既卒の履歴書の書き方とは?どんな用紙がおすすめ?コツや選び方を解説!

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この記事のまとめ

  • 既卒は職歴がないため、自己PR欄の広い履歴書を選ぶのが良い
  • 既卒は社会人と見なされるため、学生目線とは異なり現実的・具体的な内容が求められる
  • 正社員経験がない既卒者は、履歴書の職歴欄にアルバイト経験を書くのがおすすめ
  • 既卒者は、履歴書の志望動機や自己PRで「入社意欲」と「強み」をアピールしよう
  • 履歴書の書き方に悩んでいる既卒者は、第三者からアドバイスをもらうのも手

「履歴書の書き方が分からない」と悩んでいる既卒者は多いでしょう。既卒の履歴書は、「職歴欄を埋める」「自己PRで自分の長所をしっかりと伝える」といった書き方の工夫が必要です。このコラムでは、基本的な履歴書の書き方にくわえ、既卒ならではのポイントや既卒におすすめの履歴書の種類をご紹介しています。採用担当者に良い印象を与える履歴書を作成し、就職活動の一歩を踏み出すための参考にしてください。

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既卒が履歴書を選ぶ際の3つのポイント

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「履歴書のフォーマットはどれが良いんだろう?」「大学指定の履歴書は使用できる?」と迷っている既卒者向けに、履歴書を選ぶ際のポイントを3つ紹介します。既卒者は職務経歴でアピールするのが難しいため、自己PRや志望動機を強調できる履歴書を選びましょう。

1.自己PR欄が広い履歴書を選ぶ

既卒の場合、自己PR欄が広い履歴書がおすすめです。自己PR欄は、就職活動で志望企業に自分の魅力や長所をアピールするためのもの。職務経歴がなかったとしても、自己PRを充実させれば、自分の強みを採用担当者に十分伝えられるでしょう。
また、既卒にとって自己PRが重要となる理由として、第二新卒と比較されやすい点があります。しかし、職務経歴があるという点で第二新卒のほうが有利になりやすいため、既卒は自己PRをより強調する必要があるでしょう。

2.大学指定の履歴書は使用しないのがおすすめ

既卒の場合、大学指定の履歴書を使うのはなるべく避けましょう。一般的に、大学指定の履歴書は新卒が使うものと認識されており、学生ではない人が大学指定の履歴書を使うことに違和感を覚える採用担当者もいます。リスクを避けるためにも、既卒者は市販やWeb上でダウンロードできる履歴書を使用したほうが良いでしょう。既卒者が大学指定の履歴書を使わないほうが良い理由は「既卒の履歴書はどうする?用紙の選び方や職歴の書き方」でも解説しているので、ぜひご一読ください。

履歴書はどこで買う?

履歴書は、書店やコンビニ、100円ショップなどで購入可能です。Web上で公開されている履歴書の無料テンプレートをダウンロードする方法もあります。履歴書の入手方法が知りたい既卒の方は、「履歴書はどこで買う?種類や選び方もご紹介」もご確認ください。

3.職歴欄が広い履歴書は避ける

既卒者が就職活動で履歴書を選ぶときは、職歴欄が広い形式は避けるのが無難です。正社員経験のない既卒者が職歴欄の広い履歴書を使うと、空白が目立ってしまいます。市販の履歴書を購入する際は、フォーマットをしっかり確認しましょう。既卒者が選ぶべき履歴書の規格や種類は「既卒者におすすめ!履歴書作成の攻略法」のコラムでもまとめています。

既卒の履歴書の書き方は新卒と違う?

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就職活動における既卒の履歴書の書き方は、新卒時と異なります。「既卒」とは、高校や大学などの学校を卒業後、一度も正社員として就職した経験がない人のこと。学校を卒業した社会人である以上、企業に提出する履歴書には学生のときよりも高いクオリティが求められるでしょう。
履歴書のマナーや内容に不備があると、「学生気分で社会に出る準備ができていないのでは」と、社会人としての能力を疑われてしまう場合も。既卒ならではの作成ポイントを押さえ、採用担当者に好印象を与える履歴書を完成させましょう。

新卒で就職しなかった理由を書く必要がある

「新卒で就職するのが一般的」と考える採用担当者が多いため、既卒の就活では新卒で就職しなかった理由を説明する必要があります。既卒と新卒の大きな違いは「学校卒業後に空白期間があること」です。空白期間がある点をネガティブに考える企業もあるので、「なぜ既卒になったのか」「空白期間に何をしていたのか」「その経験から何を得たのか」を説明してマイナスイメージを払拭する必要があるでしょう。

