就職はもう無理?既卒やフリーター、ニートが成功する方法とは

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この記事のまとめ

  • 不採用が続くと、「就職はもう無理かも」と弱気になる人は多い
  • 就職がうまくいかないときは、無理と感じても就活のやり方を見直してみよう
  • 就職は無理かも…とつらくて諦めそうなときは、リフレッシュ日を設けよう

就職活動中、不採用が続いてしまうと不安や疲れから「もう無理かも…」と弱気になる人も多いでしょう。効率的な就職活動を行うためには、自分の経歴に合った進め方がおすすめです。このコラムでは、就職活動がうまくいかない人の特徴や対処法などを紹介します。就職活動がうまくいかないと気分が落ち込みやすく、どうしてもネガティブに考えがちです。適度にリフレッシュし、気持ちを整えて内定を勝ち取りましょう。

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「就職は無理」と感じる人は少なくない

就職活動に不安を感じる人は多く、不安がない人のほうが少数派です。ハタラクティブの「若者しごと白書2024」によると、不安を感じるポイントは人によって異なるものの、いずれの理由でも過半数を超えています。

就職活動・転職活動を始めるときの不安度【正社員】

1位 選考時に上手く自分を伝えられるか不安だ(63.9%)
2位 自分の経歴で就職・転職できる仕事があるか不安だ(63.2%)
3位 内定が出るまで就職活動を続けられるか不安だ(59.5%)

就職活動・転職活動における選考中の不安度【正社員】

1位 事前の面接対策(63.9%)
2位 面接でのアピール方法(63.0%)
3位 実際の業務内容や社風の把握(61.9%)
※「非常に不安だ」「やや不安だ」を合算した数値を表記

就職への不安は「誰でも感じるもの」と認識して、無理だと思う気持ちをどう乗り越えるかに目を向けるのが大切です。

参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024

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「就職は無理」と思う理由

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就職活動はしていても、なかなか結果につながらず「もう就職は無理」と思ってしまうこともあるでしょう。いくら応募してもなかなか書類選考を通過しないと、就職を挫折しやすくなってしまいます。この項では、就職を諦めてしまう理由についてまとめました。

「就職は無理」と思う理由

  • 書類選考で何度も落ちてしまう
  • 就活を始めてから1社も内定が出ていない
  • 自分のやりたいことが分からない
  • 学歴や経歴にコンプレックスがある

書類選考で何度も落ちてしまう

就職の最初の段階となる書類選考に通らなければ面接に進むことができません。既卒やフリーターから就職するときは転職扱いとなるので、基本的に履歴書と職務経歴書を送付します。書類選考での不合格が何度も続いてしまうと、気持ちはどうしても後ろ向きになってしまいまうでしょう。

就活を始めてから1社も内定が出ていない

就職活動を始めてから何社か選考を受けたものの、どの会社からも内定が出ていないと「自分にはもう無理なのでは…」と不安を感じてしまうでしょう。面接まで進んだのに不採用が続くと、苦手意識が強まり、次の選考でさらに緊張してしまうこともあります。

自分のやりたいことが分からない

正社員として働きたくても、自分がどんな仕事をしたいのか分からない方も多いでしょう。自分のやりたいことが分からない状態で選考を受けても、熱意が伝わりづらく不合格になりやすいようです。「自分にできる仕事がわからない原因は?適職を見つける方法を徹底解説」のコラムでは、自分にできる仕事の見つけ方について解説しています。ぜひあわせてご覧ください。

学歴や経歴にコンプレックスがある

「正社員の経験がない」「高卒は大卒に比べて不利」といった不安を抱えていると、「就職は無理かもしれない」と最初から弱気になってしまう場合もあります。学歴フィルターという言葉もありますが、有名大学を卒業したからといってそれだけで内定が出るわけではありません。人柄やポテンシャルを重視する企業もあるので、学歴や経歴に不安を感じ過ぎないようにしましょう。

