既卒2年目はまだ間に合う!内定を勝ち取る就活の進め方とポイントをご紹介

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この記事のまとめ

  • 既卒2年目は新卒枠で応募できるので就職できるチャンスは多くある
  • 既卒2年目は、企業から熱意やポテンシャルの高さを求められている
  • 既卒2年目で就職を目指すなら、複数の企業にエントリーするのがポイント
  • 既卒2年目の就活では、空白期間を簡潔かつ前向きな言葉で伝えよう
  • 就活の際は、既卒に特化した求人サイトとエージェントを併用するのがおすすめ

「既卒2年目は就職できる?」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。企業は若い人材を採用する際に、意欲やポテンシャルの高さを評価する傾向にあります。また、既卒3年目までは新卒枠での応募が可能な企業も多いため、対策をしっかり行えば既卒2年目の就職は十分可能です。このコラムでは、既卒2年目の方におすすめの就活方法をご紹介。内容を参考にして、就職への一歩を踏み出しましょう。

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既卒2年目は就職できる?

新卒や既卒1年目と比較し「既卒2年目は就職活動がスムーズに進まない…」と感じている方もいるでしょう。しかし、厚生労働省は企業に向けて、「卒業後3年以内の既卒者は、「新卒枠」での応募受付を!」と通知を出しています。これにより、既卒3年以内の就職希望者を、新卒として受け入れている企業が多くあるため、既卒2年目は既卒3年目以降と比べると「就職のチャンスが多くある」といえるでしょう。「既卒は人生終了」「職歴なしの既卒は就職できない」などと諦める必要はありません。既卒2年目からの就職を成功させるには、早めに就職活動を始めることが重要です。

若さが武器になるので「職歴なし」は問題ない

企業は若い人材を求める場合が多いので、就職活動では年齢が若いうちに就職活動をしたほうが有利に進む傾向にあります。採用担当者は若い応募者に対し、「ここで働きたい!」「もっと成長したい!」といった熱意とポテンシャルの高さを期待しているようです。そのため、「職歴なし」「スキルなし」だとしても、十分若さをアピールできるでしょう。既卒2年目の就職活動では、職歴や空白期間をネガティブに捉えず、前向きな気持ちを面接で伝えることが大切です。自信を持って就活を進められるよう、後述する「既卒2年目は空白期間をどう伝える?例文4選」を参考に、しっかりと対策をとりましょう。

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2年目にかかわらず既卒を受け入れている企業は多い

厚生労働省の「労働経済動向調査(令和4年8月)結果の概要」によると、既卒者を募集している企業の割合は全体で69%にのぼりました。比較的割合が多い業界を以下の表にまとめたのでご覧ください。

業界名既卒の募集を行った企業の割合
医療・福祉86%
生活関連サービス業、娯楽業84%
金融業、保険業76%
情報通信業74%
宿泊業、飲食サービス業73%
建設業72%

引用元:厚生労働省「(3)既卒者の応募可否及び採用状況(14p)

上記のほかにも、「卸売業、小売業(69%)」「学術研究、専門・技術サービス業(64%)」など、さまざまな業界で既卒の応募を受け入れていることが分かります。
一方、既卒を実際に採用した割合がもっとも高い業界は、「サービス業(ほかに分類されないもの)」で50%でした。次いで、「医療・福祉(47%)」「宿泊業、飲食サービス業(45%)」「不動産業、物品賃貸業(42%)」という結果に。募集の割合に対し採用率は低いものの、「既卒の約半数が採用されている」と考えれば、就活の対策次第で就職は可能といえるでしょう。

参照元
厚生労働省
青少年の雇用の促進等に関する法律(若者雇用促進法)について
労働経済動向調査(令和4年8月)の概況

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既卒とは?

既卒とは一般的に、大学・高校・専門学校などを卒業後、1~3年の間に就職した経験がない若者を指す言葉です。たとえば、大学在学中に就職活動をスタートしたものの内定が決まらず、卒業後にアルバイトをしている場合は「既卒」に該当します。また、既卒と混同しやすいのが「第二新卒」です。第二新卒とは、学校卒業後すぐに就職したものの、何らかの事情によって短期間(一般的には3年以内)で退職した人を指します。既卒と第二新卒の大きな違いは、学校卒業後に正社員として働いた経験があるか否かです。
なお、在学中に就職活動を行う場合は「新卒」となります。ただし、「既卒2年目は就職できる?」で解説したように、「既卒1~3年以内=新卒」として扱う企業も。応募や面接の際、企業との間で認識の相違が生じないよう「既卒とは?就活の実態や新卒との違い・就職成功のポイントを解説!」のコラムも参考にしてください。

