書類選考の結果連絡が遅いのは合格?不採用?理由や問い合わせ方を解説!

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この記事のまとめ

  • 書類選考の期間は、1~2週間程度が一般的
  • 書類選考の結果連絡が遅い理由には応募者数が多い、採用担当者が忙しいなどがある
  • 書類選考の結果連絡が遅い場合、必ずしも不採用になるわけではない
  • 選考結果を待つときは、次の選考の準備期間として時間を有意義に使おう
  • 書類選考の結果連絡が明らかに遅いときには、企業にメールで問い合わせても良い

書類選考の結果連絡が遅いと、「不採用なのでは…」と不安になる人も多いのではないでしょうか。企業によって書類選考にかかる期間は異なりますが、1~2週間程度が一般的です。書類選考の結果連絡が遅いからといって、不採用と決まるわけではないので、肩の力を抜いて待ちましょう。このコラムでは、書類選考の連絡が遅い理由やその対処法、問い合わせ方を解説。合格・不合格のサインもご紹介しているので、ぜひご覧ください。

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書類選考の結果通知が遅いのはなぜ?主な5つの理由

書類選考の結果通知が遅い理由は、応募者数が多く時間がかかっている、採用担当者が忙しいなど、企業によってさまざま。ここでは、書類選考の結果連絡が遅い場合の主な理由を5つご紹介します。

1.応募者が集まってから選考を開始している

結果連絡が遅いのは、応募者がある程度集まってから合否を出している可能性があります。会社によっては、より良い人材を採用するために、応募期間ぎりぎりまで待ってから書類選考を始めることも。その場合は、自分の書類が採用担当者のもとに届いてから選考が始まるまでに日が空くため、想定していた期間より長く感じることがあるでしょう。

2.応募者が多数いるため時間がかかっている

大企業の大量募集だったり、求人に対して応募者数が多かったりするのも、書類選考の結果連絡が遅い理由の一つでしょう。応募者が多数いるときは、選考がすべて終わるまで合否を通知されないため、結果を知るのが遅くなる可能性があります。

3.定休日や長期休暇が重なっている

書類選考の期間中に会社の定休日や長期休暇が重なっていると、結果の通知が遅くなる場合があります。応募時期によっては、年末年始やゴールデンウィーク、夏季休暇といったまとまった休暇を挟む場合も。その間は、採用担当者の業務ができないため、選考通知が遅いのも無理はありません。連休中は、通常より多めに選考期間がかかることを念頭に置きましょう。

郵送に時間がかかっている可能性も

書類選考の結果は電話やメールで通知されるとは限りません。郵送の場合、書類を用意したうえで、封入作業や郵送の手続きを行う必要があります。応募先企業の手間がかかる分、選考結果の連絡は遅いと考えましょう。

4.採用担当者が多忙で時間がかかっている

採用担当者が一人だったりほかの業務を兼任していたりする場合、多忙のため書類選考の通知が遅くなる可能性が高いです。担当者が忙しく、書類選考自体がなかなか進まなければ、すべて終えるのには時間がかかります。遅いと感じても、急かしたり文句を言ったりするのではなく、採用担当者の仕事が終わるのを待ちましょう。

5.合格者から通知している

書類選考の合格者を優先して通知している場合、不合格者への連絡が遅くなる傾向があります。会社によっては、あらかじめ「合格者のみ結果を通知する」と伝えられることもあるようです。とはいえ、連絡が遅い場合であっても合格した例は多いので、気長に待ってみましょう。

書類選考ではなく、面接結果が遅い場合もあります。面接の結果連絡が遅いときの理由について知りたい方は、「面接結果が遅いのは合格?不合格?企業に問い合わせる際の注意点を解説」をご覧ください。

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連絡が遅い!そもそも書類選考の期間はどのくらい?

書類選考の期間は企業によって異なりますが、1~2週間程度である場合が多いようです。以下、詳しく解説します。

書類選考は1~2週間程度が一般的

書類選考にかかる期間は、1~2週間程度といわれています。企業の内情やそのときの応募状況によって変わりますが、選考に2~3日、予備日として1週間程度を設定している企業が多いようです。

企業によって2週間以上かかることも

採用担当者が多忙だったり、複数の部署で選考をしていたりする企業では、書類選考の期間が2週間以上かかることもあります。また、大企業は長め、中小企業は短めなど、会社の規模によって選考期間が変わることも。大企業では、応募数が多く採用担当者が複数人いる場合が多く、選考結果の通知が遅い傾向があります。一方、中小企業では選考結果を出すまでのプロセスが短いため、早めに通知されることが多いようです。

書類選考の結果通知が遅いのは不採用のサイン?

