異動願いを出すときのポイント!マナーと注意点

異動願いを出すときのポイント!マナーと注意点の画像

この記事のまとめ

  • 異動を考えるときは、会社の人事制度に「自己申告制度」「社内公募制度」「社内FA制度」がないかチェックする
  • 異動願いの伝え方や書類の様式は、就業規則で確認したり人事に問い合わせたりして会社の取り決めに従う
  • 異動理由はネガティブで主観的なものではなく、会社や自分の成長に繋がるといった前向きなものにしよう
  • 異動が決まっても業務や引き継ぎを疎かにせず、責任を持って最後まできちんとやることが大切

会社で「異動願い」を出すときは、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか。
提出マナーを知らずに出してしまうと、職場や会社に迷惑をかけたり「自分勝手なのでは?」という印象になったりするため、異動願いの基本はしっかり押さえておきましょう。
このコラムでは、異動願いの基本をはじめ、書き方やマナーなどを詳しくご紹介。会社内の異動を考えている人は、ぜひ参考にしてください。

こんなお悩みありませんか?
例えば
  • 向いてる仕事なんてあるのかな?
  • 避けたいことはあるけれど、
  • やりたいことが分からない・・・
私たちは「やりたいこと」から一緒に探します!
ハタラビット

ハタラクティブは
20代に特化した
就職支援サービスです

\もう学歴・経歴に困らない!/

自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう

性格でわかる
私の適職診断

さっそく診断START

異動願いを出す前に人事制度をチェック!

異動願いとは、同じ企業内で別の部署への配置転換を希望する際に提出する書類のことです。
異動願いを出す主な理由としては、「キャリアアップを目指したい」「違う環境で成長を試したい」など前向きなもののほか、家庭の事情や体調問題といったやむを得ない事情により、配置換えや勤務地の変更などを希望する場合があります。

異動を考えるときは、まず会社の人事制度をチェックすることからはじめましょう。
会社によっては「自己申告制度」「社内公募制度」「社内FA制度」などを設けているため、自分が利用できる制度がないか確認します。

人事制度の種類について

「自己申告制度」
社員自らが自分のキャリア、実績、希望などを考慮して、企業へ人事異動を申告できる制度です。
申告すれば誰でも異動できるという訳ではなく、企業側が必要と判断すれば異動することができます。
「社内公募制度」
既存部署に欠員がでた場合や人手が足りないときに、社内に人材を募集をかける制度です。
部署によっては、面接やテストを課して異動を判断するケースがあります。
「社内FA制度」
企業で業績や経験が高く評価されている人に対し「フリーエージェント」の権利を与えることで、社員の自発的なキャリア開発を促す制度です。権利を与えられた社員が「FA宣言」をすると、その人の力を必要とする部署が声をかけます。
希望部署から声をかけてもらうには、自らの実績や能力を売り込む必要があるでしょう。

職場に上記のような人事制度がない場合や家庭の事情や体調不良といった個人的な問題がある場合でも、いきなり異動願いを出すのは避けたほうが無難。
どんな理由でも、まずは直属の上司に相談するのが基本です。上司に話を通す前に噂が先行して職場に広まるのは印象が良くないため、軽はずみな言動をとらないよう注意しましょう。

未経験OK多数!求人を見てみる

異動願いの書き方

異動願いの書き方は、会社によって書式が決まっている場合があります。
あらかじめ就業規則で確認したり人事部に問い合わせたりして、会社の取り決めに従いましょう。
異動願いに記載する基本的な項目は以下のとおりです。

・左上に「〇〇殿」または「〇〇人事部長殿」
・右上から提出日、部署名、氏名、捺印
・中央にタイトル「異動願」を記入
・本文に「この度以下の理由により異動を希望しています。ご配慮いただけますようお願い申し上げます。」と記入
・理由を箇条書きで記入する…所属部署名と所属期間、異動希望の部署名、異動希望時期、異動を希望する理由
・右下に「以上」と書く

