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部署異動の相談は誰にすべき?希望を叶えるポイントと異動願の書き方
更新日
この記事のまとめ
- 部署異動の相談は直属の上司と希望部署の上司に行う
- 部署異動の相談をする場合には、社内の人事制度について事前に確認しよう
- 部署異動願いは必要な項目を記入したうえで、会社の繁忙期や年度末を避けて提出する
- 部署異動の相談が断られても、今の仕事を頑張ることでチャンスが掴めることがある
部署異動を希望している方の中には、いったい誰に相談すればよいか悩んでいる人もいるかもしれません。社内の人事制度を上手に活用すれば、より働きやすい部署に配属される可能性があります。
このコラムでは、部署異動の相談をすべき相手と、異動願の書き方や出し方のポイントについて解説します。
今の職場に不満がある、もっとのびのび仕事がしたいなどの理由で部署異動を考えている方はぜひご覧ください。
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部署異動の相談はまず直属の上司に
部署異動の相談は、まず直属の上司から始めましょう。直属の上司は自分のことを一番近くで見ている人なので、適切なアドバイスや提案を受けることができるかもしれません。
さらに直属の上司を介さずにいきなり人事部などに相談すると、無用なトラブルのもとになりかねません。
部署異動した後も同じ会社で働き続ける以上、上司とは良好な関係を築いておいた方がよいでしょう。
直属の上司に部署を異動したい旨をしっかり伝えることが、最初の一歩となるのです。
事前にアポイントを取り、部署の異動を希望していることとその理由を手短に伝えるだけで十分です。
希望部署の上司にヒアリングするのもよい
部署異動の希望が叶うかどうかはわかりませんが、希望部署の上司に相談することもできます。
もちろん、直属の上司に相談した後のことですが、希望部署の上司が求めているスキルや人物像をヒアリングしておくと、将来必要とされる人材になるためのきっかけが見つかるかもしれません。
今どんな能力を身につけておくべきか、どのような分野で結果を出さなければならないかが明確になれば、モチベーションも上がっていくでしょう。
部署異動を上司に相談する際のポイントについてさらに詳しく知りたい方は、「部署異動の目的って?希望を出す場合のポイントを解説」をご覧ください。
部署異動の相談の際には会社の制度を確認する
部署を異動したい方は、直属の上司に相談するとともに会社の人事制度について調べなければなりません。
人事制度のパターンはいくつかあり、会社によって異なる部分も多くあります。
部署の異動を希望する場合には、どのような制度によって配属部署が決まるのかをよく理解することが重要です。
では会社の人事制度の代表的な3種類をご紹介します。
自己申告制度
部署の異動などが可能な人事制度の一つが「自己申告制度」です。
自己申告制度とは、社員が会社側に異動の希望や意見を申告できる制度で、人事管理や人材育成のために活用している企業があります。
従業員が自分の希望や情報を会社側に提供する手法であるため、会社も適材適所の人材配置や社員のキャリア形成の支援などに役立てられるのがメリットです。
従業員側も、部署異動の希望が会社に届いていることがわかるので、モチベーションを維持したり高めたりするのに役立ちます。
社内FA制度
部署の異動を希望する方の願いを叶える別の人事制度が「社内FA制度」です。
FAとは「フリーエージェント」の略で、プロ野球では自由契約と訳されます。
部署異動に関しては、特別な権利によって希望する部署に異動できる可能性を表す言葉です。
会社が認める一定の成果を出したり資格を満たしたりした従業員は、異動したい部署に自分を売り込むことができます。
もしくは、大きな成果を出した従業員に対して、現在の所属部署とは別の部署が声をかけることもあるかもしれません。
成果によって部署異動の希望が叶う可能性があるので、従業員のモチベーションを高めるのに適した制度です。
部署異動を希望する場合には、どのような資格や成果が求められているのかをはっきり理解する必要があるでしょう。
社内公募制度
部署異動に関わる別の人事制度は、「社内公募制度」です。
社内公募制度とは、社内FA制度と異なり人材を求めている部署が社内で募集を行う制度で、実際の採用のように、面接などの選考が行われる場合もあります。
自分が希望する部署から募集が出るかわからないのがデメリットですが、もしタイミングよく募集がかけられれば、スピーディーに部署異動が行えるでしょう。
さらに、社内公募制度は従業員のモチベーションを高めると同時に、部下に対する上司の適切なケアを促進するというメリットがあります。
部署異動を成功させるための3つのポイント
部署異動は大きな決定なので、ぜひ成功させたいと思うことでしょう。いくつかのポイントを押さえておくと、部署異動が成功する可能性が高くなるかもしれません。
部署異動を成功させるために覚えておくべき3つのポイントを見ていきましょう。
1.今の部署で結果を出す
部署異動を成功させるための最大のポイントは、今の部署でしっかり結果を出すことです。
