ゲーム業界の仕事

ゲーム業界の仕事の画像
ハタラビット

ハタラクティブは
20代に特化した
就職支援サービスです

求人の一部はサイト内でも閲覧できるよ!

ゲーム業界とは

ゲーム業界とは娯楽のサービスや商品を展開する産業で、主にゲームセンターや家庭用ゲームの本体とソフトを開発、販売しています。また、スマートフォンで気軽に遊べるアプリゲームやオンラインゲームを開発するベンチャー企業の参入も特徴的です。室内での娯楽が改めて注目された影響で、売上は増加傾向にあります。

代表的な仕事

ゲーム業界における代表的な仕事には、以下のものがあります。

ゲームハードメーカー

ゲームハードメーカーは、ゲーム機本体を開発する企業のこと。ゲームハードメーカーは大企業であり、自社でソフト開発も行っているのが特徴です。
ゲーム業界では、ハードウェアをプラットフォームともいいます。プラットフォームとは、ゲームを動かすのに必要なゲーム機器やゲームソフト、ネットサービスの総称、またはそれらを組み合わせた動作環境のことです。つまり、ゲームハードメーカーは、ゲーム機を製造しているだけでなく、プラットフォームを開発・運営しています。
モバイルゲームやオンラインゲームのプラットフォームを運営する企業もハードメーカーに含まれるので、大手IT企業もゲームハードメーカーの一つです。

ゲームデベロッパー

ゲームデベロッパーとはゲームソフトの開発を行う企業です。ゲームの作成が主な事業のため、社内におけるクリエイターの割合が高いのが特徴といえます。

ゲームパブリッシャー

ゲームソフトを企画・販売する企業がゲームパブリッシャーです。大手のゲームパブリッシャーはデベロッパーも兼ねており、ソフトの開発も行います。開発部門を持たないゲームパブリッシャーは、デベロッパーにソフト開発を依頼するようです。

アプリゲーム開発企業

アプリゲーム開発企業は、スマートフォンのアプリゲーム開発を手がける企業です。主な開発企業はかつてソーシャルゲームを作成していたベンチャー企業ですが、最近では家庭用ゲームソフトを手がけていた企業も参入してきています。

ゲームに関連する業界

ゲームに関連する業界としてはオンラインゲームの展開に関わる通信業界や、ノベライズやアニメ化などのメディアミックスで関わる出版業界やテレビ業界など、様々な分野があるようです。ここでは、ゲーム業界に関連する主な業界を紹介します。

通信業界

オンラインゲームの隆盛やアプリゲームの普及によって通信速度の向上が期待されることから、通信業界の動向が注目されています。特に大手通信企業が提供する移動通信システムでは、5G(第5世代移動通信システム)が話題です。5Gが普及すれば更なる大容量のデータ通信や通信速度の向上、同時接続の増加などが実現するといわれています。
通信業界については「通信業界の仕事」のコラムで詳しく解説していますので、ご一読ください。

レジャー業界

レジャー業界もゲーム業界と親和性の高い産業です。ゲーム自体が元々レジャーの一つであることも関係しているでしょう。人気ゲームと遊園地など大型娯楽施設とのコラボレーションは、娯楽施設の売り上げにも大きく影響しているようです。

おもちゃ業界

おもちゃ業界は、かつてのように子どもだけでなく近年は大人も購買層として強く意識しています。特に人気ゲーム作品に関連するおもちゃの開発、販売は売上を大きく伸ばしており、海外からの注文も年々増加しているのが特徴です。

メディア業界

ゲーム業界は人気ゲーム作品のノベライズやコミカライズ、映画化やアニメ化など他のメディアとの共同作品が多いのも特徴的です。これらをメディアミックスと呼びますが、人気ゲームであるほど売上が期待できるので頻繁になされる傾向があります。

ゲーム情報サイトも人気

Webサイトでゲームの攻略法を発信するメディアもあります。攻略法だけでなく、新作ゲームの情報を掲載したり、動画を用いて攻略法を解説したりする情報サイトもあり、人気を集めているようです。

