会社をずる休みするとどうなる?理由やバレたときのリスクを紹介

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この記事のまとめ

  • 会社をずる休みする人は、仕事に対する悩みや不安を抱えていることが多い
  • 会社をずる休みするときの無難な理由には、体調不良や家族の看護などがある
  • ずる休みの頻度が高いと、本当に休みたいときに休めなくなるリスクがある
  • 会社をずる休みしたい気持ちが続くなら、転職を検討するのも方法の一つ

会社をずる休みしたいときに、どのような理由が良いのか、バレたらどうなるのかといったことを悩む人もいるでしょう。ずる休みは悪いことではありますが、疲労やストレスで辛いときに無理をするのも良くありません。適切に連絡して周りに配慮することを前提に、バランスを取りながらリフレッシュのために休むことも、方法の一つです。

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会社をずる休みするリスク

会社をずる休みするのには、リスクが伴います。ずる休みの頻度が高まることで休み癖がついてしまい、リフレッシュ効果が得られなくなる恐れもあるので、休みたいときは有給休暇を活用するなど正しい手続きを行いましょう。

休み癖がついてしまう

1度ずる休みに成功すると、何度も繰り返してしまう恐れがあります。仕事で少し嫌なことがあるだけで会社を休んでしまったり、欠勤するクセがついてしまう場合もあるようです。

ずる休みがクセになると仕事への意欲が下がってしまい、職場内の評価も下がりやすくなるでしょう。職場内で評価されなくなるとさらに意欲がなくなり、悪循環に陥るリスクがあります。

本当に休みたいときに休めなくなる

ずる休みのために有給休暇を使ってしまい、本当に休みたいときに休めなくなるリスクもあります。また、ずる休みのために使った嘘が現実となってしまうと、職場の人から「また同じ理由?」と思われる恐れも。たとえば、ずる休みの理由に体調不良を使い過ぎてしまうと、本当に体調が悪いときに「また風邪?」と思われてしまうことが考えられます。

会社にバレたら信頼を損ねる

ずる休みが会社にバレたら、職場での信頼は一気に下がってしまうでしょう。休んだことはもちろん、噓をついたことで評判が悪くなります。結果的に職場での居心地が悪くなり、退職につながる場合もあるでしょう。安易な気持ちでずる休みをし、それがバレた場合、後々にまで影響が出る可能性もあるので注意が必要です。

処罰される恐れもある

仕事をずる休みしたことが会社にバレた場合、減給や解雇などの処分を受ける可能性があります。何度もずる休みをしていたことがバレた際は、降格や出勤停止もあり得るでしょう。何度も注意されたのにずる休みを繰り返すと、さらに重い処分になる恐れもあります。「降格人事とは?能力不足や規律違反を理由とする処分の違いや違法性を解説」のコラムで、降格処分の内容をまとめていますので、併せて確認してください。

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会社をずる休みしたくなる理由

特に理由もなく「会社を休みたい」「今日は行きたくない」と思った経験は、誰にでもあるでしょう。欠勤したいと思う背景には、会社に対する悩みや不安を抱えていることが考えられます。まずは、欠勤したくなる理由を考えるところからはじめましょう。

休み明けのモチベーション不足

会社をずる休みしたいときは、仕事に対するモチベーションが上がっていないことが原因でしょう。特に、連休明けや年度の変わり目は気持ちが不安定になりやすい時期。ほかにも、友人とケンカをしたり、SNSで心無いコメントを受けたりと、プライベートでの出来事が原因で欠勤したくなることもあるでしょう。

職場の人間関係が良くない

普段から職場の人間関係に悩んでいる場合、会社をずる休みしたくなりやすいです。毎日我慢していると、ストレスが蓄積されてしまう恐れもあります。また、性格が合わない人と一緒に仕事をしなければならないと分かっているときは、ずる休みをしたくなるのも自然なことでしょう。

