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既卒の就活は強みをアピールすることがカギ!履歴書の自己PR例文も紹介
この記事のまとめ
- 既卒が就活でアピールできる強みは、入社時期を調整しやすい点や卒業後の経験など
- 挫折した経験がある場合も、既卒の就活における強みになり得る
- 既卒が就活で強みを伝えるときは、アピール材料を1つに絞ることが大切
- 既卒の就活では強みやアピール材料を探すだけでなく、履歴書の作り込みも重要
あなたにおすすめ!
既卒者のなかには、「就活でアピールできる強みは何?」と気になる方もいるでしょう。既卒の方が就活でアピールできる強みには、入社時期を調整しやすい点や卒業後の経験などがあります。このコラムでは、既卒者が正社員就職においてアピールできるポイントや方法について解説。また、自己PRの例文も紹介しているので、ぜひお役立てください。
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既卒の就活でアピールできる強みとは?
既卒者が就活でアピールできる強みには、すぐに働き始められる点や、卒業後に積んだ経験などがあります。どのようなポイントが強みとしてアピールできるのか、以下で確認してみましょう。
入社時期の調整がしやすい
既卒の強みとして挙げられるのが、入社時期を調整しやすい点です。新卒の場合は内定をもらってから卒業まで待つ必要があるほか、転職の場合は前職の仕事の進捗や引き継ぎなどで数ヶ月を要することもあります。
一方で、既卒の方ですぐに働き始められる状況ならば、内定通知から日を空けずに入社できるでしょう。アルバイトをしていたら辞めなければならないものの、アルバイトを辞めるのは正社員の退職手続きよりもスピーディーに進むのが一般的です。ただし、就職が決まったからといってすぐにアルバイトを辞められるわけではないため、就業規則を確認しルールを守って申告しましょう。
卒業後の経験
学校を卒業してから今日までの生活で得られた経験も、既卒の強みとしてアピール可能です。たとえば、既卒でフリーターとして生活している方の場合、アルバイトで身につけた経験やスキル、感じたことなどが正社員の仕事に活かせることもあります。特に、志望する就職先がアルバイトと関連性の高い仕事であれば、即戦力として活躍できる可能性もあるでしょう。
挫折経験も大きなアピールになる
新卒時の就活がうまくいかずに挫折した経験がある方は、それも強みの一つです。挫折したからこそ、「就職を成功させるために欠かせないことは何か」「どのような部分が足りなかったのか」などを分析できます。挫折を乗り越えるための取り組みをアピールすることで、努力や諦めない姿勢が好印象につながるでしょう。
新卒・第二新卒の強みとは?
新卒の強みは、若さやひたむきに物事に取り組む姿勢、新しい事柄に対する吸収力などです。働いた経験がないからこその、フレッシュで熱意のある姿が強みとなります。
第二新卒の強みは、社会人としての経験がある点です。短期間であっても正社員として働いたことで、ビジネスマナーや仕事の基礎が身についているため、教育コストがかかりにくいとされています。また、一度は他社に正社員として採用されている経歴も強みになるでしょう。
既卒の就活で強みをアピールする方法
既卒者が就活で自分の強みをアピールするときは、アピール材料を1つに絞り込むのが効果的な方法といえます。また、既卒になった理由をポジティブに伝えることもポイントです。以下で詳しく紹介します。
自己PRで伝える強みは1つに絞る
自己PRで伝える強みは1つに絞りましょう。自己PRは、その名のとおり自分の強みを企業に対してアピールすることを目的としています。あれもこれもと複数の強みをアピールしていると、結局何が一番のアピールポイントなのか採用担当者に伝わりづらくなる恐れがあるでしょう。
自己PRをする際は、冒頭で「私の強みは△△です」と言い切ったあとにエピソードなどを添えることで、相手に伝わりやすくなります。自己PRのポイントについては、「自己PRとは?面接で話せる効果的な書き方を例文とあわせて紹介」のコラムも参考にしてみてください。
既卒になった理由をポジティブに伝える
既卒の就活では、面接時に「既卒になった理由」を聞かれる傾向にあります。既卒になった理由については嘘をつかず、そのうえで就職しようと考えた理由をポジティブに述べましょう。たとえば、「新卒就活がうまくいかずに既卒になったが、そのときの失敗を振り返り改めて就活に臨んでいる」「当時は希望に沿う企業を見つけられなかったが、自己分析を改めて行った結果働きたい企業を見つけた」のような回答が効果的です。
「新卒就活がうまくいかなかった」「働きたいと思う企業がなかった」のようにネガティブな理由だけを伝えてしまうと、仕事に対して意欲がないと判断されてしまいかねません。
入社後に成し遂げたいことを伝える
企業側が既卒者に対して抱きやすい不安を払拭するためにも、入社後の目標ややりたいことなどを伝えましょう。企業や採用担当者によっては、既卒者に「働く意欲が低いのでは?」といったネガティブな印象を抱いている場合もあるようです。このようなイメージを払拭するには、自身の強みや適性と絡めて「自分は△△が強みなので、入社したら営業職として御社の売上に貢献したい」のようにアピールすると、好印象につながる可能性があります。
既卒を採用する企業側の不安要素もチェック!