社会人目線で書くことを意識する

就職した経験がなくても、既卒は社会人として見られます。学生として扱われる新卒は、大きな夢や野望を抱いていても大目に見てもらえる可能性がありますが、既卒は「社会の現実が分かっていない」とマイナス評価につながる恐れも。既卒の履歴書では、志望動機や将来の目標、自己PRにおいて、現実的・具体的な内容であることが重要といえます。
夢や目標を書く際は、「自分に適性があること」「目標達成のために必要な経験やスキル」「10年後・5年後・1年後の計画」などを説明すれば、現実的・具体的に考えていると伝わり好印象を残せるでしょう。

既卒は新卒枠に応募できる?

厚生労働省は「3年以内の既卒者も新卒枠で応募できるようにすべき」という指針を示し、若年層の雇用機会確保を企業に呼び掛けています。そのため、学校卒業後3年以内の既卒者を新卒として採用しようとする企業は増えつつあるようです。詳しくは、「既卒は新卒と同様に扱われるって本当?」のコラムをご確認ください。

参照元
厚生労働省
3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!~「青少年雇用機会確保指針」が改正されました~

既卒の履歴書の書き方:学歴欄

この項では、就職活動で既卒が履歴書を作成する際の学歴欄の書き方を解説します。

最終学歴の1つ前から書き始める

既卒に限らず履歴書の学歴欄は、自身の最終学歴の1つ前から書き始めるのが一般的です。大卒者の場合であれば、高校入学からの学歴を記入します。学校を中退した場合は、学校名の後ろに「中途退学」と明記しましょう。

学歴欄の書き方例

20☓☓年4月 私立○○高等学校 入学
20☓☓年3月 私立○○高等学校 卒業
20☓☓年4月 △△大学△△学部△△学科 入学
20☓☓年3月 △△大学△△学部△△学科 卒業

学歴欄の学校名は省略せず、正式名称で記載しましょう。「高校」は「高等学校」と書くのが正式です。「私立○○高等学校 入学」「私立○○高等学校 卒業」のように、入学年と卒業年を分けて書きます。年月は、和暦か西暦のどちらかに統一するのがマナーです。
また、最終学歴が大卒の場合、履歴書には学部・学科名まで省略せずにきちんと書きましょう。正社員経験がない既卒にとって、学生時代に学んでいたことは大きなアピールポイントになります。

中退や留年も正しく記載しよう

既卒者で浪人や留学、留年などを経験している人は、その事実もすべて記載しましょう。中退や留年は印象が悪くなるのでは…と不安に思う人もいるようですが、事実を隠すと学歴詐称となる恐れもあるため、履歴書には事実を正しく記載するのが重要です。事実を隠して採用されたとしても、後で発覚すると信頼を失う場合もあります。履歴書にはすべての学歴を正しく書き、中退や留年の理由を学歴欄に記載しておくのがおすすめです。

既卒の履歴書の書き方:職歴欄

ここでは、履歴書における職歴欄の書き方をご紹介します。既卒の場合はアルバイト経験を書いても問題ありません。正社員経験がないからといって、履歴書の職歴欄を空白のまま提出しないようにしましょう。

既卒であっても職歴欄は埋める

正社員として仕事したことがない既卒であっても、職歴欄は埋める必要があります。学校卒業後に空白期間があると、就職活動で採用担当者に「何もしていなかったのか」と悪い印象を与える恐れがあるからです。新卒であれば履歴書の職歴欄が空白でも問題ありませんが、既卒の場合は記入を忘れないようにしましょう。

履歴書と一緒に職務経歴書も提出すべき?

企業の求人に「応募書類は履歴書のみでOK」「職務経歴書は不要」と明記されている場合は、提出しなくても問題ありません。職務経歴書の必要性や作成ポイントについては、「転職活動で職務経歴書は必要?判断基準や自己PRなど項目別の書き方を解説」をご確認ください。

アルバイトやインターンの経験も書いてOK

既卒の場合、履歴書の職歴欄にアルバイトやインターンの経験を書くことも可能です。アルバイト・インターンで行った仕事内容や、担当していた役割も一緒に記載すると良いでしょう。学校卒業後の空白期間に何をしていたのかを具体的に伝えられるため、採用担当者に納得してもらいやすくなります。

