なんのために働くのか…分からなくなったときのヒントや面接の対策法を解説

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この記事のまとめ

  • 「なんのために働くのか」は、「生活のため」「収入を得るため」など人それぞれ
  • 明確なキャリアビジョンがないと、「なんのために働くのか」と不安になりやすい
  • 仕事への高過ぎるハードルを下げると、「なんのために働くのか」が分かることもある
  • 面接で「なんのために働くのか」を聞かれたら、自分なりの考えを率直に述べよう

「人はなんのために働くのか」と問われたら、どのように答えれば良いか迷ってしまう人は多いのではないでしょうか。働く目的は、人それぞれ違うもの。「こうでなければならない」という正解がないため、答え方に迷ってしまうのは当然といえるでしょう。しかし、採用面接では、「なんのために働くのか」を問われる場合があります。面接本番で焦らず回答できるよう、このコラムで働く意味や目的の見つけ方を探ってみましょう。

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人はなんのために働くのか?主な5つの理由

「なんのために働くのかがわからない」という疑問を感じている人もいるでしょう。内閣府が若者(16~29歳の男女)を対象に行った調査「平成30年版子供・若者白書(概要版)」によると、仕事をする目的の1位は「収入」でした。そのほか、「生きがい」「自分の能力発揮」「社会的地位の獲得」など、働く理由は人それぞれです。

<仕事をする目的> <割合>
収入を得るため 84.6%
仕事を通して達成感や生きがいを得るため 15.8%
自分の能力を発揮するため 15.7%
働くのが当たり前だから 14.8%
人の役に立つため 13.6%
社会的な地位を得るため 7.0%
親や兄弟を養うため 4.6%

引用元:内閣府「平成30年版子供・若者白書(概要) 特集・就労等に関する若者の意識(5p、図表5)

ここでは、人はなんのために働くのかを大きく5つの目的に分けてまとめました。下記の内容を参考にし、自身の状況と照らし合わせてみてください。

参照元
内閣府
子供・若者白書について(旧青少年白書)

1.生活を維持するのに必要なお金を稼ぐため

「生活を維持するため」「家族を養うため」というように、生きるのに必要なお金を稼ぐために働く人は多いでしょう。ひとり暮らしや実家暮らし、扶養家族がいるかどうかによって必要な費用は異なりますが、日々の暮らしを営むには家賃・食費・光熱費・被服費などの衣食住を満たすお金が必要です。十分な貯蓄がない限り、働いてお金を稼がなければ生活を維持することはできません。

2.生活を豊かにするため

なんのために働くのかという問いに対して、「お金を稼いで趣味を充実させたい」「余裕を持って暮らしたい」という人もいるでしょう。生活に必要な費用以外も稼げれば、自分の好きなことにお金を使ったり、マイホームやマイカー購入のために貯金したりすることが可能です。自分や家族の生活を豊かにできるのも、働くメリットといえるでしょう。

3.自己成長や自己実現のため

自己成長や自己実現のために働くという人もいます。仕事で努力すれば、スキルアップを図れるだけでなく、「精神的な強さを得られる」「苦手な分野を克服できる」といった成長が可能です。また、「地位を得たい」「独立開業したい」というように、なりたい自分に近づくために働く人もいるでしょう。

4.楽しみややりがいがあるから

仕事にやりがいや楽しみがあるから働くという人もいるでしょう。「誰かの役に立つ」「収入を増やす」「スキルを向上させる」「出世する」など、やりがいや楽しみを感じるポイントは人によって異なります。なんのために働くのかわからない人も、自分なりのやりがいや楽しみを仕事に見出せれば、それ自体が働くメリットになるでしょう。

5.社会的信用を得るため

「社会的信用」を得るために、正社員になる人もいます。一般的にフリーターや無職は社会的信用が得にくく、結婚や子育てといったライフイベントで不安要素になる場合も。正社員は安定した収入を得ているので、マイホーム購入時にローン審査が通りやすいといったメリットを得られるでしょう。
働く目的については、「仕事をする意味は?という問いには自分らしく答えよう!」でも説明しているのでご一読ください。

仕事選びでは何を重視する?

