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無料で転職相談できる場所は?事前に準備すべきことやよくある悩みをご紹介
更新日
この記事のまとめ
- 無料で転職相談できる場所は、転職エージェントやハローワークがある
- 転職エージェントは相談から内定まで一貫してサポートしてくれるのが特徴
- ハローワークは地元求人が多く、失業保険の手続きも行えるのが特徴
- 無料の転職相談先を利用する前に、相談内容を具体的に考えておくのがポイント
- 無料の転職相談をして終わらせるのではなく、具体的な行動を起こすのが大切
「転職の相談は無料で対応してもらえるのか」とお悩みの方もいるでしょう。無料で転職相談したい方は、転職エージェントやハローワークの利用がおすすめです。
このコラムでは、無料で転職相談できるサービスや、対面・電話・メールなど状況別のメリットとデメリットをご紹介します。また、相談できる内容やスムーズに進めるための準備、サービスを利用する際に気をつけたいポイントもまとめました。
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無料で転職相談できるサービス
無料で転職の相談ができるサービスには、「ハローワーク」や「転職エージェント」が挙げられます。そのほかにも、年齢がおおむね35歳未満の方は「わかものハローワーク」、東京都民の方や都内で仕事を探したい方は「東京しごとセンター」といったサービスも利用可能です。
以下で、それぞれのサービスの特徴を詳しく説明するので、自分に合うサービスや利用できるサービスはどのようなものか確認してみましょう。
ハローワーク
ハローワークは、厚生労働省が運営し、求職者に対して無料でサービスを提供する機関です。職業安定法によると、「公共職業安定所は、求職者に対し、できる限り、就職の際にその住所又は居所の変更を必要としない職業を紹介するよう努めなければならない。」という定めがあるため、ハローワークは地元企業に強い求人を有しています。
ハローワークは国が運営する機関のため、誰でも気兼ねなく利用することが可能です。求人情報の検索だけでなく、対面での相談やニーズに応じた各種セミナーを行っています。
また、ハローワークは求人情報の提供だけでなく、失業保険の手続き先でもあるのが特徴。転職に際して失業保険を受ける予定があれば、訪問する必要があります。詳しくは「ハローワークとはどんなところ?サービス内容と利用の流れを解説!」をご確認ください。
参照元
e-Gov法令検索
第二章 第十七条(職業紹介の地域)
わかものハローワーク
わかものハローワークとは、おおむね35歳未満の方を対象とした若者向けのハローワークです。ハローワークと同様全国各地に設置されており、自分の住んでいる地域に合わせてサービスを受けられます。若者向けに特化した就職・転職相談や職業紹介を受けられるので、35歳未満の方の転職活動におすすめです。
詳しくは「わかものハローワークとはどんなサービス?利用内容や注意点を解説」でまとめているので、こちらもあわせてご覧ください。
東京しごとセンター
東京しごとセンターは、東京都民向けに就職・転職活動を支援するサービスです。ハローワークとの違いは、サポート内容が東京都民に特化していることと、国の運営ではなく東京都から委託されて運営していること。各年齢層に合わせたサービスや、就労が困難な方向けのサポートコーナーなどがあります。また、東京都民以外に東京で仕事を探している方も利用可能です。
若者しごとホットラインや就職だれでも相談も利用可能
「若者しごとホットライン」や「就職だれでも相談」も、東京しごとセンターのサービスの一つです。若者しごとホットラインは、東京しごとセンターのなかにある相談窓口。就職だれでも相談は、電話やインターネット上で匿名の就職相談ができるサービスです。自分がどのようなサポートを受けたいかを検討したうえで、これらの支援を受けてみるのもおすすめといえます。
転職エージェント
転職エージェントは、無料で相談できる転職支援サービスです。民間企業が運営しているため相談に対応してくれる時間が長く、オンラインやチャットアプリのように、相談の手段が多岐にわたるのが特徴。ハローワークと異なり、専任担当制を導入しているエージェントが多いため、相談から内定まで一貫した支援を受けられるのもポイントです。
転職エージェントは、求職者が紹介先の企業に入社すると、企業側からエージェントに手数料を支払う仕組みとなっています。そのため、より採用率を上げるために、相談者に合った求人の紹介や企業に好印象を与える書類の書き方や面接の回答など、実践的なサポートを受けられるでしょう。
エージェントを有効活用するなら、「転職エージェントの使い方を解説!利用時の基本の流れと賢く使い倒すコツ」のコラムもご覧ください。
自分に合ったサービスを見つけるのが大切
転職の相談をしたいと思った際には、サービスによって特色が異なるため、内容を確認して自分に合った転職相談先を見つけましょう。対面や電話が良いなど相談のスタイルや、取り扱っている求人の傾向、自分が相談したいときに窓口が開いているかなど、選ぶ基準は人それぞれです。
転職相談から求人への応募、選考対策などのサポートも希望する場合は何度も関わる機会があるため、自分が利用しやすい相談先を探してみましょう。
無料の支援サービス以外に転職相談できるのは?
