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仕事で失敗ばかり…もしかして向いてない?特徴や原因から改善策を考えよう
更新日
この記事のまとめ
- 仕事で失敗ばかりする人はメモを取らない、責任感がないなどの特徴が見られやすい
- 仕事で失敗ばかりする原因は新人と2~3年目の社員、中堅とでは異なる傾向がある
- 仕事で失敗したらまず謝罪し、周囲への報告や今後の対策を怠らない
- メモを取ったり周囲を上手く頼ったりすることで、失敗の繰り返しを防げる可能性がある
- 失敗ばかりする原因が仕事や職場のミスマッチにある場合は転職を検討するのも良い
「仕事でミスばかりして辛い…」「向いてないのかな…」と自己嫌悪に陥った経験がある方は少なくないはず。仕事での失敗は誰にでも起こり得ますが、何度も繰り返すと自信を失ってしまうこともあるでしょう。このコラムでは、仕事で失敗ばかりしてしまう原因と、その対処方法を解説します。新人か中堅かによっても、失敗の原因は異なるもの。自分はなぜ失敗を繰り返すのか分析し、改善策を講じましょう。
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仕事で失敗ばかりしてしまうタイプの7つの特徴
仕事で失敗ばかりしてしまうタイプには、ある程度の共通点があります。以下に挙げた仕事で失敗ばかりしてしまうタイプの特徴から、日々の行動を振り返ってみましょう。
仕事で失敗ばかりしてしまうタイプの特徴
1.メモを取らない
メモを取らないタイプの人はミスを繰り返しがちです。記憶力に自信があっても、抜け漏れは起こり得るもの。失敗を繰り返すだけでなく、周囲に迷惑を掛けるような大きなミスに発展する可能性も考えられます。
メモを取る習慣をつくれば失敗が減り、仕事の質にも影響を及ぼします。会議や打ち合わせの内容、先輩や上司からのアドバイスなどはその都度メモする習慣を身につけましょう。メモをとるメリットについては「メモ魔になると仕事の効率がアップする?ポイントや注意点を紹介」のコラムで詳しく紹介しています。
2.責任感がない
仕事に対し、責任感がないタイプも失敗ばかり繰り返す傾向があるでしょう。仕事に責任を感じないタイプは、「ミスがあっても誰かが何とかしてくれる」「失敗は自分のせいではない」と捉えがち。
経歴が浅くても、初めての業務でも、一度担当した仕事は最後までやり切るのが社会人の責任といえます。周囲に責任を押し付けてばかりの人は失敗を繰り返すだけでなく、自分の成長も見込みにくくなってしまうでしょう。
3.プライドが高過ぎる
プライドが高過ぎるタイプも、仕事での失敗が多いようです。プライドが高いタイプの場合、分からないことがあっても周囲に聞けない傾向があります。また、自身の能力を過信していることから、明らかに力不足なのにも関わらず無理に仕事を続けてしまうこともあるでしょう。
過剰なプライドは、ときに仕事の妨げとなります。自信を持つのは良いことですが、失敗ばかりして周囲に迷惑を掛ける前に、分からないことや難しいことは素直に相談するのが得策です。
4.完璧主義者
完璧を求め過ぎることも、失敗ばかりの原因になります。極度の完璧主義者は、自分の納得がいくまで作業を続けてしまいがち。その結果、スケジュールの遅れや周囲との連携不足による失敗が起きることも考えられます。完璧さを求めることも大切にしつつ、視野の広さや柔軟性も身に付けられると失敗が減るでしょう。
5.仕事のスピードだけを重視している
仕事のスピードだけを重視しているタイプの人も、失敗ばかりしてしまいがち。締め切りまでに仕事を終わらせることは大切ですが、質が伴わなければ意味がありません。まずは、間違いがないか丁寧に確認する習慣をつけましょう。
また、「質の良さを考慮すると締め切りに間に合わない」と分かった時点で、上司や取引先などに相談することも失敗を減らす一つの方法です。
6.失敗したあとに反省しない
同じ失敗ばかり何度も繰り返す場合、きちんと反省できていない可能性があるでしょう。「反省」とは、誤った行為を振り返り、意識的に改めること。失敗したとき、場を収めることだけを考えていたり、気持ちを切り替えることだけに注力していたりする場合は注意が必要です。