書類選考の結果通知が遅いからといって、不採用とは限りません。書類選考期間の長さが合否に関係するかどうかは、企業によります。合格者から通知する企業もあれば、不採用者はそれ以上選考する必要がないために早く通知することも。また、採用担当者の業務状況や暦上の休暇などによっても左右されます。そのため、書類選考の期間だけで合否を判断するのは難しいといえるでしょう。

合格・不採用のサインは?

書類選考の場合、結果通知が遅いのは不採用のサインといううわさがあります。合格の場合、優秀な人材をいち早く確保する必要があるため、採用通知を早く出すと考えられるからです。とはいえ、先述のように、結果連絡のタイミングは企業によって異なるため、通知が遅い場合であっても合格することはあります。連絡が遅くてもあまり気にしないようにしましょう。

合格・不採用のサインに興味のある方は、「面接中の合格or不合格サインとは?」のコラムがおすすめです。書類選考を突破した方は、ぜひチェックしてみてください。

書類選考の結果連絡が遅いときの対処法

書類選考の結果通知が遅いのは、珍しいことではありません。不安になるかもしれませんが、「何もしない時間がもったいない」と気持ちを切り替えることが大切です。

焦らず落ち着いて結果を待つ

書類選考の結果連絡が遅い場合、企業側の作業が滞っているだけの可能性があります。「不採用かも…」とネガティブな気持ちになると、ほかのことが手につかないことも。焦ったり不安になったりするのではなく、落ち着いて通知を待つようにしてください

待つ間も求職活動は続けよう!

書類選考の結果が遅い場合、その分次の選考に向けた対策ができるはずです。一次面接や二次面接の対策をしたり、ほかの企業への応募書類を作成したりするなどして、時間を有効に使いましょう。書類選考を通過すると、すぐに面接日程が組まれることも。十分な準備をしておかないと、思うような結果に結びつかない恐れがあります。選考結果に対する不安な気持ちは、求職活動の準備をしっかり行うことへ切り替えましょう。

2週間以上連絡がないときは問い合わてもOK

2週間以上待っても選考結果がない場合には、採用担当者に問い合わせてもかまいません。特に、「1週間程度で結果を通知します」といった目安を通知されている場合は、連絡が漏れている可能性もあるので、聞いてみたほうが良いでしょう。ただし、問い合わせをする際には、採用担当者に悪い印象を抱かせないための工夫が必要です。次項で、採用担当者に問い合わせる際の注意点を解説しますので、参考にしてみてください。

書類選考の結果が遅いときの問い合わせ方法

書類選考の結果が遅い場合、2週間程度の時間を空けて採用担当者へ問い合わせてみましょう。問い合わせは電話ではなくメールで行い、担当者を責めたり急かしたりする内容は控えるのがポイントです。

書類選考の問い合わせは電話ではなくメールで行う

選考結果の問い合わせは、電話ではなくメールで行いましょう。電話の場合、担当者が忙しかったり不在だったりして、迷惑をかけてしまうことがあるためです。その点、メールの場合、担当者の都合の良いタイミングで返信ができるため、業務の邪魔になりにくいと考えられます。

責めたり急かしたりするような内容は控える

書類選考の結果通知が遅い場合であっても、それを責めたり急かしたりするような問い合わせ方をしてはいけません。「1週間後に結果をいただけると伺っていましたが」「もう2週間以上も連絡がない」といった聞き方をしてしまうと、「態度が悪い」とマイナス印象を与えたり、多忙な担当者を困らせたりする可能性もあります。

「予定が知りたい」という聞き方にするのがマナー

問い合わせる際は、「いつ頃に連絡をいただけますでしょうか?」のように聞きましょう。先述のとおり、「書類選考の結果の連絡が遅いのですが」「もう結果は出ているのでしょうか」といった問い合わせ方をするのは、相手の心証を悪くする恐れがあり、良くありません。次の選考に影響する可能性があるので、あくまでも「そちらの予定が知りたい」というニュアンスを心がけましょう。

メールで結果を問い合わせる際の例文

お世話になっております。
先日、貴社の求人に応募いたしました、◯◯(氏名)と申します。
書類選考の結果について、何日頃に通知をいただけるかお伺いしたくご連絡いたしました。
お忙しいところ恐れ入りますが、お返事をいただけますと幸いに存じます。
何卒、よろしくお願いいたします。

書類選考の結果連絡が遅いときは、上記のようにメールで問い合わせましょう。なお、件名は、【◯◯求人の書類選考について】〇〇(氏名)のように分かりやすくするのがポイントです。詳しくは、面接結果の問い合わせ方について解説するコラム、「面接結果は問い合わせても良い?メールと電話の例文や返信方法も紹介」を参考にしてみてください。

