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フリーターとパート・アルバイトの違いは?社会保険についても解説!

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最終更新日:

【このページのまとめ】

  • ・フリーターやパート、アルバイトには法律上の違いはない
  • ・フリーターやパート、アルバイトは採用する対象によって主に分けられている
  • ・フリーターやパートといった非正規と正社員では、年収や社会保険などで大きな差がある
  • ・フリーターやパートから正社員を目指す場合は、20代の若いうちからすぐに動こう

監修者:多田健二

就活アドバイザー

今まで数々の20代の転職、面接アドバイス、キャリア相談にのってきました。受かる面接のコツをアドバイス致します!

同じ非正規雇用でも「フリーター」「パート」「アルバイト」という呼び方があり、どう違うのか迷う方もいるのではないでしょうか。これらは、法律上「パートタイム労働者」という一つの区分です。
このコラムでは、3つの呼び方の使い分けのほか、正社員などその他の雇用形態についても解説しています。また、待遇の違いや正社員を目指す際の選考対策もご紹介していますので、併せて参考にしてみてください。

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フリーターとパート・アルバイトの違いは?

「フリーター」「パート」「アルバイト」に関する違いについては、以下のとおりです。

採用区分で使い分けられているが法律上の違いはない

フリーターとパート・アルバイトは、すべて法律上「パートタイム労働者」の区分にあたります。法律上は立場の違いはありません。
使い分けられている理由は、採用側が働き方や対象となる層などで応募者を分けるためです。採用の際に分けたほうが人材の管理がしやすく、分かりやすいので使われています。

「フリーター」はどんな人を指す?

フリーターは略称で、本来の名称は「フリーアルバイター」です。一般的に、正社員として就職せず
、主にアルバイトで生活している人を指します。アルバイトを生活の中心にしており、長時間勤務に対応できるうえ、同じところで長期間働く傾向があるため、一時的な労働力として重宝されているようです。

「パートタイマー」はどんな人を指す?

パートタイマーは、主に既婚女性で、配偶者の扶養範囲内で働く人を指します。
平日の日中、短時間で働く場合が多く、子どもがいる場合は病気や学校行事で休むことも。また、一つの職場で長く働く人が多い傾向にあるようです。

「アルバイト」はどんな人を指す?

アルバイトと呼ばれる層は、主に学生が多いのが特徴。学校の授業が終わってからの平日夕方~夜間や休日が、主な勤務時間帯です。学校を卒業すれば就職するので、比較的短い期間で働く場合が多いといえます。

ほかに、フリーターとニートの違いも気になる方は、「ニートとフリーターの違いは何?定義や世間からの見え方を知っておこう」のコラムもご参照ください。

フリーターやパート・アルバイト以外の雇用形態は?

フリーターやパート・アルバイトといった「パートタイム労働者」以外には、以下のような雇用形態があります。

正社員

正社員は、フルタイムの社員と短時間勤務の社員に分かれます。

フルタイム

フルタイムの正社員は、上限期間の定めのない労働契約のもと、就業規則で定められた所定労働時間働く社員です。多くの場合、定年まで勤務できます。
賞与や昇給、退職金などがある場合が多く、比較的安定した収入を得られるのが特徴です。

短時間

短時間正社員は、フルタイムの正社員と比べると、所定労働時間や日数が短い社員です。
フルタイムの正社員と同様、雇用期間の定めはありません。
時間当たりの基本給や賞与・退職金などの算定方法はフルタイム正社員と同じです。
短時間正社員の導入は、就業機会の拡大が目的。子育てや介護などから、フルタイムでの勤務が難しい人の要望に応えるために取りいれる企業が多いようです。

契約社員

契約社員は、法律上「有期契約労働者」です。雇用期間があらかじめ労働契約に定められており、雇用期間の満了とともに労働契約も終了します。
しかし勤務期間が5年を超えて更新となる場合、無期労働契約への転換の申込み権利が発生します。待遇や給与はこれまでの契約と同じことが多く、労働条件もそのまま引き継がれます。

派遣社員

派遣社員も、契約社員と同様、契約期間に定めのある社員ですが、勤務先の企業ではなく人材派遣会社と雇用契約を結びます。派遣には、登録型派遣や無期雇用派遣、紹介予定派遣などがあります。
登録型派遣は、派遣会社へ登録したのち、定められた登録期間のみ社員として雇用されます。
無期雇用派遣は、派遣会社で選考を受け、社員として勤務します。期間の定めはありません
紹介予定派遣は、派遣社員として最長6ヶ月間企業に勤務したのち、企業と本人の同意があった場合、企業の社員として雇用される形態です。