謝罪したり落ち込んだりすることと、反省することは別物。失敗したあとは、きちんと原因を振り返り、具体的な改善策を講じましょう。
7.心身の不調を感じている
心身の疲れがたまり、不調を感じている場合も失敗ばかり続く傾向があります。心身の不調は、集中力やモチベーションの低下をもたらす可能性も。「休むと周囲に迷惑がかかる」という思いからなかなか休めない場合でも、仕事でミスが続くときは休息をとるのが得策でしょう。
「失敗した時の対処法とは?ミスが起こりやすい状況と繰り返さないコツを解説」のコラムでも、仕事で失敗ばかりしてしまうタイプの特徴をまとめているので、参考にしてみてください。
年代別!仕事で失敗ばかり続く原因
仕事で失敗ばかりしてしまう原因は、年代によって異なる傾向があります。以下では、年代別にミスの原因となりやすいポイントをご紹介。自分の状況と照らし合わせてみましょう。
新人(20代前半)
仕事に就いたばかりの新人であれば、失敗も起こりやすいもの。ミスも学びの一つと捉え、新しい情報を吸収しましょう。しかし、20代の新人でも同じ失敗ばかりを繰り返してしまったり、同期より仕事がうまく進まなかったりする場合は、先輩に相談したりコツを聞いたりするのが賢明です。
また、分からないことをそのままにしておくのも、ミスの大きな原因の一つ。疑問点は積極的に解消しましょう。先輩や上司に気軽に質問できることは、新人の特権といえます。勤続年数を重ね「そんなことも分からないのか」と思われてしまう前に、知識を蓄えておくのが得策です。また、失敗ばかりしない対策をコラム内の「仕事で失敗ばかりしないための6つの対策」で解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
2~3年目(20代後半)
入社2~3年目は、慣れや仕事量の増加により失敗が増えやすい時期といえます。気の緩みやスピードばかりを重視した作業により、仕事の質が落ちてしまっている可能性も。今一度、確認作業を丁寧に行うのがおすすめです。
また、たとえ後輩ができたとしても見栄を張らず、分からないことは先輩や上司に確認しましょう。社会的に見れば、入社2~3年目はまだまだ若手。素直に周囲を頼ることも大切です。新人のように気に掛けてもらえないぶん、自発的にサポートを依頼する必要があるともいえるので、「待ちの姿勢」にならないよう心掛けましょう。
中堅(30~40代)
経験を積んだ中堅社員も、意外にミスをしやすいもの。30代や40代になると独自の仕事の進め方を確立しているため、素直に他人からの指示を聞き入れられず仕事で失敗してしまう傾向があります。「自分のやり方が正しい」と思い込まず、視野を広く持って柔軟に行動することが大切といえるでしょう。
また、慣れにより、失敗後の反省を怠ってしまうことが原因な場合も。その場を収めることだけが癖になってしまうと、失敗を繰り返しても気にならなくなってしまう可能性もあります。失敗をきちんと受け止め、次に活かす素直さは、経歴を重ねても持ち合わせておきましょう。
仕事で失敗ばかり続くときにすべき4つのこと
仕事で失敗ばかりしてしまったら、以下の行動を取りましょう。失敗を隠して反省を怠ったり、気に病み過ぎたりすると、ミスを繰り返しやすくなるので注意が必要です。
仕事で失敗ばかり続くときにするべきこと
- 謝罪と報連相をする
- 失敗した原因を振り返る
- 次に気を付けるべきことを明確にする
- 自分を責め過ぎない
1.謝罪と報連相をする
仕事で失敗ばかりしてしまった際は、まず関係者に素直に謝罪しましょう。ごまかそうとすると、かえって事態が悪化してしまう恐れがあり、叱責を恐れてミスを隠すことは望ましくありません。上司に起きてしまったことを早急に、かつ正直に報告し、指示を仰ぐなどしっかり報連相を行いましょう。失敗すること自体は、誰にでもありうることです。その後の誠意と対応のスピード次第で、十分信頼は取り戻せるでしょう。
2.失敗した原因を振り返る
