仕事中のイライラ…気持ちを抑える5つの方法とは?

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この記事のまとめ

  • 仕事中のイライラの原因は自分、社内外それぞれにある
  • 仕事中のイライラは、自分にも周りの人にも悪影響を与える
  • 仕事中のイライラを抑えるためには、深呼吸やストレッチなどが効果的
  • 仕事中のイライラを抑えるのに役立つ考え方を身につけることが重要
  • 仕事中のイライラがどうにもならない場合は転職も視野に入れよう

仕事中、誰しもさまざまな理由でイライラすることがあるものです。その原因は仕事の量や質、対人関係などが挙げられます。このコラムではイライラが募って集中できない人のために、仕事中でもストレスを抑える方法を紹介。自分の気持ちを切り替えたり職場環境を改善させたりするのにも役立ちます。イライラの原因を知り適切な解消法を実践しましょう。

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仕事中にイライラしてしまう原因とは

仕事中は、多くの人が成果を出すことを目標にしているため、さまざまな理由でイライラしてしまいがちです。しかし、イライラしながら仕事を進めても、よい成果が上がるわけではありません。

むしろ、自分がなぜ仕事中にイライラしてしまうのかを分析し、根本的な理由を探ることがストレスを抑える第一歩となるのです。ここでは、仕事中にイライラしてしまう要因をご紹介します。

イライラの原因は大きく分けて4つある

仕事においてイライラする原因は、厚生労働省のデータから確認可能です。厚生労働省の「令和4年労働安全衛生調査」によると、仕事にストレスを感じている人(82.2%)のうち、もっとストレスを感じる要素として下記の回答が見られます。

ストレスを感じる要素割合(%)
仕事の量36.3
仕事の質27.1
対人関係26.2
地位や役割の変化等16.2

引用:厚生労働省「令和4年労働安全衛生調査(13p)」

上記の結果から、仕事において仕事の量と質、対人関係、役割へのストレスがイライラの元であるとわかります。さらのこの原因を具体的に考えると下記が想定可能です。

・仕事でミスをしてしまった
・プレゼンテーションや商談がうまくいかなかった
・与えられている責任が重過ぎる
・与えられている仕事が多過ぎる
・時間通りに仕事が終えられない自分が不甲斐ない
・嫌いな上司や同僚がいる
・会社の方針に同意できない
・自分が思い描いたような結果が出ない
・デスクの周りが整理整頓されていない


仕事は業界業種問わず日々変化の連続です。そのため、自分が思ったように作業が進まなかったり、思いがけないトラブルに巻き込まれたりするでしょう。さらに、対人関係が悪化すると「なぜあの人は…」と言動にイライラしてしまうことも。仕事におけるイライラはさまざまな原因を含んでいると予測できます。

参照元
厚生労働省
労働安全衛生調査(実態調査)

社外にイライラの原因があることも

仕事中にイライラする原因は、取引先や顧客といった社外にもたくさんあります。クライアントとの関係は成果に直結するため大事にしなければなりません。しかし、相手に気を遣い過ぎたり理不尽な指摘を受けるとイライラが蓄積することも。ストレスを抱え過ぎる前に、イライラを抑える方法を見つけることが重要です。

仕事中にイライラしてしまう人の特徴について詳しくは、「仕事でイライラする原因は?限界までストレスをためない解消法をご紹介!」をご覧ください。

仕事でイライラしやすい傾向もある

たとえば、「仕事を完璧に遂行したい」という人は、時間内に納得できる仕上がりにならなかったり、人の仕事ぶりが気になったりしてイライラするでしょう。
また、言われたことや決めたことをやり抜く真面目な人もイライラしやすい傾向。決められたことを自分が守り業務を遂行しているのに、周囲が決まりを守らない場合にストレスを感じます。

なお、真面目な人の特徴や注意点については「真面目な人にはどのような特徴がある?損をするといわれる理由も解説」で詳しく解説しています。ぜひご一読ください。

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仕事中にイライラすることで起こる3つのデメリット

仕事中にイライラを募らせると、仕事への集中力やモチベーションが低下し、パフォーマンスが下がります。また、イライラしていることが周囲に分かれば「またイライラしてる」「こんなことでイライラするなんて」といった印象を持たれてしまう可能性も。イライラは心身に影響を及ぼします。

1.集中力や仕事へのモチベーションが低下する

イライラすることで仕事から感情に気持ちがシフトしてしまい、集中力を失うでしょう。また、イライラすることで作業効率が下がれば、モチベーションも低下してしまいます。

やり過ごそうとしても、イライラの原因が改善されなければ余計気持ちが立ってしまい、ミスにつながる可能性も。イライラして集中力が落ち、ミスをしてまたイライラする…といった負の連鎖につながることもあるでしょう。

2.人間として未熟であると思われる

イライラすることは誰にでもありますが、社会人として職場でイライラしている姿を見せるのは良くありません。イライラが態度に出てしまうと周囲にもネガティブな影響を与えてしまいます。

また、たとえイライラの原因が会社の人でなくても、イライラした状態で接することでパワハラと思われてしまう可能性もあるでしょう。感情をコントロールできないのは、人間として未熟な証。信頼性を落とす可能性もあると考えてください。