企業によっては、異動願いの伝え方や提出書類に細かいルールがなく、上司に口頭で伝えれば済むこともあります。
スムーズに異動の相談をするためにも、会社のルールは事前に確認することが大切です。

異動願いを出すにあたってのマナーと注意点

異動願いを書くときは、「異動を希望する理由」に注意しましょう。
「人間関係によるストレス」「仕事がつまらない」などネガティブかつ主観的な理由ではなく、異動が自身と会社の成長へと繋がるといったポジティブな表現にするのがポイントです。
体調不良や闘病などのやむを得ない理由がある場合は、診断書を提出するのも効果的。異動によって改善する点、業務に支障なく働けるということを説明し、会社から理解を得られるよう工夫しましょう。

また、相談時期は会社の繁忙期や決算期はできるだけ避け、人事異動のタイミングを見計らうのがおすすめ。
急な人事異動は会社にとって負担になりやすいということを念頭に置き、相談後は焦らず落ち着いて人事や上司の決定を待つことが大事です。
異動が決まった後は、現在の部署での仕事をなおざりにしていると、「無責任な人」というイメージに繋がります。
自分の業務はもちろん、引き継ぎなどは最後までしっかり行い、スムーズで円滑な異動を目指しましょう。

異動願いが受理されなかった、今の働き方や仕事が自分に合わないなどの場合は転職を検討してみてはいかがでしょうか?

転職エージェントのハタラクティブでは、若年層向けの転職サポートサービスを提供しています。
希望や適性に合わせた求人紹介をはじめ、詳しい企業情報の提供、企業毎の面接対策、選考のスケジュール調整を行い、求職者をフルサポート。
専任のアドバイザーがマンツーマンでフォローするため、働きながら求職活動を行う場合もスムーズに取り組めます。
ハタラクティブのサービスは全て無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。

異動願いに関するQ&A

ここでは、異動願いに関してよくある質問と回答をご紹介します。

異動願い提出するのに適したタイミングはありますか?

基本的には、人事異動シーズンの前には異動願いを出しましょう。会社の繁忙期や決算など多忙な時期は避けるのがマナー。また、入社後間もないときの異動願いは、理由によりますがマイナスの印象を与える恐れがあります。このコラム内の「異動願いを出す前に人事制度をチェック!」に記載があるように、異動願いを提出する前に職場の人事制度を確認しておきましょう。
 

異動願いが受理されないことはありますか?

異動願いを提出しても必ずとおるわけではありません。「社員の部署異動を好ましく思わない」「タイミングが悪い」「異動先の部署で活躍できる可能性が低い」など、企業によって理由はさまざまです。異動願いを叶えるコツは、「部署異動の目的って?希望を出す場合のポイントを解説」で触れているので参考にしてみてください。
 

異動願いで避けた方が良い理由とは?

「残業が多い」「給料が低い」などの理由は、企業側はマイナスな印章を抱く恐れも。基本的に人事異動とは、社員の能力向上やステップアップのために実施するものであり、労働時間や勤務条件のみが理由の人事異動は好ましく思わなれい傾向にあります。どうしても今の状況を変えたい場合、「異動願いを提出したい!提出のタイミングや正しい書き方を例文付きで解説!」にあるポジティブな理由もくわえて伝えてみましょう。
 

異動願いがとおらなかったら諦めるべき?

異動願いが受理されなかった場合、時期を変えて再度提出することもできます。「どうしても新しい部署で働きたい」という意思があれば、「現部署の業務で成果を出す」「新しい部署で活かせるスキルを身につける」といった努力をしましょう。企業よっては、異動できることも。それでも叶わない場合、転職を視野に入れるのも一つの方法です。ハタラクティブでは、プロの就活アドバイザーが適性に合った職場をご提案します。

ハタラクティブ
のサービスについて

こんな人におすすめ
  • 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
  • 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
  • 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方

ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。

※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数

この記事に関連するタグ