就職するのが無理だと感じてしまう人が持つ特徴

自己肯定感が低かったり、仕事に対するビジョンを明確に持っていなかったりする人は就職を無理と感じやすいといわれています。この項では、就職するのが無理だと感じる人にみられる特徴を紹介するので、自分に当てはまる点があるかチェックしてみてください。

自己肯定感が低い

自己肯定感が低いと、自分に自信を持ちにくくなり、それが面接官にも伝わってしまいます。就職活動では、企業に対して自分を売り込むことが大切です。自分を売り込むためには、自分のことを徹底的に分析をして、特徴や考え方、強みなどを見つけ直す必要があります。

自己肯定感が低いと、自分自身を企業にうまくアピールできないため、就職に対して後ろ向きになってしまうようです。

やりたいことが無い

就職に対して明確な目的がない場合も、取り組みづらくなる原因です。前述したように、どんな仕事がしたいのかが分からなければ、企業へのアプローチも曖昧になり失敗することに。

また、やりたいことが分からないと就活に熱心になれないため、書類や面接の内容が薄くなってしまい不採用になるでしょう。

完璧主義

完璧を求めるあまり、少しの失敗や挫折で就職そのものを諦めてしまう方もいるようです。また、企業に求める条件が多いことも、就職を無理と感じる原因に。働く条件は人によって異なりますが、完璧主義の人は多くを求める傾向にあります。

給与が高く、自分のやりたい仕事ができて、残業が少なくて…と条件を満たす求人はなかなか見つかりません。求める条件を満たす求人がなかなか見つからないと、就職に対してネガティブになるでしょう。

そもそも仕事をしたいと思っていない

仕事をしたいと考えていなければ、就職は難しいといえます。就活をする人のなかには「親に言われたから、とりあえず行っている」「周りの友達が始めたからなんとなく合わせている」という方もいるでしょう。仕事をしたくないという気持ちでは内定を得るのは難しく、就職できたとしても早期退職になる恐れがあります。

働くことにマイナスイメージがある

働くことに対して「大変そう」「楽しくなさそう」とマイナスイメージを抱いている人も、就職が無理だと感じやすいでしょう。正社員はアルバイトと異なり、成果を求められたり、責任の重い仕事を任されたりと大変な側面があるのは事実です。そのような大変な部分ばかりに注目してしまうと、就職に前向きになれず、選考も進みにくくなります。

経済的な理由でアルバイトが忙しい

生活費を稼ぐためにアルバイトをしなければならず、「就職活動が無理…」と感じてしまう人もいます。アルバイトが忙しいと就職活動の時間が取りにくく、活動が長期化してしまう場合もあるようです。

また、交通費やスーツ代などを捻出するためにアルバイトを増やし、ますます時間が取れなくなることも。正社員を目指すなら、一時的にアルバイトを減らしたり、土日のシフトに入りやすい仕事を選んだりして、就職活動を優先するのがおすすめです。

合否が気になり次の選考に進めない

就職活動はいくつかの選考を同時並行で進めるのが一般的ですが、受けた会社の合否が気になり、次の選考に集中できないという人もいるでしょう。次の応募先に向けた書類作成や面接対策が手につかないと選考に通りにくくなり、次第に「就職は無理」と感じてしまうようです。

就職活動が無理難題となる5つの原因

就職活動が無理だと感じてしまう状況を変えるには、原因を把握して解決策を考える必要があります。就職活動が無理難題となってしまうのには、主に5つの原因があるようです。

1.自分を客観的に把握していない

前述の通り、就職活動では面接官に自分を売り込まなければなりません。そのためには、自分の強みや価値観を客観的に把握することが重要です。さらに、応募先企業に合わせてアピールする方法も対策する必要があります。

また、自分では強みと思っていたことが転職市場で求められるレベルではなかったというケースも。就職活動が無理・難しいと感じたら、第三者に意見を聞くようにしてみてください。