小売業界

ゲーム機やゲームソフトなどの発売は、小売業界にも影響を与えます。これまでのように家庭用ゲーム機が主流だったときほどではなくとも、人気タイトルの新作発売となると小売店の売上に大きな影響を与えるようです。小売業界について詳しくは「小売業界の仕事」のコラムをご覧ください。

ゲーム業界に必要な資格やスキル

ゲーム業界で必要となるスキルには、次のようなものが挙げられます。以下、それぞれ見ていきましょう。なお、ゲーム業界で働くにあたって必要となる資格はありません。

コミュニケーション力

ゲーム業界においてコミュニケーション力は大事な要素です。ゲームの開発プロジェクトは大勢の人が関わっているため、周囲の人と連携を取りながら進める必要があります。ゲームを作る仕事は黙々と作業を進めるイメージがある人もいるでしょう。作業そのものはコツコツ進めても、プロジェクトには社内外の人が関わるため、チームワークや円滑なコミュニケーションが求められます。

きめ細やかさ

ゲーム業界のなかでも制作関連の職種を目指したい人には、きめ細やかさが必要です。ゲームの世界観を作り上げるには、細かい部分にもこだわるプロ意識が求められます。前述の通り、ゲームは大勢の人が関わって作るので、1人でも手を抜いてしまうと良い商品になりません。自分の仕事にこだわり抜ける人が、ゲーム業界に向いています。

デザインソフトやCGソフトの操作

IllustratorやPhotoshopといったデザインソフトや、3DCGソフトの操作ができると、ゲームデザイナーの仕事で活躍できる可能性があります。しかし、ゲームデザイナーには美的センスや発想力なども問われるので、実際には美術系やデザイン系の学校を卒業した人のほうが採用において有利なようです。

プログラミング言語の習得

プログラミング言語の習得は、ゲームプログラマーとしての仕事に必須です。ゲームを開発する際に使用する言語は種類などによって異なるので、自分が開発に携わりたいものによく使われる言語を確認しておくと良いでしょう。家庭用ゲームでは主にC言語、アプリゲームならSwiftやObjective-C、JavaやKotlinといったものが使われるようです。また、ブラウザゲームであればC言語のほかjava、Python、PHPとゲーム開発には多くの言語が使用されます。ゲームプログラマーとしては複数の言語を習得していると良いですが、まずは自分の携わりたいゲームを決めて一番汎用性の高い言語から勉強するのがおすすめです。

ゲーム業界の具体的な職種

ゲーム業界の具体的な職種には、以下のようなものが挙げられます。

ゲームプロデューサー

ゲームプロデューサーは、ゲームの開発プロジェクトの指揮を取る仕事です。ゲームの方向性を決めるほかに予算やスケジュールの見積り、開発する人員の選定などプロジェクトの基幹となる事柄を決定します。また、作業の進捗管理やトラブルの対応などプロジェクト全体の管理をするのが主な業務です。豊富な知識と経験が求められるため、ゲーム業界に入っていきなりゲームプロデューサーになれる可能性は極めて低いでしょう。

ゲームプランナー

ゲームの具体的な設定を考えるのは、ゲームプランナーの仕事です。ゲームプランナーは登場キャラクターやシナリオ、画面のレイアウトといった細かいところまで企画するのが特徴。社内のプレゼンテーションを経て承認されると、制作メンバーに向けて仕様書を作成します。

ゲームディレクター

ゲームディレクターはゲーム開発における現場監督の役割を担います。プロデューサーが決めたスケジュールとプランナーが作成した仕様書に則り、納期までに開発作業が進むように管理するのが仕事です。スケジュール管理以外にも、開発メンバーに作業の指示を出したり、ゲームの品質をチェックしたりと、現場の責任者として全体をけん引します。ディレクターの指示がゲームの出来栄えを左右することもあるため、ゲーム業界である程度経験を積んでから目指す人が多いようです。

ゲームデザイナー

ゲーム内に出てくるアイテムやキャラクター、背景などをデザインするのがゲームデザイナー。ゲームデザイナーは、見た目を担当するグラフィックデザイナーと、動きを担当するCGデザイナーに分かれるのが特徴です。デザイナーの技術がゲームのクオリティを左右するため、ゲーム業界において重要な職種といえます。

