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【このページのまとめ】
難しい仕事を任されたり、周囲とのスキルの差を感じたりし、「仕事についていけない」と悩む人は少なくないはず。職歴によっては「もう入社3年目なのに…」「30代にもなって…」と落ち込んでしまうこともあるでしょう。
このコラムでは、仕事についていけない原因とその対処法を解説します。ネガティブになって退職に走る前に、冷静に仕事の仕方を振り返ってみましょう。また、転職する場合のポイントについてもご紹介します。
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仕事についていけないと感じる場面は、人によってさまざまです。ここでは、その具体例を紹介します。仕事についていけない原因を見つける参考にしてみてください。
仕事自体はこなせる能力があるものの、量が多すぎてついていけないと感じる人は少なくありません。次々と仕事を頼まれ、つい「わかりました」と受けてしまいがちな人は、1人で仕事を抱え込む傾向があります。
自分のキャパシティを超える仕事を任されると、過度のプレッシャーを感じ、「仕事についていけない」と悩んでしまうケースもあるでしょう。
始めたばかりの仕事で即戦力を求められ、十分な働きができないと落ち込む人もいるようです。
ミスが多いと自分に能力がないように感じ、仕事についていけないと感じやすくなります。失敗を次に活かせれば良いですが、失敗することで緊張してしまい、それがさらなるミスを呼び込むパターンもあるようです。
職場の雰囲気が苦手で馴染めないという人も多いようです。また、仕事の進め方や会社の方針が合わず「ついていけない」と感じる人もいるでしょう。
社会人未経験、あるいは業界未経験で就職・転職し、なかなか仕事が覚えられない場合も「ついていけない」と感じやすいでしょう。教育体制が整っていない、多忙で新人の教育に手が回っていないなど、会社側に原因があることも考えられます。
周りのモチベーションが非常に高く、「ついていけない」と感じることもあります。常に仕事のことを考えたり、プライベートの時間を割いて働いたりしている同僚を見て、「自分は同じようにできない」と思う人もいるでしょう。
たとえ平均的なスキルが身についていても、周りがあまりに優秀すぎると、仕事についていけないと感じることがあります。
特にチームプレーが必要な仕事では、「自分が足を引っ張っている」と感じて落ち込む人がいるようです。
仕事についていけない原因は、以下の4つが考えられます。日々の仕事風景を振り返り、自分に当てはまるものがないか確認してみましょう。
疑問を抱えたまま仕事を進めると、「ついていけない」と感じる場面が増えます。
分からないことがあっても、質問するタイミングを逃してしまったり、「相手にわずらわしいと思われないだろうか」と遠慮してしまったりする人は、疑問を抱えたままになりやすいでしょう。
未経験者に対するフォローがない、研修やマニュアルが整っていないなど、社内の教育体制が不十分場合は、より自発的に疑問を解消する姿勢が必要です。
経験・スキル不足も仕事についていけない原因の一つです。しかし、経験やスキルはすぐに身につくものではありません。焦らず、「ついていけないのは当たり前」「自分はまだ勉強中」という気持ちで、日々の業務にコツコツ取り組むことも必要でしょう。
完璧主義の人は「仕事についていけない」と感じやすい傾向があります。
仕事を完璧にこなそうとするのは決して悪いことではありません。しかし、過度に完璧を求めることで、業務に時間がかかってしまうことも。周囲と足並みがそろわずに「自分はついていけてない」と感じてしまうでしょう。
また、「疑問を持つ自分」や「ミスをする自分」を認められず、結果的に業務が滞ってしまうパターンもあります。完璧主義が悪い方向に働いている場合は、考え方を改めた方が良いかもしれません。
タスク管理ができていないのも、仕事についていけない原因でしょう。
タスク管理とは、自分がやるべき仕事の優先順位を整理し、進み具合を確認しながら作業することです。タスク管理ができていないと、仕事が溜まってしまったり、ミスが増えたりしやすいため、結果的に仕事についていけない状態になってしまいます。残業や失敗が多い人は、一度仕事の進め方を考え直すのが得策です。
ここでは、仕事についていけない時の対処法を状況別に解説します。実践できるものがあれば、試してみましょう。
まずは「仕事についていけない」状況を冷静に捉えることが重要です。「自分には能力がない」「仕事を辞めるしかない」とネガティブな感情になってしまうと、対処法も見つけられません。
客観的に自分の仕事を振り返り、前項を参考に、仕事についていけないと感じる原因を洗い出しましょう。
仕事量が多すぎると感じる場合は、以下の対処法がおすすめです。
仕事量が多いと感じるときは、一度上司に相談して業務の配分を見直してもらいましょう。業務の依頼をつい受けすぎてしまう人は、別の人に任せられないか、どの業務を優先すべきかを事前に確認するのもおすすめです。
自分自身で業務の効率化を考えることも大切です。普段の仕事のやり方を振り返り、無駄な部分がないかを洗い出しましょう。重要度の低い仕事に時間をかけていないか、時間を決めずにだらだらと業務に取り組んでいないかといった点を振り返ると、改善のポイントが見えてきやすくなります。タスク管理の仕方を先輩に確認するのもおすすめです。
健康上のリスクが心配されるほど仕事量が多く、上記の方法を試しても解決が難しい場合は、転職の必要性も出てきます。
業務が難しくてついていけないと感じる場合は、以下の対処法が有効です。
