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【このページのまとめ】
体調不良で仕事を休みたいと思っても、「頑張れば行けるかも…」「連絡の仕方が分からない…」と悩むことはありませんか?発熱や吐き気など、体調が優れないときは無理をせず、仕事を休んでOK。仕事に集中できなかったり、ほかの人にうつしたりするよりは、休んだほうが良いと考えるのが一般的です。このコラムを読んで、仕事を休むときのマナーや注意点を知り、適切に休みましょう。
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体調不良を感じても「この程度で休んではいけないのでは」と悩んでしまうことがあるのではないでしょうか。「今日中にやるべき仕事がある」「取引先と約束がある」などの大事な予定があれば、休むのを躊躇するのも当然といえます。
しかし、体調不良で仕事を休むのに罪悪感を感じることはありません。出社するとかえって迷惑を掛ける可能性もあるので、無理をしないのが大事です。
この項では、体調不良のときに仕事を休んだほうが良い理由を解説します。
体調不良で仕事をすると集中できないため、効率が悪くなります。
発熱で頭がぼーっとしたり、腹痛や吐き気で何度も席を立ったりすると、業務の生産性が落ちてしまうでしょう。
また、このような状態で仕事をするとミスをする可能性も高くなります。しっかり休んで体調の回復を優先したほうが、結果的に効率良く仕事ができると考えられます。
無理をして出社し、ほかの人に感染させてしまうと多大な迷惑を掛けることになります。
特に、インフルエンザなどの感染症は発症までに数日かかるため、少しでも疑いがあるときは慎重な判断が必要です。必要に応じて、医師の診断を受けるようにしましょう。
「このくらいなら大丈夫」と出社した結果、症状が悪化して休みが長引くのも良くありません。
仕事に早く復帰するためには、症状が軽いうちに休んで治すのが重要です。「こんなに長引くなら休んでおけばよかった」と後悔しないように、初期の段階でしっかり休むようにしましょう。
体調不良で仕事を休むときの判断基準は、発熱や吐き気などさまざまです。会社によって違うこともありますが、この項では一般的な基準について解説します。
平熱にもよりますが、37.5~38度以上の高熱があるときは休んだほうが良いといえます。高熱があるとインフルエンザなどの感染症も疑われるため、病院を受診しましょう。会社には、平熱を一緒に伝えると、症状の重さを理解されやすいようです。
咳や鼻水がひどいと仕事に集中できないため、休んだほうが良いでしょう。特に咳がひどいと、ほかの人にうつす可能性が高くなります。人と話すのも難しいため、会議や商談に差し障ることも。
このようなときは仕事を休んで、病院で薬をもらうなどの対処をおすすめします。
吐き気があるときは通勤も困難なため、休んでも良いと考えられます。仕事中に何度も吐き気をもよおすと仕事に集中できません。また、オフィスで嘔吐してしまうと感染リスクも高くなります。周りの人にも心配を掛けるので、出社しないほうが良い症状です。
何度も嘔吐を繰り返すときは、感染症の疑いがあるため、病院を受診したほうが良いでしょう。
目まいは周りの人からは分かりにくい症状ですが、仕事ができないほど辛いことも。放っておくと危険な場合もあるので注意が必要です。1日に何度も目まいがしたり、立ち上がれないほどひどかったりするときは、すぐに病院へ行きましょう。
目まいを覚えながら仕事をしても集中できず、外出自体も難しいので、休んでも良い症状です。
風邪や感染症以外に、ストレスが原因の体調不良もあります。「会社に行くのが辛い」「ストレスが溜まっている」と感じているなら、仕事を休んでリフレッシュするのも良い方法です。
「体調が悪いわけではないのに、休むのは申し訳ない」と罪悪感を感じる人が多いようですが、精神的不調でも仕事に集中できないことには変わりありません。無理をして出社すると悪化する恐れもあるため、仕事を休んで回復させたほうが良いでしょう。
仕事を休むときは電話連絡がマナーです。会社によってルールがあったり、状況によってはメールが望ましかったりとさまざまですが、この項では一般的な連絡方法について解説します。
仕事を休むときはメールではなく電話で連絡をしましょう。急な休みの場合、謝罪の気持ちや連絡事項を確実に伝えるためにも電話が良いといわれています。