2.思い込みで業界・職種を選んでいる

「○○業界はブラック企業が多そう」「営業職はノルマがきつそう」など、思い込みだけで業界・職種を避けてしまうのは危険です。同じ業界・職種でも企業によって働き方や環境は異なります。イメージだけで除外すると応募総数が減り、就職成功の確率も低くなってしまうでしょう。

選択肢が狭いとマッチ度の高い企業を逃してしまう恐れもあるため、よく調べてから判断するのが大切です。

3.将来像が描けていない

就職そのものがゴールになっており、キャリアの将来像が描けていないと内定獲得が難しくなります。就職活動の面接では、「入社後にやりたい仕事」や「将来の目標」などを聞かれる可能性が高いです。その際、明確な回答ができないと志望意欲や企業との相性を疑われてしまいます。

また、将来像が描けていないと応募先選びの軸もブレてしまうため、就職が無理と感じてしまう原因にもなるでしょう。

4.相談できる人がいない

悩みを相談できる人がいないと1人で追いつめられてしまい、「就職は無理」と感じてしまう恐れがあります。就職活動では、「面接がうまくいかない」「自己PRでつまずいてしまう」など、さまざまな悩みがあるものです。その際、相談できる人がいないとネガティブ思考に陥ってしまい、行動力が鈍る恐れもあります。家族や友人に相談しにくい場合は、就職エージェントに相談するのもおすすめです。

5.今の仕事との両立が難しい

現在正社員として働いており、仕事と同時並行で就職活動を進めている人もいるでしょう。しかし、今の仕事が忙しいと企業研究や面接対策に時間をかけられず、失敗が続いてしまうこともあります。

また、スケジュール調整が難しいため、同時並行で選考を進めるのも困難です。結果的に時間がかかり過ぎてしまい、「就職は無理」と諦めてしまうケースもあるでしょう。

「就職は無理」と思ったらリフレッシュしよう

就職は無理と思いながら就活を続けても、なかなか効率よく進めるのは難しいでしょう。就活に行き詰まったら、無理して進めるのはやめてリフレッシュするのがおすすめです。

旅行をする

休日を利用して、普段出掛けないようなところへ旅行をしてみましょう。遠出が難しければ、日帰りでも行ける距離もおすすめです。旅行は非日常を経験できるため、自然と就職活動から意識が遠のくはず。いつもと違う土地や環境で過ごすと、視野が広がったり思わぬ経験ができたりと、就活から離れてリフレッシュできるでしょう。

旅行が難しければ散歩でもOK

自然のなかを散歩するのはもちろん、外に出て身体を動かすだけでも気持ちはリフレッシュします。また、散歩を日々のルーティンにすることで生活リズムが整ったり、睡眠が改善されたりする可能性も。就職活動で悩みを抱えている、不安でなかなか眠れないという方は散歩を習慣化してみましょう。

友人と遊ぶ

就職が無理、と弱気になったら気の合う友人と過ごすのもおすすめ。悩みを聞いてもらったり、友人の経験を話してもらったりすると解決につながることも。また、ときには就活を忘れて思いっきり遊ぶのもいいでしょう。

既卒では就職は無理?経歴ごとの就活方法

前述の通り、既卒やフリーター、高卒など経歴に自信がなくて就職は無理、と思う方もいるようです。新卒採用のみの会社や大手企業への就職は厳しいこともありますが、経歴に自信がなくても就職はできます。この項では、経歴ごとの就活方法をまとめました。

既卒では就職は無理?経歴ごとの就活方法

  • 既卒からの就職
  • フリーターからの就職
  • 高卒からの就職

既卒からの就職

既卒とは、学校を卒業したあと就職していない人のこと。明確な定義はないものの、一般的には学校を卒業後3年以内の求職者を指します。既卒には在学中に就職先が決まらず、そのまま卒業した人が多いようです。