職歴欄の書き方例

20☓☓年4月 株式会社○○ホテル 入社(アルバイトとして)
20☓☓年9月 株式会社○○ホテル 一身上の都合により退職
20☓☓年11月 株式会社△△レストラン 入社(アルバイトとして)
現在に至る

履歴書の職歴欄には、最低でも3ヶ月以上続けて働いたアルバイトの経験を記入しましょう。就活では短期間のアルバイト経験だと高評価につながりにくいからです。また、アルバイトの仕事を掛け持ちしていた場合は、それぞれの入社と退社時期を分けて明記します。
経験年数や状況ごとの職歴欄の書き方は、「アルバイトは履歴書の職歴欄に書くべき?好アピールにつながる書き方のコツ」で解説しているので、ぜひご参考ください。

アルバイト経験もない既卒者は何を書く?

アルバイトやインターンなど、就職につながる経験がない既卒は、「職歴なし」と記載します。何も書いていないと、書き忘れを疑われる可能性もあるため、空白のまま提出するのはやめましょう。
そのうえで、自己PR欄にプライベートで頑張った内容を書くのがおすすめ。具体的な書き方については「既卒の履歴書の書き方:自己PR」で解説します。

既卒の履歴書の書き方:志望動機

この項では、既卒の履歴書で重要な志望動機の書き方を解説します。志望動機は、「自分がなぜこの企業を選んだのか」を採用担当者に伝えるための項目です。志望動機を通して仕事への意欲や企業とのマッチ度もアピールできるので、効果的な書き方を把握しておきましょう。

志望企業に特化した理由を明記する

既卒者が履歴書の志望動機を書くときは、志望先に合わせた理由を明記しましょう。企業側は、競合他社ではなく自社を選んだ理由を聞くことで、応募してきた既卒者の熱意を確認したいと考えているからです。
志望理由は、志望するきっかけとなったエピソードを一緒に盛り込むと、説得力が増します。自身が魅力を感じた志望企業の特徴も伝えましょう。業界での立ち位置や競合他社と比較した場合の違いを調べて志望動機に盛り込み、採用担当者に入社意欲を伝えることが重要です。

既卒の就活では企業理解を示すことが大切

既卒者が履歴書に明確な志望理由を記載するには、志望する業界や企業、仕事の特徴などを事前に掴む必要があります。志望動機で業界や企業への理解を示し、就職活動で「入社したい」という熱意をアピールすることが大切です。「既卒が就職しやすい業界とは?就職のコツも解説」と「既卒の就職先におすすめの10職種を紹介!就活を成功させる方法も解説」では、既卒におすすめの業界や職種を紹介しているので、ぜひご一読ください。

既卒の履歴書の書き方:自己PR

ここでは、既卒者向けに履歴書の自己PRの書き方をご紹介します。自己PRは、経歴だけでは伝えきれない自分の人柄や魅力をアピールするための項目。職務経歴がない既卒にとって、自分をアピールする重要なポイントです。

1.冒頭で自分の「強み」を伝える

既卒者が就職活動で履歴書の自己PR欄を記入するときは、「自分の強みは○○です」と結論から書き始めましょう。結論を最初に示すことで、採用担当者が読みやすくなり、自身のアピールしたいことが伝わりやすくなります。

2.「強み」の根拠となるエピソードを示す

自己PRでは、「強み」を根拠付ける具体的なエピソードを盛り込みましょう。履歴書の自己PRでは、自分がどのような経験を経て現在の強みを得たのか、オリジナリティのあるエピソードを示すことが大切です。また、既卒の自己PRにおけるエピソードは、学生時代の経験より、アルバイト経験のほうが良いという考え方もあります。学生時代の経験を強調すると「新卒気分なのでは」とマイナスイメージを抱かれる恐れがあるためです。
ただし、アルバイト経験がなく履歴書に書く「強み」が思い浮かばない既卒の方は、学業に熱心に取り組んだ姿勢やボランティア経験をアピールしても良いでしょう。

学生時代の経験をアピールする例文

私は学生時代にサッカー部のキャプテンを務めました。私の学校は強豪校ではなかったので、部員のモチベーションが低く、練習にも張り合いがありませんでした。しかし私は、「やるからには一所懸命頑張りたい」と考え、全員が能動的に部活に取り組むための工夫をしました。
たとえば、達成可能な目標を立てて成功体験を積み重ねたり、練習メニューを部員自身で考えてもらったりすることで、「自分たちのための練習である」という考えを培いました。その結果、これまでで最高の成績を残すことができ、部員たちから感謝の言葉をもらうことができました。
この経験から、チームワークやモチベーションを高められるのが自分の強みだと考えています。将来は会社全体を活性化させられるようなチームを作り、自分がリーダーとなってみんなをけん引するのが目標です。

