未経験からデザインの仕事は厳しい?おすすめの職種や目指し方を解説!

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この記事のまとめ

  • 未経験からデザインの仕事に就くことは可能だが、一定の努力は必要
  • デザインの仕事の種類は多岐にわたるため、未経験者はどの職種を目指すか十分検討する
  • 未経験からデザインの仕事を目指す場合、最低限の知識を身に付けておくと良い
  • 未経験者がデザインの仕事を目指すなら、WebやDTPに関する資格の取得がおすすめ
  • 未経験者がデザインの仕事を探すなら、SNSや就職エージェントの活用が効果的

デザインの仕事に興味があるものの、「未経験から就職できるのか?」「専門知識がないと厳しいのでは?」と不安に思う方も多いでしょう。たしかに、デザインの仕事で活躍する人材には専門知識を備えた人が多く見られます。しかし、デザインの仕事には未経験者向けの求人もあり、努力次第では十分就職可能です。このコラムでは、デザインの仕事の種類や未経験者の就職方法を解説します。就職を目指すための参考にしてみてください。

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未経験からデザインの仕事に就くのは厳しい?

未経験からデザインの仕事に就くことは可能です。一般的に、デザインの仕事に求められるのは感性やセンスといわれています。また、デザイナーになるための必須資格は特にないので、未経験からでも挑戦できるといえるでしょう。実際、未経験者向けの求人も少なくありません。企業から適性があると判断されれば、採用される可能性は十分あります。

努力なしでの就職は難しい

未経験からデザインの仕事への就職を成功させるには、一定の努力が必要です。専門知識や経験が問われない場合でも、最低限のスキルは身に付けておかなければ就職は厳しいでしょう。また、就職後は専門知識を持つライバルたちと競い合う場面もあります。自ら学ぼうとする努力が続かなければ、同じ舞台に立つことが厳しくなるでしょう。憧れだけでは仕事が続かない可能性もあることは、念頭に置いた方が良さそうです。

未経験からデザイナーの就職を目指す際に必要なスキルは、「デザイナーに未経験で就職は厳しい?グラフィックやWebに関わる仕事とは」のコラムで紹介しています。参考にしてみてください。

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未経験から目指せるデザインの仕事の種類と必要な能力

未経験から目指せるデザインの仕事の種類

  • ファッションデザイナー
  • プロダクトデザイナー
  • グラフィックデザイナー/DTPデザイナー
  • Webデザイナー

一口にデザインの仕事といっても、その種類は多岐にわたります。漠然と「デザイナーになりたい」と考えている未経験者は、以下のデザインの仕事の種類や必要とされる能力を確認し、どの職種を目指すのか明確にしましょう。

ファッションデザイナー

ファッションデザイナーとは、洋服や靴、バッグなど服飾品をデザインする仕事です。個人の注文を受けてデザインを行う「オートクチュールデザイナー」もいますが、未経験者であればアパレル・繊維メーカーに就職し、「企業デザイナー」として働くのが一般的でしょう。未経験者の多くは、入社後はアシスタントとして経験を積んでからデザインに携わるようです。

必要な能力

ファッションデザイナーには基本的なセンスのほか、流行を先読みする力が求められます。何シーズンも先のアイテムをデザインし、それをヒットさせるには、市場の動きや流行の変化を分析しなければなりません。また、必ずしも自分の好きなファッションをデザインできるとは限らないため、幅広いジャンルでのセンスが求められます。さらに、マーケターといったほかの職種との連携が欠かせないので、コミュニケーション能力が必要とされる場面があることも覚えておきましょう。

プロダクトデザイナー

プロダクトデザイナーとは、世の中のあらゆる「モノ」をデザインする仕事です。生活用品や家具、家電、自動車などをデザインするため、見た目だけでなく使いやすさも考慮する必要があります。機械製品のデザインをメインに行うのはインダストリアルデザイナー、家具のデザインをメインに行うのはインテリアデザイナーなど、さらに呼称が細かく分類される場合も。未経験者が求人を探す際は、何をデザインしたいのか明確にしておきましょう。

必要な能力

プロダクトデザイナーは営業や技術者と協力し、流通や製品の設計にも携わりながらデザインを行います。そのため、センスだけで勤まる仕事ではなく、マーケティングや製造技術などの幅広い知識が求められるでしょう。よって、商品の企画から製造、完成までの流れを理解したうえでデザインを行えるようになるには、相応の時間が必要です。未経験から一人前を目指す場合は、数年かかる可能性もあることは理解しておきましょう。

グラフィックデザイナー/DTPデザイナー

グラフィックデザイナーとは、商品のパッケージや雑誌・新聞の広告、ポスターなどの印刷物をデザインする仕事です。近年では、同じく出版物・印刷物をデザインするDTPデザイナーと同義で捉えられる場合もあります。人々の視覚に訴えるデザインを生み出す仕事であるため、ここで紹介している職種のなかでは特に美術的センスや独創性が問われる仕事といえるでしょう。未経験者のなかでも、独自のセンスに自信がある方におすすめの職種です。