メールだと相手が読んでいるか確認できないうえ、連絡事項について確認したいことがあったときにすぐにやり取りできないので、電話のほうが望ましいです。
ただし、電話するのが困難なほど体調が悪い場合はメールでもOK。「喉が痛くて話せないため」など、理由を記載しておけば理解してもらえるでしょう。
電話をする際は、ただ単に「休みます」と言うのではなく、「発熱をしているので、お休みをいただいてもよろしいでしょうか?」などと具体的な理由を述べ、休んでも良いか伺う伝え方で承諾を得ましょう。連絡の際に伝える事項は以下のとおりです。
・現在の病状
・現在の仕事の業務状態
・必要な引き継ぎ
・出社の目安
休みの連絡は上司に直接伝えます。言いにくいからと、人事・総務部や同僚に伝えて終わらせるのはマナー違反です。
仕事の状況やチームの状態を把握しているのは上司です。出社したときにスムーズに仕事を再開するためにも、直属の上司に伝えるのが良いでしょう。
休みの連絡は始業時間の10分~15分前に入れましょう。始業時間を過ぎても出社しないと「何かあったのでは」と心配をかけてしまいます。また、始業直後は忙しいため、迷惑にならない始業前が望ましい時間帯。仕事の連絡事項を伝えるためにも、始業前が良いでしょう。
ただし、あまり早く連絡しても上司が出社していない可能性があるため、10分~15分前くらいがちょうど良い時間です。
電話ではなくメールのほうが良い場合もあります。会社によっては「休みの連絡方法はメール」とルール化していることも。また、上司がメールを指定している場合もあります。
そのほか、上司が商談やプレゼンで取引先に直行しており、電話に出られないのが分かっている場合は、メールが望ましいでしょう。
体調不良で仕事を休むときには、仕事の引き継ぎや休み明けの対応などで注意したい点があります。休んでいる間は、なるべく早く復帰するための努力も重要です。
休みの間に仕事をフォローしてもらう必要がある場合は、引き継ぎをしましょう。引き継ぎは担当者に電話で直接伝えたあと、詳細や資料をメールで送ります。相手への負担が少しでも軽くなるように、内容は丁寧に伝えるのが重要です。
社外の人との約束をキャンセルする場合は、自分で連絡を入れましょう。連絡は電話でするのが一般的なマナーです。キャンセルすると相手のスケジュールに影響するため、なるべく早く伝えるためにも電話が良いでしょう。また、再度約束をしてもらうために、直接謝罪するのも重要です。
前述のとおり、高熱がある場合は感染症の疑いがあるため、医療機関を受診しましょう。高熱以外の症状でも、会社を休んだ場合はなるべく早く復帰できるような行動を取るのが重要です。
また、「会社に行くのが辛い」といったような精神的な不調の場合、休んでも改善しないなら医師の診断を仰ぐのも一つの方法。
いずれにしても、体調不良が続いたり、繰り返したりする場合は、個人で判断せずに医療機関を受診するのがおすすめです。
休み明けに出社したら、周りの人にお礼を伝えましょう。特に、上司や引き継ぎ担当者には、直接声をかけるのがマナー。お礼を言うことで体調回復を伝えることにもなります。周りの人の心配を払拭し、通常どおり仕事ができると伝えることにもなるので「休ませていただいたおかげで回復しました」と挨拶するのが良いでしょう。
体調不良で仕事を休むことは誰にでもあることです。日ごろから人間関係を良好にし、休んでも仕事を頼みやすい状況にしておくのも大切。人間関係が良好だと、日ごろから協力して仕事ができ、お互いの業務を把握しやすくなります。誰かが急に休んでも、引き継ぎがスムーズになるので、周りの人と良い関係を作っておきましょう。
体調不良でも仕事を休めないときは、体調悪化や感染リスクに気をつけましょう。体調不良の場合は仕事を休むのが望ましいですが、「大きなプロジェクトの契約がある」「タイミングを逃すと損害が出る」など、どうしても休めないときもあるでしょう。この項では、そのような仕事を休めないときの対処法を解説します。
これ以上の悪化を防ぐために、体調を管理しながら仕事をします。たとえば、身体を冷やさないように身体を暖める下着を着たり、ひざ掛けで防寒したりするなどが考えられます。また、水分補給を兼ねて温かい飲み物を積極的に飲むのも良いでしょう。
風邪のときは、ほかの人に感染しないようにマスクをしましょう。マスクをしていても、咳やくしゃみをするときは、話している相手から顔をそむけてするようにします。また、こまめに手洗いをするのも良い方法です。
