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【このページのまとめ】
「仕事辞めたい病」にかかった場合、それに応じた克服方法があるため、冷静に行動をしましょう。仕事辞めたい病には理由があり、その特徴も状況によってさまざま。現状を解決する簡単な方法としては、転職があげられます。しかし、その前にまず自分が仕事辞めたい病にかかった理由を知り、克服方法を実践してみましょう。このコラムでは、仕事辞めたい病にかかってしまう主な理由や克服方法を詳しく解説します。
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仕事をしていると、ふとしたきっかけや、不満・ストレスの蓄積で「仕事を辞めてしまいたい…」という思いに駆られることもあるでしょう。それは俗に”仕事辞めたい病”と呼ばれ仕事やめたい病は、仕事をしている人なら誰しもかかる可能性があります。
以下、「仕事辞めたい病」の特徴や診断方法をまとめました。まずは自分に当てはまっていないか、確認してみましょう。
今まで熱心に仕事に対して取り組んでいたのに、急に仕事を辞めてしまいたくなるケースが見られます。
この病になってしまう方は、熱心に仕事に取り組み、自分の理想をしっかりと持っている場合が多く、その理想に自分が近づいていないと感じることでかかってしまうことも。理想と現実のギャップに悩み、そのギャップが大きいほど症状も重くなりがちです。
責任感が強い方は、ミスが重なったり、目標を達成できなかったりすると「周囲に迷惑をかけてしまうので退職をした方がいいのではないか…」と悩んでしまい、必要以上に自分を責めてしまうことがあるようです。自分を無力だと感じ仕事に自信を持てなくなってしまうことも。そのため、責任感が強くなるほど、仕事やめたい病の傾向は大きく表れるでしょう。
また、責任感が強い方は、人に仕事を頼むことを避けることがあります。人に頼るのは良くない、甘えていると感じるため、自分で全てこなさないといけないという気持ちを持ってしまうのです。そのため、人に頼れないような方も、仕事辞めたい病にかかりやすいといえるでしょう。
社会人になったばかりの新卒社員や、転職したばかりの新人は、新しい環境に順応できず「仕事を辞めたい」と感じやすい傾向にあります。特に新卒の場合、学生生活で培った対人スキルやコミュニケーションと、社会人として求められる振る舞いやビジネスマナーの乖離についていけず、ショックを受けてしまうパターンが多いです。
特に医療関係の職種は、人の生死が関わることへのプレッシャーなどにより、精神的なストレスの多い環境といえます。そのため、医療関係に携わる方のなかには、仕事やめたい病にかかってしまう人も少なくないようです。
例えば「看護師」は、医療関係の中でハードな職種の1つです。交代勤務で夜勤に入ることもあり、体力的な面で疲労を感じ「仕事辞めたい病」にかかる方も。さらに、患者の命を預かるプレッシャーや病院内での人間関係など精神的なストレスも重なり、精神面・身体面双方で大きな疲労を感じる人が多いようです。
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以下は、仕事辞めたい病の診断チェック項目です。軽度なものから順にレベル1~5に分けられています。自分が現在、どの段階にいるのかチェックしてみましょう。
1.仕事に楽しさを感じられない
2.仕事にストレスを感じる
3.ふとしたときに仕事を辞めたいと考えている
4.就業後や休日も仕事を辞めたいと考えている
5.仕事のことを考えると生きるのが辛くなる
・1~2…「仕事辞めたい病」にかかる可能性があります。
・3…軽度の「仕事辞めたい病」の可能性があります。
・4…重度の「仕事辞めたい病」の可能性があります。
・5…重度の「仕事辞めたい病」の可能性が高いです。今すぐ対策を講じましょう。
1つでもチェック項目に当てはまった方は、「どうして仕事が楽しくないのか」「なぜ仕事を辞めたいと考えてしまうのか」といった理由を突き詰め、状況の改善を試みてください。
以下、仕事辞めたい病にかかった際に、まずするべきことをまとめました。ぜひ実践してみてください。
