既卒と第二新卒の違いは?どちらが有利?定義やメリット・デメリットを解説

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この記事のまとめ

  • 既卒と第二新卒の違いは、社会人経験の有無
  • 既卒と第二新卒のどちらが就職で有利なのかは、採用情報や企業方針による
  • 既卒や第二新卒の就活では、就職・転職エージェントの利用がおすすめ

既卒や第二新卒として正社員を目指したいものの、両者の明確な違いが分からないという人は多いでしょう。既卒と第二新卒の違いは、社会人経験の有無にあります。このコラムでは、既卒と第二新卒の違いを、定義にもとづいて解説。それぞれのメリットとデメリットや、就職を成功させるためのポイントについてもまとめました。就活で自分の立場に合ったアピールができるように、ぜひ参考にしてみてください。

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既卒・第二新卒の違い

既卒と第二新卒の違いは、社会人経験の有無にあります。以下で既卒と第二新卒の定義をそれぞれ解説していますので、ご一読ください。

既卒の定義

既卒は学校卒業後、一度も正社員として就職したことがない人を指す言葉。就活の失敗や留学などの理由で、正社員就職を選択しなかった人が該当するようです。明確な定義はありませんが、基本的には卒業後3年以内を指すことが多い傾向にあります。

既卒を新卒扱いで採用する企業もある

厚生労働省の「労働経済動向調査(令和3年8月)の概況」によると、令和2年度の新規学卒者採用で既卒の応募を可能とした企業の割合は全体の68%で、実際に採用を行ったのは40%でした。既卒も新卒扱いで採用する方針の企業が7割近くあることが分かります。

参照元
厚生労働省
労働経済動向調査(令和3年8月)の概況

第二新卒の定義

第二新卒の定義も既卒同様明確ではありませんが、学校を卒業してからおよそ3年以内に転職活動をする人を指す場合が多いようです。大学院や専門学校、短大などを卒業した人も、3年以内であれば第二新卒として扱われる可能性が高いといえます。

第二新卒になる人の割合

厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況を公表します」によると、就職後3年以内の離職率は高卒者で36.9%、大卒者で31.2%。3割以上の人が入社3年以内に離職を経験していることが分かります。

第二新卒にはない既卒のメリット・デメリット

ここでは、第二新卒にはない既卒のメリットとデメリットを解説しています。自分の強みと弱みを事前に把握し、自信を持って選考に臨むための参考にしてみてください。

既卒のメリット

既卒のメリットとしては、「前職の退職調整の手間が省けること」と「教育しやすいこと」の2つが挙げられます。

既卒は採用後すぐ入社できる

既卒は第二新卒と異なり就職経験がないため、前職の退職調整の手間を省いてすぐに働けるというメリットがあります。また入社までのスピードの速さという点では、卒業を待つ必要がある新卒よりも既卒は有利です。すぐに人手が欲しい企業にとって、既卒は魅力的な人材であるといえるでしょう。

既卒は教育しやすく育てやすい

既卒は正社員として働いたことがない分、教育しやすいのもメリット。経験を積んだ転職者は新しい環境に慣れるまでに時間がかかってしまう場合があるため、新卒同様に一から自社のやり方を教えられる既卒の採用に積極的な企業は多いようです。

既卒のデメリット

既卒のデメリットは、就業経験のなさを不安視されやすいという点。ただし、アピール次第で挽回できるチャンスは十分あるので、諦めずに伝え方を工夫してみましょう。

既卒は就業経験のなさを不安視されやすい

既卒は正社員経験がないことから「そもそも就職する意欲がないのでは」と、就業意欲の低さを懸念されやすいようです。企業側の不安を解消するためには、新卒で就職しなかった反省を述べたうえで、現在は就職する意思があることをはっきり伝えましょう。

既卒にはない第二新卒のメリット・デメリット

ここでは、既卒にはない第二新卒のメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。

第二新卒のメリット

第二新卒のメリットは、基本的なビジネスマナーが身についている点です。若い人材でありながら、基礎的なスキルが備わっている第二新卒の採用ニーズは高いでしょう。

第二新卒は基本的なビジネスマナーが身についている

第二新卒は一度社会人経験を経ているため、基本的なビジネスマナーが身についていることが武器になります。社会人として基礎的な能力が身についていれば、新人研修を行う必要はありません。新卒や既卒よりも教育コストを抑えられるため、第二新卒を採用したいと考える企業は多いでしょう。第二新卒のメリットは、「第二新卒とは?新卒・既卒との違いや分かりにくい定義を徹底解説!」でも解説していますので、ご一読ください。

第二新卒のデメリット

第二新卒のデメリットは、早期退職を懸念されやすいという点。企業側の不安が払拭できなければ採用が見送られてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

第二新卒は早期離職を懸念されやすい

前職を短期間で退職している第二新卒は、企業側から早期離職を懸念される恐れがあります。ネガティブな退職理由ばかりを述べると、「ストレス耐性がない」「仕事にすぐ不満を持つ」などのマイナスイメージを抱かれてしまうことも。
第二新卒の面接では、転職を決めた理由と入社後のビジョンを前向きに伝えましょう。志望先企業で働きたいという熱意と、向上心をアピールすることが大切です。第二新卒の就活のコツについては、「第二新卒のための転職成功の秘訣」でも解説していますのでご覧ください。

既卒と第二新卒どちらが就職に有利?