話すとき以外は、なるべくほかの人と距離を取り、接触の機会を減らすようにしましょう。
社外の人との約束で、別の日に変更できそうなものは日程を再調整するのがおすすめです。大事な取引先の人に感染させてしまうと、会社として印象が悪くなる場合があります。また、商談中に咳き込んだり、鼻水がひどかったりすると、話がしにくいというデメリットも。取引先の人に気を遣わせてしまう可能性もあるため、別の日に変更するのが良いでしょう。
体調不良や精神的なストレスなどの影響で仕事を休みがちになるときは、本当にこの会社で働き続けて良いのかを考えるのも一つの方法です。
体調不良が続く場合、「多忙で仕事が休めない」「仕事を休んではいけない雰囲気がある」などが原因なら、職場環境に問題があると考えられます。上司や人事部に相談しても解決する見込みがなければ、転職を検討するのも良いでしょう。
精神的なストレスにより仕事を休みがちになる場合は、原因を明確にするのが重要です。たとえば、「上司とコミュニケーションが取れない」「現在の業務内容が合っていない」といった内容なら、異動や配置換えで解決する可能性があります。しかし、異動の見込みがなかったり、ほかにやりたい仕事があったりする場合は、転職したほうが早く解決する可能性が高いでしょう。
いずれにせよ、仕事を休みがちになる場合は、現状を変える必要があると考えられます。医療機関を受診して治療に専念したり、環境を変えたりするなどして、健康を取り戻しましょう。
そのために、今の会社で良いのかを改めて検討することをおすすめします。
体調不良で仕事を休みがちになり、転職も視野に入れようかと悩んでいる人は、就職エージェントに相談するのも良い方法です。ハタラクティブは20代のフリーターや第二新卒の人に特化した就職エージェント。「本当に自分に合った職場が分からない」といったお悩みも、就活アドバイザーにご相談いただけます。仕事内容だけでなく、職場の雰囲気も分かったうえで求人をご紹介しますので、ミスマッチを防ぎやすいでしょう。ぜひお気軽にご相談ください。
体調不良で仕事を休むときの判断基準や連絡方法で悩んでいませんか?普段どおりに仕事ができないと感じるなら休んでも構いませんが、休むときにはマナーがあります。ここでは、体調不良で仕事を休むときのお悩みをQ&A方式で解説します。
家族の体調不良で休むときの判断基準は?
上記コラムの「体調不良で仕事を休むときの判断基準」と同様に、家族の体調で判断して良いでしょう。子どもの場合は、保育園が基準を設けていることも。また、高齢の家族がいる場合、病院の検査に付きそうという理由で休んでもOKです。 仕事を休む理由について「仕事を休む理由を事前・前日・当日ごとに解説!精神的に辛いときの対処法も」のコラムでも解説しています。
有給休暇の理由は「体調不良」で良い?
有給休暇は取得理由を伝えなくても良いというルールですが、具体的に説明するのが一般的。「熱が38度ある」「吐き気がある」と伝えたほうが、上司が状況を把握でき、引き継ぎがしやすくなります。また、急な連絡を入れても良いのかの判断基準にもなるでしょう。理由について、詳しくは『有給休暇を取るときに「理由」を言う必要はあるの?』をご覧ください。
有給休暇がない場合は休めないですか?
有給休暇がなくても休めます。その場合は欠勤扱いとなり、賃金は発生しません。有給休暇は入社してから6ヶ月間、8割以上勤務した場合に付与されます。入社後6ヶ月以内に体調不良になることもあるので、欠勤扱いでも休んでOK。「欠勤とは?休業と休職との違いについて解説」の記事で欠勤について解説しているので、ご一読ください。
仕事を休むと評価が下がりそうで怖いです
普段から真面目に仕事をしていれば、1日休んでも評価が下がることはないでしょう。体調不良で休むのは誰にでもあること。連絡方法や引き継ぎなどのマナーを守れば、休んでも構いません。ただし、1度でも無断欠勤をすると、信頼を失う恐れがあります。無断欠勤については「会社に欠勤連絡できない理由と無断欠勤をしてしまった場合の対処法」を参考にしてください。 「評価が下がりそうで休めない」という雰囲気があるなら、転職を検討するのも手。一人で悩まず、プロのアドバイザーに相談すると転職もしやすくなります。ハタラクティブならマンツーマンで就活アドバイザーがあなたをサポート。ぜひ、お悩みをご相談ください。
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