仕事量が多い人の特徴は?ミスやストレスが原因?相談先で悩むときの対処法

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この記事のまとめ

  • まずは仕事量が多い原因を考えてそこから解決策を見出そう
  • 仕事量が多い場合、ストレス増や評価ダウンのリスクがある
  • 仕事量が多い状況を改善するためには、業務効率化やスケジュール管理を徹底しよう
  • 仕事量が多い原因を上司が理解してくれない場合は、転職も視野に入れてみる

仕事量が多いことで悩んでいる方は、決して少なくありません。終わりが見えない業務にストレスを抱え、「退職が頭をよぎってしまう…」ということもあるでしょう。こうした悩みを抱いたら、まずは冷静に、仕事量が多い原因を探ってみてください。このコラムでは、原因を探るためのヒントから、多過ぎる仕事量にどう対処していくか、注意点などを分かりやすくまとめています。

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仕事量が多いと悩む人は少なくない

厚生労働省が実施した「雇用動向調査結果」によると、労働条件を理由に離職している人は男性で10%、女性で13.4%でした。労働条件のなかには「残業が多い」「休日が少ない」といった、仕事量の多さ以外の理由も含まれますが、決して少なくない人が仕事量をはじめとする労働条件に不満を持って仕事を辞めていることが分かります。

参照元
厚生労働省
平成30年雇用動向調査結果の概況

仕事量が多くなりやすい人の特徴

仕事量が多いことでキャパオーバーになりがちな人の特徴は以下のとおりです。

・業務スピードが遅い
・仕事を断るのが苦手
・仕事の進め方が非効率
・抱えている仕事量が多過ぎる

新人に多いのが、自身の業務スピードや要領が、こなすべき仕事量に対応できていないケースです。
一方で、ある程度経験を積んだ人の場合、単純に「仕事の抱え過ぎ」といった状況が目立ちます。「仕事が終わらない人は必見!原因&解決法まとめ」でも、仕事が終わらない原因について触れているので、参考にしてください。

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仕事量が多い原因

抱えきれないほど多くの仕事が集中してしまう理由は、会社側と労働者側それぞれに原因が考えられます。よくある原因は以下のとおりです。

会社側に原因がある場合

会社側に原因がある場合で最も考えられるのが人員不足でしょう。人を雇えば人件費が発生するため、最低限の人員しか雇わないという企業もあるようです。働く人材が少なければ、自ずと一人あたりの業務量は増えていきます。
また、十分な人材を擁していても、管理者の管理力が不足することで特定の人に業務が偏ることも。管理者が部下のスキルや特性を把握していないと、起こりやすいでしょう。
そのほか、勤務環境も仕事量の多さに関連します。勤務環境が良くないと、仕事の進め方やモチベーションにも影響をきたします。事業所内の雰囲気が良くない、集中しづらい環境で働いているなども、会社側の責任です。

労働者側に原因がある場合

労働環境や人員が十分にも関わらず仕事量が多い場合は、労働者側に原因が考えられます。例えば、ミスを引きずってしまい気持ちの切り替えができなかったり、集中力に欠けたりというのは、仕事の進みを遅くする原因。前項でも触れたように、仕事量が多くなりやすい人の特徴を確認しておきましょう。また、プライベートで悩みが多いのも、仕事のクオリティに影響を与えます。

仕事量が多いことで起こるリスク

仕事量が多いと、必然的に業務に当たる時間が増えるためプライベートの時間は減るでしょう。また、十分に休息を取れなかったり過度なストレスを抱えたりすることで体調に影響がでることも考えられます。担当業務が終わらないことから、業務評価が下がるリスクもあるでしょう。

プライベート時間の減少

仕事が業務時間内に終わらなければ、残業や休日出勤をする機会も増えます。プライベートの時間を業務に当てるため、家事や趣味といった私的な時間が減少します。

体調不良

仕事量が多いとプライベートな時間が減り、十分な休息や睡眠が取れなくなるリスクが生まれます。また、多くの仕事をこなすことでストレスも増え、心身に影響が出る可能性もあるでしょう。