グラフィックデザイナー

グラフィックデザイナーはゲームのキャラクターや背景にくわえ、商品パッケージやタイトルロゴなどのデザインを担当します。考案したデザインを紙面やデザインソフトなどで実際に書き起こすのが主な仕事です。ゲーム業界では、グラフィックデザイナーとして経験を積んでから、ゲーム全体のデザインを指揮するゲームアートディレクターを目指す人もいます。

CGデザイナー

CGデザイナーはグラフィックデザイナーが考案したキャラクターなどを動かすための役割を担います。CG技術を用いてゲーム内での2D、3Dの動きを表現するのが主な業務です。専門ソフトを扱う必要があるため、CGクリエイター検定の資格を取得していると役立ちます。「デザイナーに未経験で就職は厳しい?グラフィックやWebに関わる仕事とは」のコラムでも、CGデザイナーに役立つ資格を紹介していますので、参考にしてみてください。

シナリオライター

シナリオライターはゲームのストーリーや性格やセリフといったキャラクターの設定を考える仕事です。最初にゲームプロデューサーが決めたゲームの大まかな方向性や世界観を踏まえて、ストーリーやキャラクターの具体的な設定を考えます。

サウンドクリエイター

サウンドクリエイターの担当はゲームのBGMや効果音の作成です。作曲だけでなく、音をデジタルデータ化するのも大事な仕事となります。楽譜を読む、楽器を演奏するといった、音楽のスキルが必要なのはもちろん、ゲームへの興味・知識も重要です。ゲームサウンドはゲームの世界観を作るうえで大事な要素。プロデューサーやディレクターと密にコミュニケーションを取ることが求められます。

デバッガー

デバッガーはゲームのバグを見つける役割を担っています。完成に近づいたゲームを実際にプレイし、何度も同じ作業を繰り返しながらプログラムの不具合を探すのが主な作業内容。プログラムの不具合が見つかればその箇所や頻度、発生条件を調べてプログラマーに報告、修正依頼を出す仕事です。
開発段階のゲームのうち、メイン部分が一とおりプレイできるようにした「アルファ版」とほぼ完成版の「ベータ版」をプレイしてくまなくバグを探し、発売できる品質に持っていきます。

ゲーム業界の現状と課題

ゲーム業界は変化が激しく、流行によって左右されやすいのが特徴です。また、通信技術の発達などによってもゲームを取り巻く環境は大きく変わります。ゲーム業界は時代の変化の影響を非常に受けやすい業界であるといえるでしょう。以下、ゲーム業界の現状と課題について解説します。

ゲーム業界の市場規模

経済産業省の調査「活況を呈する国内ゲームソフト産業;ゲームソフト産業の今後の見通しは?」によると、2020年のゲーム業界における国内企業の売上高は1兆102億円です。
2016年は5,170億円で、以降は右肩上がりに伸びており、新型コロナウイルス感染症の影響で在宅で過ごす時間が増えた影響でさらに伸びたといわれています。実際に、同調査の「ゲームソフト指数の推移」によると、2015年を100として伸び率を測ったところ、2020年4月は370.2と大幅に伸びていました。

また、同省が2020年に発表した「コンテンツの世界市場・日本市場の概観」の「世界・日本のコンテンツ市場におけるコンテンツ分野別の割合(p.4)」によれば、世界でも日本でも、コンテンツ市場における映像・ゲームの割合が増えていると分かります。特にゲームの割合が増加傾向で、世界市場を見ると2014年は全体の7%だったのが、2023年には全体の13%となる見込みです。日本市場においても増加傾向で、2014年は全体の11%でしたが、2023年は21%を占めると予想されています。

参照元
経済産業省
活況を呈する国内ゲームソフト産業;ゲームソフト産業の今後の見通しは?
コンテンツの世界市場・日本市場の概観

ゲーム業界の現状

近年、スマートフォンの普及により、ゲーム業界は大きく変化しました。
従来のコンシューマーゲームと呼ばれる家庭用ゲーム機、携帯ゲーム機のようなハードにソフトを入れることでプレイするタイプのゲームを、スマートフォンにアプリをダウンロードするだけで気軽に楽しめるソーシャルゲーム(アプリゲーム)が追い上げている状態です。
経済産業省の「日本の2大コンテンツ、ゲームとアニメの制作企業の実像を比較する(p.5)」によると、2015年時点でアーケードゲームやハードウェアの市場が減少し、オンラインゲームの市場が拡大していると分かります。

