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【このページのまとめ】
・仕事をするうえで、厳しい上司との付き合い方は重要
・厳しい上司と良い関係が築ければ、仕事がしやすくなる
・厳しい上司は、部下に成長を期待している場合も多い
・育成経験が浅い、個人的な感情などで厳しくしている可能性もある
・部下のために厳しくしている上司なら、それに応える努力も必要
自身の職場に厳しい上司がいる場合、上司の心理や上手な付き合い方を知っておく必要があるでしょう。仕事をするうえで、特に上司との付き合い方は重要です。上司と良い関係を築くことができれば、指導をしてもらったり相談に乗ってもらったりと、仕事がしやすくなるでしょう。
このコラムでは、厳しい対応をする上司の心理や、上手な付き合い方を詳しく解説します。現在厳しい上司との関係でお悩みの方は、ぜひご一読ください。
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「上司が厳しい…」といっても、冷たい対応をとる、仕事に対してシビア、など上司のタイプはさまざまでしょう。以下、部下が上司を「厳しい」と感じるエピソードの例を挙げました。あなたの上司に当てはまるタイプはどれか確認してみましょう。
多くの部下が上司に「厳しい」と感じるのは、達成できそうにない高いノルマを設定された場合です。あまりにも大きな目標にプレッシャーを感じ、そんな目標設定をした上司にどのような意図があるのか分からず、不安を感じてしまう人が多いのではないでしょうか。
業務中に細かい指摘を何度も受けると、上司に対して「厳しい」と感じてしまうようです。何をしていても上司の目が気になり、注意されることを恐れて萎縮してしまい、さらにミスが増えるといった悪循環に陥ってしまうことも。
分からないことを質問した際に「自分で考えるように」と言われたとき、上司に厳しさを感じる人が多いようです。分からないから聞いているのに関わらずそう言われると、突き放された気分になり、途方にくれてしまうでしょう。
自分の課題や提案に対し、ことごとくダメ出しをされてしまう場合、厳しくされていると感じてしまうようです。自分が考えた提案を否定され続けると、自己肯定感が薄れ、「どうしてそんなに否定するのだろう」「自分のことが嫌いなのではないか」と、厳しい上司に対し疑心暗鬼に陥ってしまう人も多いのではないでしょうか。
このように、厳しい対応といっても内容はさまざまです。しかし、理由もなく厳しくする上司ばかりではありません。次章では、上司がなぜ厳しい対応をするのか、その心理を探っていきましょう。
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上司が部下に対して厳しい対応をする場合、どのような心理があるのでしょう。以下、主に挙げられる厳しい上司の心理を見ていきましょう。
上司の厳しさが、部下への愛情ゆえである場合です。
前章で述べた「達成できそうにない目標の設定」や「細かい点への注意」「分からない点は自分で考えさせる」などは、部下の成長を期待しているからこその対応である可能性が高いでしょう。そのため、部下を根気強く指導をし、ダメ出しや改善点を具体的に示す上司の心理は、部下の成長に導くためあえて厳しくしている、といった風に考えられます。
同じように厳しい上司であっても、部下のためではなく、個人的な感情で厳しくしている上司も存在するようです。
その場合、単に気に入らない部下に厳しくしている、保身のため、プライベートや仕事での不満をぶつけるため、優秀な同期や部下への劣等感や嫉妬から怒鳴りつけている、などさまざまな心理が考えられます。
前章の「何を出してもダメ出しをする」場合で、具体的な解決策や指導がない場合は、個人的な感情から厳しくしている可能性も。いずれにしても、部下への愛情や成長を期待した叱責ではないので、理不尽に感じてしまう人も多いでしょう。
厳しい態度をとる上司のなかには、部下の育成経験が浅い人もいます。
そういった場合、自信の無さから思わず厳しく叱責してしまう場合や、自分がかつて上司にされたことを踏襲し厳しくしている可能性も考えられるでしょう。
前章で示した通り、部下への愛情ゆえに厳しく接する上司も存在します。この章では、そういった厳しくても「良い上司」の特徴を深堀りしていきましょう。
先述のとおり、高い目標を設定する上司は、部下の指導がうまい人物である可能性が高いです。そのような上司は、想定した範囲の仕事をしただけでは大きな成長はできないと理解しており、ときには失敗するリスクを取ってでも、部下のために高い目標を定めることがあります。部下からすると、「無茶だ」「自分を苦しめたいのか」と不安に思うこともあるでしょうが、厳しい行いにはきちんと理由がある場合が多いので、あまりにもプレッシャーに感じる方は一度上司に確認してみると良いでしょう。
部下の成長を願う上司の特徴として、「ヒントだけ与えて答えは出さない」という点が挙げられます。部下の質問に対し全てを答えず「自分で考えてみて」と促す上司は、一見、部下を突き放す冷たい上司のように見受けられます。しかし、そういった上司は、部下の成長のため、「自分で思考してこそ身になる」という考えで答えを出し惜しんでいる場合が多いです。そのため、質問に対して十分な回答が得られなかったとしても、突き放されたと落ち込まず、成長するチャンスだと思い直し自分で解決策を考えてみましょう。