内閣府の「平成30年版子供・若者白書(概要版)」をみると、若年層が仕事選びで重要視しているのは、「安定して長く働ける」「収入が多い」といった点であることが分かります。そのほか、「やりたいことができる」「福利厚生が充実している」「自由な時間が多い」などを重視する傾向にあるようです。

参照元
内閣府
子供・若者白書について(旧青少年白書)

「なんのために働くのか」と不安に感じる3つの原因

仕事を通して生活の安定や充実感を得られる一方、「自分はなんのために働くのか…」と虚しさを感じることもあるでしょう。ここでは、働くことに対して不安に思う原因を解説します。

1.社会の役に立っているのかわからない

自身の仕事がどのように役に立っているのか、社会貢献に繋がっているのかが分からず、「なんのために働くのか」と感じることがあるようです。「具体的な成果が見えにくい」「人と接する機会が少ない」といった仕事だと、不安に感じる傾向にあります。

2.仕事にやりがいを感じない

仕事自体にやりがいや刺激が感じられず、働く目的を見出せないこともあるでしょう。「大きなビジネスに携わりたいけどルーチンワークばかり」「就活で興味のある業界に就けなかった」というように、現状に不満を感じていると「なんのために働くのか」を不安に思う場合があります。

3.仕事が収入を得る目的だけになっている

仕事する目的が給与を得ることだけになってしまうと、「金銭面の心配はないが、なんとなく虚しい」となりがちです。もともとは収入を得るために仕事をしていたとしても、ふとしたきっかけで「なんのために働くのか…」と思ってしまうことがあるでしょう。
働く意味を見失ってしまう理由が知りたい方は、「何のために働いているのか?「働く意味」を考えてみよう」もご覧ください。

なんのために働くのかを見出している人の5つの特徴

なんのために働くのかを見出している人の5つの特徴の画像

明確なキャリアビジョンを持っていたり、興味がある業界や職業に就いていたりする人は、自分なりの働く意義を見出していることが多いようです。「なんのために働くのか」を見出している人の主な特徴について、以下で考えていきましょう。就活・転職活動や仕事に対する目的探しの参考にしてみてください。

1.働くこと自体に楽しさや面白みを感じている

「自分の働きにより、誰かが喜んでくれるのがうれしい」「お金を稼ぐこと自体が面白い」という人は、働く苦労以上に、仕事へのやりがいや喜びを感じているようです。たとえば、事業に成功して生涯生活に困らない十分なお金を得たあとも、「まだまだ働きたい」「現役でいたい」と思う人が世の中にはいます。働くことを辞めないのは、仕事自体に面白みを感じているのが一つの理由として考えられるでしょう。

2.将来のビジョンを持っている

「社会に影響を与える人物になりたい」「独立開業して地域に貢献したい」といった将来のビジョンを持っている人は、なんのために働くのかが明確であるといえます。働き続けるには、仕事に対するモチベーションの維持が必要不可欠。「将来の目標を必ず成功させたい」という強い想いが働く原動力になっているようです。

3.好きな仕事をしている

好きなことや得意なことを職業にしている人は、仕事に関わっていること自体が働く理由になっているようです。そのため、「なんのために働くのかわからない…」という不安を感じにくいといえます。好きなことであれば、仕事を通じてやりがいを感じられるうえ、困難があっても諦めずに取り組める可能性が高いでしょう。
仕事にやりがいを見出せず「なんのために働くのか」と悩んでいる方は、「仕事のやりがいとは?見つける方法や面接で聞かれる理由も紹介」もあわせてご覧ください。

4.周囲から仕事を評価されている

自分の仕事を周囲から正当に評価してもらえる環境がある人は、仕事に対するモチベーションも維持しやすいでしょう。良い仕事をしても、誰かに認められなければ「なんのために働くのか…」とモチベーションが低下する可能性があります。仕事の目的ややりがいを見出し活き活きと働くためには、こうした周囲からの評価も大切な要素の一つです。

5.仕事を通して良好な人間関係を築けている

相談に乗ってくれる上司やサポートしてくれる同僚がいると、仕事もうまくいく傾向にあります。人間関係が希薄だと、困ったときに頼れる人を見つけるのは難しいものです。仕事を通じて周囲と良い人間関係を築いていれば、1人では解決できない問題に直面しても、協力を得て突破口を見つけられるでしょう。チームの一員として貢献できている実感が得られれば、「なんのために働くのか」といった不安も抱きにくくなるはずです。

「なんのために働くのか」を見つける5つのヒント

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ここでは、「なんのために働くのか」と悩んでいる方へ、5つのヒントをご紹介します。働く意義を見出しておくと、仕事をするうえでのモチベーション向上に繋がる可能性があるでしょう。