書類選考の結果が遅いときの見直しポイント

先述のように、書類選考の結果が遅いときは次の選考に向けた準備をするのがおすすめです。具体的にどのような準備をすればよいか分からない方は、以下の見直しポイントを確認してみましょう。

書類作成の基本マナーを再確認する

就活や転職活動が完了していないうちは、完成度の高い応募書類を作成できるよう、基本マナーを繰り返し確認することが大切です。たとえば、「文章は結論から書く」「誤字脱字は修正ペンで消さない」などの書類作成をするうえで最低限のマナーが守れていないと、内容がどんなに良くても「マナー意識が低い」といったマイナスの印象を与えかねません。書類作成のマナーは入社後の業務でも役立つため、「今さら確認しても遅いのでは」と考えずに取り組んでみてください。

面接に向けて自己分析を深める

面接で有効なアピールができるよう、自己分析を深めておきましょう。自己分析が甘い状態では、自己PRや志望動機を効果的に伝えられません。書類選考を突破したら、次は面接選考です。書類選考の結果連絡が遅い場合、油断しているとあっという間に面接の本番当日になってしまいます。いつ連絡がきても良いように、アピール内容だけでなく、質問を深堀りされたときに答えるエピソードもしっかりと洗い出しておきましょう。

他己分析や適職診断を活用しよう

自己分析が思うように進まないときは、他の人の力を借りるのも手です。信頼できる人に相談し、正しく自己分析ができているか、自己PRが説得力のある内容になっているかなどをチェックしてもらうと良いでしょう。また、適職診断を利用するのもおすすめ。客観的な視点で、自分の特徴や向いている仕事を確認できます。

企業研究をもう一度見直してみる

応募先企業について不足している情報はないか、適切に分析できているかを見直してみるのもポイントです。面接では、企業の社風や求める人物像と自分の強みを照らし合わせ、相性の良さをアピールするのが効果的。たとえ素晴らしい強みでも、応募先企業に必要な人材と思ってもらえなければ意味がありません。自分の強みが企業のどんな状況で役立つのかをイメージするためにも、企業研究はしっかりと行いましょう。

「書類選考の結果が遅い」「不採用だったらどうしよう」と不安な方は、若年層向けに就職・転職支援サービスを提供するハタラクティブへご相談ください。専任のアドバイザーが、応募先企業とも細かなやり取りを代行するので、選考結果の連絡が遅いときも安心して問い合わせられます。また、サービスの一環として、応募書類の添削や面接対策のアドバイスなども実施。「なかなか書類選考を通過できない」という方は、アドバイザーと一緒に原因・対策を考えられます。サービスはすべて無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

こんなときどうする?書類選考の結果連絡が遅いときのQ&A

書類選考の結果連絡が遅いときは、応募先企業へ直接問い合わせるべきか迷う方は多いのではないでしょうか。ここでは、書類選考の合否連絡が遅いときにありがちな悩みをQ&A方式で解説します。

書類選考が遅いときは直接聞いても良い?

書類選考の結果連絡が遅いときは、最低でも2週間程度待ちましょう。このコラムの「書類選考の結果連絡が遅いときの対処法」で解説しているように、連絡時期を見誤ってしまうと、採用担当者に悪印象を与える恐れがあります。ある程度待っても連絡が来ないときは、相手が不快にならないよう、「連絡可能な時期」を聞く形で問い合わせるのがポイントです。

書類選考を行う意味って何ですか?

企業が書類選考を行うのは、面接の前にある程度候補者の人数をふるいにかける狙いがあります。応募者多数の場合、全員と面接をしては選考期間が長くなる恐れも。応募者の人間性やスキル、志望度などを確認たうえで、面接したい人材を絞っているのです。詳しくは、
書類選考とは?企業側の目的と優れた応募書類の書き方」のコラムをご覧ください。

書類選考で重視されることは?

書類選考で重視されるのは、「業務で役立つスキルがあるか」「どのような人物か」といった点です。転職の場合、前職で培ったスキルもチェックされるでしょう。また、未経験業界や職種へ挑戦する場合は、「丁寧に書類を作成しているか」「アピール内容が自社とマッチしているか」といった点も見られます。詳しくは、「フリーター就活で気をつけたい!書類を通すために気をつけること」を参考にしてみてください。

書類選考の結果が不採用だった場合は?

書類選考で不採用となった場合は、ほかの応募先企業を探して求職活動を続行します。同じ会社へ再チャレンジする人もいますが、期間を空けずに応募するのは現実的ではありません。一度ほかの会社へ就職して転職する道もあるので、気持ちを切り替えて応募先企業を探しましょう。企業探しや求職活動に不安を感じている方は、就職・転職エージェントのハタラクティブへご相談ください。専任のアドバイザーがマンツーマンでサポートいたします。

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