図書館司書の仕事内容を解説!やりがいや就職先も紹介

図書館司書の仕事内容を解説!やりがいや就職先も紹介の画像

【このページのまとめ】

  • ・図書館司書の仕事内容は利用者への貸出や資料の案内、図書館で扱う資料の発注など
  • ・図書館司書の仕事のメリットは、「激務ではない」「静かな環境で働ける」など
  • ・図書館司書は、利用者に感謝されたり本の知識を深められたりするやりがいのある仕事
  • ・本や図書館が好きで事務仕事が得意な人は、図書館司書に向いている

「図書館司書の仕事内容って何?」と疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
このコラムでは、図書館司書になりたい方に向けて、業務内容ややりがいについて紹介します。図書館司書の仕事内容で大変なものや、どんな人が向いているかについても解説しているので、転職を検討している人はチェックしてみましょう。
図書館司書のおすすめポイントについてもまとめたので、図書館での業務に興味のある方はぜひご覧ください。

ハタラクティブは20代の
フリーター・既卒・第二新卒

特化した
就職支援サービスです

ハタラクティブは20代
フリーター・既卒・第二新卒
特化した就職支援サービスです

ご相談はこちらから

これまでに就職したことはありますか? ※派遣・アルバイトは除く

図書館司書の仕事内容は?主な5つの業務

図書館司書の仕事内容は、図書館で扱う資料の選択や発注、分類や目録の作成、利用者への貸出や資料の案内などです。 図書館によっては来館者に向けたイベントの企画や、テーマに沿って本を紹介する展示コーナーの設置を行うこともあります。
ここでは図書館司書の仕事内容を5つに分類して紹介するので、参考にしてください。

1.カウンター業務

図書館司書の仕事としてもっともイメージしやすいのは本の貸出や返却業務などのカウンター業務でしょう。
図書館の利用者への本の貸出や返却は、バーコードなどを使って読み取って管理します。本だけでなく、新聞やCD・DVDなどの貸し出し状況を記録することも仕事内容の一つです。専門的な知識や技術は必要ないものの、図書館全体の本や資料を管理する仕事なので、正確さが求められます。
図書館司書の仕事には、初めて図書館を利用する人に対してルールを説明することや本の予約、リクエストの受付、本の修繕などが挙げられます。また、延滞している人に対する催促や来館者のクレーム対応なども図書館司書の仕事です。
さらに、新しく購入した本の登録作業も図書館司書の仕事。保護カバーをかけたりバーコードを貼ったりします。図書館司書の仕事を長く続けていると、新着本の登録も素早く行えるようになるでしょう。

2. 配架と書架整理

図書館司書の重要な仕事が、配架と書架整理です。
配架とは返却された本を元の位置に戻すことです。書架整理とは、本の並びが間違えている場合に並べ替えることを指します。本が決まった位置にあれば図書館司書も利用者も目的の本を見つけやすくなるため、非常に重要な仕事です。
図書館司書が配架や書架整理を行うためには、日本十進分類法という分類法を知らなければならず、専門的な知識が求められます。本は内容などによって1,000個のグループに分けられており、それに従って本を管理しなければなりません。図書館司書にとって配架や書架整理の仕事は、これらの区分を覚えていなければ務まらない重要な業務なのです。

3.蔵書点検

図書館司書の仕事には蔵書点検も含まれます。
蔵書点検とは、図書館の職員全員で本の一つひとつをチェックすることです。書架整理がきちんと行われているかはもちろんのこと、バーコードが読み取れる状態か、記録されているデータと実態に違いはないかなどをチェックします。
さらに、古くなったり破損したりしている本をピックアップして修理し、本棚の清掃も同時に行います。書架が常に清潔な状態になるようにしているのです。

4.館内に置く本を選ぶ

図書館司書の仕事の一つが「選書」です。
選書とは館内に置く本を選ぶことで、図書館司書の腕が試されます。毎日たくさんの本が出版されていますが、図書館がすべての本を購入できるわけではありません。決められた予算の範囲内で、できるだけ多くの人に楽しんでもらえる本を選ぶ必要があります。
図書館司書が選書する場合、自分の好みではなく、幅広い年齢層が満足できる本や世間で話題になっている本、専門家の評価が高い本などを基準にします。カウンター業務で接する利用者がどのようなテーマに興味を持っているかを感じ取る能力も必要な能力です。

5.イベントの企画や運営

図書館司書の仕事には、館内で開催されるイベントの企画や運営も含まれます。
図書館では大小問わずさまざまなイベントが開催されており、楽しみにしている利用者も少なくありません。子どもたちへの本の読み聞かせや講演会などがその一例です。
図書館司書は、どのようなイベントを開催するか企画書を提出し、ポスターを作ったり講演者の手配をしたりします。より利用者に親しまれる図書館にするために重要な仕事です。