失敗ばかりする原因を具体的に振り返ることが、同じ過ちを繰り返さないカギといえます。「私の力が足りなかったからだ」というような、曖昧な反省は望ましくありません。また、他人に仕事の責任をなすりつけることも避けましょう。行動を冷静に振り返り、「ここで△△すべきだった」と具体的に失敗と成功の分岐点を明確にすることが大切です。
3.次に気を付けるべきことを明確にする
失敗の原因をもとに、次に仕事で気を付けるべきことを明確にします。「失敗ばかりしないように頑張る」というような漠然とした目標は避け、自分が取るべき行動を具体的に決めるのが望ましいでしょう。改善策を関係者に共有するのもおすすめ。人に話すことでより決意が固くなり、周囲からのサポートやアドバイスも受けやすくなる可能性があります。
4.自分を責め過ぎない
反省することは大切ですが、自分を過剰に責め過ぎることは避けましょう。落ち込み過ぎると、冷静な反省ができなくなったり、仕事で失敗ばかりを繰り返したりする可能性もあります。先述のとおり、仕事が失敗ばかりになることは、新人でも勤務年数が長いベテランでも、誰にでも起こりえるもの。自信を失う必要はありません。好きなものを食べたり、友人に話を聞いてもらったりして、自分を労ることも大切です。前向きな気持ちで次の仕事に臨みましょう。
仕事が失敗ばかりでも過度に落ち込む必要はない
仕事で失敗をしたらすぐに気持ちを切り替えましょう。仕事で同じ失敗ばかりするのは望ましくありませんが、失敗は自分自身が成長するためのチャンスでもあります。自信をなくしてしまう前に気持ちを切り替え、次の行動に活かすようにしましょう。「仕事の失敗を忘れる方法とは?負の連鎖に打ち勝つには」では、仕事での失敗を忘れる方法をご紹介しています。仕事で失敗ばかり繰り返すとどうなる?
仕事で失敗ばかり繰り返すと、自分だけでなく周囲にも悪影響を与えてしまうでしょう。具体的には以下のような展開が考えられます。
モチベーションの低下
仕事の失敗ばかりが続くと、モチベーションが低下してしまうでしょう。「自分はダメな人間だ」「どうせまた失敗する」といったネガティブ思考は、集中力や責任感を欠くことにもつながります。するとまたミスが起き、負の連鎖に陥る可能性も。楽しさややりがいを見出せず、仕事を「やらされている」と感じるようになると、退職につながってしまうことも考えられます。仕事へのモチベーションを保つ方法は「仕事のモチベーションが下がる原因とは?維持するメリットや対処法」のコラムで解説しているので、参考にしてください。
心身の不調
失敗ばかり繰り返すと、心身に不調が現れてしまう可能性もあります。仕事での失敗は、原因や内容を問わず何かしらのストレスをもたらすもの。それが積み重なると、腹痛や肌荒れ、不眠などの体調不良が生じやすくなります。
また、常にイライラしたり、時間に追われる気がして落ち着かなかったりするなど、精神の不安定さを感じることもあるでしょう。長期間仕事を休んだり、退職したりすることにならないよう、心身の不調を感じたら早急に対策することをおすすめします。心身が不調になりそうな時の兆候については「キャパオーバーとはどんな状態?仕事が忙しくストレスが大きいときの対処法」で解説しているので参考にしてみてください。
人間関係の悪化
仕事で失敗ばかり繰り返すことは、自分だけでなく周囲の人にも悪影響を与えかねません。一度の失敗や、一時的な落ち込みは誰にでも起こり得ます。しかし、それが続くと「やる気がない人」「立ち直ろうとしない人」と見なされてしまい、評価が下がったり、信用を失ったりしてしまう可能性があるでしょう。
また、自分に自信が持てずに消極的になったり、陰鬱な雰囲気を出したりするのも望ましくありません。職場全体の雰囲気や人間関係を悪化させる原因となるため、早めに失敗の連鎖を断ち切り、気持ちを切り替えることが大切です。
仕事で失敗ばかりしないための6つの対策
仕事で失敗ばかり繰り返さないためには、メモを取ることや信頼できる人に相談するなどの対策を講じることが効果的です。失敗は誰にでも起こり得るものですが、それを繰り返してしまうのは望ましくありません。以下の方法でミスの再発を防ぎましょう。
仕事で失敗ばかりしないための対策