既卒と第二新卒のどちらが就職に有利なのか、一概に言うことはできません。採用条件や方針によって、企業のニーズは変化するからです。

どちらが有利かは企業の採用条件や方針による

就活における有利・不利は、企業の採用条件や方針によって左右されます。以下で2つのパターンを解説していますので、参考にしてみてください。

教育コストを削減できる第二新卒の需要は高い

教育コストを削減できる第二新卒の需要は、既卒に比べて高いといえます。前述したように、第二新卒のメリットは基本的なビジネスマナーが身についていること。新人教育に掛ける時間を省いて実践的な教育にすぐ移れるので、即戦力として育てるために第二新卒を求める企業は多いでしょう。

既卒や第二新卒に関わらず若い人材を求める企業は多い

既卒や第二新卒などの枠に囚われず、若い人材を求めている企業も多くあります。吸収力や将来性に期待できる人材であれば、既卒にも採用のチャンスは十分にあるといえるでしょう。「既卒だから」と臆することなく、企業にとって自分が魅力的に映るよう前向きにアピールすることが大切です。

既卒は早いうちに行動することが大切

正社員就職を目指す既卒は、できるだけ早いうちに行動を起こしましょう。新卒枠への既卒の応募を認めている企業の中には、卒業後の経過期間に上限を設けている場合があるからです。既卒が早めに就活を行ったほうが良い理由については、「既卒とは?言葉の意味や就活の方法を知って就職を目指そう」で解説しているので、ご一読ください。

既卒と第二新卒の就活を成功させるポイント

既卒と第二新卒の就活を成功させるポイントを以下にまとめましたので、参考にしてみてください。

既卒の就活を成功させるポイント

既卒の就活を成功させるポイントとしては、以下の3つが挙げられます。

・空白期間を説明できるようにしておく
・アルバイトが本業にならないよう注意する
・第三者からアドバイスをもらう

就職前の期間の過ごし方は面接でよく聞かれる質問なので、きちんと説明できるようにしておく必要があります。既卒期間にアルバイトをしている人も、並行して入念な就活対策を行いましょう。また、自分一人では解決できない不安や疑問がある場合は、友人や家族などの第三者を頼ってみるのもおすすめです。既卒が就活を成功させるポイントは、「既卒は就職できない?原因と内定獲得のための6つのポイント」でも詳しく解説していますので、ご一読ください。

第二新卒の就活を成功させるポイント

第二新卒の就活を成功させるポイントは、「志望先企業の採用状況をチェックする」「転職を考えた理由を整理する」の2つです。まずは転職を考えた理由を整理することが、一つ目のポイント。転職理由を紙に書き出し、客観的に把握しましょう。転職理由を理解することで、転職後の会社に求める条件が明確になり、仕事選びがしやすくなります。面接で転職理由を問われた際にも、説得力のある回答ができるでしょう。
志望する会社が決まったら、採用状況をチェックしましょう。第二新卒の転職活動は、就職サイトや企業のWebサイトの情報を確認し応募する方法が一般的。新卒のように採用情報が一斉に公開され、エントリーシートを提出するといった流れではないので、注意が必要です。

就職を目指している既卒や第二新卒の方は、ハタラクティブのご利用をぜひご検討ください。ハタラクティブは、既卒や第二新卒、フリーターなどの若年層に特化した就職・転職エージェント。専任のアドバイザーがカウンセリングを行い、あなたの適性に合ったお仕事をご紹介します。また、ハタラクティブでは面接対策や応募書類の添削なども実施。「既卒の経歴に自信がない」「仕事が忙しくて十分な準備ができない」という方も、安心して就活を進められます。サービスはすべて無料で利用できるので、転職を考えている既卒や第二新卒の方は、まずはお気軽にご相談ください。

こんなときどうする?第二新卒と既卒に関するFAQ

ここでは、第二新卒と既卒の就活に関する疑問と回答をまとめました。

面接で必ず聞かれる質問はありますか?

既卒の場合は「新卒時に就活しなかった理由」が問われます。前述したように、日本では新卒時に就職するのが慣例となっているため、なぜそのタイミングで就職しなかったのかを問う採用担当者は多いようです。「既卒就活のやり方は?厳しい場合は就職サイトやエージェントを活用しよう」では、企業の質問意図や回答例を挙げて解説しています。

内定が出やすい人の特徴はありますか?

主体性やコミュニケーション能力を持った方は高評価の傾向にあります。「既卒者が内定をとるためのポイントを解説!新卒より厳しいって本当?」で解説しているように、既卒や第二新卒、新卒を問わずに、企業側が若年者に求めるのは粘り強さやチームで働く力、コミュニケーション能力です。

既卒と第二新卒の就活のコツを教えてください

既卒は自分を振り返って反省すること、第二新卒は社会人の気持ちを持つことです。「既卒は就職に不利って本当?その理由と対策まとめ」でも触れていますが、企業は、既卒者に対して少なからず「新卒時に努力をしなかった人」という印象を抱いています。この不安を払拭するためにも、自分の行動や考えを振り返って反省し、今後に活かす旨を伝えましょう。

第二新卒なら転職できますか?

第二新卒は社会人経験があるため、基本的な社会人スキル・マナーが身についていて教育コストがかからず、積極採用をする企業が多いのは事実です。しかし、第二新卒だからと慢心せずに、真摯に転職活動に励みましょう。転職を考えている第二新卒は、ハタラクティブにご相談ください。求人の紹介や面接対策、応募書類の添削などのサポートを実施。プロのアドバイザーから的確なアドバイスをもらえるので、初めての転職活動でも安心して進められます。

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