図書館司書についてさらに知りたい方は、本にまつわる仕事を扱っている「本に関わる仕事16選を紹介!未経験者が転職するときのポイントも解説」をご覧ください。

図書館司書の仕事がおすすめな3つの理由

図書館司書として働く際には、どんなメリットがあるかをよく理解しておくことが重要です。
図書館司書の仕事にはほかの仕事にはないおすすめポイントがあります。図書館司書がおすすめの理由を3つ見ていきましょう。

1.それほど激務ではない

図書館司書の仕事の種類はたくさんありますが、それぞれが激務になることはなく、長く働き続けられる点が魅力です。また、図書館司書の業務内容には日々の変化が少ないため、一度仕事を覚えると自分のペースで落ち着いて働けるでしょう。

2.静かな環境で働ける

図書館は静かな場所なので、大きな音や騒がしさに悩まされることなく勤務できます。静かで落ち着いた職場で仕事がしたい方にとって図書館司書はとても良い職業です。どの施設に勤めても快適な環境で仕事ができる職種といえるでしょう。

3.雇用の安定性が高い

公立図書館で正職員として働く司書は公務員という立場になります。一般企業の正社員と比べると、リストラされることがなく、安定して働き続けられるのが大きなメリットです。公務員試験に合格する必要がありますが、採用後は将来の不安が少ない状態で仕事に取り組めるでしょう。

ストレスが少ない職場で働きたいと考えている方は「楽な仕事徹底解説!自分に合う仕事は?」のコラムもあわせてご覧ください。

図書館司書が仕事をする4つの就職先・転職先

図書館司書の職場は図書館がメインです。しかし、図書館にもいろいろな種類があり、仕事内容も若干異なります。将来的に図書館司書になりたい方は、どのような場所で仕事をしたいのかについても明確なビジョンを持っておくとよいでしょう。
ここでは、図書館司書が仕事をする場所を4つ紹介します。

1.公立図書館

図書館司書が仕事をする場所としてもっともイメージしやすいのが公立図書館でしょう。都道府県や市町村が運営する図書館です。図書館司書は貸出や返却の業務を行います。
来館する子どもたちへの教育活動や、高齢者向けのイベントの企画や運営といったボランティア活動も、図書館司書の仕事の一部となります。

2.学校図書館

図書館司書の中には、小学校や中学校で仕事をする人もいます。
学校図書館では、本の貸出や返却はもちろん、児童や生徒への指導も仕事の一環です。たとえば図書館内でのマナーや本の扱い方、辞典の読み方を指導することがあります。
学校によっては図書館だよりを作成して配布したり、掲示板に貼りだしたりすることがあるかもしれません。

3.大学図書館

小学校や中学校の図書館だけでなく、大学の図書館も図書館司書の仕事場となりえます。
大学図書館は他の図書館と異なり、相互賃借というシステムがあるのが特徴です。ほかの大学から蔵書を借りたり、特定の大学にしかない論文をコピーしてもらったりすることができます。
大学生や大学院生、教授、職員などから他の大学の蔵書や論文の要望があれば、図書館司書が問い合わせをしたり、論文のコピーの送受信をしたりすることになるでしょう。

4.専門図書館

特殊な例ですが、専門図書館で仕事をする図書館司書もいます。
専門図書館とは、ある特定の分野の専門書や学術書、作品集などの資料を収集している場所です。図書館司書は、自分が勤務する専門図書館についてある程度の知識を持っていることが求められるでしょう。

図書館司書の仕事の2つのやりがい

図書館司書の仕事はたくさんありますが、とてもやりがいのあるものといえます。どのようなやりがいがあるかを知っておくと、図書館司書の仕事をより一層楽しめるかもしれません。
以下が図書館司書の仕事で感じられるやりがい2つです。

1.利用者に感謝される

図書館司書の仕事のもっとも大きなやりがいだといえるのが、利用者からの感謝です。
図書館司書は、図書館の利用方法や蔵書の検索方法を知り尽くしているプロとして仕事をしています。図書館内では利用者に頼られる存在です。タイトルや著者がわからない本があれば利用者とともに探したり、利用者が読みたい本をリクエストしたりすれば、利用者から感謝されるでしょう。
目当ての本を見つけたり、読みたかった本を手にしたりした利用者からお礼を言われる瞬間は、図書館司書として大きなやりがいを感じるときです。

2.本の知識を深められる

図書館司書は、本と毎日触れ合う生活を送ります。そのため、本や芸術作品に対しての知識が深まっていくことでしょう。
本が好きな方であれば自分の興味のある分野だけでなく、ほかの分野の本の知識を深められます。さらに、本の魅力について他の人に知ってもらうことも可能です。
図書館司書は、本についての豊富な知識を使って、利用者と本をつなぐ橋渡し役となれることでしょう。

本に携わる図書館司書は、文系におすすめの仕事として挙げられます。文系を活かせる職種は「文系出身の仕事事情と強みとは?」のコラムで紹介していますので、興味がある方はぜひご覧ください。

