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人見知りに向いてる仕事とは?おすすめの職業や正社員就職のポイントを紹介
更新日
未経験OKの求人を探しているのですが、営業や接客が多く出てきます。しかし、私は人見知りな性格のため、チャレンジできる気がしません。人とのやりとりに苦手意識のある私でもできる仕事ってありますか?
未経験者が応募できる職種は、それらに限定されるわけではないのでご安心ください。しかし、未経験者歓迎の求人を探すと、営業や接客などが多く出るのは確かです。営業や接客以外で未経験者がチャレンジできる職種をいくつかご紹介します。
就活アドバイザーに詳しく聞いてみました!
人見知りの方のなかには、「自分に向いている仕事はなんだろう」と不安を抱えている方もいるでしょう。人見知りの人は、自分の特性を理解して自分に合った仕事を探すのが大切です。このコラムでは、人見知りの人が抱える仕事のお悩みに就活アドバイザーがお答えします。就職・転職活動中の人見知りで仕事探しに悩んでいる方はぜひご一読ください。
人見知り・無口な人におすすめの10個の仕事
人見知りの人は、初対面の人と関わる仕事が苦手でも、長期的に付き合って信頼関係を築く仕事には向いていることもあるでしょう。ここでは、人見知りの人におすすめの仕事を、10個ピックアップしてご紹介するので、就職や転職で仕事を探すときの参考にしてみてください。
1.プログラマー
プログラマーとは、プログラミング言語を使ってシステム開発を行う仕事です。仕事を依頼されたクライアントとの打ち合わせが必要になるため、ある程度のコミュニケーションを取る場面はあるでしょう。
ただし、仕事の性質上、1人で作業に専念して業務を進めるため、コミュニケーション能力に自信がない方も働きやすい仕事といえます。プログラマーの仕事内容について詳しく知りたい方は、「未経験からプログラマーを目指すのはきつい?仕事内容や探し方を紹介」のコラムで解説しているので併せてチェックしてみてください。
2.Webライター
Webライターとは、Web上に公開されるコラムや記事を執筆する仕事です。Webライターの場合、原稿の提出時や修正時に人と接するタイミングがあるでしょう。Webライターの仕事は、パソコンがあれば場所を問わず作業ができます。在宅勤務ができる企業であれば、人見知りの人も集中して業務に取り組めるでしょう。
ただし、企業のなかには、記事を書くために自ら取材をする必要があるので、コミュニケーション能力や会話力が求められる場合があります。初対面で話すのが苦手な人にはハードルが高く感じる可能性があるので、業務内容を確認したうえで検討したほうが良いでしょう。
3.動画制作
動画の制作や編集、配信といった仕事も、人見知りに向いている仕事の一つです。動画制作には自分で動画を撮影・編集したものをインターネットで配信する場合と、クライアントからの依頼で動画制作を行う場合に分かれるでしょう。動画撮影や編集のスキルがあれば、フリーランスとして自由な働き方ができるので人と接するのが苦手な方に向いている職種といえます。
ただし、動画制作で生活できるレベルの収入を得るには、続ける根気と多くの人に見られるための工夫が求められるため、誰もができるわけではありません。まずは趣味の範囲からチャレンジしてみるのがおすすめです。
4.ポスティング作業員
チラシや新聞などを一般家庭のポストに投函するのが、ポスティング作業員の仕事です。基本、1人で作業を行うので、人見知りの方に向いているでしょう。ノルマが課せられる場合があったり、徒歩か自転車を利用して仕事を行うのが一般的だったりするので、体力が必要となる可能性があります。
5.配達ドライバー
人見知りの人には、郵便物や宅配便の配達ドライバーも向いている可能性があります。1人で郵便物や荷物を届けることが主な仕事のため、他人と長時間話す機会は少ないでしょう。
6.運転手
バスやトラック、タクシーの運転手は人と話すことが少ないので、人見知りな人に向いている仕事です。使用する車種によっては、大型自動車免許が必要な場合があるので、就職前に必要な資格も確認しておきましょう。「正社員ドライバーになるには?転職成功のポイントや求人の探し方を解説!」のコラムでは、ドライバーの種類や仕事内容を解説しているので、興味がある方は併せてチェックしてみてください。
7.ルート営業