仕事でミスをしてしまった

仕事でミスをしてしまったとき、「明日は仕事を休みたい」「会社に行くのが気まずい」という気持ちになる人もいるでしょう。上司から怒られたり、顧客や周りの人に迷惑をかけてしまうと、現実逃避や欠勤をしたくなり、ずる休みを考えてしまうのも仕方ないことです。

成果を挙げられない日が続いている

自分だけが仕事で成果を挙げられない日が続くと、「会社に貢献できていない」「自分だけ役に立っていない」とネガティブ思考に陥り、会社をずる休みをしたくなってしまいます。また、「今日も成果を出せなかったらどうしよう」と自分を追いつめてしまう人もいるでしょう。誰も責めていないのに、疑心暗鬼になって会社に行くのが辛くなることもあります。

疲れがたまっている

仕事が多忙で疲れがたまってしまい、会社をずる休みしたくなることもあるでしょう。多忙なときは体調の変化に気づきにくいので、突然ずる休みしたい衝動に駆られる場合もあります。疲れがたまり過ぎると、身体だけでなく心にダメージを負う恐れがあるため、適切に休むのが大事です。

会社をずる休みするときに使われやすい理由

会社をずる休みしたくなったとき、よく使用されるのは、体調不良や課程の事情など。しかし、前述したとおり嘘をついて会社を休むと罪悪感に苛まれたり、嘘がばれて処分を受けたりする可能性が高いです。また、本当に休みたいときに休みづらくなるので、ずる休みは推奨できるものではありません。

体調不良

ずる休みの理由として使われやすいのが、体調不良です。急な頭痛や発熱は誰にでも経験があることなので、納得されやすい理由といえます。

当日休むとき

当日の朝、会社に休みの理由を伝える際は「急な発症だから仕方ない」と思ってもらえるような説明が良いでしょう。以下に理由の例をまとめました。

  • ・今朝、熱を測ったら38度だったため休ませてください。
  • ・朝から目まいが酷く、病院へ行きたいため本日は休みをいただきます。
  • ・腹痛のため、休みをいただきます。胃腸薬を試したものの改善されないため、病院へ行きたいと思います。
  • ・通勤電車内で気分が悪くなってしまい、吐き気がするため病院へ行きます。

発熱はよくある理由ですが、新型コロナウイルス感染症の疑いがあるとして、会社によってはPCR検査を受けるように指示される場合もあるようです。また、インフルエンザも確実に休める理由ではあるものの、診断書の提出を求められる可能性があります。ずる休みをするために流行性の感染症を利用する場合は、注意が必要です。

前日から休むと分かっているとき

休みは早めに伝えたほうが良いので、「明日は休みたい」と思ったらその日のうちに伝えても問題ありません。

  • ・午後から頭痛がするのですが、痛みが酷くなってきたので明日は病院へ行かせてください。
  • ・ここのところ腰痛があったのですが、我慢しているうちに悪化してきたようです。明日は一日休みをいただき、病院を受診したいと思います。
  • ・花粉症による頭痛、鼻づまりがあり、仕事に集中しづらくなってきました。かかりつけの病院が本日休みのため、明日行ってもよろしいでしょうか。

前日に休みを申請する場合、「今日は病院が閉まっている」「以前から我慢していた」といった状況を説明することで会社側に納得してもらいやすくなります。

家族の看護

子どもや両親の看護は、前もって伝えても、当日の朝伝えても違和感のない理由です。

  • ・子どもが発熱し保育園に預けられないため、本日は休みます。
  • ・母が階段で転んでしまい、1人では病院に行けないため、明日は付き添います。
  • ・親が倒れたので救急車を呼びました。今から病院へ行くため、今日は休みとさせてください。

家族の体調不良は診断書の提出が必要ないため、ずる休みがバレにくい理由といえます。ただし、風邪や発熱などは、本人も感染していないか心配される場合もあるので、職場には自分は元気であることも伝えると良いでしょう。

突発的な事故

突発的な事故には急いで対処しなければならないため、急な休みでも不自然になりません。

  • ・自宅のガス管が破損してしまったため、今から業者に来てもらいます。本日は午前半休とさせてください。
  • ・通勤の途中、車の事故に巻き込まれてしまいました。警察への対応と、念のため病院も受診したいので会社を休ませていただけますでしょうか。

