疑問を解決！役職経験がある場合、履歴書に書いていい？

転職や就職の自己アピール手段となる履歴書。基本情報や志望動機、学歴や職歴などさまざまな項目のうち、職歴を記載する際の｢役職｣ついてスポットを当ててみました。

履歴書の職歴欄

職歴欄は｢応募者がどのような業界でどのような職種に携わってきたか｣を知ることが可能。採用担当者はこの職歴欄を合否の判断材料のひとつとして、応募者がどのような能力を持っているか推測されることがあります。

職歴欄の書き方

経歴を伝える職歴欄は基本的に、入退社の年月日と社名を記載します。

職歴を書く際のポイントは…

・フリーターの場合、アルバイト経験を記載する

・応募企業の仕事に関連する業務に取り組んだ経験がある場合は、積極的に記載した方が良い

・業務の詳細やアピールできる情報は職務経歴書に記載する

・会社名、部署名などは正式名称で書く

・在籍していた会社全てを書く

・退職は理由を簡潔に

・在職中の場合、｢退職予定｣や｢現在に至る｣などを記載する

・最終職歴を記載した1行後に右寄せで｢以上｣と書く

上記のポイントをしっかりと把握した上で、職歴を書くとよりまとまりがあり、採用担当者に正確な情報が伝わる履歴書になるでしょう。

職歴欄にまつわるQ＆A

職歴欄を書く際に疑問を持ちやすい点を挙げました。一つひとつ解決して、書類対策を行いましょう。

役職は書いていいの？

役職はプラス要素ではありますが、履歴書に書くのはNG。
役職を書く場合は職務経歴書に記載しましょう。職務経歴書に書く際の注意点としては、役職を全面にアピールしないようにすること。どのような業務を行ってきて、どのような成果を出したかを軸に考えて書くことが大切です。 

配属部署が変更になった場合は？

変更部署が応募職種に関連のあるものなど、プラスになるものは書いても良いです。
配属先のみである場合は書く必要はないようです。 

職歴が多くて書ききれない

履歴書を準備する際、職歴スペースが広いフォーマットを選ぶ。
もしくはPC作成でスペースを変更できるフォーマットを選ぶなど対応しましょう。

それでも収まらないようであれば、可能な限り記載し、｢詳細は職務経歴書を参照ください｣と一言添えることをおすすめします。

職務経歴書について

前述では履歴書についてご紹介しましたが、併せて職務経歴書の基本的な知識も押さえておきましょう。

書く時のポイント

・自分の全ての職歴を記載すること。目安はA4用紙1～2枚程度

・｢職歴概要｣｢会社概要｣｢業務内容｣｢経歴｣｢アピールポイント｣などが基本項目

・フォーマットを参考にしながら、企業に合わせて項目を変えるのも効果的

・経歴や実績は目的により｢キャリア形式｣｢編年体形式/逆編年体形式｣など書き方を変えてみる

・応募職種に関連する内容をメインにアピール内容をまとめる

履歴書の知識だけでなく、職務経歴書のまとめ方もきちんと整理しておくのがコツです。

ひと目見ただけで分かりやすい内容にしておくと、採用担当者も最後まで目を通してくれるでしょう。

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転職や就職活動で起こりがちなのが、わかりにくい伝え方。書面で物事を伝えるのは知識とコツが必要です。

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本当の自分をアピールできるチャンスがあります。