部署異動がなかなか実現しないと、今の仕事に対するやる気が失われてしまいがちです。しかし、そこで仕事への意欲を失ってしまうと、直属の上司や異動希望先の部署の上司の印象は悪くなってしまうでしょう。
どの部署もやる気があり、成果を出せる人材を欲しいと思っているので、他の部署から欲しいと思われる人材になるよう努力する必要があります。今の部署で最善を尽くし、成果を出すよう努力すれば、部署異動の希望が叶いやすくなります。
2.焦らずに熱意を見せる
部署を異動したいという願いがあると、早く希望部署に行きたいと焦ってしまいがちです。しかし焦りは禁物であることを覚えておきましょう。
焦って早く成果を出そうとするとミスが増えたり、人間関係がギクシャクしてしまったりする恐れがあります。落ち着いて業務にあたり、着実に結果を出すのが望ましいでしょう。
もし社内でプロジェクト参加者が募集されるなら、積極的に参加して他の部署の上司に名前を知ってもらうこともできます。希望する部署で必要とされる専門性を身につけ、定期的に異動願を出すなら、熱意を認めてもらえる可能性は十分あるでしょう。
3.異動の理由が「不満」にならないようにする
部署を異動したい理由はさまざまですが、「不満」にならないよう注意すべきです。
人間関係や給料についての不満をあらわにしている人材を欲しいと思う部署はないからです。不満を抱えていることをはっきり表してしまうと、直属の上司や希望移動先の部署の上司から良い印象を持たれません。
部署異動の理由は可能な限り積極的なものにし、好印象を持たれるように努力しましょう。
部署の異動願いの書き方
部署の異動を願い出る異動願いは、A4サイズの書面で提出するのが一般的です。パソコンで作成しても手書きでもどちらでも問題ありません。
異動願いに含めるべき項目はどの会社でもおおよそ以下のようなものです。
・異動願を提出する日付
・自分の名前と捺印
・提出先(〇〇殿)
・現在の所属部署
・現在の部署での所属期間
・希望する異動先
・異動を希望する理由
この中でとくに重要なのは、異動を希望する理由でしょう。
できるだけポジティブな内容にし、部署の異動によって自分がより一層会社に貢献できるとアピールすることが重要です。
とくに、今の部署で目立った成果を上げているのであれば、その情報も盛り込むと説得力が増します。
一方、介護や育児、結婚、体調不良などの事情があって部署を異動したい場合には、そのまま記載するのがよいでしょう。
部署異動を希望する理由は、可能な限りわかりやすく、詳しく書くと状況を把握してもらいやすくなります。
異動願いの正しい書き方についてさらに詳しく知りたい方は、「異動願いを提出したい!提出のタイミングや正しい書き方を例文付きで解説!」をご覧ください。
部署の異動願いの出し方
部署異動を成功させたいのであれば、異動願いの出し方にも気を付けましょう。
とくに、異動願いを出す相手と時期には注意が必要です。
部署の異動願いは、直属の上司に提出するのが無難といえます。
人事部に異動願いを直接提出してしまうと、上司との間に軋轢が生じてしまうかもしれません。
部署異動を検討していることを上司に相談する際、異動願いの提出についても話し合っておくと、その後の手続きをスムーズに進められます。
さらに、異動願いを出すタイミングも重要です。
人事異動がある時期を見計らって異動願いを出す人もいます。
部署を異動したいと思っている日の一ヶ月前までには異動願いを出しておくとよいでしょう。
十分前もって異動願いを提出することで、今の部署が人員を補充するのに十分な時間が確保できます。
こうした配慮を示すと、今の直属の上司に好印象を与えられ、無用なトラブルを防げるのです。
加えて、異動願いを出す時期が会社の年度の初めや年度末、繁忙期にあたらないように配慮することも必要です。
もちろん、突然親の介護が必要になったといった特殊なケースではこの限りではありませんが、可能な限り会社にとって悪いタイミングを避けるよう努力しましょう。
異動願いを出す際のマナーについてさらに詳しく知りたい方は、「異動願いを出すときのポイント!マナーと注意点」をご覧ください。
部署異動が成功しなくても気落ちせず仕事を続ける
部署異動について相談し、異動願いを出したにもかかわらず、希望が通らないこともあります。
がっかりするかもしれませんが、気落ちせず、これまで以上に仕事に励むことが重要です。
部署異動が認められなかったことには理由があるからです。
部署異動の希望が通らなかったことは、現在の仕事ぶりが認められている証拠かもしれません。
ここで今まで以上の実績を上げられれば、今度は会社側から部署を異動してほしいという打診が来る可能性もあります。
異動願いを出したことで、キャリアアップしたいという願いややる気は十分会社側に伝わっています。
将来さらに会社に貢献できるように、今の部署で仕事に打ち込むようにしましょう。
部署異動ができないときは転職も視野に入れよう
社内で部署の異動が認められず、やりたい仕事がどうしても見つからない場合には、転職も検討できます。
直属の上司に異動の相談をしてもまったく耳を貸してもらえない、異動願いを受け取ってもらえないと悩んでいる方は、一度転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。
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