3.仕事で「強み」をどう活かすかをアピールする

既卒者の「強み」を仕事に活かす方法を盛り込みます。履歴書の自己PRは、就職活動で志望企業に自分を売り込むための項目です。得意なことを列挙した単なる自己紹介にするのではなく、自分が会社のニーズに合う人材であることをアピールしましょう。
以下は、書き方のポイントを押さえた自己PRの例文です。既卒の方は、例文を参考に、採用担当者に自分の良さが伝わるような自己PR文を作成しましょう。

【自己PRの例文(販売職の場合)】

私の強みはコミュニケーション力です。
大学を卒業したあとは、ホテルのフロントスタッフとして2年間働きました。ホテルには年齢や国籍を問わず多様なお客さまが来られるため、柔軟な対応と質の高い接客が求められます。私はお客さまに良い時間を過ごしていただけるよう、「相手がいま何を求めているのか」「自分ができることは何か」を常に考えた接客を心がけました。また、独学で語学力を身につけ、外国人のお客さまには英語で対応していたことから、とても感謝された経験があります。ホテルでの接客経験を通して、ビジネスシーンで必要な言葉遣いや作法も習得しました。
この経験で培ったコミュニケーションスキルを活かし、販売員として貴社の売り上げと顧客満足度に貢献したいと考えております。

【自己PRの例文(IT業界の場合)】

私は何事も分析するのが得意です。学生時代にはアプリ開発の企業でインターンを経験しました。社員の方から「ユーザーを○%増やせるように改善して」と課題を与えられた際、アクセス数が増減する時間帯を分析し、新しい情報を発信すべきタイミングを設定することから始めました。
さらに、ターゲットの平均年齢だけを見るのではなく、サービスごとにユーザーの年齢層にバラつきがあることに着目し、その年齢に響くであろうデザインや言葉選びに変更する提案をしました。
その結果、目標を上回る反響があり、インターン先で高い評価を受けることができました。
私は自分の強みである分析力を活かし、クライアントの要望に応えられるシステムエンジニアになりたいと考えております。

【自己PRの例文(貿易事務の場合)】

私の強みは臨機応変な対応力です。私は百貨店で受付のアルバイトをしていました。受付には多種多様なお客さまが来られ、売り場のご案内から販売員へのクレームまで、さまざまな対応を迫られました。ときには理不尽なクレームや、百貨店とは関係ない話など、どのように対応すべきか分からないケースもありましたが、先輩社員を見習って「よく聞くこと」「常に冷静でいること」「相手に合わせて対応すること」を身につけた結果、どのようなお客さまにも対応できるようになりました。
この経験から、ときにはマニュアルを外れて、状況に合わせた最適な対応をするスキルが身についたと思います。諸外国とのやり取りが多い貿易事務の仕事でも、自分の強みが活かせると自負しております。

例文のココに注目!

・最初に自分の強み(コミュニケーション力・分析力・臨機応変な対応力)を明記している
・強みを裏づける内容(アルバイトやインターンの経験)を盛り込んでいる
・自身の強みを仕事と結びつけてアピールしている

既卒の履歴書の書き方と作成方法:その他

以下では、履歴書の「資格欄」「本人希望欄」の書き方や、「証明写真」の作成方法について解説します。下記の内容を参考にしながら、既卒者の就職活動で印象アップにつながる履歴書を作成しましょう。

資格欄

履歴書の資格欄は、就職活動で自身のスキルや知識をアピールできる重要な項目です。現在保有している資格は、可能な限り記載すると良いでしょう。資格数が多くて書ききれない場合は、志望企業の仕事と関係のあるものから優先的に書いてください。
履歴書には、資格の正式名称を記載します。既卒者として不備のない履歴書を作成するためにも、事前に資格の正式名称を確認することが大切です。

履歴書には勉強中の資格も書ける!

