既卒の自己紹介では何を伝える?面接での回答例やポイントも解説

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この記事のまとめ

  • 既卒の自己紹介では、新卒で就職しなかった理由や卒業後の経歴に触れる
  • 既卒の自己紹介では、明るくはきはきと話すことや面接への感謝を示すのがポイント
  • 自己紹介は30秒から1分半くらいにまとめ、内容は軽く触れる程度にとどめる
  • 既卒の就職活動がうまくいかないなら、就職支援を受けることも検討すると良い

既卒の自己紹介で、どんな内容に触れれば良いか分からない人もいるでしょう。既卒の自己紹介の内容は基本的に新卒と同じですが、「新卒で就職しなかった理由」「卒業後にしていたこと」について触れる必要があります。よって、在学中に関する内容は少なめにして卒業後の経歴に重きを置くようにしてください。また、将来の展望を示すことやポジティブな伝え方を心がけるなど、既卒の面接の重要ポイントも押さえておきましょう。

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既卒の自己紹介で触れるべき5つの内容

既卒の自己紹介は、一般的に次の5つの内容で構成されます。以下、それぞれ見ていきましょう。

1.挨拶

「本日は面接の場を設けていただき、ありがとうございます。」と、面接に呼んでもらったことへの感謝を述べます。

2.氏名・最終学歴

既卒の場合は「20△△年に△△大学△△学部△△学科を卒業しました(氏名)と申します。」のように、卒業した年と最終学歴を述べたうえで名乗りましょう。

3.学生時代に取り組んだこと

「学生時代には哲学を専攻しており、主にドイツ観念論を学んでおりました。サークルでは写真研究会に所属し各地の風景やイベントで人物を撮影したり、写真コンクールに出展をしておりました。」など、自分の専攻やサークル活動について簡単に説明しましょう。ここではあまり長く話さず、コンパクトにまとめるのがポイントです

4.卒業後の経歴

卒業後の経歴は面接官が特に聞きたいところなので、すぐに就職しなかった理由とその期間にしていたことについて少し詳しく話します。あくまで自己紹介なので、長くならないように注意しましょう。

「卒業後は大学院へ行くか就職するか迷いながら、在学中のアルバイトだった塾講師を続けていました。塾講師の時給が良く生活ができたため、しばらく続けながら進路について考えていました。」など「当時どう考えたうえで何をしていたか」が面接官に分かるようにまとめてみてください。

5.就職しようと思ったきっかけ

応募者が就職しようと思ったきっかけは、面接官にとって最も聞きたい内容の一つです。長く説明するよりも、短くても説得力のある言葉を選ぶのが大事です。

「就職活動に失敗して既卒になってしまった」という場合には、当時内定がもらえなかった理由について自分なりに分析し、改善点について軽く触れると良いでしょう。また、「自己紹介の仕方を例文で解説!伝え方のポイントもおさえよう」のコラムも参考にしてみてください。

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既卒の自己紹介の3つのポイント

既卒の自己紹介では、笑顔ではきはきと話したり面接への感謝を示したりといった面接官への配慮が大切です。以下、それぞれ詳しく解説します。

1.笑顔で明るくはきはきと話す

話す際の雰囲気は人の印象に大きく影響するので、発言するときは明るい印象を心がけましょう。また、はきはきと話すと快活で仕事ができそうな印象を与えます。

ネガティブな内容を話すときでも、自信がなさそうな話し方やボソボソとつぶやくような話し方はできるだけ控えましょう。

2.30秒から1分半くらいにまとめて話す

自己紹介の内容は全体が30秒から1分半くらいになるようにまとめておきます。一度に多くのことを話すと長くなり、かえって伝わりづらいからです。内容の詳細はのちに面接官に聞かれるので、自己紹介の時点では軽く触れる程度でとどめましょう。

3.面接の場を設けてくれたことへの感謝を示す

自己紹介の段階で、忙しいなか面接の場を設けてくれたことへの感謝を示しましょう。「本日は面接の場を設けていただきありがとうございます。」と一言添えるだけでも採用担当者に好感を与えられます。

自己紹介では内容について質問されることもあるので、心の準備をしておくと良いでしょう。自己紹介での質問については「自己紹介で質問されるのは良いこと?面接でよく聞かれる内容と回答例を紹介」で解説しています。

既卒の面接の主な流れ

既卒の面接は主に次のような流れで行われます。以下、それぞれ見ていきましょう。

自己紹介

自己紹介は、先述のように短い時間で概要のみに触れます。既卒になった理由や卒業後にしていたことは面接官が深く聞きたいところなので、のちに質問される可能性が高いでしょう。そのため、自己紹介の段階では詳細を省略しても構いません。

既卒になった理由の説明

自己紹介で簡単に触れた内容について、ここで詳しく説明します。既卒になった理由は「希望業界の企業から内定をもらえず、就職浪人をしたため」「公務員試験を受けるつもりでいたため」など、明確に伝えましょう。

卒業後にしていたことと就職しようと思ったきっかけ

卒業後にしていたことについては「△△のアルバイトをしていた」「資格試験の勉強をしていた」など具体的に伝えます。また、就職しようと思ったきっかけについては「周囲の人の話を聞いて今後キャリアを積むためにも正社員として働きたいと考えたから」「自分のやりたい仕事は公務員でなく民間企業のほうがより実現できると考えたから」など、就職活動に至った動機や心情を細かく伝えるのが大事です