フリーランス(業務委託)

フリーランスは、仕事に応じて企業と契約をします。写真家やWebデザイナーなど、個人で仕事をしている人が多く、独立した事業主です。
企業に雇用されていないので、労働基準法は適応されません。勤務時間や休日も自分で決めることになります。定年退職もないので、長期的に仕事を持続できるのが特徴です。

「社員」という雇用形態についてより詳しく知りたい方は「社員とはどんな雇用形態?契約社員や派遣社員などとの違いも解説」のコラムも参考にしてみてください。

フリーター・パート・アルバイトと正社員の違いは?

フリーター・パート・アルバイトと正社員の主な違いは、以下のとおりです。

年収格差

厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況」によると、フリーターの年収は、時給1,000円で1日8時間×5日の週40時間勤務とすると、月収は16万円、年収は192万円になります。
厚生労働省の調べによると、正社員の平均年収は19歳までが18万200円、20~24歳が21万5400円、25~29歳が24万9600円、30~34歳は28万2800円、35~39歳は31万6300円という数値です。
20代前半まで大きな違いはありませんが、正社員だと昇給や賞与があるので年々収入アップしていることが分かります。
正社員以外(フリーターや派遣社員など)の平均年収は19歳までが17万4100円、20歳~24歳で18万3400円、25歳~29歳は20万2400円、30歳~34歳になると20万7200円、35歳~39歳で21万4300円です。20代から30歳未満では正社員と大きな変化はみられませんが、30代になると大きく差が開きます。
フリーターや派遣社員などでは昇給や賞与がほとんどないことが、賃金格差が生じる原因といえるでしょう。

参照元
厚生労働省
令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況「第6-1表 雇用形態、性、年齢階級別及び雇用形態間賃金格差」

社会保険・税金

正社員であれば会社の社会保険に加入し、所得税や住民税の税金も給与から天引きされるのが基本です。
しかし、フリーターやパート、アルバイトの場合は、会社の社会保険に入るのは一定の条件(勤務時間や日数など)があるので、自分で社会保険に加入できないことも
また、年収が103万円を超えると扶養手当が受けられなくなり、所得税や住民税の支払い義務が発生します。さらに130万円を超えると家族の扶養から外れることになるので、保険料や住民税、所得税などを自分で負担することになります。

社会的信用

正社員とフリーターでは、社会的信用に大きな差があります。
フリーターの場合、出勤した日数や時間で給与は計算されるので、収入が安定せず、さらに雇用形態は「非正規」。収入と雇用が不安定なので社会的信用が低くなり、家や車などの大きな買い物をするときにローンが通りにくくなります。
正社員であれば、将来の雇用や収入が保証されているので、大きな金額のローンも通りやすいでしょう。

就職するなら20代のうちがおすすめ

非正規から正社員を目指すのであれば、ポテンシャルを期待される20代のうちに少しでも早く動きましょう。なぜなら、30代になると職務経験やスキルが重要視されるようになるため、未経験の正社員採用の求人はぐっと減ってしまうからです。フリーターを続けていても職歴として見てもらえないため、一刻も早く就職活動を始めるのが大切といえるでしょう。

現在フリーターの方には「フリーターは何歳までに就職するべき?メリットやデメリットを解説」のコラムもおすすめです。併せてご覧ください。

フリーターやパート・アルバイトから正社員を目指そう

フリーターやパート・アルバイトから正社員を目指すには、以下のような対策が必要です。

面接対策

正社員の面接で気をつけるべき点について、以下にまとめました。

・服装:スーツ(ネクタイやシャツ)、革靴
・髪型:清潔さを感じられるようにまとめる
・姿勢:胸をはり、顎を引く(座るときは浅めに腰掛け、寄りかからない)
・声の大きさ:小さすぎ大きすぎず、滑舌良く