3.体調が悪くなる

イライラは「ストレス」によって起こります。ストレスを溜めてしまうと心身に影響を及ぼし、体調を崩すことも考えられるでしょう。「仕事に限界を感じるサインは?能力不足やストレス?相談先もご紹介」のコラムでは、ストレスで悩んだときの対処法をまとめています。

仕事中のイライラを解消する4つの方法

仕事中のイライラは自分と他の人に悪影響を与えます。しかし、我慢すると余計イライラしたりストレスが大きくなって不調になったりする可能性があるので、イライラをコントロールする力を身につけましょう。ここでは、仕事中のイライラと上手に付き合う方法を紹介します。

1.気分転換をする

仕事中にイライラしたら、トイレに立ったり軽いストレッチや深呼吸を行ったりして気分を切り替えましょう。緊張やイライラを感じると、短く浅い呼吸になりやすく交感神経が優位に。深呼吸によって副交感神経を刺激し、体をリラックスさせると効果的です。

また、仕事中は同じ姿勢が続き体がこわばりやすいので、ストレッチは筋肉を適度に活性化させ、リフレッシュするのに最適です。

2.相手と自分との違いを受け入れる

イライラの原因が対人関係の場合、仕事ができない人に対して「なんであの人は変わらないのだろう」と相手が変わることを望んでしまいがち。

しかし、相手を変えることは容易ではありません。また、相手も仕事に対して真摯に取り組んでいる可能性があります。自分の考えを押し付けたり、相手が変わることを望んだりするよりも、「相手と自分は違う」「あの人なりに頑張っている」と受け入れたほうが、イライラは収まりやすいでしょう。

イライラしたときは自分にも非がないか考えてみる

イライラしたときは、原因が相手だけでなく、自分にもないか考えてみてください。「思っているように仕事が進まない」がイライラの原因なら、自分の仕事の進め方や状況把握が甘い可能性もあります。
イライラの原因が自分にあるならば、修正しましょう。前述したように相手を変えることは難しいですが、自分を変えることはできます。「仕事ができるようになるには意識改革が必要!うまくいかない人との違い5選」のコラムも参考にしてください。

3.イライラの原因を紙に書き出してみる

自分の考え方や感情を客観視するために有効な方法が、「紙に書く」です。
仕事中にイライラしてしまうと、感情が高ぶって集中が切れてしまうこともあるでしょう。そんな時は少し時間を取って、自分がなぜイライラしているのかを紙に書いてみるのがおすすめ。イライラの原因を紙に書くと、自分をより客観的に見ることができます。

実際に紙に書いてみると、自分の意外な一面や、イライラしやすいポイントが見えてくることも。どんな時にイライラしやすいのかが分かると、実際にストレスを感じる前に対処できます。

4.デスク周りを片付ける

デスク周りを片付けることも、イライラを抑えるのに役立つ行動です。デスクが散らかっていると仕事に集中できず、ストレスを感じる人も多いでしょう。

片付けは面倒と感じることもありますが、仕事をいったん離れて別のことをする点に意味があります。片付けに集中することで、イライラしていた感情を抑える効果が期待できるのです。

この他のイライラの解消法については、「イライラする原因とは?自分に合った解消法を見つけよう」をご覧ください。

仕事中のイライラを抑えるのに役立つ考え方

イライラは自分の考え方を少し変えると抑えることが可能です。ここでは、仕事中にイライラしにくくなるための考え方を2つご紹介します。

他の人に期待し過ぎない

仕事中のイライラを感じるのは、多くの場合、自分の期待通りに物事が進まなかった時です。「上司が自分の思った通りに評価してくれない」「部下が自分の期待した通りの仕事をしてくれない」「クライアントが自分の提案を受け入れてくれない」といった状況が考えられます。

そんな時は、他の人に期待し過ぎるのをやめましょう。仕事の能力や商品に対する熱意は、人によって異なります。自分ができるからといって、他の人も同じレベルでできるとは限りません。過度に期待し過ぎると、がっかりしたりイライラの原因になったりします。期待値を下げておくと、それを上回った時に喜んだり他の人をほめたりしやすくなるでしょう。

イライラしている時間は無駄と考える

仕事中のイライラは、ビジネスパーソンにとって利益のない時間です。厳しい言い方にはなりますが、イライラしたままでいれば仕事が進まず周囲の雰囲気も険悪になってしまうでしょう。

もし仕事中にイライラしていることに気づいたなら、ネガティブな感情を抱え続けるのでなくストレスの原因を解消することを考えます。

さらに自分の考え方を変化させたい人は、「仕事でイライラする時はどうすればいいの?原因と解消法を確認しよう」をご覧ください。

仕事のイライラが抑えられないときは

「仕事中のイライラを抑えるようにできるだけの努力はした。だけど辞めたい」という人は、職場環境を見直してみるのもよいかもしれません。社風や仕事内容が合わないことがイライラの原因なら、自分が改善に取り組んでも良い結果が出ることは少ないと考えられます。

会社によって、社風や人間関係はさまざま。もっと働きやすい職場や自分の適性に合った仕事に転職したい人は、就活支援サービスのアドバイザーに相談してみましょう。

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