1.働く目的は一つに絞らなくていい

働く意義は必ずしも一つに絞る必要はありません。「生活を維持するため」という義務的な一面があったとしても、「なんのために働くのか」を深掘りすることで、別の働く意味に気づくこともあります。たとえば、「△△に関する仕事で活躍したい」「仕事でお客さまに喜んでもらえるとうれしい」という理由も、十分働く意義になるでしょう。「仕事をする目的は一つに絞るべき」と思い込まず、些細なことでも自分なりの働く意義を考えてみてください

2.「働かない=幸せ」とは限らない

「仕事をしない=幸せ」になるとは限りません。働く意義が見出せない人の中には、「なぜ働くのか」「誰のために働くのか」を難しく考えたり、「働いたら自由がない」「働くのは大変そう」と先入観を持っていたりする方もいるようです。考え過ぎて「なんのために働くのか」の答えを出せないときは、「働かないで一生自由に暮らすのは本当に幸せなのか?」と思考を切り替えてみてください。お金やスキル、達成感など、働くからこそ得られるものもあると再認識できるはずです。

3.無理をして「楽しい仕事」を探す必要はない

無理に「楽しい仕事」を探す必要はありません。「なんのために働くのか」という目的を「楽しむこと」にすると、理想と現実のギャップに戸惑う可能性があるからです。仕事は楽しいことや面白いことばかりではないのが現実。好きな仕事であっても、実際は苦労やトラブルに直面することもあるでしょう。大切なのは、困難があっても前向きに仕事と向き合えるかどうかです。「自分の得意分野を活かせる」「性格に合っている」など、自分が納得して働ける仕事は何かを考えてみましょう。

4.高過ぎる目標はハードルを下げてみる

高い理想や目標を設定している人は、働くハードルを下げてみるのも一つの手です。仕事探しでありがちな失敗に、自分の価値観や希望と完全に一致している会社を探そうとするあまり、心身ともに疲弊してしまうことがあります。自分の理想を追求して働きたいと思うのは自然な流れですが、それが原因で疲れ果て「なんのために働くのか…」と悩み込んでしまっては本末転倒です。就活や転職活動では気持ちを楽に保ち、「少しでも理想に近づけそうか」という着眼点で仕事を探してみると良いでしょう。

5.「好き」ではなく「できる」仕事を考えてみる

働く意義を見つけるために、自分に「できる仕事」と「できない仕事」をリストアップしましょう。リストアップしたあとは、「できる」ことの中から興味のある仕事をピックアップします。好きな仕事でなくても、できることや得意分野なら業務をするうえで必要な能力が備わっているため、ストレスや不安が少なく働きやすい可能性があるでしょう。仕事のやりがいや楽しさは、働くうちに見つかる場合もあります。「なんのために働くのか」と悩んでいる方は、まずは自分にできることを試してみるのがおすすめです
「なんのために働くのか」を見つけたいと思っている方は、「働く意義とは何?面接での回答例文や働きがいのある会社の見つけ方を解説!」もぜひチェックしてみてください。

面接で「なんのために働くのか」と問われた際の答え方

面接で「なんのために働くのか」と質問されたときは、自身の仕事に対する意義や目標を述べましょう。面接官の質問意図は、「仕事に対する意欲を図るため」と考えられます。就職や転職に対する意識が低いと判断されれば、マイナス評価になる恐れがあるので注意が必要です。ここでは、答え方のポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

社会経験が浅い場合は「仕事をする意味」を示す

社会経験が少ない場合は、「仕事をする意味」を伝えるのがポイントです。働いた経験があまりないと、業務に関する具体的な課題や目標を示すのは難しいといえます。そのため、面接で「なんのために働くのか」と聞かれたら、自分なりに考えた仕事をする意味を述べるようにしてください。

社会経験が豊富な場合は「仕事の具体的な展望」を話す

社会経験が豊富な場合は、「仕事を通じて何がしたいのか」という具体的なビジョンを伝えると良いでしょう。回答するときは、「応募先企業ならでは」の内容をまとめ、自分が企業に貢献できる点をアピールします。「なんのために働くのか」の質問には、自分の経験やスキルが応募先企業でどう活かせるのか、どのようなことを達成したいのかを論理的に伝えることが大切です。

面接の回答で「分からない」は避ける

面接で回答がとっさに思いつかなくても、「特にありません」「分かりません」と伝えるのは避けましょう。曖昧な返答をすると、「志望度が低いのでは」「仕事に対する意欲が感じられない」などマイナスイメージを与えてしまう恐れがあります。「なんのために働くのか」の回答例を以下でご紹介するので、参考にしてみてください。

【回答例文】
・「私は自身の知識を増やし、人生を豊かにするために働きたいと思っています」
・「仕事は、私の人生を充実させ輝かせる手段の一つです」
・「私が仕事をする目的は、業務を通して社会貢献するためです」