疑問はそのままにせず、すぐに解決することが大切です。ミーティングの最中でも不明点があればその都度質問し、仕事を理解するよう努めましょう。また、業務の指示を十分に理解しないまま仕事を進めると、後々ミスが発生しやすくなります。忙しい相手に質問するのは気が引けるという人もいますが、確認不足によるミスで迷惑をかけないためには、誰かに相談することが大切です。
なお、回答や学んだことをメモしておくことも忘れずに。同じ質問を繰り返すことを防げます。
業務を難しく感じる人の中には、完璧に仕事をこなそうとして壁にぶつかっているパターンもあります。未経験の仕事を始めたばかりの人や完璧主義で仕事が遅い人は、「完璧にできなくて当たり前」「8割できればOK」という気持ちを持って取り組んでみましょう。
また、疑問を持つことやミスをすることを恐れすぎるのも望ましくありません。自分に厳しくなりすぎず、上手く周囲に頼ることも大切です。
上記の方法を試しても業務の難易度が高すぎると感じるなら、その仕事が自分に向いていない可能性も。不向きな仕事でスキルを伸ばすのは難しく、成功体験が積めずやりがいも感じられないでしょう。合わない仕事を続けるよりも、適性に合った仕事を探すのがおすすめです。
分からないことがあるのに仕事を教えてもらえない時は、以下の対処法を心掛けましょう。
仕事を教えてもらえない場合、自分から動くことを意識しましょう。仕事を教えてくれない職場は、多忙で教える時間がなかったり、「仕事は自分で覚えるもの」と考えていたりします。そのため、「待ちの姿勢」は望ましくありません。
分からないことを自分から質問するのは基本中の基本です。また、「どうしたら良いでしょうか?」ではなく、「私はこうしようと思いますが、間違いないでしょうか?」と、自分で考えた過程を伝えるのがポイント。仕事への意欲が伝わり、相手も教えてあげようという気持ちになりやすいでしょう。
周りのレベルが高すぎて仕事についていけないと感じるときは、次の方法を試してみましょう。
周りのレベルが高すぎる場合は無理についていこうとせず、1ヶ月程度の目標と年単位の目標を設定し、長期的に成長することを目指しましょう。
高いスキルは1日で身につくものではないため、焦りは禁物。周りとの差を気にしてネガティブになると、ますますモチベーションが下がってしまうでしょう。まずは目の前の仕事に集中し、目標を達成することを考えることが大切です。
周りのレベルが高いということは、仕事のやり方を見習うべき人がたくさんいるということでもあります。できる人の仕事ぶりを見て真似したり、仕事の進め方を聞いてみたりしましょう。
周囲とレベルの差があると感じるときこそ、1人で抱え込まずに誰かに相談することが大切です。中途入社の場合は、年下の先輩や上司に質問するのに抵抗を感じがち。しかし、謙虚な姿勢で教えてもらうことが自分自身の成長につながると考えましょう。
日頃から、周りの人と良好な人間関係を築いておくことも大切です。誰かに相談したり、周囲のサポートを受けることで仕事をスムーズに進められるようになります。
自分よりレベルが高い人だからといって、遠慮してコミュニケーションを取らないのは望ましくありません。明るく挨拶したり、何かをしてもらったときに感謝の言葉を伝えたりと、気持ちの良いやり取りを心がけると人間関係が円滑になっていくでしょう。
周りについて行けず、「迷惑をかけている」と感じるときは、誰かのサポート役に徹するのも一つの方法です。目立った実績を残すのは難しくても、縁の下の力持ちとして周りを手助けすることで、チームに貢献できるでしょう。
仕事についていくための対処法を試しても一向に状況が改善されない場合は、転職するのも一つの手です。
仕事についていけないのは、自分に向いていないからという可能性もあります。向き不向きは誰にでもあるものです。適性がない仕事に苦労し続けるよりも、自分に合った職業に就くことで力を発揮できるようになるでしょう。
現職に就いて3年目になるのに仕事についていけないという人は、転職を視野に入れても良いでしょう。
一般的に、仕事を始めて3年目は一つの区切りといわれています。多くの人は一通りの業務を進められるようになり、後輩を教育する立場になることもあるでしょう。
しかし、3年仕事を学んだにもかかわらずついていけない、周囲より明らかに成長が遅れていると感じるのであれば、転職のタイミングである可能性も。改めて自分のスキルや強みを振り返り、それらをより活かせる職場を見つけましょう。
転職先を探すときは、業務内容が自分に合っているか、教育体制が整っているかという点に目を向けるようにします。給与や企業規模にばかり注目すると、再び「仕事についていけない」と感じることになりかねません。
自分に合った職場を見極めるためには、事前に業界や応募企業をよく調べることが大切です。希望する仕事の働き方や、応募企業の方針・社風を十分に理解しましょう。
1人での情報収集が難しい場合は、転職エージェントでプロのサポートを受けるのがおすすめです。
ハタラクティブは、若年層に特化した転職エージェント。専任のアドバイザーがカウンセリングを行い、一人ひとりの経験や適性に合った求人をご紹介します。取り扱っている求人は、実際に取材した企業のものに限られるため、事前に職場の雰囲気や詳しい仕事内容をお伝えすることが可能です。
次こそ自分に合った仕事に就きたいという方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。
ご利用者の口コミ
真那
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2021/02/26
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