ミスをした場合に、ミスをしたこと自体ではなく、その「理由」を重視する人は、良い上司である可能性が高いといえるでしょう。ミスは誰にでも起こり得ることです。大切なのは、同じミスを繰り返さないこと。そのため、起きてしまったことを責めるのではなく、ミスの原因について問う上司は、部下が同じ過ちを繰り返さないために接している可能性が高く、部下の成長を考えられる上司だといえるでしょう。
細かい部分の指摘に余念がない上司は、確かに厳しく、仕事するうえで大きなプレッシャーを感じてしまうでしょう。しかし、そうした細かい部分の積み重ねが、仕事の成果に直結します。些細なミスであっても、細部を徹底することで、質の高い仕事が実現します。そのため、細かい指摘を何度も繰り返す上司は、部下の今後の評価を考え、忙しい時間を割いて面倒を見てくれているとも捉えられるでしょう。
それでは、自分の上司が、部下のことを考えて厳しく対応している「良い上司」なのか、ただ自分の私情や機嫌の良し悪しで厳しくしている「信頼できない上司」なのか見極めるにはどうしたら良いでしょう。以下、「良い上司」の見極め方をまとめました。ぜひご参考にしてください。
まずは、上司が自分に厳しくする原因を探ってみましょう。
厳しい上司を見極める一番の近道は、上司と直接対話することでしょう。厳しい態度や指摘を受けた際、「どうしてこんなに厳しく接するのか」聞いてみてください。
その際、あなたの人格を否定するような発言や、「そんなことを聞く暇があったら仕事をしろ」などとまともに受け入れてもらえなかった場合、信頼できない上司である可能性が高いでしょう。
一方、「期待しているからこそだ」「あなたの成長を願ってこその行動」など、真剣に受け答えをしてくれた場合、信頼できる上司だと判断できます。
直接上司に厳しくする理由を聞くというのは勇気がいるアクションではありますが、その質問により、上司とのわだかまりが解ける場合もあるので、ぜひ実践してみましょう。
上司の性格は社内の第三者に聞いてみるというのも手です。特に自分と同じ立場・部署の人間であれば、同じように上司に厳しくされた経験を持つことも。そういった人に、上司の性格や、上司が部下に厳しくする意図を聞いてみることで、上司の人間性が分かることもあります。
次に、上司が自分に厳しい対応をしたとき、その内容が納得できるものなのか、振り返ってみましょう。上司があなたに発した言葉で、その上司が信頼できるかどうかある程度見極めることができます。振り返る際は、以下の項目に該当していないか思い返してみましょう。
上司の発言や対応が理不尽ではなかったか、振り返ってみましょう。叱咤された瞬間は、物事の判断がつかず、自分が悪いのだと決めつけてしまうこともあります。しかし、よくよく考えてみると自分に非が無い、誰のせいでもないような事柄で怒られた場合は要注意です。逆に、怒られた理由が理にかなったもので、思い返してみても理不尽に感じなかった場合、然るべき上司の対応であったといえるでしょう。
叱られた内容があまりにも個人的・感情的であった場合は、上司の私情である可能性が高いです。例えば仕事とは関係なくあなたの人格を否定したり、明らかに本人の機嫌の悪さからくる叱責である場合、自分の感情で部下を叱りつける上司である恐れがあります。
前章では、厳しい上司が信頼できるかできないか見極める方法をお伝えしました。この章では、厳しい理由が適当であった場合と、不適当であった場合に分けて、それぞれの上司との上手な関わり方をご紹介します。
上司が自分の成長のために厳しくしていることが分かっている場合は、叱られても「自分のためを思ってしてくれている」「厳しいけどついていけば成長できる」とポジティブに考え、上司についていきましょう。上司の厳しさに食らいついてくことで、厳しい対応にも慣れていき、自分自身のスキルアップに繋がります。
上司の期待に応えられるよう、高い目標でも臆せずに挑んでいきましょう。部下のためを思って厳しくしている上司の期待に応えることで双方の関係も良好になり、仕事をするうえでの強い信頼関係を築くことができるのではないでしょうか。
個人の感情やスキル不足で厳しく対応する上司であっても、仕事の質を高めれば信頼を得られ、叱られる回数が減ることもあります。現状は辛くても、「この上司を見返す」という気持ちで仕事をすることにより、自分自身が成長できることもあるでしょう。
部下への期待よりも自分の保身や感情から厳しい態度をとる上司の場合は、上手くかわすことも大切です。
会社において、上司が部下を評価するのが一般的ですが、部下からの信頼が厚い上司の方が、結果として成果を創出できるチームを作れる場合が多いです。そのため、表面上には現れなくとも、上司も部下に評価されていると考えられます。場合によっては上司の評価や叱責を真に受けずに、自分自身が上司の良し悪しを見極める、といった気持ちで上手く立ち回ることも必要でしょう。
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