既卒を新卒枠で応募可能とする企業もあるので、そのような求人を探してみるのも良いでしょう。また、若手を採用したい業界やポテンシャルを重視する企業では、中途採用枠でも採用される可能性が高いです。既卒の就活については「既卒1年目の就活は厳しい?就職を成功させるポイントを解説!」のコラムを参考にしてください。

フリーターからの就職

フリーターは正式な職歴ではないものの、社会経験があるので、経験やスキルをアピールすれば評価される場合もあります。また、学校を卒業後3年以内のフリーターは既卒に該当することもあり、新卒枠で応募できる求人もあるでしょう。

なお、フリーターから正社員を目指す場合、興味のある業界・職種のアルバイトを経験しておくのも良い方法です。「フリーターから就職する方法は?正社員になるメリットとおすすめの職種!」では、フリーターの就活方法についてまとめていますので、こちらもあわせてご覧ください。

高卒からの就職

高卒の場合、応募条件に「大卒以上」「専門学校卒以上」と制限をかけている企業には応募できません。そのため、「経歴不問」「学歴不問」「高卒以上」といった求人から応募先を選ぶことになります。

しかし、そのような求人を出す企業では、入社後も実力次第で昇進・昇給が目指しやすいといったメリットも。また、「高卒でも就職のチャンスはある!おすすめの就職先や就活成功のコツを紹介」を参考に、資格取得を検討するのもおすすめです。

ニートからの就職も無理ではない

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就職もアルバイトもしていないニートの人も、正社員になるのは無理ではありません。学校を卒業後3年以内であればニートも既卒に該当し、新卒枠に応募できる可能性があります。また、新卒で就職したものの3年以内に離職した場合、第二新卒としての就職活動が可能です。第二新卒は若いうえに基本的なビジネススキルが身についている人材として、一定の需要があります。

一般的に20代はスキル・経験よりも伸びしろが重視されやすく、需要が高い傾向です。ただし、無職期間については面接で質問される可能性が高いので、「なぜニートになったのか」「ニート期間中に何をしていたのか」については回答を準備しておきましょう。「ニートが就職するには?6つの理由別の対処法やおすすめの職種をご紹介!」のコラムでは、ニートが就職成功するコツについて詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

ニートからの就職が無理になってしまう原因

ニートから就職に成功できる可能性はありますが、以下のような特徴を持つ人は難しい場合もあります。

行動力が足りない

ニートから正社員就職を目指すなら、行動力が足りないと内定獲得は難しいでしょう。特に社会人経験がない場合は、ビジネスマナーや敬語の使い方を勉強する必要もあります。

また、経歴以外でアピールするための書類対策や、正社員になりたい理由の説明方法など、やるべきことは多いです。さらに、応募可能な求人をできるだけ多く探すには、求人サイトやハローワーク、就職エージェントなどさまざまな支援先を当たるのも大切といえます。

就職のデメリットに注目してしまう

「就職すると毎日早く起きなければならない」「人と話すのが億劫」など、デメリットばかりに注目してしまう人も就職が難しくなります。このような特徴を持つ人は自由なニート生活が終わるのが嫌で、逃げる理由を見つけがちです。

しかし、見方を変えれば「規則正しい生活で心身ともに健康になる」「コミュニケーション能力が身につく」といったメリットが豊富ともいえます。就職に対してポジティブな目を向けると、就職活動に意欲的になれるでしょう。

就職がうまくいかないのを他責にしている

就職がうまくいかないのを誰かのせいにしてしまうのも良くありません。失敗の原因を自分に見出せなければ、次の選考に向けて軌道修正するのが難しくなります。「親が協力してくれなかった」「友人のアドバイスが悪かった」など、他責にするのはやめましょう。

面接官は、仕事の失敗や困難を乗り越えられる人材かどうかを見極めようとします。日ごろから他責にしていると、面接でもそのような思考が伝わってしまうので注意が必要です。

