【ポスドク問題】有能な研究員が抱える社会的不安とは?

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【このページのまとめ】

  • ・ポスドクとは、博士課程を修了したのち任期期限付きの研究員として勤務している人のこと
    ・ポスドクの多くは非正規雇用のため、生活に関して不安がある
    ・不安定な雇用は、有能な人材の使い捨てともいえる
    ・若いうちだと転職先が見つかりやすいので、動くならば早いほうが良い

「ポスドク」とは、大学院の博士課程を修了した後、大学や研究機関で任期付きの職に就いている研究員のことです。昨今、ポスドクの雇用が多くの問題をはらんでいることが問題視されています。どのような不安要素があるのか、詳しく見ていきましょう。

◆ポスドクって何?

「ポスドク」とは、博士号を取得したのち、大学や研究機関において任期付きで研究活動をする非正規雇用スタッフのことを指します。正式な名称はポストドクター。「博士研究員」とも言われています。

博士号を得るということは、最高学府において最大限、勉学に励んだということです。本来ならば、豊富な知識と探究心をもって、これからの日本や世界を牽引すべき人物ともいえるでしょう。

しかし、彼らのような人たちが、近年深刻な雇用問題に直面しているとのこと。
その原因と見なされているのが、ポスドク独特の雇用形態にあるようです。次の項で詳しく見ていきましょう。

◆「ポスドク問題」の概要

ポスドク問題は、おそらくあまり知られていないと思われます。そこで、ポスドクの雇用実態を詳しくまとめました。
どのような問題をはらんでいるのか、じっくりと見ていきましょう。

・非常勤勤務

任期1~3年の非常勤勤務のため、ポスドクは非常に不安定な立場に置かれています。
任期満了後、再任用されることもありますが、大半は「任期満了につき雇い止め」というケースが多いとのこと。新たな任用先が決まっていなければ、無職となり収入も途絶えます。
仮に次の任用先が決まっていたとしても、綱渡り状態な生活のため、結婚や妊娠を躊躇する人が多くいるようです。

・キャリアパス整備の不備

欧米では、ポスドクの期間を常勤職員になる前のトレーニング期間とみなしています。
つまり、ポスドク修了後は正規雇用されるキャリアパス(ロールモデル)が確立されているということ。この点が日本とは大きく違います。研究に重きをおくか、人に重きを置くかが問われるでしょう。

・待遇および社会保険について

雇用期間の見通しが不透明なうえ、待遇も良いとは言えない状況です。一般企業に勤務している同年代の人と比べると、若いときは遜色ないか、むしろ少し高額かもしれません。
しかし雇用が不安定なため、年齢を重ねていっても昇給は望めないでしょう。結果的に、一般企業の人たちよりも少ない給与ということが、往々にしてあるようです。
また、社会保険に加入していないという事例も多く、問題視されています。

・有能な人材の使い捨て

ポスドクの多くは、優秀な能力をもっている方や人類のために役立つ研究をしたいと思っている方です。正当に評価される世の中であれば、自身が極めたい研究課題に邁進できるかもしれません。
しかし、正規雇用の道が閉ざされている今の状態では厳しいでしょう。人類のよりよい未来を築くであろう人材を、薄給で都合よく使い捨てているとの見方もあるようです。

◆民間企業や法人への転職

ポスドクとして何らかの研究に携わり、常勤職員を目指したいという方は多くいます。
しかし、厳しい現状のため、ポスドクを辞め転職する人もいるようです。転職先にはどのようなところが多いのでしょうか。

・私立大学

大学の教授や准教授、助教授などへ転職する人がいます。けれども、採用枠が限られているうえ、任期付きの非常勤として雇用されるケースもあるようです。

・化粧品、食品、薬品、その他の製造業

年齢が若いうちならば、民間企業への転職は比較的スムーズかもしれません。懸念としては、求職者側がビジネスマナーに関しての知識が希薄かもしれないという点。自分は雇われる側、企業は雇う側という立ち位置を確認しましょう。


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