- メモを取る習慣をつける
- リストを作成し計画を立てる
- 「後悔」ではなく「反省」をする
- 周囲の力を借りる
- 信頼できる人に相談する
- 休息をとる
1.メモを取る習慣をつける
冒頭でも説明した通り、メモを取らない人は仕事で失敗ばかりしたり、同じミスを繰り返したりする傾向があります。仕事内容や上司・先輩からのアドバイスなどはしっかりメモしましょう。記憶力に自信があったとしても、重要な情報の抜け漏れがないよう徹底的に対策するのが賢明です。メモを取って情報を可視化すると、脳内で情報が整理しやすくなり、業務の効率アップにつながるでしょう。
2.リストを作成し計画を立てる
仕事で失敗ばかり続いてしまうなら、やるべき仕事を整理し、リストを作るのもおすすめです。リストを作ることで優先順位を見極めやすくなり、仕事の計画を立てやすくなるでしょう。
また、仕事のやり残しや納期遅れなどの失敗を防げるようになります。効率の良い仕事の進め方は「仕事の進め方が上手い人とは?効率を上げる方法も紹介」でも紹介しています。仕事の進め方に課題を感じている方は参考にしてみてくださいね。
3.「後悔」ではなく「反省」をする
失敗ばかりを繰り返さないために必要なのは「反省」で、決して「後悔」ではありません。冷静に失敗の原因を振り返り、次にどうするべきか改善策を考えることが重要です。「△△しなければ良かった」「この仕事に就かなければ良かった」と後悔するばかりでは、失敗は減らないでしょう。むしろ、必要以上にストレスを溜めたり、自信を喪失したりするため、余計に仕事が進みにくくなる恐れがあります。
4.周囲の力を借りる
仕事量が多過ぎるときは、ミスも起こりやすいもの。1人でこなせる仕事量ではないと感じたときは、早めに周囲の人に相談し、業務を分担することも大切です。多くの仕事を無理に抱え込むより、少ない仕事に余裕をもって向き合う方が、失敗を防ぎやすくなります。
また、分からないことはすぐに周囲の人に質問・確認する癖をつけましょう。独りよがりな判断はミスを招く原因の一つです。上手く周囲を頼ることで、仕事の精度を上げ、失敗ばかりを繰り返さないことが得策です。
5.信頼できる人に相談する
仕事で失敗ばかり繰り返し落ち込んでしまう場合は、信頼できる会社の上司や先輩などに相談しましょう。落ち込んでいるときは、1人で抱え込んでしまう人も多いはず。信頼できる人に相談することで、ストレス発散になり、問題解決の糸口が見つかる可能性もあります。
6.休息をとる
集中しているつもりなのにミスが続く場合は、休息を取ってリフレッシュしましょう。失敗ばかりの状況から抜け出したいのに仕事に集中できない、頭が働かないといった場合は、心身の疲労が溜まっている可能性も。
身体の疲労を解消したい場合は、適度な運動や十分な睡眠、ぬるめのお湯での入浴などがおすすめ。また、精神面の疲労を感じる場合は、趣味や自分の好きなことに没頭する時間を持ってみましょう。
先述のとおり、失敗した自分を責め過ぎるのも避けるようにします。場合によっては、思い切って仕事を休むことも大切です。休むと周囲に迷惑が掛かると感じる人も多いようですが、仕事の質を向上させられるのであれば、休日も必要といえるでしょう。
失敗を繰り返さないための対策方法は、「仕事が失敗続きで辛い…ミスが続く際の対処法と気持ちの切り替え方を解説」のコラムでも解説しています。ぜひチェックしてみてください。
改善策を試しても仕事で失敗ばかりする場合は?
適切な改善策を取っているにも関わらず、仕事で失敗ばかり続いてしまう場合は、周囲のアドバイスを仰いでみてください。同僚や先輩などから客観的な視点で意見をもらったり、上司に業務量の調整や部署異動を打診してみたりするのも良いでしょう。
自分以外の人の意見を取り入れても状況が改善されない、また、職場の雰囲気が悪く相談できる人がいなくて仕事を辞めたいと考える場合、転職するのも一つの手です。自分の適性にマッチした仕事や職場を見つけることで、失敗を減らせる可能性があります。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。