転職エージェントやハローワークに相談するのが躊躇われるときは、身近な人に転職について意見を求めてみるのも手です。たとえば、今の会社を退職済みの同僚や前職の上司・同僚、家族や友人などは相談しやすいでしょう。以下で、相談する際の注意点も確認しておくと安心です。
現職を退職した同僚・前職の上司や同僚
現職を退職した同僚や、前に勤めていた会社の上司や同僚は、転職活動についての良き相談相手になるかもしれません。
退職した同僚であれば、現職の問題や悩みを理解して親身に話を聞いてくれるでしょう。志望する業界や企業に転職した同僚がいれば、転職活動の進め方や選考のポイントなどを聞ける可能性もあります。会社の評価基準が変わったり応募職種が違ったりと、必ずしも条件が同じとは限りませんが、選考の流れや聞かれた質問といったリアルな情報を教えてもらえれば、今後の対策をしやすくなるでしょう。
前職の上司や同僚の場合は、前の会社でのあなたの仕事ぶりを知っているため、強みや適性についてアドバイスをもらうことで、仕事選びや選考でのアピールポイントを考える参考にできるでしょう。
家族や友人
家族や友人であれば転職について気軽に話しやすく、職場に情報が漏れないため、転職活動の妨げや人間関係の悪化を心配する必要がありません。友人から他社の情報を聞くことで、仕事探しの視野を広げられる場合もあります。
一方で、求める内容と異なるアドバイスをされたり、ためになる意見が得られなかったりする可能性も。場合によっては、「大手のほうが待遇が良い」「最低でも3年は働くべき」といった個人的な考えから、転職を反対されることもあり得るでしょう。
家族や友人に相談するときは適切なアドバイスを求めるのではなく、「仕事の愚痴を聞いてほしい」「自分の考えを整理したい」といった目的で話すのがおすすめです。
無料の転職相談は「転職エージェント」が特におすすめ
無料で転職相談をするなら、先述したサービスのなかでも転職エージェントがおすすめです。以下で、転職エージェントに相談するメリットをまとめました。
相談相手に転職エージェントがおすすめな理由
- 自分の強みを見つけられる
- 企業の情報を詳しく提供してもらえる
- キャリアプランの相談ができる
- 未経験からの転職にも挑戦しやすい
- 各業界の転職市場について教えてもらえる
- 内定をもらったあともサポートがある
【メリット1】自分の強みを見つけられる
転職エージェントでアドバイザーと面談すれば、これまでの経験や自身の特性から長所や強みが明確になる可能性があります。自分の強みを知ることができれば、転職先でどのように貢献できるかをイメージしやすくなり、面接でのアピール材料にもなるでしょう。
【メリット2】企業の情報を詳しく提供してもらえる
エージェントに転職相談すれば、応募前に気になる企業の情報を教えてもらえます。一般的な求人サイトの応募からは読み取れない社内の雰囲気や、労働環境といった詳細を提供してもらえるので、転職後のミスマッチを防げるでしょう。応募先企業についての理解を深められれば、面接対策にも役立てることが可能です。
【メリット3】キャリアプランの相談ができる
キャリアプランについて相談できるのも、転職エージェントを利用するメリットの一つです。希望するキャリアについての不安や、どのようなキャリアを積んでいくべきなのかなど、プロの視点から客観的なアドバイスを受けられます。
【メリット4】未経験からの転職にも挑戦しやすい
転職エージェントでは未経験者歓迎の求人や、職歴や学歴を問わない求人情報を取り扱っているため、「経験やスキルに自信がない」「未経験分野に挑戦してみたい」という方も挑戦しやすいのがメリット。求人の紹介だけでなく、履歴書や職務経歴書の書き方についてアドバイスをもらえたり、面接の練習やサポートをしてもらえたりするため、未経験であっても安心してチャレンジできます。
【メリット5】各業界の転職市場について教えてもらえる
転職エージェントでは、アドバイザーから各業界の転職市場の情報を提供してもらえることもメリットの一つです。希望に応じて、各業界の現在の動向や求人の倍率など転職市場を考慮したアドバイスをもらえるので、効率的に転職活動ができるでしょう。
【メリット6】内定をもらったあともサポートがある
転職エージェントに相談するメリットには、志望企業から内定獲得後もサポートしてもらえることも挙げられます。具体的には、給与や残業時間といった勤務条件の交渉や退職時のアドバイス、トラブルの相談などに対応。転職後もサポートが続くため、職場が変わったあとも安心できるポイントとなります。
「転職エージェントを利用するメリットとは」のコラムでもエージェント利用のおすすめポイントを解説しているので、ぜひご一読ください。
無料の転職相談をエージェントでして転職された方の声