仕事辞めたい病にかかっている方のなかには、仕事への疲れからストレスがたまっている人も多いです。まずは、ショッピングや旅行、趣味などで気分転換を図りましょう。心身を休めたら、気持ちをリセットして前向きに仕事に向き合える可能性もあります。
仕事辞めたい病を自覚した際は、友人や家族など、信頼できる人に相談してみましょう。自分の中で不安に思っていたことや悩みを人に打ち明けることで、気持ちが楽になる場合もあります。また、第三者の意見を聞くことで、客観的に物事を捉えられ、現状に対して冷静な判断ができることもあるでしょう。
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以下、考えられる主な「仕事辞めたい病」の理由・原因です。自分の現状と照らし合わせて確認していきましょう。
職場での人間関係が悪く、そのストレスが原因の場合です。仕事をするうえで、毎日顔を合わせる職場の人達との関係性は非常に重要。うまく関係が構築できていなかったり、部署内にウマが合わない人がいたりすると、それだけで仕事へ行くのが億劫になってしまうこともあるでしょう。
日々残業が重なり、身体的な疲労から辞めたくなる場合もあります。残業は、その日にするべき業務が終わらなかった際に発生することが多いです。自身の業務の効率なのか、与えられる業務量が可能範囲を超えてしまっているかは場合によりますが、限界を超えた労働量に耐えきれず、仕事辞めたい病にかかってしまう人は多いようです。
仕事でのミスや失敗が重なり、「これ以上会社に迷惑をかけたくない」「上司に怒られるのが怖い」といった理由で辞めたくなる場合です。ミスが続くと、どんどん自分に自信がなくなり、何をやってもどうせ失敗するのでは…といった不安からさらにミスを生むという悪循環に陥ってしまいます。
取り組んでいる仕事が自分に合わず、仕事辞めたい病にかかる人も多いようです。自分の適性と合っていない仕事をすると、モチベーションが上がらず、結果ミスや失敗に繋がってしまうことも。上司に間違いを指摘されても「どうして合わない仕事をしているんだろう…」と真剣に聞く耳を持てなくなってしまい、どんどん仕事へ行くのが億劫になってしまいます。
仕事辞めたい病の原因が分かったら、克服するための方法を試してみましょう。下記、前章で挙げた事例別に克服方法をまとめました。
同じ部署に合わない人がいたり、所属する支店内の人間関係が悪化したりしている場合、異動願いを出し環境を変えてみましょう。複数の拠点を持つ会社であれば、違う支店に異動することができる可能性もあります。また、部署での人間関係に悩んでいる場合、違う部署に配属されれば、状況の改善が期待できるでしょう。異動願いを出す場合、まずは社内の人事に相談することをおすすめします。
度重なる残業に疲労を感じている方は、残業しなくても済むようにスケジュールを立て、効率的な仕事を試みましょう。社内でてきぱきと仕事をこなしている人がいれば、やり方を真似してみるのも手です。どれだけ効率的にこなしても残業になってしまう場合、与えられる仕事量や業務内容が明らかに可能範囲を超えていたり、適性に見合っていなかったりする恐れがあります。その際は上司に相談し、業務内容を見直してもらいましょう。
ミスが続いて落ち込んでいる場合、社内の同僚や先輩に相談してみましょう。あなたの仕事ぶりを身近で見ている人に頼めば、適切なアドバイスをしてもらえる可能性があります。ミスが減り仕事で褒められる機会が増えれば、辞めたい気持ちが軽減されるのではないでしょうか。
合わない仕事によりモチベーションが低下している場合、その仕事に対するやりがいを見出してみましょう。自分に合わない仕事だとしても、目標を持って行動すれば、達成されたときにやりがいや喜びを感じやすくなります。
仕事が合わずに悩んでいる方は、任されている業務が合わないのか、業界自体が合っていないのか考えてみましょう。業務が合わないのであれば、他部署に異動することにより解決できる可能性があります。業界自体が合っていないのであれば、自分の適性に合った業界研究を進め、転職を考えるのも1つの道です。
待遇や労働環境を改善するには、上司や会社との交渉が必要です。自身の成果に対する正しい評価を望む場合、まずは上司に相談してみましょう。状況を変えるためには、自分の思っている気持ちを正直に伝えることも大切です。ただし、無闇なトラブルを避けるため、会社への不満ばかりにならぬよう注意しましょう。