自己管理力に対する評価が低くなる

担当する仕事が業務時間内や期限内に終わらないと、会社からは「自己管理力がない」「計画性に欠ける」と評価される可能性があります。

仕事に対してネガティブになる

どんなに仕事に取り組んでも終わらないと、たとえ自分に責任がなくても仕事に対してネガティブになってしまうでしょう。「どうせ終わらない」「自分ばかり仕事が多い」といった気持ちになり、仕事に対して熱意や意欲を持てなくなってしまいます。

仕事量が多いのを解決する方法

仕事量が多いときは、まず自分の仕事の進め方を見直してみましょう。無駄がないか、効率化できないかといった点を中心に改めてみると、業務スピードの向上につながります。また、仕事の優先度を決めたりときには依頼を断るなど、仕事量をコントロールするのも、解決につながるでしょう。

仕事を効率化する

仕事量の多さで悩んでいるなら、仕事の効率化に取り組んでみてください。仕事の大枠だけを理解して進めると、疑問や課題があったときの対応に時間がかかってしまいます。まずは仕事を細分化し、優先度を付けて対応してみましょう。
また、固定的な作業はテンプレート化するのもおすすめ。送信メールの雛形を作成しておく、チェックリストを作成して定型的に業務を進めるといった方法を試してみてください。

業務時間内で集中する時間を作る

ダラダラと仕事をしてしまう、モチベーションを保てないといった場合は、一日の業務の中で「集中する時間」を設けるのも良いでしょう。毎日11時~12時は集中時間にして、メールなどの通知を切ってみてください。

仕事量を自分でコントロールする

月曜と木曜には会議があるから業務量を減らす、毎週水曜日は残業しないなど、1週間単位で仕事量をコントロールするのもおすすめです。また、ときには新たな仕事の依頼を断るのも大切。自分が担当できる業務量を正しく把握することで、周りに迷惑を掛ける心配も減らせます。どうしても期日に間に合わないなど緊急のときは、周囲に助けを求めてみるのもいいでしょう。

目標を具体的に決める

仕事量が多くで困っているなら、目標を具体的に決めて取り組むのもおすすめ。例えば本来の期日が25日なら、早めの20日を目標として設定しましょう。目標から逆算すると、その業務に費やせる日にちや時間を導き出せます。
仕事が終わらないことで悩んだときには、できている人から学ぶのもおすすめ。「できる人はどうしてる?仕事を早く終わらせるコツとは」のコラムもぜひ参考にしてみてください。

仕事量が多いなら働き方にも注目しよう

紹介した方法で仕事量の多さが解決しなければ、働き方そのものを見直すことも検討してください。

異動や配置換えを希望する

異動や配置換えを希望して部署や事業所を変えることが、解決につながる可能性があります。例えば、営業部などは顧客対応などがあるため勤務時間が不規則になりがちですが、事務などは定型的な作業が多いことから残業も少なく定時退社が叶いやすいといった特徴があります。

転職を検討する

会社全体として人員が不足しているなど、どの部署になっても仕事量が多いことも考えられます。その場合は異動などで解決できないため、転職を検討してみましょう。
転職する場合は、事前に自分がどんな会社を望んでいるのか明確化することが大切。仕事量の多さを理由に転職を検討するなら、「残業が少ない」「人員が不足していない」といった条件で探してみてください。

残業が少ない仕事

残業については会社や繁忙期によって異なるものの、一般的には稼働時間が決まっている医療関係や法人向け営業などが挙げられます。詳しくは「残業が少ない仕事はある?」をご覧ください。しかし、残業時間の少なさだけで転職先を選ぶのは危険。「残業なしの仕事に転職するには?正社員で土日休みも実現できる?」でも触れていますが、フレックスタイム制などの働き方などにも目を向けてみましょう。

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