この項では、みんなの就職エピソードから、実際にハタラクティブに相談して転職をされた方の感想をご紹介します。実際の相談や対応がどのようなものかをイメージしながら、参考にしてみてください。
【ご利用者1:Sさんの場合】
「アドバイザーさんの対応がすごく丁寧で、親身になってくれているなと実感するようになりました。
私は面接に苦手意識を感じていたので、よくアドバイザーさんにメッセージアプリで相談していました。志望企業の面接で聞かれそうな質問内容を予想し、『こういう回答ってどう受け取られますかね?』という感じで、不安や疑問があればすぐに聞いてました。」
Sさんの体験談の詳細は、「エンジニアから念願の営業職に!転職の秘訣はLINEでの面接対策と『笑顔』?」にまとめています。
【ご利用者2:Kさんの場合】
「今までやってきたことや、これからやりたい仕事について『目標を持って仕事に臨みたい』というところから『販売か営業が良さそう』という結論になりました。
6社くらい紹介してくれて、話しながら『じゃあこれは違うよね』と絞り込んでいったら、結果3社になりました。
面接対策は、就活アドバイザーの方と一緒にやりました。面談日とは別の日に模擬面接をしてもらったんです。模擬面接は『チェックされてる』っていう感じが本番より強くて、本当の⾯接よりも緊張したかもしれないです。でも『固くならないでいいよ』って⾔ってもらえて⾃信になりました。」
Kさんの体験談は、「『やりたいことやりなよ』先輩の言葉で営業職に転身!26歳、入社4年目の決意」をご一読ください。
【ご利用者3:Yさんの場合】
「その場でいくつも求人を紹介してもらえて驚いたし、就活アドバイザーの方が親しみやすくて、自分についても色々話しやすかったですね。
あと偶然、その就活アドバイザーの方が同じ町に住んでいて、毎日うちの家の前を歩いて通勤していることが分かったんです。地元話で盛り上がるうちに、何となくこの人なら大丈夫だと感じました。 思えばそうしてたわいない話をしながら、私の人柄やどんな仕事に向いているのか、よく見ていてくれたんですよね。」
Yさんの体験談は、「ほしかった“就活の手助け”を得て、古着屋のバイトから正社員でホテルのフロント係に」で詳細を載せています。
このほか、転職相談をして転職をした方のさまざまなエピソードを紹介しているので、興味のある方は「みんなの就職エピソード」をご覧ください。
転職エージェントを利用する際の流れ
転職エージェントを利用する際の転職活動の流れは、おおよそ以下のとおりです。
- ・転職エージェントに登録
- ・キャリアアドバイザーによる面談
- ・求人の紹介
- ・求人へ応募
- ・書類選考、面接
- ・内定
- ・入社
- ・アフターフォロー
なお、転職活動の平均的な目安は1~3ヶ月程度といわれています。転職に必要な期間については、「転職はどれくらいかかる?準備期間の目安や早めに終わらせるコツを解説」のコラムで詳細をチェックしてみてください。
【状況別】無料の転職相談のメリット・デメリット
転職相談をする際は対面だけでなく、電話やメール、チャットなどで対応してもらえる場合もあります。ここでは、状況別のメリット・デメリットを紹介するので、自分にはどのような相談方法が合っているか考えてみましょう。
対面(オンライン含む)の場合
オンラインを含む対面での相談は、相手の顔を見ながら話ができるため、すれ違いや誤解が生じにくいのがメリットです。電話やメールでの相談よりも、双方にとって理解を深めやすいでしょう。
対面のデメリットとしては、相談場所に出向く際の交通費や時間がかかることが挙げられます。また、相手の顔を見ながら話すのが苦手な方にはあまり適していない手段ともいえるでしょう。
電話の場合
電話の場合、対面で相談する場合よりも時間の都合がつきやすく、メールやチャットでの相談よりもテンポ良く話を進められます。前述のように、相手の顔を見ながら話すのが苦手な方にも向いているでしょう。
電話で転職相談するデメリットは、相手の顔が見えないことで、かえって伝えたい内容を相談しにくくなる場合が挙げられます。また、相手の声が聞き取れなかったときに聞き直して話の流れが途切れてしまうことも考えられるでしょう。
転職エージェントの電話相談を利用する場合は、「転職エージェントとの電話相談で聞かれることは?必要な準備や流れも紹介」のコラムで流れや準備するものを確認しておくと安心です。
メールやチャットの場合
メールやチャットの場合は時間や場所を問わずいつでも相談でき、相談内容を文字として記録に残せることがメリットです。デメリットは、対面や電話での相談よりも話のテンポが遅くなってしまうこと、相談した内容やその回答をあとでまとめておかなければならないことが挙げられます。
よくある転職相談の内容は?