姿勢や声の大きさに自信がなければ、周囲の人に見てもらうと良いでしょう。

自己分析

自己分析では、長所や短所が把握できるだけでなく、自分に向いている企業もわかります。自己分析は以下の3ステップでできるので、ぜひ行ってみてください。

1.学生時代やフリーター時代などの過去の経験を書き出す
2.得意なこと・苦手なことに分ける
3.なぜ得意なのか、あるいは苦手なのか深堀りする

深堀りすることで自分の長所や短所が明確になるので、自己PRに使える内容が見つかるでしょう。

企業・業界研究

企業・業界研究は、やりたい仕事を探すためにも必要。調べる内容は主に業界の特徴、企業の事業内容や業界内での立ち位置他社との違い今後の動向です。行うことで志望動機を具体化し、企業と自分のミスマッチを防げます。

下記に企業・業界研究のやり方の例を挙げているので、参考にしてみてください。

1.企業のWebサイトを調べる
2.就職情報誌や経済情報誌で業界の動向や企業情報などを調べる
3.会社説明会に行く

調べる際には、専用のノートを作り、気になった企業を業種ごとにまとめておくと良いでしょう。企業の比較を通じてより深く理解できるうえ、選考前の見直しにも活かせます。
志望動機の強化を図るためにも、しっかりと調べましょう。

一人では難しい…就職支援サービスを活用してみよう

一人で正社員就職を目指すのは難しいと感じるのであれば、就職支援サービスを活用するのがおすすめ。就職支援サービスでは、求人紹介だけでなく、仕事選びのアドバイスや選考対策もしてくれるからです。
就職支援サービスには、ハローワークやジョブカフェといった国や都道府県で管轄しているものと、民間企業が運営する就職エージェントとがあります。ハローワークやジョブカフェでは、保有する求人数が多いほか、管轄地域の求人を多く持っているのが特徴。地元で就職したい人に向いているといえるでしょう。

一方、就職エージェントの特徴は、サービスごとに扱う業界や対象者が異なる点。それぞれに強みがあり、自分に合ったサービスを選ぶと、マッチした求人を紹介してもらえる可能性が高いのがメリットです。
両者のメリットを考えたうえで、就職支援サービスを積極的に活用してみてはいかがでしょうか。

「フリーターやパートから正社員を目指したい」「一人での就活に不安がある」という方は、就職エージェントの「ハタラクティブ」にご相談ください。
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フリーターとパート・正社員の違いに関するQ&A

フリーターやパート、正社員の違いに悩む方に向けて、Q&A方式で回答していきます。雇用形態による契約期間の違いや、自分に合った働き方を確認していきましょう。

フリーターとパートの違いは何?

フリーターとパートは、法律上どちらも「パートタイム労働者」という区分になり、明確な違いはありません。一般的には、アルバイトによって生計を立てている人をフリーター、扶養内で時間を限定して働く人(主婦など)をパートタイムと呼ぶ傾向があります。詳しくは、このコラムの「フリーターとパート・アルバイトの違いは?」でご確認ください。

フリーターと正社員の違いは何?

フリーターと正社員は、雇用形態が異なります。フリーターは雇用期間に定めがあり、短期間の契約を前提とする「非正規雇用」という働き方です。一方、正社員は雇用期間に定めがなく、定年まで契約が続く「正規雇用」という働き方です。 フリーターと正社員の詳しい違いについては、「フリーターと正社員はこんなに違う!正社員への転職を成功させる4つの秘訣」で詳しく解説しています。

フリーターはどんな人に向いている?

フリーターは働き方の自由度が高く、将来的に目指す職業があって、勉強などの時間を確保したい人に向いています。ただ、フリーターは正社員より給与水準が低く、昇進や昇給も見込めないため、期限を決めて働くのが良いでしょう。体力勝負の仕事は年齢が上がるときつくなることもあり、5年後、10年後を想像して働き方を決めることが大切です。

正社員はどんな人に向いている?

正社員は雇用と収入が安定するため、日々の不安を持たずに働きたい人に向いています。収入が安定していると、結婚などのライフイベントの際に安心感があり、自宅を購入するといった選択肢も広がるでしょう。また、正社員はフリーターと比べて任される仕事の範囲が広いので、仕事を通してスキルアップしたい人にも向いています。

フリーターから正社員になれる?

未経験者を歓迎する企業を中心に求人を探せば、フリーターから正社員になることは可能です。正社員経験がない人の就職は、年齢が若いほど有利になるので、就職を希望する場合は早めに仕事を探しましょう。フリーターの就職支援に特化したハタラクティブでは、未経験で応募できる正社員求人をご提案しています。

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