ルート営業とは、既存顧客を対象に定期的な営業をする仕事です。人見知りの人が敬遠しがちな営業職ですが、「ルート営業」は行く場所や会う人が同じなのが特徴の一つ。一般的な新規開拓の営業よりもコミュニケーションのハードルも低いので、人見知りの人も活躍できるでしょう。
8.工場の作業員
工場の作業員はライン作業やピッキング、荷物の積み下ろしなど、扱う商品によってさまざまな作業を行います。業務上必要なやりとりはありますが、黙々と作業を進められるため、人間関係でのストレスは掛かりにくい職種といえるでしょう。
9.清掃員
清掃員は、オフィスや施設を清掃する仕事です。チームを組んでいても、作業自体は一人で行う傾向があるためコミュニケーションに苦手意識がある方に向いているでしょう。体力が求められるものの、未経験から応募できる求人もあり、挑戦しやすいのも特徴です。
清掃員は、建築物環境衛生管理技術者の資格を取得すれば、キャリアアップを目指せるでしょう。清掃業界に興味のある人は、「清掃業の仕事内容とは?メリット・デメリットと向いている人もご紹介」のコラムで詳しい仕事内容ややりがいを解説しているので、参考にしてみてください。
10.飼育員
飼育員は、動物園や水族館などで動物の世話をする仕事です。動物相手の仕事なので、コミュニケーション能力は求められにくいでしょう。飼育員は動物関連の学校や農学部出身の人がほとんどですが、特別な資格は求められないのが一般的です。未経験から挑戦できる可能性があるので、動物が好きな方に向いているでしょう。
ただし、就職先によっては、重労働があったり、来園客の対応も行ったりする場合があることを理解しておきましょう。
人見知りの人が仕事で辛いと感じる場面
ここでは、人見知りな人が仕事で辛いと感じる場面を解説します。自分がどのようなときに「辛い」と感じるかが分かれば、仕事を選ぶときの基準がみえてくるでしょう。
見知らぬ人と直接やりとりする必要があるとき
仕事で見知らぬ人と直接やりとりする必要があるときに、人見知りの人は「辛い」と感じることがあるでしょう。特に、関係の薄い人が相手だと緊張してしまい、「辛い」と感じやすくなります。
また、「相手にとって迷惑なのでは?」「自分は気に入られていないかも」などと不安になって、面識のない相手との会話がスムーズにできなくなる場合もあるでしょう。仕事で初対面の人と関わることが多い職種に就くと、「自分には合わない」と感じる可能性があります。
人前で自分の意見を言うとき
人見知りの人が仕事で辛いと感じるのは、人前で自分の意見を言うときが挙げられます。無口な人のなかには、自分の意見があっても言葉にするのが苦手な人もいるでしょう。
「これを言ったら相手が不快に感じるかも」「自分が発言すべきことではないかな」といった不安感は、無口になる原因になりかねません。周囲とコミュニケーションが取れないと、意思の疎通が難しくなるため、仕事でミスマッチが起こりやすくなるので注意が必要です。
職場の人と馴染めないとき
人見知りの人はコミュニケーション不足になりがちなので、職場の人となかなか馴染めずに「辛い」と感じる場合もあるでしょう。なかには、職場で相談できる人がおらず、仕事が辛いと感じる人もいます。
特に、新しい仕事に挑戦するときは「職場の人とちゃんと馴染めるか不安」「仕事できない人だと思われていたらどうしよう」と考えてしまいがち。職場で自分を出せずにいると、「自分には合わない」と感じてしまうでしょう。
飲み会など仕事上の付き合いを求められるとき
人見知りの人のなかには、飲み会や懇親会など仕事上の付き合いを求められるのが辛いと感じる方もいるようです。人見知りの人は、大勢で過ごすのを苦手とする傾向があります。相手の顔色の変化に気づきやすく、大勢が集まる飲み会の場は気疲れしてしまうでしょう。
人見知りな人に向いていない仕事・職場の特徴
自分の適性を理解すると同時に、向いていないことも明確にしておくと、自分に合った仕事や職場が見つかりやすくなります。以下で、人見知りな人に向いていない仕事や職場の特徴をまとめたので、仕事を探すときの参考にしてみてください。
コミュニケーションが求められる仕事
人見知りな人は、コミュニケーションが求められる仕事には向いていないでしょう。コラム内の「人見知りの人が仕事で辛いと感じる場面」で解説したように、人見知りな人に適した仕事には、一人でできるのが特徴の職種が豊富です。
コミュニケーション能力が求められる職種として挙げられるのは、営業職や販売職など。仕事で評価を得るために、積極的に苦手とする人との関わりを持つ必要があるため、ストレスや負担が掛かりやすくなることも。
