正社員の待遇とは?フリーターとの違い

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フリーターのままでも…

フリーターとして長年働いている場合、さほど待遇も悪くないしわざわざ就職活動をして正社員にならなくてもいいかな、と考えている人もいるかもしれません。お給料もそれなりに貰っていて、職場に特に不満がなければそう思う人がいてもおかしくはありません。

しかし世間では「就職するなら正社員」という考えが強く、一体何が違うのかと気になる人もいるでしょう。

正社員とフリーター、自分に合った選択をするためにも、その違いを知っておきましょう。

フトコロ事情に大きな違いが

第一に挙げられるのは給与面での違いです。

時給で働くことの多いアルバイトは自分が働いた分のみが給料に反映されますが、正社員の場合は状況に応じて各種手当が出ることがあります。

例えば通勤手当にしても、正社員は基本的に全額支給です。家が近くても遠くても、会社の最寄り駅から自宅の最寄り駅の定期代は会社から支給されます。
しかしアルバイトの場合は全額支給されるところもあれば「○○円まで」、あるいは交通費が出ないというところも珍しくありません。

また、正社員には住宅手当がある場合も。1人暮らしならいくら、会社から○km以内ならいくら、など会社によって条件や支払額は違いますが、福利厚生のひとつとして社員の生活を支えています。

そして正社員には一定の条件を満たせば有給休暇が付与されます。通常は6カ月の勤続で最初の付与がなされ、そのあと1年を経過するたびに勤続年数に応じた日数の有給休暇が付与されます。
急病で会社を休まねばならなくなっても、有給を使えばその月の給料が減るということはありません。また有給を使って平日に用事を済ませたり、旅行に行ったりということもできます。
アルバイトの場合は働いた分のみ給与が支給されるので、休んだ分の給与は減ってしまいます。

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社会保障でも差が生まれる

また、社会保障という面でも正社員とフリーターには大きな差があります。

正社員は働き始めると自動的に社会保険、そして厚生年金に加入します。その保険料は会社と折半で、給与から天引きされます。
アルバイトの場合は社会保険ではなく国民健康保険、厚生年金の代わりに国民年金に加入しますが、その保険料は全額自分で負担しなければなりません。それに国民健康保険は家族が増えると負担額が増えていきます。結婚して子供が生まれて…となっていくと、国民健康保険の方が負担額は大きくなると考えられます。

そして年金については受給額に差が出てきます。厚生年金は会社が保険料を半分負担してくれますので、その分掛け金が大きくなります。更に年金受給資格者が万が一死亡してしまったときにはその遺族が年金を受け取れる制度もあり、国民年金とは大きな差があります。
また納付を自分自身でやらなければならないという手間もあります。

迷ったらプロに相談を

このようにフリーターと正社員とでは待遇に大きな違いがあり、将来的に大きな収入格差が生まれてしまいます。

そして何より、正社員とフリーターでは社会的な信用度が違ってきます。

正社員であれば毎月安定した給与が保証されており、住宅ローンなどの各種ローンの審査も通りやすいですが、フリーターはそうはいきません。
毎月給与にバラつきがあり、毎年決まった収入が保証されているわけではないので、残念ながら審査は非常に厳しくなります。
しかし一方でフリーターは正社員に比べ時間に融通が利きやすいというメリットがあります。
どちらが良い・悪いというのはその人の置かれている環境や人生設計にもよりますから、一概に言えるものではないでしょう。

自分がどのような道を選ぶべきかわからない、という場合にはぜひハタラクティブの就活アドバイザーに相談してみてください。プロの目線から、あなたに合った最適な就職への道をサポートしています。

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