必要な能力

グラフィックデザイナーはデザインする印刷物によって、コピーライターやイラストレーターとの連携が必要です。そのため、美的センスや独創性はもちろん、イメージを言葉にして相手とすり合わせるコミュニケーション能力も求められるでしょう。自分の意見を押し通すばかりでなく、他者の意見をうまく取り入れられる人に向いているといえます。

Webデザイナー

Webデザイナーとは、その名のとおりWebサイトをデザインする仕事です。見やすさ・使いやすさにこだわるのはもちろん、そのWebサイトのコンセプトや目的に合わせたデザインを行う必要があります。また、Web業界は技術や流行の変化のスピードが非常に速いため、常に最新の知識を吸収する学習意欲が求められるでしょう。

必要な能力

Webデザイナーの仕事はチームで進めることが多いので、ほかの社員と意見交換を頻繁に行います。ヒアリング能力やコミュニケーション能力を必要とされる場面が多いでしょう。また、クライアントがWebサイトを立ち上げる目的や、今抱えている悩みなどを理解する「共感力」も重要とされています。クライアントが満足するデザインを作るためには、相手の気持ちを汲み取る力は必須能力といえるでしょう。
近年、社会のIT化に伴ってWeb関連の仕事の需要は急速に高まっています。そのため、Webデザイナーは特に求人を見つけやすいデザインの仕事といえるでしょう。デザイナーデビューを目指す方は注目してみるのがおすすめです。

上記のほか、建築デザイナーやゲームデザイナーなど、デザインの仕事は数多く存在します。なかには、採用枠が少ない職種や未経験者から目指すにはやや難しい職種もあるでしょう。「自分が何のデザインに携わりたいのか」「入社後も努力できるのか」をよく考えたうえで仕事を選ぶのが賢明です。

未経験からデザインの仕事へ就職するには?

未経験からデザインの仕事へ就職する方法

  • デザイナーに求められる適性を理解する
  • 通学や独学でデザイン知識を身に付ける
  • クラウドソーシングを活用して仕事の経験を積む
  • デザインアシスタントとして経験を積む

先述したとおり、未経験からデザインの仕事へ就職することは十分可能です。しかし、デザインの仕事について一切の知識や経験がなければ、すぐに採用されることは難しいでしょう。ここでは、未経験者がデザインの仕事を目指す際に準備しておきたいことを解説します。

デザイナーに求められる適性を理解する

未経験者はデザインの仕事を探す前に、デザイナーに求められる適性を正しく理解しましょう。一般的に、デザイナーに求められるのは柔軟性です。センスや感性はもちろん大切ですが、デザインの仕事には流行や市場の動向、クライアントからの要望なども取り入れていく必要があります。自分の価値観に固執し過ぎたり流行に興味がなかったりする人は、クライアントの要望に応えられないことも。憧れや自分のイメージだけで、デザインの仕事への就職を目指すのは避けた方が良いでしょう。

通学や独学で最低限のデザイン知識を身に付ける

未経験者向けのデザインの仕事に応募する場合も、最低限の知識は身に付けておきましょう。たとえば、デザインの基本や仕事で使用するパソコンソフトの操作方法などはあらかじめ勉強しておくのがおすすめ。同じ未経験者でもスキルや知識が全くない人より、基礎知識を備えている人の方が採用されやすく、学習意欲も認めてもらいやすいでしょう。独学でも習得可能ですが、より幅広く仕事で通用する知識を備えたいのであれば、専門学校やオンラインスクールへの通学するのも選択肢の一つです。

クラウドソーシングを活用して仕事の経験を積む

クラウドソーシングとは、案件を依頼したい人と仕事を探している個人事業主や副業ワーカーを、マッチングするWeb上のサービスをいいます。在宅でできるものが多く誰でも利用できるので、少しでも「仕事」としてデザインの経験を積んでおきたいという方におすすめです。クラウドソーシングサイトでは未経験者歓迎のデザインの仕事もあるので、積極的に受注してみましょう。

ポートフォリオが用意できるとベター

デザインの仕事の経験を積み、「ポートフォリオ」が用意できれば就職活動に有利に働くでしょう。デザイン業界におけるポートフォリオとは、いわゆる「作品集」のことです。これまでデザインしたものをまとめ、仕事の実績や自分のセンス・力量などをアピールするために使われます。デザインの仕事に応募する際は、履歴書や職務経歴書とともに提出を求められることが多く、重要な応募書類の一つといえるでしょう。未経験者向けの求人であればポートフォリオの提出は不要な場合もありますが、用意しておけば大きな強みになるはずです。