なるべく人とコミュニケーションを取らずに、黙々と業務に取り組める職種のほうが働きやすいと感じられる可能性があります。
チームワークで業務を進める仕事
チームワークで業務を進める仕事も、人見知りの人に向いていない場合があるでしょう。仕事内容によっては、数人でチームを組んで一つのプロジェクトに取り組みます。
業務を円滑に進めるために、こまめにコミュニケーションを取って連携することが求められるでしょう。人との関わりを苦手とする場合、仕事に取り組むと同時にストレスが溜まりやすくなります。
自己PRが評価に影響する職場
人見知りの場合、自己PRが評価に影響する職場は適していない傾向があります。業務の成果以外も評価対象になると、同じタスクをこなせても自己PRができないことで不利になるでしょう。
人見知りの人が仕事で活かせる長所
自分では人見知りであることが短所だと思っていても、職種によっては強みとして活かせる場合があります。以下で、人見知りの人が仕事で活かせる長所を解説するので、チェックしてみてください。
信頼を得られやすい
人見知りの人は、人から信頼されやすいのが長所といえるでしょう。人見知りの人は、周りからの評価を気にかけている傾向があります。
「よく確認しているからミスが少ない」「丁寧に情報収集できている」など、仕事に対して特に慎重に取り組める人は、周囲からの信頼を得やすいでしょう。信頼を得ることは良好な人間関係を作るうえでも重要な要素で、仕事においても大きなメリットとなります。
人をよく観察できる
人をよく観察できるのも、人見知りな人が持っている長所の一つです。人を良くみているため、相手の気持ちに気づけたり、気配りが行き届いていたりするのが、仕事で評価されることがあるでしょう。周囲をよく観察することで、困っている人が何を求めているのか察知する能力も身につきやすくなります。
警戒心が強い
人見知りの人は、対人関係において警戒心が強いのも長所になり得ます。初対面の人に対してすぐに心を開かないため、トラブルに巻き込まれにくくなるでしょう。「慎重さ」は、仕事においても強い武器になります。上手に活かせると、活躍の幅が広がるはずです。
人見知り・無口な人は仕事できないとは限らない
人見知りや無口だからといって、仕事で活躍できないとは限りません。人見知りの人は「初対面の人と話すのが苦手」「相手の顔色をうかがい、言いたいことが言えない」といった短所がある一方で、「相手の気持ちに寄り添える」「聞き役になれる」といった長所もあります。「人見知りだから」と消極的になりすぎず、人見知りだからこその魅力にも目を向け、仕事で活かしていきましょう。「内向的とはどんな意味?性格の特徴を知って向いている仕事を探そう」のコラムでも内向的な人の強みを解説しているので、併せてチェックしてみてください。
人見知りな人が正社員を目指すときの4つのポイント
人見知りな人はしっかり対策を行うことで、就活や転職活動を有利に進められるでしょう。
以下で、人見知りな人が正社員を目指すときのポイントを4つ解説するので、就活や転職活動をするときの参考にしてみてください。
人見知りな人が正社員を目指すときのポイント
- 自分に合った仕事を見極める
- 人見知りの強みを活かせるか判断する
- 専門性を高める
- 面接対策をしっかり行う
1.自分に合った仕事を見極める
人見知りな人が正社員を目指すなら、自分に合った仕事を見極めることが大切です。具体的にコミュニケーションを取るうえで何に苦手意識があるのか、何が得意なのかを明確にし、仕事を探してみると良いでしょう。
たとえば、「社外は無理だけど社内の人となら話せる」「電話やメールなど直接会わない形であれば大丈夫」と、営業事務やカスタマーサポートなどの仕事に向いている可能性もあります。人によって、苦に感じることなく働ける「人と関わる職種」もあるので、広い視野を持って検討するのが良いでしょう。
「自分に合った会社の選び方がわからない!選ぶ基準や気をつけたいことを解説」のコラムで自分に合う会社の選び方のポイントや注意点を解説を解説しているので、併せて参考にしてみてください。
選考に落ちても自分を責める必要はない