国内ゲーム市場規模の推移の画像

引用:経済産業省「日本の2大コンテンツ、ゲームとアニメの制作企業の実像を比較する

しかし、最近はアプリゲームの売上も思うように伸びていないうえ海外企業の参入も相次いでいるため、アプリゲーム市場にも企業独自の更なる工夫が必要といえるでしょう。

参照元
経済産業省
日本の2大コンテンツ、ゲームとアニメの制作企業の実像を比較する

ゲーム業界の課題

現在のゲーム業界の課題としては流行などに大きく影響を受けるゆえの不安定な業績や莫大な開発費用の調達、人材の不足などが挙げられるでしょう。以下、それぞれご説明します。

業績の安定化

ゲーム業界の課題の一つが、流行に左右されず業績を安定化させることです。ゲーム業界は日本国内における産業の一つとして地位を確立しています。しかし、流行や社会動向に左右されやすいのが業界全体の課題です。特に流行の移り変わりは早く、新しいプラットフォームが出れば市場に占める割合も変わり、企業の業績に影響を及ぼします。海外企業に市場の大半を占められる可能性もあるため、ユーザーを確保し業績を安定させるための工夫が求められるでしょう。

開発費用の不足

技術の発達やゲーム機の性能争いなどによる、開発コストの上昇も大きな課題です。世界的に競争が激しくなるなか、ゲームのクオリティは高くなる一方で、ユーザーの目も肥えています。前作を上回るクオリティを出し続けるためには、スキルの高い人材を確保することや、技術開発への投資が必要です。しかし、確実に売上が伸びそうなタイトルでないと大きな開発費用はかけられないため、いかにコストを削りながら良い作品を生み出すかが各企業の悩むところといえます。

リビルドと呼ばれるビジネスモデルもある

すでにリリースされたゲームを買収し、作り直すことをリビルドといいます。登場人物やストーリーをブラッシュアップし、価値を高めて販売する手法です。新しいゲームを販売するのに比べて開発費用を抑えられるうえ、売上においても失敗するリスクが少ないのがメリット。ゲーム業界の課題を回避する手法の一つとされています。

人材の不足

ゲーム制作のための人材が不足しているのもゲーム業界の課題といえます。ユーザーのニーズに答えるために専門技術を持つ優秀な人材を必要としている企業は多いですが、開発のための人数が確保できていないのが現状です。また、求められるスキルが多様化しているのも人材が不足している要因となっています。かつては家庭用ゲームが主流でしたが、現在はスマートフォン向けのアプリゲームやオンラインゲームなども開発しなければならず、必要となるスキルもさまざまです。さらに、今後はVRを活用したゲームも増えると予想されており、人材確保はますます重要になるでしょう。

ゲーム業界の将来性

ゲーム業界の市場は世界的に拡大傾向にあるため、これからますます発展が望めるといえるでしょう。よって、将来性の見込める業界といえます。

ゲーム業界の今後の動向

ゲーム業界の動向で今後注目される分野としては、VR・ARゲームやeスポーツなどが挙げられます。通信システムの主流が4Gから5Gへと移行すれば、容量の重いVR・ARゲームやeスポーツが広まるでしょう。
VR・ARは仮想現実を作り出すための最新技術で、その市場は拡大傾向にあるようです。ヘッドマウントディスプレイといった特殊な機器を付けて行うのがVRゲーム。スマホやタブレットでGPS位置情報を使いながら、キャラクターとバトルして捕まえるといった遊び方ができるのがARゲームです。
eスポーツはエレクトロニック・スポーツの略で、ゲームを用いた対戦を「競技」とすることを指します。格闘ゲームやレーシングゲームなど、対戦型のスポーツゲームはすでにありますが、5Gが広まることでeスポーツとしての市場が拡大すると見込まれているようです。