「就職は無理」から脱却する9つの方法

「就職は無理」から脱却する9つの方法の画像

就職することが無理であると感じてしまった場合に、気持ちを新たに就職へ向かうにはコツが存在します。この項目では、代表的なコツを9つ紹介しますので、参考にしてみてください。

1.周りの人と自分を比べすぎない

1つ目は、周囲と自分を比較しすぎないことです。持っているスキル、経験、長所や短所などは人によって違うため、周囲と自分を比べても意味はありません。人によって「目指す企業」「やりたい仕事」「大切にしていること」は異なります。面接などで別の応募者と顔を合わせることがあっても、比べないようにしましょう。

2.自己肯定感を高めてポジティブに考える

自己肯定感を高めることで自信が持てるようになるので、周囲と比べずに済むでしょう。気持ちが前向きになったり、大切にする価値観を持てたりする効果も期待できます。否定的な言葉や発言を控え、姿勢を正すことから取り組んでみましょう。

3.自己分析をして自分の強みを探す

自己分析を改めて行い、自分が仕事に何を求めているのか、何に興味があるのか、企業にアピールできる強みはなにかなどを洗い出してみましょう。自分が仕事を通してなにをしたいのか、どんなことなら自信を持って取り組めるのかが分かれば、企業へのアピール材料になります。

4.企業研究で自分にマッチする企業を見つける

自己分析を行ったら、企業研究も併せて行いましょう。自分が大切にする価値観や強みが分かっても、それを発揮できる企業に応募しないとミスマッチとなり採用は叶いません。「企業研究は転職でも必ず行おう!情報の集め方と活用のポイント」のコラムを参考に、自分の考えに近い企業や強みを活かせる企業を見つけましょう。

5.基本的なマナーを身につける

選考でなかなか先に進めないことが理由で「就職は無理」と思っているなら、基本的なマナーを見直してみましょう。書類は誤字脱字がないか、文字の大きさは適切か、面接では言葉遣いや立ち居振る舞いができているか、服装は社会人としてふさわしいかなどがポイントです。

履歴書の書き方!【見本付き】職歴・学歴・志望動機などの作成方法を解説」や「面接マナーを解説!就職・転職活動に必須の礼儀作法と身だしなみとは」のコラムを参考に、確認してみてください。

6.時間の使い方を工夫する

アルバイトや今の仕事が忙しくて「就職なんて無理…」と思う人は、時間の使い方を工夫して効率性を高めましょう。通勤時間や休憩時間に求人サイトをチェックしたり、毎日時間を決めて就活対策を行ったりすることで、隙間時間も有効に使えます。日常の習慣を見直して、内定獲得までは就職活動を優先する生活にしてみてください。

7.広い視野を持つ

特定の企業や業界に固執していたり、「大手企業しか受けない」「△△職しかやりたくない」など自分で選択肢を狭めたりするのは就活が難航する原因になります。知名度やイメージで応募先を決めるのではなく、視野を広げてみましょう。志望企業の関連業界や、世の中にある職種を調べたりするのがおすすめです。

8.選考を受けたら振り返りを行う

不採用だった選考は振り返りを行い、改善点を見つけましょう。書類選考に通らなかった場合は、文字数や見やすさ、内容の伝わりやすさなどをチェックしてみてください。提出時は完璧だと思っても、時間が経って見直すと粗が見つかることもあります。

面接の場合、うまく答えられなかった質問や反応が良くなかった回答など、思い当たる部分があるでしょう。次の選考ではスムーズに答えられるように、改めて回答を考えておくのが大切です。

9.面接練習を徹底する

「就職は無理」という人のなかには、面接への不安が大きいケースもあります。「緊張しやすい」「プレゼンが苦手」という自覚がある人は、面接練習を徹底してみてください。

面接に成功するためには、回答を頭で考えておくだけでは不十分です。第三者に面接官役をやってもらい、本番に近い形で答えてみましょう。面接官役は家族や友人でも良いですが、ハローワークや就職エージェントの模擬面接を受けるのがおすすめ。身近な人より緊張感があるうえ、プロのアドバイスを受けられるため面接に成功しやすくなります。