なお、上記の例文は参考程度に捉え、そのまま答えないようにしましょう。企業が面接で「なんのために働くのか」を問う理由や回答のポイントは、「「なぜ働くのか」と面接で聞かれたら?理由の見つけ方と回答法もご紹介」でも詳しくお伝えしています。

「なんのために働くのか」を見つける3ステップ

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目的を持って働くには、自分に合った仕事を見つけることが重要です。ここでは、「なんのために働くのか」を見つけるために、自分の適性に沿った仕事探しのコツを3ステップでご紹介します。

1.自己分析で自分の能力と価値観を洗い出す

まずは、自己分析を行い、自分の能力や価値観を洗い出しましょう。自己分析とは、過去の経験から自分の長所(強み)や短所、好きなこと、嫌いなことを洗い出す作業です。「どのようなことにやりがいを感じるか」「どのようなときに達成感を得られるか」など、多角的に考えてみると「なんのために働くのか」が見えてくるでしょう。また、収入や労働環境、ワークライフバランスなど自分にとって大切なポイントをチェックし、職場に求める条件を考えておくこともおすすめします。

2.業界・企業研究で求める人物像を明確にする

次に、業界研究や企業研究を行い、業界や企業が求めている能力・人物像の特徴を明確にしましょう。業界や企業の特徴を理解していないと、自分に合う仕事は何かが掴めません。企業研究をする際は、社風・事業内容・企業が求める人物像などを調べるのがおすすめです。できるだけ多くの情報を集め、業界ごとに比較検討しましょう。

3.自分の適性や条件にマッチした仕事を探す

最後に、ステップ1で洗い出した能力や価値観と、ステップ2で明確にした企業が求める人物像を照らし合わせ、自分にマッチしそうな仕事を見つけましょう。この作業を疎かにすると、入社後にミスマッチを感じたり、「なんのために働くのか」がわからなくなったりして、早期離職につながる恐れがあります。企業が求める人物像と、自分のスキルや価値観が合っているかを確認するようにしてください。

「なんのために働くのかがわからず、仕事探しに苦戦している」「一人で転職活動することに不安がある」という方は、就職・転職のプロに相談するのがおすすめです。
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なんのために働くのか分からない人のお悩みQ&A

ここでは、なんのために働くのか分からない人が抱えがちな疑問やお悩みにQ&A形式で回答していきます。

人はなんのために働くの?

なんのために働くのかは、人によって異なります。内閣府の平成30年版子供・若者白書(概要版)では、若年層が仕事をする目的として「収入」が最も大きな割合を占めました。そのほか、「仕事を通じた達成感や生きがい」「自分の能力発揮」などが挙げられています。詳しくは、このコラムの「人はなんのために働くのか?主な5つの理由」をご覧ください。

参照元
内閣府
子供・若者白書について(旧青少年白書)

「なんのために働くのか」を見つけるヒントは?

なんのために働くのかを見つけたいときは、「働く目的を一つに絞ろうとしない」「自分ができる仕事を考えてみる」などの方法を試してみると良いでしょう。広い視野を持って仕事の意義を考え、自分の適性に合った仕事に就けば、仕事のやりがいや楽しみを見出せるはずです。働く理由を見つけたい方は、「働くとはどんな意味?理由を明確にする必要性と満足度の高い仕事の探し方」もぜひ参考にしてみてください。

面接で「なんのために働くのか」と聞かれたら?

社会経験が浅い人は、自分なりの「仕事をする意味」を面接で伝えましょう。社会経験が豊富な人は、これまでに培った経験やスキルと絡め「仕事の具体的なビジョン」を述べるのがおすすめです。回答する際は「その企業ならでは」の特色を挙げて説明すると、採用担当者からの関心を高められるでしょう。「面接で聞かれる、「あなたにとって仕事とは?」の答え方」も参考に、「なんのために働くのか」の答えを考えてみてください。

なんのために働くのかわからなくなったときは?

なんのために働くのかのかわからなくなったら、自己分析や企業研究を行い、自分に合った仕事を探してみることをおすすめします。自分の適性や価値観とのマッチ度が高い仕事に就けば、やりがいを感じやすく、働く目的を見出せる可能性があるでしょう。就職・転職エージェントのハタラクティブでは、経験豊富なアドバイザーが一人ひとりの適性や要望を踏まえた求人紹介を行っています。「自分に合った仕事がわからない」と悩んでいる方は、ぜひ一度ご活用ください。

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