仕事で失敗ばかり…ミスが続く際の対処法と落ち込んだ気持ちの切り替え方

仕事で失敗ばかり…ミスが続く際の対処法と落ち込んだ気持ちの切り替え方の画像

この記事のまとめ

  • 仕事で失敗したときは「事実確認」「上司への報告」「原因究明」の3段階で対処する
  • よくある仕事の失敗は「寝坊/遅刻」「報告漏れ」「ビジネスマナーでのミス」など
  • 「自責しすぎない」「自分を労る」「人に話す」を実践して仕事の失敗から立ち直ろう
  • 仕事の失敗を防止するには「失敗の共通点を探す」「違和感を放置しない」などが有効
  • 失敗が続くのは仕事が合っていない可能性があるので、転職を検討しよう

「仕事で失敗ばかりしてしまう…」「ミスが続いて落ち込む…」といった悩みを抱えている人は、本コラムをご一読ください。失敗したときの対処法を始め、よくある仕事の失敗経験や、ミスが続く原因などについて解説しています。すぐに実践できるアイデアから根本的な解決策まで、参考になる情報をまとめました。どんなに仕事ができる人でも、一度や二度は失敗経験があるもの。ぜひ、あなたの不安を解消するきっかけにしてください。

こんなお悩みありませんか?
例えば
  • 向いてる仕事なんてあるのかな?
  • 避けたいことはあるけれど、
  • やりたいことが分からない・・・
私たちは「やりたいこと」から一緒に探します!
ハタラビット

ハタラクティブは
20代に特化した
就職支援サービスです

\もう学歴・経歴に困らない!/

自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう

性格でわかる
私の適職診断

仕事で失敗したときはどうする?

失敗したときに大切なのは、ミスに対してきちんと対応すること。しかるべき処理をすれば、気持ちが落ち着くこともあるでしょう。ここでは、失敗時に取るべき適切な対応をご紹介します。

1.焦らずに事実のみを確認する

失敗時に焦りはつきものですが、慌てて対応するとかえってミスが大きくなる可能性もあります。まずは冷静に、「何が起こったのか」という事実のみを確認することが大切。
思いつきで行動したり、自分だけで解決したりするのは避けてください。
事実を確認するときは、出来事を時系列順に書き出すと把握しやすくなります。このとき、事実の中に自分の憶測や推測が混ざらないよう注意しましょう。

2.上司に謝罪と報告する

事実確認を終えたら、すみやかに上司に報告すること。上司に報告した時点で、1人で悩みを抱える必要はなくなります。
中には、「叱られるから上司には言いたくない」と伏せてしまう人もいるでしょうが、それは逆効果。対応が遅れるといつまでも問題が解決せず、ますます大きな被害に繋がりかねません。失敗の影響を最小限に留めるためにも、上司への報告は必須と心得ましょう。
報告は以下のように冒頭で謝罪し、結論(ミスの事実)を伝える形がおすすめです。

・申し訳ありません。〇〇をしてしまいました
・すみません。◯◯という事態が起こっています

このとき、原因や対策についての言及はあとに回して、事実のみを正確に伝えてください。「おそらく原因は◯◯で~」「◯◯の影響があったかと思われます」などのように、確定していない情報を加えると事実が歪んで伝わる可能性があります。上司が適切な判断を下せるよう、推測や意見を加えないようにしましょう。報告後は、上司の指示に従ってリカバリーに取り組んでください。

3.原因を突き止めて次に活かす

状況が落ち着いたら、なぜこのミスが起きたのか、きちんと原因を追求しましょう。同じ失敗を繰り返さないように注意することはもちろんですが、得た教訓を元に改善策を考えてみるものおすすめです。成長過程において失敗はつきもの。重要なのはその後の対応だとを覚えておいてください。

未経験OK多数!求人を見てみる

よくある仕事の失敗談

小さなミスから大きな失敗まで、仕事内容によりミスの内容はさまざま。世間の働く人々は、一体どんなことで失敗しているのでしょうか。ここでは、「一般的な失敗」と「職種別の失敗」の2つの区分に分け、よくある仕事の失敗談をご紹介します。

一般的な仕事の失敗

寝坊/遅刻

よくある失敗の代表例は「遅刻」や「欠勤」といった勤怠に関わるもの。多くは「アラームをかけ逃して寝坊した」「前夜に飲みすぎて体調不良になった」のような、日常的な不注意が原因です。
こういった失敗は誰にでも起こります。真面目で注意深い人であっても、疲労が溜まっているときなどは油断できません。「自分は大丈夫」と慢心せずに過ごしましょう。

報告漏れ

仕事を進めるうえで、報告や連絡は社会人の常識。必要な報告を怠ると、余計な仕事が発生したり、業務が停滞したりと、悪循環を生む可能性があります。報告すべき内容やフローをきちんと確認しておきましょう。