既卒に対して、「若い人材を確保できる」や「将来性に期待できる」などポジティブな印象を抱く企業がある一方で、ネガティブな印象を抱く企業も一定数存在するようです。「既卒の就活は厳しい?就職は無理?内定獲得のためにすべきことをご紹介」のコラムでも説明しているように、就労意欲の低さや準備不足などを懸念されることがあります。そのため、企業が既卒者のどのような点に不安を抱きやすいのかを把握し、払拭できるアピールの仕方を工夫するのが望ましいでしょう。既卒の就活で使える!強みが伝わる自己PRの例文集
ここでは、既卒の就職活動で履歴書を書く際に参考にできる自己PRの例文を紹介します。アピールしたい内容別にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
入社意欲をアピールする例文
自己PRで入社意欲をアピールすると、応募先企業への志望度の高さを示すことにつながります。
「私の強みはチャレンジ精神があることです。
私は、学生時代、野球部に所属していました。入部したばかりの頃は県大会で一回戦負けが続いていたのですが、目標を明確に設定して仲間たちと練習を行いました。私は副主将として、練習メニューの作成やスケジュール管理を行いました。そして、高校三年生最後の夏に、目標であった県大会決勝までたどり着くことができたのです。結果は残念ながら負けてしまいましたが、目標を明確にして仲間と達成に向けて動くことの楽しさと重要さを学びました。
貴社の求人を拝見して、年齢や役職に関係なく、チームで意見を出し合って仕事を成功へ導くやり方に共感し、自分の経験を活かせると感じて応募しました。このチャレンジ精神を活かし、みなさまと共に貴社のために働きたいと考えています」
アルバイト経験をアピールする例文
応募先企業の業務に活かせる経験がある場合は、積極的にアピールするのがおすすめです。
「私は、学生時代から居酒屋でアルバイトをしており、今年で3年目になります。仕事を通してさまざまなお客さまと接する機会があり、嬉しいお言葉をいただくこともあれば、クレーム対応を行うこともあります。この経験から、お客さまが何を求めているのかを考えて行動することが自然にできるようになりました。相手の立場に立って物事を考えられる点は、私の強みになったといえます。
貴社の求人を拝見し、営業職で私の経験や強みが活かせるのではないのかと思い応募しました。貴社の利益を追求しつつ、お客さま満足度が高い仕事を実現させたいと考えています」
「自分の強みやアピールの仕方が分からない…」という方は、「自分の強みの見つけ方7選!具体的な手順や見つからないときの対処法を紹介」のコラムをチェックしてみてください。
履歴書の完成度を上げよう!
就職活動における最初のステップは、書類選考です。特に履歴書は、選考で採用担当者が最初に目にする応募者の情報といえます。どれだけ自己PRや志望動機に説得力があり意欲を感じさせられる内容であっても、履歴書の基本的な書き方のマナーやルールが守れていなければ、選考を通過できる可能性は低くなるでしょう。
採用担当者に好印象を与えられる書類作成については、「履歴書の書き方!【見本付き】職歴・学歴・志望動機などの作成方法を解説」のコラムを参考にしてみてください。基本的な書き方や項目別のポイントを紹介しています。
「自分の強みがよく分からない」「どのようなことをアピールするの?」といった悩みを抱える既卒の方は、ハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、既卒・高卒・第二新卒・フリーターなど、若年層向けの就職・転職エージェントです。利用者一人ひとりに専任のキャリアアドバイザーがつき、就活を親身にサポート。マンツーマンで面談を行うなかで、自分では気づかなかった強みやアピールポイントを引き出します。
さらに、適性や希望に合った求人の紹介、書類の添削、応募先企業に合わせた面接対策も実施。そのほか、就職にまつわるさまざまな相談にも対応しています。サービスのご利用はすべて無料です。まずはお気軽にお問い合わせください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。