そのほか、ゲーム業界に就職せず、個人で開発する人も増えると予想されています。いわゆるゲームクリエイターと呼ばれるフリーランスの働き方をする人です。ゲームそのものに魅力があれば、企業に頼らずとも大きなヒットを出せる可能性があります。また、企業に所属しないことがかえってメリットとなり、多種多様な人とコラボレーションして、これまでの枠にとらわれない新しいゲームソフトやプラットフォームが生まれる可能性もあるでしょう。
技術の進化や働き方の自由化により、ゲーム業界はますます多様化が進むと予想されています。

ゲーム業界のメリット・デメリット

ゲーム業界には新しいことに挑戦できるといった魅力がある一方で、納期が厳しく過重労働になりやすいといった大変さもあります。以下、ゲーム業界で働くことのメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう。

ゲーム業界の魅力とやりがい

ゲーム業界は新しい技術に触れる機会が多く、特にクリエイターにとっては刺激が多いうえ、社内外からの反応も感じられるのが魅力です。また、自分が携わったゲームをユーザーが楽しんでいる様子を目にしたときは、大きなやりがいを感じられるでしょう。

新しいことに挑戦できる

ゲーム業界は変化が激しいため、常にクリエイティブな刺激を得られるでしょう。ルーティンワークや決まった結果を導き出す仕事では飽きてしまうという人には、やりがいが多い仕事といえます。
特に技術職を目指す人にとっては、AR・VRといった最新の技術に触れる機会もあり、学びが多いのも魅力です。

自分の手がけたゲームで喜びを与えられる

エンターテインメントを提供する立場であるゲーム業界は、ユーザーに楽しい機会を提供できるのが魅力です。自分が手がけたゲームによってユーザーが楽しんでいる様子や、商品が長く愛される様子を見ると、大きなやりがいを感じられるでしょう。実際にスマートフォンでゲームを楽しんでいる姿を目にすると、「頑張ったかいがあった」と達成感を感じるようです。

制作技術が社内外で評価される機会がある

新作ゲームは新しい技術を世に送り出す機会でもあるため、社内外の評価をやりがいと考えているクリエイターもいるようです。時代の最新技術をふんだんに使って製作されたゲームは、技術も注目の的になります。ユーザーはもちろん、競合他社からも注目を集めることがやりがいになる人もいるようです。ゲームがヒットして売上にも貢献できれば社内での評価も高まり、キャリアアップのチャンスにもつながるでしょう。

ゲーム業界の大変なところ

ゲーム業界で働くことには大きなやりがいを感じられる一方で、過酷になりがちな労働環境などの大変さがあります。

労働環境が過酷である場合が多い

ゲーム業界は納期が厳しいため、締め切り前は残業が続くこともあります。また、強いこだわりを持つ職人の集まりでもあるので、短時間で最大限の結果を出そうとするあまり、労働環境が過酷になりがちです。労働時間が長い割に給与には反映されづらいという事情もあり、心身に負担がかかりやすい仕事といえます。しかし、最近では在宅ワークが急激に進んだこともあり、以前よりもワークライフバランスを意識した働き方へと変化が見られるようです。

作品が完成するまで時間がかかる

ゲームは構想から完成まで長い年月を要する場合が多いのも特徴です。完成を目指して取り組んでいたプロジェクトが潰えてしまったり、ゴールが見えない作業を続けることになったりと、モチベーションを保つのが難しい側面があるようです。しかし、クオリティを高めるためには、作品の完成を見るまで気を抜けないのが難しいところでしょう。

常にメンテナンスが必要となるゲームが多い

オンラインゲームが人気の今、常に内容のアップデートやバグの対応に追われるゲームクリエイターも多いようです。また、人気のゲームはサーバーに負荷がかかりやすく、アクセスが集中してダウンしてしまうことも。ユーザーに楽しく遊んでもらうためにシステムを管理、改善する必要があるので、働き方が不規則になりがちなのも大変な点です。