履歴書の資格欄には、勉強中の資格も記載できます。既卒の方は、講座やセミナーの受講経験を記入したり、「○○検定 取得に向けて勉強中」と書いたりして、資格を取得する意思があることを示しましょう。志望企業の仕事に役立つ資格であれば、就業意欲のアピールにもつながります。既卒の就職活動で役立つ資格を知りたい人は、「既卒で就職する人が取っておきたい資格」をご一読ください。

本人希望欄

履歴書の本人希望欄には、「貴社の規定に従います」とだけ書くのが一般的です。就職活動の履歴書で、「特になし」や空白のまま提出するのは避けましょう。求人で勤務地や職種の選択肢が複数示されている場合は、本人希望欄を使って要望を伝えても構いません。その場合は、採用担当者が納得できるような理由も一緒に記載するのがおすすめです。本人希望欄の書き方に迷った既卒者の方は、「希望勤務地の書き方や答え方を詳しく解説!採用されるためのポイントは?」のコラムをチェックしてください。

証明写真

既卒の就職活動では、履歴書に貼る証明写真をスタジオで撮影してもらうのがおすすめです。スタジオでは、プロの写真家から印象の良い表情の作り方や写り方のアドバイスをもらえます。就業経験のない既卒者も、安心して完成度の高い証明写真を作成できるでしょう。
証明写真の裏面には、自分の名前を記入します。もし履歴書から証明写真が剥がれてしまっても、どの応募者の写真なのか分かるようにするためです。摩擦で文字が消えるペンや鉛筆は避け、ボールペンを使用しましょう。
また、写真は3ヶ月以内に撮影したものを使うのがマナーです。学校卒業から3ヶ月以上経っている既卒の場合、学生時代に撮影した写真は使えないので注意しましょう。履歴書に使用する証明写真の期限については「履歴書の証明写真の使用期限は、撮影から3ヶ月以内」をご一読ください。

就活で既卒が履歴書の作成に行き詰まったら?

就活で既卒が履歴書の作成に行き詰まったら?の画像

自己分析や企業研究を行ったものの、「自分の強みが見出せない」「履歴書で自分をどうアピールすれば良いか分からない」と悩んでいる既卒者もいるでしょう。就職活動で履歴書の内容や書き方に迷った場合は、第三者からアドバイスをもらうのがおすすめです。

社会人経験がある家族や先輩に相談する

自分の強みが見つからない既卒の方は、社会人経験がある家族や先輩に相談してみましょう。自分をよく知る第三者であれば、自分だけでは思い当たらなかった意外なアピールポイントを教えてもらえる可能性があります。完成した履歴書を見せ、客観的な意見をもらうのもおすすめです。

エージェントを利用して就活のプロに相談する

履歴書に書く内容に迷っている既卒者は、就職・転職エージェントに相談するのも手です。就職・転職エージェントでは、選考対策の一環として、応募書類の作成補助や添削などのサポートも受けられます。就活のプロからアドバイスを受けられるので、経歴に不安を持っている既卒者も、安心して履歴書を書き進められるでしょう。そのほか、就職・転職エージェントを利用するメリットについては、次の項で解説します。

履歴書だけじゃない!既卒の就活で大事なポイント

既卒が正社員就職に成功するためには、履歴書だけでなく就活の進め方にも気をつける必要があります。

1.少しでも早く就活を始める

正社員の経験がない既卒は、中途採用枠では不利になりやすいため、新卒枠で応募できるうちに就職するのがおすすめ。空白期間を短くするためにも、少しでも早く就活を始めるのが重要です。
ここでは、厚生労働省の調査「第7回 今後の若年者雇用に関する研究会資料」の、既卒を新卒枠で応募可能とする場合の「卒業後の経過年数」について、2018年と2019年を比較してみましょう。

引用:厚生労働省「第7回 今後の若年者雇用に関する研究会資料 既卒者の募集状況(p.40)

応募可能な卒業後の経過年数を「1年以内」とする企業を見ると、2018年は8%でしたが2019年は13%に増えています。また、「1年超〜2年以内」とする企業は6%から9%に増えました。
一方、「卒業後の経過期間に上限はない」とする企業は、2018年は60%でしたが、2019年には47%に減っています。「2年超または経過期間に上限はない」という企業の割合は75%と高いものの、3年以内を目安とする企業も多いのが実態です。
この結果から、学校を卒業してからの時間が短いほど、就職先の選択肢は多いと分かるでしょう。