転職の相談でよくあるのは、「仕事内容」「給与や待遇」「人間関係に関すること」「キャリアに関すること」「転職活動の仕方に関すること」などさまざまです。以下でそれぞれの内容を確認し、相談内容を考える参考にしてください。
よくある転職相談の内容
- 仕事内容に関すること
- 給与や待遇に関すること
- 人間関係に関すること
- キャリアに関すること
- 転職活動の仕方に関すること
仕事内容に関すること
転職相談でよくある内容には、「仕事にやりがいが感じられない」「業務に向いていない」といった、仕事に関することが該当するでしょう。仕事に関する相談では、業務自体が自分に合っていないのか、それ以外の要因から仕事への悩みにつながっているのかなどを見極め、解決策を考える必要があります。自己分析を深めるのも有効ですが、第三者に相談することで客観的な意見をもらうことが可能です。
また、「未経験分野の仕事に挑戦したい」という場合、未経験者歓迎の求人を紹介してもらえたり、サポートを活かして効率的に転職活動を進められたりするでしょう。
給与や待遇に関すること
「給料が少ない」「残業が多い」といった、給与や待遇に関する転職相談もあります。一生懸命働いているにもかかわらず、正当な評価を得られていないと感じるとモチベーション低下につながるでしょう。
ハタラクティブの「若者しごと白書2024」によると、仕事に満足していない理由として「給与」への不満を感じているという回答が最多でした。このことからも、給与面が働くうえでの満足度に大きく影響することが分かります。
給与や待遇に関する悩みは現職で働き続けてもすぐには改善が難しいため、転職を検討するべきかや、希望条件に合う企業があるかなどを相談してみるのがおすすめです。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
人間関係に関すること
「上司と馬が合わない」「職場の人間関係が悪くスムーズに業務が進まない」といった人間関係に悩み、転職の相談をしたいという方もいるでしょう。
ハタラクティブの「若者しごと白書2024」では、 仕事に満足している理由として、「人間関係のよさ」と回答した方が正社員・フリーターともに最多でした。
人間関係の良し悪しは業務進捗の円滑さだけでなく、仕事に対するモチベーションにも影響するため、長く働き続けるうえでは重視すべきポイントといえます。そのため、人間関係に悩んで転職を検討している場合は、エージェントに相談して志望企業の職場の雰囲気を知ったうえで、仕事選びを進めるのも良い方法です。
キャリアに関すること
転職相談では、「現職では昇進や昇給が見込めない」「体力仕事でずっと続けられるか分からない」というように、キャリアで悩む方もいます。転職を検討するにあたって今後のキャリアを見直したい方は、キャリアビジョンの内容や、身につけてきた経験やスキルの活かし方について相談してみると良いでしょう。また、転職市場における現在の自分の市場価値を確かめ、強みや不足しているものを知る目的で、転職相談するのも手です。
転職活動の仕方に関すること
「転職活動のやり方が分からない」「応募書類や面接対策に自信がない」というように、転職活動の進め方に関する内容もよくある相談です。はじめて転職活動を行う場合、スケジュールや新卒就活との違いを理解しないと、予定以上に時間がかかってしまったり、良い結果がなかなか出なかったりすることも。転職に関する基本やコツを教えてもらうなら、エージェントやハローワークがおすすめです。
具体的な相談内容が分からないときはどうする?