ゲーム業界の志望動機

ゲーム業界にも多種多様な職種があり、開発に携わるクリエイター以外に、経理や人事、広報、営業などの職もあります。大きな企業になればなるほど、仕事は分担制となり、部署も多くなるでしょう。
どの職種を目指すとしても、「ゲームが好き」という気持ちは重要です。また、ゲームファンとしての思いだけではなく、「作り手」であるという意識も大切といえます。
さらに、ゲーム制作はチームで行うもの。チームのメンバーと協力したり、相手のイメージや意見を汲み取って作業をしたりと、コミュニケーション能力も必要とされます。
厳しいスケジュールでの作業や納期直前には激務になることも予想されるので、体力面や精神面でタフであることも求められるでしょう。

ゲーム業界に向いている人

流行に左右されやすく変化が激しいゲーム業界には、新しいものを積極的に取り入れる姿勢やユーザーを楽しませるため完成度の高い作品を作ろうとする強いこだわりを持った人が必要といえるでしょう。以下、ゲーム業界に向いてる人の特徴をご紹介します。

流行に敏感な人

常にアンテナを張っていて、流行に敏感な人はゲーム業界に向いています。前述の通り、ゲーム業界は流行の移り変わりが早いので、ユーザーのニーズを一早くキャッチしなければヒット作を出せません。ゲームに限らず、エンターテインメント全般に興味を持ち、情報にアンテナを張る必要があります。

ものづくりが好きな人

ゲーム業界で働くうえで「ゲームが好き」なことは重要ですが、「良いものを作りたい」という気持ちも重要です。「ゲームで遊ぶのが好き」という気持ちが強い人は、仕事の厳しさやものづくりの難しさに悩む恐れがあるでしょう。「新しいものを作りたい」「良いものづくりがしたい」という人のほうが、ゲーム業界に向いている可能性があります。

こだわりがある人

ゲーム業界で活躍できるのは、こだわりのある人です。多くの人に楽しんでもらうゲームを作るには、ユーザーの求めるものをできるだけ再現しようと強いこだわりを持って開発にあたる必要があります。よって、ただ作業をこなすだけでなく、目指すものが難しくても何とか実現しようとする強い意志を持った人が良いゲームを作れるといえるでしょう。

業界の変化についていける人

ゲーム業界の目まぐるしい変化についていけるかどうかも向いてるかどうかにおいて重要な点。前述の通り、ゲーム業界は流行や社会動向に大きく影響を受けるためです。今後はさらに技術の革新やゲームそのものの多様化が進むと見られ、異業界からの参入やベンチャー企業の台頭も増えるでしょう。業界の変化にともない、ゲーム業界で働く人においても、新しい役割が求められる可能性があります。それらの変化を苦にせず、ついていける人がゲーム業界に向いているでしょう。

ゲーム業界の仕事に就職するには

ゲーム業界は一般的に就職難易度が高いとされているため、就職するには比較的募集が多く未経験OKの求人に着目するのが近道です。ここでは、未経験からゲーム業界の仕事に就くための方法を解説します。「ゲーム会社への就職は難易度が高い?未経験や文系出身からの目指し方」のコラムでは、就職が難しいとされる理由や働く上で大切なことについてまとめています。併せてご覧ください。

デバッガーから入る

デバッガーは頻繁に募集があるうえ、ゲームが好きなら専門知識や技術を問わず未経験OKの求人が多いのが特徴です。デバッガーは作業量が多く同じ動作を何度も繰り返すため、根気がいる仕事といえます。よって、頻繁に人材を募集しているうえアルバイトから挑戦できるのが良い点です。デバッガー業務を通じて、ゲーム業界の仕事の実際を知ることができるでしょう。

アシスタントから入る

ゲームプロデューサーやゲームディレクターのアシスタントから入るのも一つの手です。求人のなかには時折アシスタントを募集しているものもあります。プロデューサーやディレクターの補助をしながらゲーム業界の仕事の様子を知り、経験を積んでいくのも良いでしょう。

未経験者の志望動機

ゲーム業界未経験の人はスキルや経験がないぶん、ゲーム業界に向いてる要素をこれまでの就業経験からアピールすると良いでしょう。以下、未経験の人の志望動機の例文を紹介します。