上記のような理由で休んだ場合、出社した日に職場の人から詳細を聞かれる場合があります。うまく答えられないと、ずる休みがバレてしまうので気をつけましょう。また、突発的な事故で何度も休むと「ずる休みなのでは?」と疑われる恐れもあるので多用は禁物です。

結婚式や法事

結婚式や法事で休むことは、多くの会社で認められています。忌引きなどの理由で休む際は、事前に休みを申請するのが一般的です。慶弔休暇制度がある会社では、申請書の提出が求められます。

結婚式や法事が地方で行われる場合は、数日間の休みを取得することも可能です。ただし、職場の人から結婚式の感想を聞かれたり、地方の手土産を用意しなければならないなど、デメリットがあることを念頭に置きましょう。また、結婚式や法事を何度も使うと、ずる休みを疑われるので注意が必要です。

平日でなければできない手続きがある

公的機関や銀行の窓口など、平日の日中しか開いていない場所もあります。そのような窓口に、どうしても行かなければならない用事がある場合、休みが認められるケースも。

  • ・引っ越しの住所変更の手続きで、市役所と警察署へ行きたいので明日は休みを取らせてください。
  • ・住宅ローンの手続きで銀行の窓口へ行きたいため、明日の午後は半休をいただきます。

このような理由で会社を休む場合は、引っ越しや住宅購入をしているのが前提となるため、誰でも使える理由ではありません。具体的な説明をせずに「銀行の窓口に行きたい」と伝えても良いですが、職場の上司から詳細を聞かれた際に、明確な理由を答えられるようにしておく必要があるでしょう。
仕事を休むときに使える33個の理由をご紹介!伝え方の注意点やマナーも」のコラムでも、仕事を休む理由を詳しくまとめていますので、こちらも併せてチェックしてください。

会社をずる休みするときは周りに配慮しよう

会社をずる休みする際は、なるべく周りに迷惑がかからないように配慮するのが必須です。急な休みは職場に迷惑をかけてしまうので、仕事の引き継ぎはもちろん、謝罪やお礼もきちんとしましょう。

休みの連絡をする時間帯に気をつける

休みの連絡をする際は、始業の10〜15分前に電話を入れるのが一般的です。連絡が遅いと「何かあったのでは」と周りに心配させるだけでなく、取引先から連絡があった場合に対処しにくくなります。

また、始業直後は会社が忙しい時間帯なので避けましょう。上司が電話に出られない場合は、改めて電話します。同僚に伝えて済ませるのはマナー違反です。

無断欠勤はしない

休みの連絡をしないと無断欠勤となり、ペナルティの対象となります。欠勤は有給休暇とは異なり、その日の給料が支払われないだけでなく、賞与が減額されるケースもあるでしょう。また、人事評価が下がる場合もあるため、リスクが高い行為です。休みの連絡は必ず入れましょう。

同僚や取引先にも連絡する

仕事で関わりがある同僚や、営業先のアポイントがある顧客にも休みの連絡を入れましょう。自分で休む理由やお詫びを伝え、必要に応じて予定の変更をお願いします。フォローしてほしい業務があれば同僚にお願いして、仕事に支障を来さないように配慮するのが大事です。

出社したら感謝と謝罪を伝える

仕事を休んでしまった翌日は、会社の人に謝罪やお礼の言葉を述べることが大切です。仕事を休んだことで、同僚に負担が掛かっていたり、アポイントの延期などで複数の人に迷惑を掛けていたりする場合もあります。

「急に休んでしまってすみません。業務を代わっていただき、ありがとうございました」のように、一言だけでも伝えるようにしましょう。セールス職の人は、リスケジュールして訪れた際に、営業先の顧客にも謝罪してください。