また、どうしても待遇面・労働環境が改善されない場合、労働組合を経由して会社側と交渉する方法もあります。
上記のような克服方法を試みても状況が変わらない場合、自分自身の努力や行動では解決不可能な問題である可能性があります。その際は、退職を考えるのも1つの手です。
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現在の仕事を続けるのが困難な場合、退職を検討しましょう。以下、仕事を辞める方法や辞められない場合の対処法をまとめました。
退職の意思は、直属の上司に伝えるのが基本です。上司にアポを取り、二人きりで話せる場を設けて辞意を伝えましょう。円満に退職するためには、「キャリアアップのため」「他に業種で挑戦してみたいことができた」など、ポジティブな理由を述べるのが無難です。会社の不満があったとしても、ストレートにぶつけてしまうとトラブルの要因になるので、注意しましょう。
上司から退職の承諾を得た場合、正式に退職願を提出します。退職願は、会社を退職する希望を伝えるための書類です。会社によっては退職願のフォーマットを用意している場合もあるので、よく確認しましょう。
辞意を伝えたものの、引き止めにあってしまい辞められない状況が続く場合もあるでしょう。その際は、引き継ぎを全うし、後任のサポートを徹底する旨を伝えると納得してもらいやすいです。また、お世話になった上司への感謝を伝えたうえで辞意を伝えるのも効果的でしょう。それでも辞めさせてもらえない場合、労働基準監督署や弁護士に相談するのも手です。
待遇面が良かったなど目先のメリットばかりにとらわれて、自分がその仕事に向いているのかを考えないと退職を繰り返してしまうことにもなりかねません。転職を繰り返すことはできる限り避けたいもの。
自分で冷静になって、客観的に自分の適性に合った求人を見つけることができない場合には第三者として転職エージェントに求人を紹介してもらうのも良い方法です。
転職エージェント「ハタラクティブ」では、それぞれの求職者の適性を見極め、あなたにマッチする仕事の紹介を行っています。すべて無料のサービスなので、金銭面の心配もありません。ぜひ一度、お気軽にご相談ください。
ここでは、仕事辞めたい病に関するよくあるお悩みをQ&A方式で解決していきます。
人手不足で仕事を辞めたいけど辞められません。
残る社員に申し訳なくなる気持ちは分かりますが、人手不足は会社が解決すべき問題です。また、就業規則に則り退職申告をし、きちんと後任者に引き継ぎを行えば、人間関係のトラブルに発展したり、ほかの社員に悪影響が出たりする可能性は少ないでしょう。現状を打破するなら、「円満退職のための上手な仕事の辞め方」を参考に退職手続きを進めるのが賢明です。
上司が怖くて仕事を辞めたいと言い出せません。
「上司はあなたの人生に責任をもってくれない」と理解したうえで、どう行動するか決めるのがおすすめです。法律では退職の14日前に退職意思を伝えれば退職することができるとされています。退職届を受け取ってもらえない場合、「内容証明郵便」で提出すればOKです。「仕事辞められないふたつのケースとそれぞれの対処法」で詳しい対処法をご紹介していますので、ぜひご覧ください。
仕事辞めたい病を抱えたまま退職して大丈夫ですか?
原因がわかっているのなら、退職しても大丈夫でしょう。次の就職先を探す際には、今回、仕事を辛くなった要因に注目すれば、同じ理由で「仕事を辞めたい」と思ってしまう可能性は低くなるからです。仕事辞めたい病にならないためにも、自己分析を入念に行ってから転職活動しましょう。
「仕事辞めたい病」なのか甘えなのか分かりません。
こちらのコラムの「仕事辞めたい病とは?」でも記載しているように、「働くこと自体が嫌」なのか、「今の職場で働くことが辛い」のかどうかで判断できることがあります。辛いと感じたら日頃の自分の状態をよく観察してみると良いでしょう。もしほかの職場で改善する余地がありそうなら、ハタラクティブにご相談ください。丁寧なヒアリングを通して、あなたにぴったりの仕事をご紹介します!
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