ビジネスマナーでの失敗

得意先の名前を間違えたり、敬語の使い方が正しくなかったりと、ビジネスマナーにまつわる失敗もよく起こります。特に新人のうちは、電話応対や名刺交換などで戸惑うことが多いようです。最初のうちは大目に見てもらえる可能性もありますが、いつまでもマナーが身につかないのは悪印象に繋がります。ビジネスマナーは社会人の常識と心得て、きちんと習得しましょう。

職種別のよくある失敗

【営業】
営業職の代表的な失敗は、以下のようにスケジュールに関するものが多いようです。

・商談をダブルブッキングしていた
・打ち合わせ時刻を間違えて伝えてしまった
・約束の時間に遅刻した

そのほか、商品情報で間違えた情報を伝えてしまったり、お酒の席で酔いつぶれてしまったりといった失敗も珍しくありません。

【製造業】
製造業では作業工程における失敗が目立ちます。

・機械操縦のミス
・流れ作業のペースを乱してしまった
・大量の商品を無駄にしてしまった
・部品を壊した

製造業は機械を扱う専門的な業務ですから、慣れないうちはミスも仕方ありません。就職したてや転職したての人は、焦らず確実に業務に取り組んでワークフローを覚えましょう。

【事務業】
事務業での失敗は以下のようにPCワークで起こりがちです。

・データ入力ミス
・発注ミス

「間違えて入力してしまった」という場合には入力し直せば済みますが、「データを消してしまった」といった場合は一大事になりかねません。日頃から、こまめにバックアップを取る習慣をつけておきましょう。
また、発注ミスも身近な失敗の1つ。ミスの度合いによっては損害に繋がる可能性もあるので、最終確認でダブルチェックをするなど、慎重に取り組むことをおすすめします。

仕事の失敗から立ち直れないときの対処法

失敗したときは「自分は無能だ…」「もう仕事を続ける自信がない…」とネガティブな思考に陥ってしまうこともあるでしょう。
けれども、失敗をするのも、それによって自信を失うのも、落ち込むのも、あなたに限った経験ではありません。
成功者たちのほとんどは、失敗をから学びを経て成果にたどり着いています。
仕事において重要なのは、「失敗しないスキル」よりも「失敗から立ち上がるスキル」です。
以下に、失敗で落ち込んだ状態から回復に向かうアプローチをまとめました。

1.自責しすぎない

「自分は駄目な人間だ」と自らを責めすぎるのは止めましょう。仕事での失敗を自身の価値に結び付けず、「失敗は失敗」と切り離して考えることも大切です。

2.自分を労う

失敗したことで、あなたは十分に精神的ダメージを受けています。趣味の時間を充実させたり、美味しい食事をしたりして、傷ついた自分を労ってあげてください。

3.人に話す

気のおけない友人やパートナーなどに事情を話し、慰めてもらうもの1つの手。直接の解決には至らなくとも、誰かに話すだけでモヤモヤした気持ちがスッキリすることもあります。

失敗を繰り返さないための3つの防止策

ここでは、同じ失敗を繰り返さないための防止策を3つ紹介します。

1.失敗の共通点を探す

過去の失敗の内容を書き出して、共通点を探してみましょう。「忘れるミスが多い」「名前や数値を間違えやすい」「思い込みで失敗している」など、浮かび上がった類似性から自分の弱点を認識してください。弱点が分かると、注意深い行動や事前対策を取れるようになります。結果として、失敗の回数は減っていくでしょう。

2.失敗時の対応を覚える

失敗のあとどんな対応すれば良いのか、リカバリーの方法や解決に導くまでのフローを良く覚えておきましょう。流れをつかんでおくと、別の失敗でも慌てずスムーズに対応できます。また、自分以外の誰かがミスしたときにフォローも可能です。

3.違和感を放置しない

仕事をしながら、「違和感」を覚えたときは要注意。「いつもなら返事がもらえる頃なのにまだ届かない」「見覚えのない資料がある」など、普段とは違うことが起こっているときは放置せず、違和感の正体をつきとめてください。
失敗の火種は思わぬところに隠れています。違和感に気付けるよう、観察力や洞察力を養っておきましょう。

仕事で失敗ばかりな原因は?

「入社以降、仕事の失敗が続いている」「改善はしているけれど、新たな失敗が生じてしまう」といった場合は、そもそも仕事が合っていない可能性があります。部署異動や業務変更を希望するのも良いですが、思い切って仕事を変えてみるのも方法の1つ。
特に、「このままではクビになってしまうかも…」「自分はこの仕事に向いていない気がする…」といった悩みのある方は、転職を検討してみましょう。

仕事選びに不安のある方には、転職エージェントの利用がおすすめ。専任アドバイザー制度を採用しているハタラクティブでは、利用者とマン・ツー・マンで向き合い、適性や希望を丁寧にカウンセリングいたします。あなたに向いている仕事を客観的に判断し、保有する優良企業の求人から最適な仕事をご紹介。企業への現場調査を行っているため、「職場環境」「会社のムード」「実際の業務」といったリアルな情報を入手できます。ぜひこの機会にご相談ください。

この記事に関連するタグ