会社を休む際のマナーや注意点については、「会社を休む電話をするときの連絡のマナーとは?シチュエーション別の例文も紹介」のコラムも併せて参考にすると良いでしょう。

会社をずる休みしたくなったときは

会社をずる休みしたくなったとしても、できれば有給休暇を取得して正式に休みましょう。また、ずる休みを繰り返してしまう場合は、今の会社や職業が合っていない可能性もあります。転職を視野に入れて、休みたい理由の背景を改めて考えてみましょう。

有給休暇を取る

これまで述べてきたとおり、仕事をずる休みすることはリスクを伴うので、有給休暇を取得して休むのがおすすめです。有給休暇は理由に関係なく休みを取得でき、会社は理由によって有給を拒否することはできません。有給休暇を使用すれば、ずる休みがバレる心配をすることなくリラックスして休めるでしょう。

有給休暇の日数は、勤続年数によって異なります。自分が付与されている有給休暇の日数が知りたい方は、「有給休暇とは?付与の目的・日数・取得義務などについて解説」を参考に計算してみてください。また、同コラムでは有給休暇の繰越しについても解説しています。タイミングが合わず、なかなか有給休暇を消化できなかった方は参考にしてみてください。

転職を検討する

会社をずる休みしたい気持ちが続くなら、転職を検討するのも方法の一つです。1日休んでも気持ちが晴れない場合、なぜ会社に行きたくないのかを深く考える必要があります。「やりたい仕事ではなかった」「会社の方針が合っていない」といった理由がある場合は、転職することでずる休みをしたい気持ちが解消される可能性があるでしょう

会社によっては営業職から事務職へ、営業職から技術職へなど、希望することで職場異動や配置転換が可能な場合もあります。しかし、今の会社で努力してみても心境が変わらなければ、早めに転職するのもおすすめです。

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今の仕事に不満や悩みを抱えている方は、ぜひ気軽に相談してください。

会社をずる休みしたい方の悩みに答えるQ&A

ここでは、仕事に不満やストレスを抱えている方の疑問に、Q&A方式で回答します。

ずる休みがバレたときはどうしたら良い?

誠心誠意謝罪するほかありません。
職場の上司や同僚から説教や小言を受けても、反省と謝罪を繰り返しましょう。ずる休みした背景には会社への不満が原因となっていることもありますが、反論したり不適切な態度を取ってしまえば、評価は下がるばかりです。「謝罪メールはどう書く?ビジネスシーンにふさわしい表現と守るべきマナー」のコラムで謝罪メールの書き方を紹介していますので、参考にしてみてください。

ずる休みがバレたらクビになる?

1度のずる休みで解雇されることはありません。
ただし、何度も嘘をついたり、注意されてもずる休みを繰り返したりして、あまりにも態度が悪い場合は懲戒解雇もあり得るでしょう。懲戒解雇は履歴書に記載しなければならないため、転職に影響します。「懲戒解雇が転職に与える影響とは?隠すリスクや再就職成功の方法を解説!」のコラムで詳しく解説していますので、併せてチェックしてください。将来への影響もあり得ることを考え、ずる休みはなるべくしないようにしましょう。

休みの連絡をするときのマナーはある?

連絡方法やタイミングについてのマナーがあります。
会社を休むときは、職場の直属の上司に電話で連絡するのが原則です。前日までに休むことが決まっている場合は、対面で伝えます。休む理由や復帰の時期についても説明し、申し訳ないという態度を示しましょう。

転職を検討したほうが良い?

努力してもずる休みをしたい気持ちが解消されない場合は、転職を検討しましょう。
「上司と合わない」「仕事がつまらない」といった理由で、すぐに転職するのはおすすめできません。配置転換や、仕事のやり方の工夫など、できる限り努力してもやめたい場合に転職を検討するのがおすすめです。「転職に迷うときにやるべきことを解説!やめたほうがいい?判断基準も紹介」のコラムを参考にして、自分が転職すべきかどうか判断してみましょう。働きながら転職活動をする際は、ハタラクティブへ相談してください。就活アドバイザーのサポートによって、効率的な転職活動が叶います。

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