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無断欠勤してしまった!その後の流れと対処法について解説
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この記事のまとめ
- 無断欠勤をすると、会社からの信用を失うリスクがある
- もしも無断欠勤をしてしまった場合は、早めに会社に連絡する
- 無断欠勤が続けば、最悪の場合クビになることもあり得る
- 社会人としての自覚を持ち、責任感を持って無断欠勤をしないことが大切
無断欠勤してしまったら、会社からどのような対応があるのか気になる人も多いのではないでしょうか。「寝坊をしてしまった」などの理由で出社できないとき、つい無断欠勤したくなる場合もあるでしょう。しかし、無断欠勤には多くのデメリットがあります。ここでは、無断欠勤によるリスクや無断欠勤をしてしまったときの対処法についてご紹介。会社からの対応例も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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無断欠勤してしまったら?会社側の対応
無断欠勤とは、会社やほかの従業員に連絡することなく仕事を休むことです。この項では、無断欠勤をした従業員に対して、上司や人事担当者などがどのような対応をするのかご紹介します。
1.安否確認のため本人へ連絡する
無断欠勤をした従業員の安否を確認するため、まずは本人に連絡を取り、無事かどうかを確認します。無事であることが確認できたあとは、欠勤の理由を聞き、今後の対応を考えていく流れです。たとえばパワハラや長時間労働など、無断欠勤の原因が会社側にあった場合、上司やほかの従業員に事実確認をして改善する必要があるでしょう。事故や急病などで出勤できていない場合は、その社員の家族と連絡を取ったり、自宅を訪れて直接安否確認を行ったりすることもあります。
2.上司や人事担当者が指導を行う
無断欠勤の理由が、従業員の寝坊や怠慢だった場合は、上司や人事担当者が指導を行うのが一般的です。会社の就業規則では勤務時間も定められているため、無断欠勤は契約違反になります。指導や注意がなければ、従業員も無断欠勤が許されると思ってしまいかねません。上司に問題があり従業員が無断欠勤をした場合は、上司の代わりに上長や人事担当者が指導や注意を行うこともあるようです。
3.改善されない場合は状況に応じた処分を行う
無断欠勤をしたからといって、すぐにその社員を解雇することは基本的にできません。理由や原因を明確にし、それらに合わせた処分をしていく必要があります。最初のうちは「顛末書」という社員が仕事でミスをした際に、経緯などを報告する文書を作成させるといった対応を取るのが一般的です。何度も無断欠勤を繰り返すようなら、減給や出勤停止を命じられる可能性があるでしょう。ただし、働いている企業の就業規則に減給による処分に関することが明記されていなければ、減給処分は行われません。
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無断欠勤をしてしまったときの3つの対処法
ここでは、無断欠勤をしてしまった社員が行うと良い対処法を3つご紹介します。
1.早めに会社へ連絡を入れる
無断欠勤をしてしまったら、まず第一に会社に連絡を入れることが大切です。もしかすると、すでに上司や同僚、取引先に迷惑をかけている可能性もあります。できるだけ早く連絡をとり、誠意をもって謝りましょう。連絡手段は、直接会話ができる電話が望ましいですが、難しければメールでも構いません。また、自分が連絡する前に勤務先企業から電話が掛かってきたときは、ほかの社員に心配を掛けないためにもすぐに応答するようにしましょう。
2.無断欠勤した理由を正直に説明する
連絡をする際は、言い訳や嘘はつかず、欠勤理由を正直に伝えましょう。後々、欠勤理由が真実と違うことが発覚してしまうと信用を失ってしまうので、嘘をつくことは厳禁です。勤務先の企業に不満があり無断欠勤をしてしまった場合は、正直に打ち明けることで上司や人事担当者が改善策を提示してくれる可能性もあります。
3.謝罪する
無断欠勤をしてしまった翌日は、改めて謝罪を入れ、今後そういったことがないように充分注意しましょう。その際、上司だけでなく、ほかの従業員にもしっかりと謝罪することが大切です。無断欠勤は、会社の多くの人に迷惑を掛けてしまう行為のため、休んだ分の仕事をフォローしてくれた周囲の従業員に感謝の気持ちを持ちましょう。
体調不良で連絡できない場合でも無断欠勤は避ける
体調不良で会社を休む場合でも、無断欠勤は避けましょう。会社を休む際は電話で連絡を入れるのが無難ですが、社内のルールでメール連絡と定められている場合や、声を出すのも辛いときなどはメールで連絡しても構いません。体調不良で会社を休むときの連絡方法を詳しく知りたい方は、「体調不良で仕事を休む判断基準は?会社への連絡方法や例文もご紹介」を参考にしてみてください。