人見知りの人が就活や転職活動で選考に落ちても、「うまくアピールできない自分が悪い」と自分を責める必要はありません。経験やスキルが豊富な人も、企業ニーズにマッチしなければ採用されるとは限らないからです。選考に落ちたときは落ち込まず、内容を振り返って改善点を探してみましょう。失敗から学ぶ姿勢は就職後にも役立つので、習慣にしておくのがおすすめです。後述しますが、面接対策をしっかり行うことで自分を十分にアピールでき、内定獲得に近づけるでしょう。
2.人見知りの強みを活かせるか判断する
人見知りの人が正社員を目指すときは、自分の強みを活かせるか判断することを意識しましょう。前述したように、人見知りの人は、「相手の立場になって考えられる」「慎重」といったコミュニケーションを取るうえで重要な強みを持っています。人見知りの人のなかには、それらの強みを活かして活躍している人もいるので、人と関わる仕事に挑戦するのを検討してみましょう。
3.専門性を高める
専門性を高めるのも、人見知りの人が正社員を目指す方法の一つです。「口下手であまり人と関わりたくない」「マイペースに仕事がしたい」と感じる人は、プログラミングやWebエンジニアなどのIT関連の知識やスキルを身につけて、専門性の高い職に就くのがおすすめ。人とのやり取りが必要となる仕事は避け、黙々とできる作業でスキルを磨いていくのも良いでしょう。
「IT業界は未経験者も挑戦できる?おすすめな職種と転職成功のコツをご紹介」のコラムで未経験から挑戦しやすい職種やおすすめの資格を解説しているので、IT関連の仕事に興味がある方はチェックしてみてください。
4.面接対策をしっかり行う
人見知りの方は、面接対策をしっかり行うことで正社員就職が成功しやすくなるでしょう。面接対策をする際に、意識することは以下のとおりです。
- ・人見知りであることをポジティブに言い換える
・落ち着いて話すことを心掛ける
入退室のマナーはもちろん、身だしなみも面接対策するときから気をつけるのがおすすめです。一人で面接対策を行うのが難しければ、第三者にアドバイスを求めるのも良いでしょう。自分では気づかなかった改善点を見つけてアドバイスを受けられれば、より効果的な練習になります。
「人見知りだから自分に合う仕事が分からない」「面接でうまく話せるか不安」という方は、就職・転職エージェントのハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは20代を中心とした転職・就職支援に特化しています。
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また、応募書類の添削や面接対策も実施するので、安心して就活や転職活動に臨めるでしょう。サービスの登録・利用はすべて無料なので、お気軽にご相談ください。
人見知りな人の仕事に関するQ&A
ここでは、人見知りの人の仕事について、さまざまなお悩みをQ&A形式で回答していきます。
人見知りを直さないと就職できませんか?
人見知りを直さなくても就職できます。
コラム内の「人見知りの人が仕事で活かせる長所」で解説しているとおり、人見知りは短所ではありません。人見知りだからこそ活躍できる仕事も存在するので、就職のために人見知りを直す必要はないといえます。しかし、仕事をするにあたってスムーズに業務に取り組むために、最低限のコミュニケーションは取れるようにしておくと良いでしょう。
人見知りなのですが、向いている仕事はありますか?
人見知りの方は、1人で作業を進められるエンジニアやドライバー、作業員などが向いています。社内の人や電話ならコミュニケーションが取れる場合、営業事務やカスタマーサポートなどもおすすめ。自分の得意・不得意を理解したうえで仕事を選びましょう。
詳しくは、このコラムの「人見知り・無口な人におすすめの10個の仕事」でご紹介しているので、参考にしてください。
営業の仕事は人見知りには難しいですか?
新規開拓がメインとなるような営業の場合、見知らぬ相手と積極的にコミュニケーションを取っていく必要があるので、人見知りの人には負担が大きい可能性があります。
しかし、ルート営業であれば、既存顧客を訪問するのが基本。営業職に比べて、初対面の人と話す機会は少ないので負担は掛かりにくいでしょう。詳細は、「ルート営業と新規営業の違いとは?業務内容や求められる能力を詳しく解説」のコラムでも解説しています。
極度の人見知りなので、就職活動が不安です…
就活を始めるにあたって、人見知りゆえに面接に苦手意識を持っている人もいるでしょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。