関係に悩んでいます…人と接しない仕事に転職すべきですか?
人間関係や接客のストレスで悩んでいる場合、人と接しない仕事を選ぶのも手段の一つといえます。個人の努力で改善できる状況でないなら、転職も視野に入れて行動してみましょう。
今の職場での対処法を知りたい方は、「職場にいる嫌いな人との接し方とは?「苦手な人」の特徴や対処法も紹介」のコラムもぜひ参考にしてみてください。
人と接しない仕事にはどのようなものがある?
工場の作業員や清掃員、データ入力などが挙げられます。また、「専門的なスキルを身につけたい」という場合は、IT業界の求人を探してみるのもおすすめです。パソコンを使用する専門職が多く、コミュニケーションを社内や一部の取引先の人に留められる可能性があります。
IT業界に未経験から正社員として転職するコツについては、「IT業界は未経験者も挑戦できる?おすすめな職種と転職成功のコツをご紹介」のコラムもあわせてご覧ください。
人と接しない仕事に就くために役立つ資格はありますか?
職種にもよりますが、IT系の技術職や研究・開発職などの専門職を目指す場合は、資格を取得しておくと就職・転職に有利に働くことがあります。人と接する機会が少ない仕事のなかでも、どういった仕事に就きたいかを考えたうえで、業務に使用できそうな資格を取得すると良いでしょう。
就職に役立つ資格については、「就職に役立つ資格8選!効果的なアピール方法も解説」のコラムでも解説しているので、ぜひご覧ください。
自分に向いている仕事の探し方が分かりません。
自分に合った仕事を見つけてくれる、就職・転職エージェントを利用するのがおすすめです。適性に沿った求人を紹介してもらえるので、自分にマッチした企業に出会えるでしょう。
仕事探しについてお悩みなら、ぜひ就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。希望する求人や求職活動に関するお悩みに寄り添い、就職・転職をサポートします。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。