参照元
厚生労働省
第7回 今後の若年者雇用に関する研究会資料

2.「既卒の就職は厳しい」と決めつけない

既卒の就活では、転職サイトや企業説明会などで幅広く求人を探し、積極的に応募するのが大事です。そのため、最初から「既卒だから正社員になるのは難しい」「既卒の就職は厳しい」と決めつけて行動力が足りないと、就職成功が遠のいてしまいます。
人手不足の業界や、後継者を必要としている企業では、若い既卒を歓迎する場合もあるでしょう。また、経験やスキルよりも「意欲がある若手を採用して育てたい」と考える採用担当者もいます。前向きに就活に取り組み、そのような企業に出会える可能性を高めましょう。

3.就職・転職エージェントを活用する

「1人での就活が不安」「頑張っても上手くいかない」という既卒者は、就職・転職エージェントを活用するのがおすすめです。就職・転職エージェントでは、一人ひとりに合わせたサポートを行い、求人探しから内定獲得までを支援してくれます。もちろん、履歴書の書き方や面接対策についてもアドバイスを受けられるでしょう。
就職・転職エージェントには、業界特化型やハイクラス転職向けなど、さまざまな種類があるので、既卒・フリーター向けのものを選ぶのがおすすめ。そのような就職・転職エージェントに求人を出す企業は、「ポテンシャル重視で採用したい」と考えているケースが多く、既卒の採用に前向きな可能性があります。プロのサポートを受けることで、就活マナーやアピールの方法も身につき、就職成功の確立を高められるでしょう。

履歴書の書き方が分からず迷っている既卒の方は、ぜひハタラクティブをご活用ください。
ハタラクティブは、既卒や第二新卒などの若年層を対象とした就職・転職エージェントです。一人ひとりの適性に合った求人紹介のほか、専任のアドバイザーが応募書類作成のサポートも実施。就活のノウハウを熟知したアドバイザーから助言や添削を受けられるので、好印象につながる履歴書を作成できるでしょう。また、あなたの強みを一緒に洗い出し、志望先の企業に合わせた自己PRの内容についてもアドバイスしますので、安心して面接に臨めます。ハタラクティブのサービスはすべて無料でご利用いただけますので、まずはお気軽にご相談ください。

既卒の履歴書の書き方に関するQ&A

ここでは、既卒の履歴書の書き方でよくある質問にお答えします。履歴書の書き方に悩んでいる既卒者は、ぜひご覧ください。

ニートは履歴書に何を書けば良いのか分かりません

大学卒業後ニートになった人は、包み隠さず履歴書に書きましょう。職歴欄は空欄になってしまいますが、志望動機欄と自己PR欄で自分をどうアピールするかが大切です。採用担当者に「仕事がしたい」という自分の本気度をどう伝えるかを意識してみてください。「ニートだから書くことがない」ではなく、「ニートだからこその経験や気づき」を履歴書に書きましょう。「ニートから正社員は無理じゃない!受かる人の特徴やおすすめの仕事を紹介」のコラムで、正社員になれる人の特徴を紹介していますので、ご一読ください。

職歴にアルバイト経験を書いても良い?

履歴書の職歴欄にアルバイト経験を記入しても問題ありません。志望先企業に関係のある業界や職種でのアルバイト経験は、就活でのアピール材料になることがあります。特に、学校卒業後に空白期間がある場合は、面接官に質問される可能性が高いため、アルバイト経験を記入するのがおすすめです。詳しい履歴書の職歴欄の書き方は、「職歴がない場合の履歴書はどう書けば良い?書き方を解説」のコラムで紹介しています。

履歴書に書くことがない既卒はどうすればいい?

既卒期間中にアルバイトをしておらず、履歴書の職歴欄に書くことがない場合は、学生時代のアルバイトや部活などの経験を記載しましょう。また、既卒になってから勉強した資格を記入しても問題ありません。「履歴書でどのようなことをアピールすれば良いか分からない…」という既卒は、「既卒者向けの自己PRの書き方や作成ポイントを解説!例文も紹介」のコラムを参考にしてみてください。

既卒で履歴書に書けるような強みがない…

「強みがない」と感じている既卒は、自己分析で自分の強みを見つけましょう。自分の過去の経験を洗い出すことで、面接でアピールできる強みが見えてくるはずです。「自分の強みを見つける方法と面接時の伝え方を探ろう!」のコラムで強みの見つけ方を紹介していますので、参考にしてみましょう。「自己分析をしても自分の強みがよく分からない…」という既卒は、ぜひハタラクティブへご相談ください。専任のアドバイザーによる丁寧なカウンセリングで、就活で活かせる強みを見つけるお手伝いをいたします。

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