就職が無理と感じている人におすすめの職種

すでに就職活動を始めており、何社か受けたものの内定が出ず「もう無理かも…」と感じているなら、志望職種を再考してみるのも良いでしょう。この項では、経歴・スキルに関係なく、挑戦しやすい職種について解説します。

営業職

営業職は求人数が多いうえ、経験やスキルよりも人柄を重視する傾向にあります。そのため、正社員の経験がないフリーターやニートから就職を目指す人におすすめです。アルバイトで接客業の経験があれば選考で評価される可能性もあるので、「フリーター期間が長いから就職は無理」と感じている人も採用されるチャンスがあります。

また、営業職は実力主義の職場が多く、成績が良ければ高収入を目指しやすいのもメリットの一つ。コミュニケーション能力も身につくので、将来の転職にも役立ちます。

警備員

警備員は無資格・未経験で正社員を目指せる職種です。また、研修を受けてから業務に当たるため、働くことに不安がある人も安心して就業できます。

警備員は人手不足のため、福利厚生や各種手当が充実している会社も少なくありません。資格取得支援制度がある会社で働きながら警備関連の資格を取得し、スキルアップを目指すことも可能です。「警備員に資格は必要?種類や難易度・給料への影響も解説」のコラムで、警備関連の資格を紹介していますのでご覧ください。

介護職

介護職は需要が高く、未経験歓迎の求人が多いです。少子高齢化の影響で介護業界は需要が伸びており、正社員になれるチャンスが豊富といえます。さらに、シフト勤務や訪問介護など働き方も多様なため、将来にわたって続けやすいのも魅力です。

また、介護職は学歴・年齢・性別に関係なく誰もがキャリアアップを目指しやすいといわれています。資格取得の費用を負担してくれる会社もあり、介護福祉士や社会福祉士といった難易度の高い国家資格を働きながら取得できる可能性も。自分の価値を高めて、雇用・収入を安定させたい人にはおすすめの職種といえます。

プログラマー

IT業界も人手不足でエンジニア職の求人が増えています。未経験からの就職を目指す場合は、プログラマーから始めるのが一般的。設計書に沿ってプログラムを書く仕事なので、未経験から技術を習得しやすいためです。

IT業界では就職後の研修を充実させている企業も多く、意欲次第でスキルアップもしやすいでしょう。将来はシステムエンジニアやデータベースエンジニアといった、高度な専門知識を必要とする職に就く道もあります。

配送ドライバー

ECサイトが増えた影響で配送ドライバーは需要が高く、求人が多い職種です。中型・大型の運転免許を持っていなくても採用のチャンスがあり、就職後に免許を取得させてくれる職場もあります。

配送ドライバーには長距離配送やルート配送など、さまざまな仕事があるので、希望の働き方に合わせて就職先を選びましょう。

どうしても就職が無理ならフリーランスや起業もあり

正社員として働くことにどうしても抵抗があるなら、フリーランスや起業という選択肢もあります。フリーランスは企業に所属せず、個人で仕事を請け負う働き方です。働き方を自分で決められるため、企業のルールに縛られたくない人に向いています。
ただし、自分で仕事を獲得するためには、何らかの専門スキルが必要です。一方、仕事を請け負うより、自らビジネスを生み出したい人には起業がおすすめ。ただし、安定した収入を得るためには、しっかりとした経営計画を立てる必要があり、就職に比べてハードルが高いといえます。