図書館司書はきつい?大変な2つの仕事

図書館司書の仕事にはやりがいがありますが、時には図書館司書にとって大変と思える仕事も行う必要が出てくることもあります。
図書館司書にとって大変と考えられる仕事を2つ見ていきましょう。

1.利用者への対応

図書館司書の主な仕事の一つが利用者への対応です。貸出や返却の対応であればそれほど大変な仕事ではありませんが、辛抱強い対応が求められる利用者もいます。
図書館内で大きな声を出す、座席を占領している、持ち出し禁止の本を持ち出そうとする、クレームをつけてくるといった利用者に対しても、図書館司書が対応しなければなりません。すべての利用者が快適に過ごせるよう心を砕くのは決して楽ではないでしょう。

2.膨大な蔵書の管理

図書館司書の大変な仕事には、膨大な蔵書の管理も含まれます。
図書館には数万冊から数十万冊もの蔵書が収められており、それらすべてを管理するためには多くの仕事が必要です。もし破損していれば修繕し、返却期日を過ぎている利用者がいれば督促の連絡を行います。
図書館にとって本は財産なので、本がきれいな状態で保管されているか、紛失していないかを細かくチェックしなければなりません。蔵書の数が多くなればなるほど、図書館司書の仕事も大変になります。

図書館司書の仕事に向いている人の3つの特徴

図書館司書の仕事につきたいと思っている方は、自分が向いているタイプかどうかを見極めることが必要です。
ここでは、図書館司書の仕事に向いている人の特徴を3つ紹介します。

1.本や図書館が好きな人

図書館司書の仕事に向いている人の最初の特徴は、本や図書館が好きな人です。
図書館司書は、毎日図書館で本と向き合わなければなりません。本が好きな方であれば、仕事をしながら興味のあるジャンルの本を見つけたり、新たに興味を持てる分野を開拓できたりする可能性があります。
また、図書館の静かな雰囲気が好きだという方も少なくありません。落ち着いて仕事ができる環境を求めている方にもおすすめの仕事です。

2.事務作業が好きな人

図書館司書の仕事は、ほとんどが事務作業となります。
貸出や返却、配架、書架整理、蔵書の確認など、たくさんの事務作業をこなさなければなりません。決して華やかな仕事ではなく、地道な作業が続きます。
毎日コツコツと事務作業をするのが苦にならない方、丁寧に確認作業ができる方が図書館司書に向いているといえるでしょう。

3.コミュニケーション能力がある方

図書館司書の仕事は事務作業が多いものの、利用者とのコミュニケーションも不可欠です。そのため、コミュニケーション能力が高い方が図書館司書に向いています。
図書館司書は本だけでなく、来館する利用者と接する仕事です。コミュニケーション能力が低いと利用者との良好な関係が築けず、トラブルになることもあります。とくに返却の督促をする際などには、丁寧な対応を心掛けないとクレームにつながることもあるので要注意です。
利用者の質問や依頼に親身になって対応するためにも、コミュニケーション能力を磨いておくことが必要となります。

上記の特徴に当てはまる人は、図書館司書の仕事に向いています。
図書館司書になりたい方は、司書資格の取得と各自治体の採用試験合格を目指しましょう。

図書館司書以外の就職先も検討したい方は、ハタラクティブにご相談ください。
ハタラクティブは、20代のフリーターや第二新卒、高卒などの若年層向けの就職・転職サービスです。専任のアドバイザーが、仕事探しから内定まで一貫したサポートを提供します。
1対1のカウンセリングにより、個々に合ったアドバイスが可能です。「静かな職場で働きたい」「事務作業が得意」など、あなたの希望や適性を汲みとったうえで求人をご紹介いたします。
サービスはすべて無料です。まずはお気軽にご連絡ください。

室谷彩依

監修者:室谷彩依

就活アドバイザー

就活アドバイザーとして培った経験と知識に基づいて一人ひとりに合った就活に関する提案やアドバイスを致します!

これまでに就職したことはありますか?※派遣・アルバイトは除く

  • はい

  • いいえ

RECOMMEND

おすすめ記事

みんなの就職エピソード

  • 周囲との格差に劣等感を抱き、正社員就職に挑戦した3ヶ月
    周囲との格差に劣等感を抱き、正社員就職に挑戦した3ヶ月

    就職前

    スポーツジム フロントスタッフ アルバイト

    就職後

    住宅機器等の製造・販売会社 営業

    詳細を見る
  • “このままじゃダメだ”。5年のホスト生活を経て決めた営業への就職
    “このままじゃダメだ”。5年のホスト生活を経て決めた営業への就職

    就職前

    ホストクラブ ホスト

    就職後

    通信回線販売取次店 営業

    詳細を見る

体験談 一覧

関連記事

ハタラクティブ 人気の記事一覧

  • arrow
ハタラビットの部屋

Collection

特集

  • みんなの就職エピソード
  • よくある相談集
  • 失敗しない就活ノウハウ
  • 就職・転職のQ&A