「私は、ゲームによって現実にはない体験が生み出せる点に魅力を感じ、転職を決意いたしました。
ゲームには単なる娯楽以上の価値があります。自宅で過ごす時間が増えた今、ゲームを介して人とつながったり、非日常を味わえたりすることが生活を豊かにすると強く感じています。
これまでマーケティング部で市場調査に関わってきましたが、そこで身につけたスキルをゲーム業界に活かし、社会の課題や消費者のニーズにゲームで応えていきたいと考えています。
マーケティング部では、商品の販売データからターゲット層を分析し、新しい商品企画に反映したところ、前年に比べて120%の売上を達成した実績があります。前職で培った調査・分析力を活かして貴社のゲームの企画に関わりたいと考え志望いたしました。」

前職での経験をアピールする場合は、自分が挙げた成果を具体的な数字を使いながら示すと効果的です。業界が違っても、仕事で成果を挙げた経験は高く評価される可能性があります。

経験者の志望動機

経験者の場合は、自分がどのようなゲームに携わってきたのか、なぜ他社に移ろうと思ったのかについて書くと良いでしょう。以下、経験者の志望動機の例文をご紹介します。

「私はこれまで○○社でゲームデバッガーとして4年ほどアクションゲームに携わってきました。大学で情報工学を学び、最先端の技術に携わりたいと考えてゲーム業界に入りました。デバッガーの仕事で技術を学ぶことができましたが、やはり制作として腕を試したいという思いが強くなり、転職を決意いたしました。
アクションゲームを得意とする貴社で、ゲームの操作性を多角的に見てきた経験を活かして、製作アシスタントとして貢献したいと考え、志望いたしました。」

自分がなぜその企業を選んだのかや、実際にどのような経験が活かせそうなのかについて触れているのがポイントです。経験者の場合は持っているスキルをできるだけ明確にするよう心がけると良いでしょう。採用担当者が応募者の入社後をイメージしやすくなります。

ゲーム業界に関するFAQ

ここでは、ゲーム業界の仕事に興味のある方に向けてよくある質問と回答をご紹介しています。

ゲーム業界には未経験可の求人はある?

ゲーム業界は経験者を求める傾向がありますが、未経験可の求人もあります。未経験から応募できる仕事には、主にデバッガーと呼ばれるゲームのバグを探す仕事やディレクターのアシスタント職などがあるようです。「未経験からゲーム業界の就職は無理?内定を勝ち取れるポイントを解説」のコラムも参考にしてみてください。

ゲーム業界に向いている人は?

ゲーム業界は変化が激しく流行に左右されやすいため、常に新しいことに興味を持つ人に向いています。また、ユーザーの満足度を重視し、強いこだわりを持ってゲーム制作にあたれるかという点も大事な要素です。ゲーム業界への適性に関しては「ゲーム会社への就職は難易度が高い?未経験や文系出身からの目指し方」のコラムでも詳しくご紹介しています。

ゲーム業界はこれから発展する?

ゲーム業界は世界的に見てもその市場規模は拡大傾向にあるといわれています。国内での需要にくわえ、eスポーツ大会が盛り上がりを見せている海外に向けての需要も見込まれるでしょう。これから発展が見込まれる業界について知りたい方は「将来性のある業界って何?需要の高い仕事の特徴と企業選びのポイント」のコラムもご覧ください。

ゲーム業界の求人はどうやって探す?

ゲーム業界の未経験者向け求人は、さほど多くないのが現状です。開発に関わりたいならまずはアルバイトで入社して経験を積んでいく方法があります。また、ゲーム開発企業の事務や営業といった職種で関わることもできるでしょう。就職エージェントのハタラクティブでは求人探しにお悩みの20代の方に向け、専任の就活アドバイザーが求人のご紹介や就活のアドバイスを行っております。一度ご相談ください。

業界一覧

職種一覧

ハタラクティブを利用すると…

ご相談はこちらから
現在の就業状況を教えてください
  • 就業経験
    なし
  • 在職中
  • 離職中

RECOMMEND

おすすめ記事

みんなの就職エピソード

関連記事

ハタラクティブ 人気の記事一覧