デザインアシスタントとして経験を積む

未経験からデザイナーの仕事を目指す方は、まずデザインアシスタントとして就職するのも選択肢の一つです。アシスタントであれば未経験者向けの求人が多く、いきなりデザイナーとして就職を目指すよりも内定率が高まるでしょう。また、学校に通わずとも働きながらデザインの知識やスキルを学べるのもメリットといえます。

クリエイティブ職の適性とは?仕事内容や未経験からの転職方法も解説」では、デザイナーを含むクリエイティブ職への就職のポイントをご紹介。先述したポートフォリオの作成方法についても触れているので、あわせてご一読ください。

未経験者に有効なデザインの仕事に役立つ資格

デザインの仕事に役立つ資格

  • ウェブデザイン技能検定
  • Webクリエイター能力認定試験
  • Webデザイナー検定
  • DTPエキスパート

未経験からデザインの仕事に就くのは厳しい?」で解説したように、デザイナーになるための必須資格は存在しません。しかし、未経験からデザインの仕事を目指すのであれば、知識や学習意欲をアピールするために資格を取得しておいて損はないでしょう。ここでは、デザインの仕事に役立つ資格を4つ紹介するので、スキルアップの参考にしてみてください。

1.ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイン技能検定は、厚生労働省の指定を受けた国家資格です。その名のとおり、Webのデザインに関する知識や技能などを証明する資格であるため、Webデザイナーを目指す方には特に有効といえます。未経験者は、最も難易度が低い3級から挑戦すると良いでしょう。なお、2級と1級は受検条件に一定の実務経験が設けられているため、仕事を始めてからキャリアアップを図る際に目指すのがおすすめです。

2.Webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験はWebサイトの制作能力を測る資格で、「世界標準に対応した初めての試験」といわれています。取得すれば、Webデザインやコーディングなどの知識・スキルが証明できるでしょう。等級はエキスパートとスタンダードの2つで、いずれも受験資格はないので、未経験者も挑戦しやすい資格といえます。

3.Webデザイナー検定

Webデザイナー検定は、コンセプトメイキングから運用まで、Webサイト制作の一連の流れを学べる資格です。デザインだけでなく、企画やWebサイト完成後の運用法まで把握しておきたい未経験者におすすめの資格といえます。等級はエキスパートとスタンダードの2つで、エキスパートの出題内容はより専門性が高いため、未経験者はベーシックから挑戦するのがおすすめです。

4.DTPエキスパート

DTPエキスパートは、グラフィックデザイナーのような印刷物のデザインに携わりたい方におすすめの資格です。印刷技術や色彩、マーケティングと印刷物の関係など、DTP制作に関する知識を幅広く身に付けられます。受検資格は特に設けられていないため、デザインの仕事が未経験の方も挑戦しやすいでしょう。なお、資格の取得後は2年に1度の更新が必要です。定期的に勉強し、資格を取り直す必要があることは覚えておきましょう。

ほかにも、色彩検定や仕事で使用する画像編集ソフトに関する検定などは勉強しておいて損はないといえます。未経験からデザインの仕事を目指す方は、志望職種にどの資格が有効なのか確認したうえで挑戦してみましょう。
将来のためにどのような資格を取れば良いか分からないという方は、「手に職が付く資格は?男女問わず安定して働ける仕事の見つけ方」のコラムもご一読ください。社会で必要とされやすい資格についてまとめています。

未経験から就けるデザインの仕事を見つける方法

未経験から就けるデザインの仕事を見つけるには、SNSを活用したり就職・転職エージェントを利用したりするのがおすすめです。以下を参考に、自分に合った方法を見つけましょう。

SNSを活用する

未経験から就けるデザインの仕事を見つけるには、SNSを活用するのも有効な手段の一つといえます。近年では、ブログやSNS上で自身の作品を公開し、仕事の依頼を呼びかけるデザイナーも少なくありません。未経験者であってもセンスや力量が認められる場合があるので、積極的に情報発信してみましょう。業務未経験者も仕事の依頼を受けられる可能性があるうえ、企業の採用面接ではポートフォリオとともに自身をアピールする材料になります。

就職・転職エージェントを利用する

「自分に合ったデザインの仕事が見つからない」「SNSがうまく活用できない」といった方は、就職・転職エージェントにサポートしてもらうと良いでしょう。プロのアドバイザーが相談者の希望や適性に合わせて求人を紹介してくれるため、未経験者がデザインの仕事を探す際は頼もしい存在となるはずです。

デザインの仕事を探すために就職・転職エージェントの利用を検討している方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、主に若年層を支援している就職・転職エージェントです。未経験者向けの求人を数多く取り揃えており、専任のアドバイザーが相談者一人ひとりに合った案件をご紹介します。また、面接対策や応募書類の添削といった就活サポートも実施。「なかなか選考を通過できない」と悩んでいる方も安心です。サービスはすべて無料なので、お気軽にご利用ください。

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