「なんとなく転職したい気持ちはあるけど、具体的にどのようなことを相談すればいいか分からない…」というときは、今の仕事や将来への考え方、何がしたい・何をやりたくないといったことを整理してみましょう。現状や将来、自分の悩みや不安などに向き合うことで、「なぜ転職したいのか」「転職することで何を解決したいのか」などが明確になり、相談したい内容が浮かびやすくなるでしょう。
ハタラクティブアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
転職相談する前にやっておくべきこと
相談内容をまとめたり受付の流れを確認したりしておくと、スムーズに転職相談ができます。各サービスで相談することを決意したら、できるだけ準備を進めておきましょう。
転職相談する前にやっておくべきこと
- 事前に相談内容をまとめる
- 本当に転職したい気持ちがあるのかを整理する
- 相談先の運営時間や受付方法を確認する
事前に相談内容をまとめる
転職相談の当日までに、相談したいことや聞きたい内容をまとめておくのがおすすめです。相談できる時間は限られているため、事前に相談内容を整理しておけば効率的に時間を使えるだけでなく、聞きたいことも忘れずに聞けるでしょう。
転職相談ではこれまでの経歴や希望条件について聞かれるため、履歴書や職務経歴書を作成しておいたり、転職で叶えたいことを前もって書き留めておいたりするのも有効です。
これまでの経歴
転職相談をするときは、現職や前職での仕事内容、評価された実績、年収などをまとめておきましょう。履歴書や職務経歴書を用意していけば、経歴の確認に加え、作成内容を添削してもらえる可能性があります。
希望条件
勤務先や給与、仕事内容などの希望条件を大まかに決めておくことも大切です。譲れない条件を3つほどに絞り、あとは譲歩するといった考えであれば、幅広い求人を紹介してもらえるでしょう。また、将来のキャリアや転職の軸を決めたり、事前に転職サイトを見て興味のある企業をピックアップしたりしておくと、相談がスムーズに進みやすくなります。
本当に転職したい気持ちがあるのかを整理する
転職相談をする前に、「本当に転職したいのか」を整理しておきましょう。一時的な感情から衝動的に転職を決めて退職してしまうと、転職先が決まるまでに空白期間ができたり、収入が途絶えることから経済面で不安定になったりする恐れがあるためです。
「なぜ転職したいのか」「現状での解決法はないのか」を考えたうえで転職を決意したのであれば、納得感をもって転職活動を行えたり、面接で転職の理由を聞かれた際にも説得力のある説明ができたりするでしょう。
「転職に迷うときにやるべきことを解説!やめたほうがいい?判断基準も紹介」のコラムでは、転職に迷うときの判断基準を解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
相談先の運営時間や受付方法を確認する
転職相談をする際は、相談先の稼働時間や受付方法を前もって調べておきましょう。
ハローワークは公的機関の位置づけのため、基本的に平日の日中しか開いていません。土日で対応しているところは限られていたり、無料相談は予約が必要だったりすることもあるため、最寄りのハローワークの体制を事前に確認しておくことが大切です。
民間エージェントの場合も、「どこのオフィスで相談するのか」「オンラインなのか対面なのか」といった情報を調べておきましょう。
転職エージェントは土日や祝日も対応してくれる?