既卒2年目で就職する4つのポイント

既卒2年目で就職を目指すときは、「できるだけ早く就活を始める」「複数の企業にエントリーする」「面接対策をする」「空白期間を説明できるようにする」の4つのポイントを押さえましょう。以下で詳しく解説するので、すぐに取り組めることがないか確認してみてください。

1.できるだけ早く就活を始める

既卒2年目であれば、新卒向けの求人に応募が可能です。しかし、4年目以降になると新卒採用枠への応募が難しくなり、就職先の選択肢が狭まる可能性も。「就職したい」と思ったら、「●月●日までに就職する!」と期日を決めてすぐ行動に移しましょう。就職活動に何ヶ月掛かるかは人それぞれですが、スタートから3ヶ月程度を目安に期日を設定するのがおすすめです。

2.複数の企業にエントリーする

既卒2年目で就職を目指すときは、複数の企業にエントリーするのが効果的です。就職が正式に決定するまでには、「応募→面接→選考→内定→労働契約締結」といった流れがあります。なかには、二次面接・三次面接・最終面接を設けている企業も。1社の選考結果が出てから次の企業にエントリーしていると、就職活動の期間が長引く恐れがあります。気になった企業の面接を複数受けられるよう、スケジュールを調整しましょう。

なお、企業から内定をもらえなくても自己嫌悪に陥ったり、既卒であることを後ろめたく感じたりする必要はありません。「企業の求める人物像と自分の特性が合わなかっただけ」と割り切ることが大切です。最後まで諦めずに前向きな気持ちでエントリーしましょう。

一度不採用になった会社と同じ会社にエントリーは可能?

企業が人材を募集しているのであれば、一度不採用になった会社と同じ会社にエントリーすることは可能です。ただし、2回目だからといって採用の確率が上がる訳ではありません。また、再エントリーを認めていない会社もあるので、求人票や会社のWebサイトなどで確認しましょう。

3.面接対策をする

既卒2年目の就活において、面接対策は非常に重要です。模擬面接を繰り返し、言葉遣いや面接時のマナーを身につけましょう。また、「既卒は面接で何を質問されるのか?」を想定し、答えを準備しておくことも大切です。練習を繰り返し行っておけば、自信につながります。気持ちに余裕を持って本番に臨めば、採用担当者に好印象を与えられるはずです。家族や友人といった身近な人と面接対策をするほか、1対1で本番同様の面接練習ができるハローワークや、就職・転職エージェントを活用するのも一つの手でしょう。

4.空白期間を説明できるようにする

既卒2年目の就職活動では、空白期間をどのように伝えるかも重要です。学校卒業から現在までに何をしていたかを、明確かつポジティブに説明できるよう準備をしましょう。「既卒で空白期間があっても就活に影響はないの?面接対応の仕方も解説!」のコラムでは、既卒の就職活動で空白期間について質問される理由や、回答するときのポイントなどを解説しています。また、伝え方の例文は次の項目で紹介するので、あわせてご参照ください。

既卒2年目は空白期間をどう伝える?例文4選

ここでは、空白期間を伝えるときの例文を4つ紹介します。

1.公務員試験を受けていた場合
2.インターンに参加した場合
3.アルバイトをしていた場合
4.資格取得のために勉強していた場合

空白期間の過ごし方は、嘘やごまかしなく伝えることが大切です。履歴書と面接時の説明に相違があると、採用担当者への印象が悪くなってしまいます。話す内容にも一貫性を持たせるよう意識しましょう。

1.公務員試験を受けていた場合

「2年間公務員試験のために勉強し、試験を受けましたが採用には至りませんでした。勉強することが好きなので、公務員試験を通じて身につけた知識を活かし、事業に貢献したいと思っています。」

既卒2年目で公務員試験を辞めて企業への就職を考える場合は、空白期間中に勉強に励んでいたことをしっかり伝えましょう。公務員採用に至らなかった理由を分析し、学んだことや考えたことを説明に加えるのも方法の一つです。

2.インターンに参加した場合

「在学中は社会人として働くイメージができていなかったため、卒業後は販売職の長期インターンに参加しました。インターンに参加したことによって、販売職の難しさや社会人としての責任を学ぶとともに、お客さまと直接会話をすることで、仕事のやりがいや楽しさを実感できました。入社後はこの経験を活かして、更に販売スキルを磨きたいと考えています。」