就職に無理を感じたときにおすすめの就活方法

就職が無理だと感じて行き詰っている人は、求人サイトと就職支援サービスを併用して幅広く求人を探してみるのが良いでしょう。

就職に無理を感じたときにおすすめの就活方法

  • 求人サイトから探す
  • ハローワークを利用する
  • 就職エージェントで就活のサポートを受ける

求人サイトから探す

希望条件を設定して、該当する企業を一括で探すには求人サイトが便利です。隙間時間にいつでも求人を閲覧できるので、効率的な就職活動が行えます。

ただし、一度にたくさんの案件を探せるのがメリットではあるものの、自分に合いそうな企業を見極めるのが難しい側面も。応募数が多過ぎて失敗が増えると「やっぱり就職は無理」と感じてしまう恐れがあるため、求人サイトのみで就職活動を進めるのは注意が必要です。

ハローワークを利用する

公的な就職支援機関であるハローワークは、職員への個別相談や模擬面接など、複合的なサービスを受けられるのが魅力です。また、全国に拠点があり、地域に根差した企業の求人が豊富にあるので地元で就職したい人に向いています。

ただし、求人探しやスケジュール調整は自分で行う必要があり、行動力に自信がない人には不向きな側面もあるでしょう。

就職エージェントで就活のサポートを受ける

「就職は無理かも…」という気持ちが拭えない場合は、就職エージェントを利用して就職活動のサポートを受けましょう。就職エージェントでは、応募書類の添削や面接練習、ビジネスマナー講座など就職に向けてさまざまなアドバイスとサポートを行っています。

また、アドバイザーが求人探しを代行してくれるため、書類作成や企業研究に時間をかけれられるのもメリットです。
紹介する求人について詳しい情報も伝えてくれるので、就職に対する悩みや不安も解消できるでしょう。

身近に相談できる人がいないという人は、就活のプロに相談してみませんか?就職・転職サポートサービスのハタラクティブには、経験豊富な就活アドバイザーが多数在籍。1人ひとりに合った求人紹介をはじめ、応募書類の添削、面接対策などのサポートを受けながら、求職活動を円滑に進めることができます。就職活動の心強いパートナーが欲しいという人は、ぜひ、ハタラクティブへご相談ください!

就職が無理だと感じる人によくあるQ&A

最後に、就職が無理であると感じる人によくある質問に回答していきます。

友達がほとんど就職していて焦ります…

就活は自分のペースで進めましょう。
就活は、周囲との競争という一面もありますが、自分の人生ですので、後悔しないことや辛い思いをせずに進めることも大切です。就職活動の準備を徹底的に行い、自分をどうアピールするかを考えていきましょう。「仕事が見つからない原因は?焦りや不安の解消法と年代別の解決策を解説」のコラムで焦りを感じたときにやるべきことを紹介していますので、参考にしてみてください。

フリーターからの就職は無理なのでしょうか

問題なく就職できます。
フリーターやニートであっても、仕事をすることに対してのモチベーションを高く持つことができれば、就職は十分可能です。仕事や働くことに対しての気持ちの準備ができていない場合は、転職エージェントやハローワークに相談をしてみましょう。

面接が苦手だと就職活動は無理ですか?

練習量を増やすと苦手意識が薄れるでしょう。
面接が苦手と感じる原因を把握し、練習のなかでその点を解消していくのがポイントです。たとえば、人前で話すのが苦手なら、第三者との模擬練習を繰り返し行うことで克服できる可能性があります。「面接練習のやり方を解説!よく聞かれる質問や一人で行う方法は?」のコラムを参考にして、自分なりの練習方法を見つけていきましょう。

働きながら就職活動するのが無理だと感じます

就職エージェントのサポートを受けるのがおすすめです。
退職後の就職活動は時間に余裕があり、選考に集中できるのはメリットですが、収入が途絶え焦りを感じる恐れもあります。今の仕事が忙しいなら、就職エージェントを利用して求人探しやスケジュール調整を任せるのが良いでしょう。「働きながら転職活動するのは無理?メリット・デメリットや成功のコツを紹介」のコラムでは、働きながら就職活動を行うコツを紹介しています。ハタラクティブでは面接日の調整などもアドバイザーが代行しますので、ぜひご相談ください。

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