週末や休みの日に転職エージェントを利用したい方に向けて、土日や祝日、平日の夜間に面談や対応を行っているところもあります。エージェントによって対応可能な曜日や時間が異なるため、自分が利用したい時間に対応しているかどうかを確認してみましょう。
ハタラクティブでは、カウンセリングは10時から19時30分まで実施しており、土日や祝日も不定期で面談を行っています。対面のほか、電話やメール、Webツールを利用したやり取りも可能です。ご希望の時間に空きがない場合もあるため、一度ご登録後に確認いただくのをおすすめします。
転職相談をするときに注意したいポイント
転職相談をする際には、相談する相手や身近な人への情報共有に注意が必要です。また、転職相談をして終わるのではなく、実際に行動を起こすことも意識してください。
上記で挙げたポイントについて、以下で詳しく説明します。
現在の勤め先の上司や同僚に相談するのは避ける
現在の勤め先の上司や同僚に転職相談をすると、転職を考えていることが職場の人に知られる危険性があるため、避けたほうが無難です。場合によっては、「転職を引き止められる」「仕事の評価が下がる」「仕事を任せてもらえなくなる」などの妨げや、人間関係の悪化につながることも考えられます。そのため、会社の上司や同僚には転職の意思を伝えずに、あくまで仕事の悩みがあることだけを伝えましょう。
とはいえ、職場に信頼できる同僚がいる場合は、現職の課題や状況を理解したうえで客観的な意見をもらえる可能性もあるため、相談してみるのも一つの手です。
身近な人には転職活動の進捗を共有する
転職相談は、相手を問わずやみくもにするとトラブルにつながる恐れがあります。ただし、転職活動を進めるのであれば、身近な人に進捗を共有しておくのがおすすめです。特に、配偶者やパートナーがいる場合、転職によって給与や生活リズムなどが変わる可能性があるため、転職先が決まってから伝えると反発を受けてしまうことも。そのため、前もって転職理由や進捗を説明して進めることで、理解や応援が得られるでしょう。
転職相談だけで終わらせるのではなく具体的な行動を起こす
転職相談をしたからといって、必ずしも現状や悩みをすべて解決できるとは限りません。そのため、相談のみで終わらせるのではなく、実際に解決のための行動をしていくことが大切です。転職相談は、情報を整理したりアドバイスをもらったりなど、現状の悩みや不安の改善策を見つけるツールとして活用するのが有効といえます。課題や解決策が明確になったら、具体的なアクションを起こしましょう。
また、転職相談をしたうえで悩みや不安を解消するために転職が必要という場合もあるため、相談をする場合は転職エージェントやハローワークなどを検討するのが効率的といえます。
転職エージェントとハローワークの違いが知りたい方は、「転職エージェントとハローワークの違いを比較!併用は可能?利用方法も紹介」のコラムをご覧ください。
転職の無料相談をうまく活用しよう
転職を考え始めたら、無料相談を活用しプロの意見を取り入れてみましょう。これまでのキャリアや経験、企業を選ぶ際の希望条件などは一人ひとり異なります。また、転職活動は新卒時の就職活動とスケジュールの立て方や選考時のポイントなどが変わるため、状況に合った対策をとることが必要です。
転職活動で自分に合う仕事の探し方が分からなかったり、転職すべきかどうか判断できなかったりする場合は、上記で紹介したような転職支援サービスを活用してみることをおすすめします。
「無料で転職相談をしたい」と考えている方は、ハタラクティブにご相談ください。
ハタラクティブは、若年層・第二新卒・既卒向けの転職エージェントです。専任のキャリアアドバイザーが希望条件や適性から一人ひとりにぴったりの求人をご提案し、転職活動をしっかりとサポートします。履歴書や職務経歴書の添削や面接対策、1分程度でできる「適職診断」など、幅広いサービスのご活用も可能です。「転職するか悩んでいる」という方も無料で相談可能なので、まずはお気軽にお問い合わせください。
無料で受けられる転職相談に関するFAQ
ここでは、無料で受けられる転職相談に関してよくある質問をまとめました。
まだ転職するか迷っている人もエージェントに相談できますか?
可能です。キャリアアドバイザーとの面談では、現在の状況や気になっている職種をすり合わせてから転職するかどうかを決められます。エージェントによっては、相談のみの利用に対応しているところもありますよ。詳しくは、「転職エージェントにはどんな相談ができるのか」のコラムを参考にしてみてください。
転職エージェントはなぜ無料で利用できるのですか?
転職エージェントが無料な理由は、採用を行う企業から、エージェントが紹介手数料として料金をもらっているためです。転職サイトは求人を掲載した時点で費用がかかりますが、転職エージェントは採用が決まった際に手数料を払います。そのため、サービス利用中に求職者がお金を払うことはありません。
自宅からオンラインでの相談はできますか?
転職エージェントによっては、自宅からオンラインでの相談が可能な場合もあります。電話・ビデオ通話・メール・チャットなど、自分に合ったやり方で相談できるサービスを探してみてください。詳しくは、「転職エージェントの面談では何を聞かれる?必要な準備や内容について解説」でもご紹介しています。
第二新卒ですが、転職できるか心配です…
第二新卒で転職を成功させている方もいらっしゃるので、ご安心ください。転職エージェントのハタラクティブでは、既卒や第二新卒向けの面接対策や転職相談も承っています。あなたの状況や希望に合わせたお仕事をご案内するので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。