空白期間にインターンに参加した経験があれば、そこでどのような経験をし、何を得たのか説明すると良いでしょう。さらに、インターン中の経験から、入社後に活かせるスキルを伝えると効果的です

3.アルバイトをしていた場合

「私のコミュニケーション能力不足が原因で、就職活動に失敗してしまったと考えたため、2年間飲食店で接客のアルバイトをしていました。アルバイトを経験したことで、今では人と接することへの抵抗感がなくなっただけでなく、お客さまが何を望んでいるかを汲み取れるようになりました。」

既卒2年目にとって空白期間のアルバイト経験は、アピールポイントになります。アルバイトも社会経験の一つなので、そこで培った人間関係や失敗から学んだことなどを伝えましょう。なお、アルバイトをしていた職種と、就職を希望する職種が異なっていても心配はいりません。企業が求めているコミュニケーション能力や、考える力があるかどうかをアピールすると良いでしょう。「フリーターの空白期間を逆手にとって就活を有利に立ち回ろう!」では、アルバイトをしていた期間を、プラスに変えてアピールするコツを解説しています。

4.資格取得のために勉強していた場合

「大学卒業後は、FE(基本情報技術者試験)の資格を取得するため勉強に励んでいました。システムエンジニアとして就職を希望しており、基礎知識と技術を身につけるためにも、これらの資格取得が必要だと考えたからです。勉強を通して身につけた知識を、御社の業務で活かしシステムエンジニアとして活躍したいと思っています。」

空白期間に資格を取得していた場合、なぜその資格を取得しようと思ったのか、どのようなスキルが身についたのかを説明します。学ぶ意欲があることは、既卒2年目の就活においてアピールポイントに。卒業からの2年間、目的を持って行動していた旨を伝えられれば、好印象を与えられるでしょう。既卒の履歴書作成については、「既卒の履歴書作成時は選び方や書き方にコツはある?新卒との違いも解説!」で詳しく紹介しているので、参考にしながら書いてみてください。

既卒2年目におすすめの就活方法

既卒2年目におすすめの就活方法は、「既卒に特化した就活サイトを活用」「新卒採用へ応募」「中途採用へ応募」です。また、1人で就職活動をするのが不安な方は、ハローワークや就職・転職エージェントを利用するのもおすすめ。それぞれの方法について、以下で詳しく解説するのでチェックしてみましょう。

既卒に特化した就活サイトを活用する

既卒2年目の就職活動では、既卒に特化した就活サイトを活用すると効率良く進められます。また、既卒2年目は新卒向けの求人にも応募できる場合が多いので、既卒向けサイト・新卒向けサイトどちらも利用すると選択肢が広がるでしょう。就活サイトに登録しておくと、気になる企業のエントリー受付開始時期や、説明会の日時などをメールで受け取れます。どのような企業の求人があるか見てみたいと思ったら、まず就活サイトに登録し情報収集するのがおすすめです。

ハローワークや就職・転職エージェントの併用がおすすめ

既卒2年目の就職活動には、「新卒応援ハローワーク」がおすすめです。就職・転職エージェントであれば、「20代向け」「フリーター向け」を選択すると良いでしょう。就職・転職エージェントでは、求人紹介をはじめ面接対策から採用後のフォローまで一貫したサポートを受けられます。プロのアドバイスを参考に就職活動をしたい場合は、ハローワークや就職・転職エージェントを活用するのがおすすめです。就職・転職エージェントの活用方法は、後述する「既卒2年目の就活にはエージェントを活用しよう」もご覧ください。

新卒採用に応募する

前述のとおり、既卒3年以内を新卒として扱っている企業が多くあります。新卒枠では若い人材を求めているため、既卒を積極的に採用している企業も増えているようです。既卒2年目が新卒採用に応募するメリットは、新卒枠の求人が多くあり大企業にも挑戦しやすいこと。また、入社後の研修が充実していたり、同期が多くコミュニケーションを取りやすかったりするなどのメリットもあります。ただし、新卒採用に関する明確な基準がないため、既卒2年目を新卒として受け入れるか否かは企業によって異なります。気になる企業が既卒2年目をどの位置においているかは、求人内容を確認しましょう。
なお、新卒枠はエントリー期間が限定されているので、チャンスを逃すと求人が少なくなってしまいます。新卒枠を狙うのであれば、早めの行動と対策が必要です。