志望動機

既卒の志望動機のポイントは「正社員になれれば良いと思っているのでは」「他社で採用されないような人物なのでは」といった面接官の応募者に対する不安を払拭することです。そのために、企業研究や自己分析で「なぜ応募先企業でないといけないのか」について説得力のある回答ができるようにしておきましょう。

逆質問

逆質問とは「何か質問はありますか?」と面接官から問われることをいいます。逆質問は熱意をアピールできるチャンスなので、質問事項は事前に2~3個は用意しておきましょう。ただし、待遇や調べればすぐ分かる内容は面接官に「自社について調べていない」とマイナスな印象を与え、逆効果なので避けてください。

面接の流れについては「面接の流れやマナーを受付・入室・退室の場面別で解説!」のコラムで詳しく解説していますので、ご参照ください。

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既卒の面接を成功させるための3つのコツ

面接では既卒になった理由や将来の展望を分かりやすく伝えることに加え、ネガティブなイメージの払拭を心がけるのが成功のコツといえるでしょう。以下、それぞれ詳しく説明します。

1.既卒になった理由を説明できるようにしておく

既卒になった理由は、誤魔化さず正直に伝えましょう。その際には就職活動をするに至った経緯や心情も添えて、今は正社員として働くやる気があることを示してください。

2.将来の展望を示す

志望動機を述べる際には、仕事における将来の展望について触れるようにします。採用担当者が既卒の応募者に求めているのはスキルでなくポテンシャルなので、どのような目標を持って業務にあたるのかを知りたいと思っているからです。
将来の展望では、△年後といった数字やできるようになっていたいスキル、就きたい役職などに触れると説得力が増します。

3.ポジティブな伝え方を心がける

たとえ既卒になったのがネガティブな理由だったとしても、ポジティブな内容で終わるような伝え方の工夫が必要です。ネガティブな内容で終わってしまうと、今でもその点が解決できていないのではと面接官に不安を抱かせるからです。

「当時は自分のしたいことが分からず、志望動機があいまいだったため内定をもらえず既卒になってしまいました。しかし、その後企業研究や自己分析の徹底を通じてやりたいことが明確になり、改めて自分のしたい仕事の就職活動に取り組んでいます。」など、解決策や今の前向きさを伝えることでネガティブな印象を払拭できます。

既卒の就職活動で悩んだら就職支援を受けてみよう

既卒での就職活動でうまく行かないと感じている人は、就職支援を受けるのがおすすめです。既卒では自分一人で就活をするので、孤独を感じたり自信をなくしてしまったりする人も。就職支援サービスでは職員が全面的にバックアップしてくれるので、安心して就活に取り組めるでしょう。以下、主な支援サービスについてご紹介します。

わかものハローワーク・ジョブカフェ

わかものハローワークやジョブカフェでは、34歳までの若者を対象にした支援を行っているのが特徴です。正社員経験がない人に対しても、未経験可の求人を紹介しています。また、無料の就活セミナーやカウンセリング、選考対策などもしてもらえるのがメリットです。「ハローワークの利用方法|初めての方向けに利用条件や登録のやり方をご紹介」のコラムでハローワークの詳細をご確認ください。

就職エージェント

就職エージェントとは民間企業の運営する就職支援サービスのことです。企業によって支援対象が異なっていたり一つの業界に特化していたりとそれぞれ特徴があります。自分に合った就職支援サービスを選ぶと、希望する求人に出会いやすいのがメリットです

近年政府は就職支援に力を入れており、支援サービスの充実や求人の増加など既卒の就活しやすい環境が整いつつあります。一人での就活に悩んだら、積極的に就職支援サービスを活用してみると良いでしょう。エージェントの利用方法で悩んだら、「就職エージェントとは?活用するメリットやデメリットを知ろう」も参考になります。

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既卒の自己紹介に関するQ&A

既卒の自己紹介では明るい印象と積極的な姿勢が大事です。ここでは、既卒の自己紹介についてよくある質問と回答をご紹介しています。

既卒の自己紹介では何を言えばいい?

既卒の自己紹介では挨拶・氏名・最終学歴にくわえ、就職しようと思ったきっかけや卒業後の経歴について触れます。自己紹介のポイントについては「面接の自己紹介!合否をわける重要なポイント」のコラムを参考にしてみてください。

新卒の自己紹介と違う点は?

新卒と違うのは「なぜ新卒で就職しなかったのか」「卒業後どうしていたのか」について触れる必要がある点です。既卒者の選考においては、その二点が採用担当者の一番知りたいことだからです。自己紹介では学生時代の話を短めにして、少し長く説明すると良いでしょう。

自己紹介とその後に話す内容はどう差をつける?

自己紹介では詳しい内容に踏み込まず、後で改めて聞かれたときに詳しく説明すると良いでしょう。自己紹介の段階では「△△をしていました」など端的な回答で構いません。詳しい内容は応募書類にも書いているので面接官もある程度把握しているので、心配しなくても良いでしょう。
自己紹介と自己PRの違いについては「面接の自己紹介は何を伝えるべき?自己PRとの違いと例文」のコラムが参考になります。

面接であがってしまい自己紹介がうまくいきません…

自己紹介がうまくいかないのであれば、より面接練習を重ねる必要があります。
自己紹介の時点で言葉に詰まってしまうとコミュニケーション力に懸念を持たれることもあるため、本番までにある程度慣れておくのが大事です。ハタラクティブでは求人紹介のほかに選考対策も行っていますので、一度ご相談ください。

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