無断欠勤するデメリット
社会人として無断欠勤は避けたいもの。寝坊や体調不良、交通機関の乱れなど、無断欠勤の引き金となり得るものは多いので、充分に注意が必要です。ここでは、無断欠勤をしたらどのようなデメリットがあるのか解説します。
職場の同僚や上司に迷惑がかかる
列車遅延による大幅なダイヤの乱れやインフルエンザの感染症など、やむを得ず欠勤することはあるでしょう。しかし、無断で欠勤してしまうと、本来すべき自分の仕事が滞り、同じ職場の社員や取引先に迷惑を掛けてしまう恐れがあります。また、「事故や事件に巻き込まれてしまったのではないか」「重篤な病気に罹ってしまったのではないか」など、ほかの社員が心配してしまい、安否確認に時間を費やすこともあるようです。
社内での信用を失う
連絡せず無断欠勤をしてしまうと、責任感のなさや社会性を疑われ、信用を失う可能性があるでしょう。無断欠勤をしたことにより会社側に損害が出た場合、損害賠償を請求されたり減給やボーナスを減らされたりする恐れもあり、生活に影響が出てしまうことも考えられます。
減給される
仕事を休んだとしても、社員として会社に所属している限り給料は支払われるのが一般的です。しかし、減給する理由があり一定の条件を満たしている場合、従業員の減給処分が認められているため、無断欠勤をすると減給される可能性があります。
仕事を無断欠勤した際のリスクについては、「仕事をばっくれたらどうなる?その後に生じるリスクや対処法をご紹介」もぜひご一読ください。
無断欠勤が続くと懲戒解雇となる場合もある
就業規則に「2週間以上無断欠勤した場合は解雇する」など、会社によっては規定を設けていることがあります。一度の無断欠勤はやむを得ない場合もありますが、頻繁に無断欠勤をすると、会社全体からの信用を失ってしまいかねません。勤務先の企業の秩序や規則に違反したとみなされると、懲戒解雇になり解雇予告や解雇予告手当、退職金の支給なく解雇されてしまう可能性があります。また、懲戒解雇になったら、履歴書には「懲戒解雇」と記入しなければなりません。懲戒解雇と記されていることによって応募先企業から不信感を抱かれる恐れがあり、場合によっては今後の再就職が不利になるでしょう。
無断欠勤をしないためには?
無断欠席をしないためには、以下のことに気を付けると良いでしょう。
周りに迷惑をかけてしまう事を考える
無断欠勤すると、その分の仕事が滞ってしまったり、ほかの人に仕事が回ってしまったりする可能性があるということを自覚しましょう。やむを得ない事情があっても、頻繁に無断欠勤をしてしまうと、信用を失うだけでなく勤務先の企業での人間関係も悪くなってしまう恐れがあります。
信頼できる人に相談する
精神的に追い詰められている、理不尽な仕事量で体調を崩してしまっているなど、自己責任だけでは片付けられないような場合は、信頼できる人に相談しましょう。人間関係に問題があり、上司や同僚に相談しづらいときは、人事部などに相談すると改善につながる可能性があります。社員一人ひとりが働きやすい職場環境づくりも人事の仕事の一つであるため、人間関係でお悩みの方は相談してみると良いでしょう。
有給や長期休暇をとってリフレッシュする
「勤務先の企業の方針が自分に合っていない」「会社に行くのがしんどい」「身体がついていかない」と感じている人は、有給休暇を申請したり、気分をリフレッシュする時間を設けたりしましょう。働き詰めの状況が続くと肉体的にも精神的にも負担になりやすく、体調不良や寝坊などの原因になることもあります。
有給については、「労働者必見!有給休暇を付与しない企業は違法!」のコラムで詳しく解説しているので、ぜひご参照ください。
転職を考える
精神的・身体的な理由で無断欠勤が多くなってしまった場合は、転職を視野に入れると良いでしょう。新しい環境に身を置けば、気持ちを切り替えて仕事に取り組める可能性があります。また、今より良い条件の企業を探すことで仕事へのモチベーションが上がることもあるでしょう。
退職の相談相手にお悩みの方は、「退職は人事に相談して良いの?上司との交渉のポイントと手順も解説!」をあわせてご覧ください。
どうしても会社に行きたくないときは
近年、パワハラやセクハラなどのさまざまな問題が理由で退職する人が増加しています。もしも今の会社でそのようなハラスメント行為を受けていたり、ほかの社員との人間関係などで悩んでいたりする場合は、信頼できる同僚や上司に相談をしましょう。
「対処法を試してみたが、どうしても会社に行きたくない…」という人は、転職を考えるのも良いでしょう。一人での転職活動が不安な場合は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。ハタラクティブは、第二新卒や既卒、20代の若年層を対象としてサービスを提供する就職・転職エージェント。専任のアドバイザーが、マンツーマンで希望条件に合わせた求人紹介や応募書類の添削、面接対策などを行います。サービスはすべて無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。