中途採用に応募する

既卒2年目の場合、中途採用枠で応募する人が比較的多いようです。営業や事務、IT関連の仕事など幅広い職種で、未経験の既卒者を受け入れる企業があります。ただし、既卒を中途採用している企業では、即戦力となる経験や能力を求められることも。既卒2年目で中途採用に応募するときは、「既卒は中途採用を選ぶべき?新卒との違いや就職成功のコツをご紹介!」のコラムを読んで、応募のコツや中途採用のメリット・デメリットを知りましょう。

参照元
厚生労働省
新卒応援ハローワーク

既卒2年目の就活にはエージェントを活用しよう

既卒2年目の就活にはエージェントを活用しようの画像

既卒2年目は、新卒や既卒1年目と比べると、企業の詳細な情報を得にくい状況にあるようです。就職・転職エージェントを利用すると、求人票だけでは分かりづらい仕事内容や、社内の雰囲気などをアドバイザーから聞くことができます。以下に就職・転職エージェントのハタラクティブを利用し、就職を成功させた人の声を紹介するので参考にしてみてください。

「アドバイザーから自己PRのコツを教えてもらったり、模擬面接を繰り返したりして面接に臨んだ」
「チャットツールでアドバイザーにすぐ質問できて助かった」
「登録から1ヶ月足らずで就職が決まった」
「すごくフレンドリーで、親身になって話を聞いてくれた」
「明確な目標がなくても、希望条件に合う企業を紹介してもらえた」

ハタラクティブでは求人紹介をはじめ、履歴書の添削や自分らしさを出した自己PRの書き方などもアドバイスします。「既卒から正社員へ体験談」では体験談をまとめて紹介しているので、あわせてご覧ください。

就職・転職エージェントは、就活のプロの力を借りることができるのが利点。個人で行うよりも効率的に就活を進められるでしょう。ハタラクティブは、20代の若年層に特化した就職・転職エージェントです。専任のアドバイザーがマンツーマンでカウンセリングを行い、きめ細かく求職者の就活をお手伝いします。登録・相談はすべて無料なので、「既卒2年目で就職できるか不安…」「職歴なしから就職活動をするコツを知りたい」という方はぜひ一度ご相談ください。

既卒2年目が抱える就職の不安に関するFAQ

既卒2年目からの就職を目指す方が感じる、不安や疑問をQ&A形式で解決します。

既卒2年目で就職できますか?

若さが武器になるので既卒2年目は就職可能です。卒業後3年以内であれば、新卒枠での採用を行う企業もあります。一般的に、既卒と呼ばれるのは卒業後1年目から3年目までです。年齢を重ねるごとに就職先の選択肢は狭まる傾向にあるので、早めに就活を始めましょう。このコラムの「既卒2年目は就職できる?」でも解説しているのでご参照ください。

既卒の就活は新卒より厳しいですか?

新卒と比べ、既卒の就活が厳しいと感じる場面はあるでしょう。なぜなら、在学中に内定が出なかった既卒者に対し、「本人に何か問題があるのでは?」といった印象を抱く企業もあるからです。面接官の懸念を払拭するには、これまで努力したことや空白期間の過ごし方、志望動機などに説得力を持って伝えられるかが鍵となるでしょう。既卒の就活のコツは、「既卒の就活方法は?職歴の書き方やおすすめの支援サービスをご紹介!」で解説しています。

空白期間をどう説明すれば良いですか?

既卒になった理由と、空白期間に何をしていたかを正直に伝えましょう。面接官は、意欲の高さや長期間働ける人材かどうかを見極めるために、この質問をしています。既卒になった経緯や空白期間について素直に反省点を述べたうえで、現在の前向きな気持ちを話すのが好印象です。空白期間の伝え方は、「既卒で空白期間があっても就活に影響はないの?面接対応の仕方も解説!」をご覧ください。

既卒の仕事探しはどうすれば良いですか?

ハローワークや就職・転職エージェントの活用がおすすめです。既卒は、大学内の就活セミナーやキャリアセンターで情報収集ができません。また、就活をしている友人から情報が入ってくることも少ないでしょう。そのため、効率よく情報を集めて求人を探すには、就職支援機関を頼るのが賢明です。就職・転職エージェントのハタラクティブは、20代に特化した就活支援を行っているので、ぜひ一度ご相談ください。

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