- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- 職種図鑑TOP
- 貿易事務の仕事
- 未経験から貿易事務を目指すには
未経験から貿易事務を目指すには
更新日
◆貿易事務を目指すなら、語学系の学校に進学しよう
新卒で貿易事務員になるには、高校や大学を卒業後、貿易会社やメーカー、商社、船舶会社の採用試験を受けるのが一般的な流れです。
海外から届く注文書は全て英語なので、貿易事務はある程度の英語力が必須の仕事です。まれに語学力についての記載がない求人もあるようですが、これは「英語ができて当たり前」という前提で募集行っている場合がほとんど。
絶対条件ではありませんが、将来貿易事務に就きたいと考えている方は語学系の専門学校もしくは大学に進学すると採用が有利になる可能性があります。貿易事務で必須となるのは英語ですが、最近では中国語も需要が高い言語となっています。
◆貿易事務に転職するには?
貿易事務には「未経験OK」の求人がありますが、この表現には「貿易事務の未経験者OK」という意味があり、前提として事務経験を求めているケースが多くなっています。
営業事務などで受発注業務の経験がある、英語の文書(メール等)をやりとりした経験があると選考のアピール材料になるでしょう。英語で海外とやり取りすることを「Correspondence(コレスポンデンス)」、略して「コレポン」といい、貿易事務の求人ではたびたびこの言葉を見かけます。
英語での実務経験がない方は、語学力を証明する材料としてTOEICや英語検定、ビジネス英語検定などを受験すると良いでしょう。目安としては、TOEICで600点以上、英検で2級以上の成績があると必要な語学レベルを満たすのではないでしょうか。
正社員を募集する企業のほとんどは即戦力となる人材を求めているので、ワードやエクセルなどの一般的な事務スキルは必須となります。物流を滞らせないためには短時間で書類作成できる能力が必要なので、事務経験のある方は前職で培った事務処理の迅速さや正確性といった点をアピールしましょう。
◆派遣で経験を積む道もある
事務職の経験が全くないという人が、正社員として採用されるのは難しいのが実情といわれます。貿易事務には派遣での募集も多いので、未経験者はまず派遣としてある程度経験を積んだあと、正社員を目指すという道が考えられます。遠回りにはなりますが、営業事務などで事務処理のスキルを身につけ将来的に貿易事務を目指すルートも。また、正社員登用を前提とした派遣社員求人を探すという方法もあるでしょう。
実務経験のない方がスキルや熱意を証明する手段として、貿易事務に役立つ資格取得を検討してみるのも良いかもしれません。未経験であっても『通関士資格』や『貿易実務検定』といった資格があると、選考時に強みとしてアピールできます。
通関士資格は貿易関係のなかでは唯一の国家資格ですが、受験資格がなく誰でも受験することができます。貿易実務検定にはA級・B級・C級という段階があり、未経験の方は定型業務に必要な知識を証明できるC級を受験するのがおすすめです。C級の出題科目は、貿易と環境(条約に関連した規制)、貿易経済知識、貿易の流れ、貿易金融、通関知識、マーケティング知識、貿易実務英語といった内容になっています。
ただ、資格があったとしても貿易事務は実務を通して学ぶことの多い職種です。面接では入社後に積極的に知識を吸収していく熱意を伝えられるよう準備しておくと良いでしょう。
業界一覧
金融
IT・メディア
自動車・機械
小売・卸
サービス
建設・不動産
食品
エネルギー・資源
電機・精密
生活関連
飲食
娯楽
物流・運送
衣料・装飾
職種一覧
営業
販売・サービス
事務・アシスタント
不動産・建設
IT・機械
医療・福祉
物流
工場・製造
企画・管理
クリエイティブ
専門
ハタラクティブを利用すると…
RECOMMEND