フリーターとアルバイトの違いは?正社員になるメリットも解説!

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この記事のまとめ

  • フリーターとアルバイトに法律上の違いはない
  • 企業が求人を出す際に、便宜上「フリーター」と「アルバイト」を使い分けている
  • 「アルバイト」は放課後に短時間で働く学生を指す傾向にある
  • フリーターと正社員は、収入や雇用期間の定めの有無などに違いがある
  • フリーターと正社員は、社会的信用度や受けられる福利厚生にも違いが出てくる

フリーターとアルバイトの違いを疑問に思う方もいるでしょう。フリーターとアルバイトに明確な違いはありませんが、言葉の使われ方にちょっとした違いがあります。
このコラムでは、フリーターとアルバイトがどのように使い分けられているのかを具体的に解説。また、パートや正社員、ニートなどとの違いにも触れています。自分にとってどのような働き方が合っているのか考えたい方は、ぜひご一読ください。

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フリーターとアルバイトの違いとは?

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フリーターとアルバイトに法律上の違いはなく、どちらも「パートタイムで働く従業員」として区分されます。企業が求人を出す際に、積極的に採用したい層へ訴えかけられるよう、便宜上使い分けられる場合が多いようです。また、フリーターとアルバイトの雇用形態はどちらも「非正規雇用社員」です。

詳しくは、「フリーターとパート・アルバイトの違いは?社会保険についても解説!」で解説しているので、あわせてご覧ください。

35歳以上の場合は呼び方が変わる

一般的にフリーターは、パートタイムで働く従業員のなかでも15〜34歳の若年者を指すことが多いようです。パートタイムで働く35歳以上の方や、本業とは別にパートタイムとして副業をしている方は、「非正規労働者」といった呼び方でフリーターと区別されることが多いです。

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企業はフリーターとアルバイトをどう使い分けている?

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ここでは、一般的な「フリーター」と「アルバイト」の定義とあわせて、企業が両者をどう使い分けているかを解説します。また、主婦や学生向けの求人で使われる「パート」についても見てみましょう。

フリーター

先述したように、フリーターとはアルバイトで生計を立てている方のなかでも若年者を指すことが多いようです。ただし、若者であっても学生や正社員の本業がある方は含まれません。

フリーターの特徴は、学生に比べてシフトの融通が効きやすく、フルタイムで長期勤務が可能なこと。若い人材を安定的に確保したい企業にとって、採用ニーズが高い傾向にあります。また、アルバイトで働く人材はシフトに入る回数や契約期間の自由度が高い働き方ができるため、あえて「フリーター」という言葉を使用する企業もあるようです。

アルバイト

アルバイトという言葉は、学生をメインとした若者を対象に使うことが多いようです。ただし、正社員として働いている方が副業でアルバイトをする場合もあるため、学生だけでなく幅広い範囲での短時間労働をイメージしています。
アルバイトはあくまで本分を優先し、限られた時間内で働くことが多いでしょう。

パート

パートは、「パートタイム従業員」の略称で、アルバイトとほぼ同義で使われます。パートの特徴は、平日の昼間に時短勤務を希望する方が多いほか、家族の扶養内で働きたいと考える方が多いことです。そのため、短時間の労働を希望する主婦や主夫層を採用したいときに用いられる傾向があります。また、主婦がパートタイムで働く場合は家族が出かけたあとの日中9〜16時ごろまで働くのが一般的です。

フリーター・アルバイト・パートと正社員の違い

フリーターやアルバイト、パートはいずれも企業と非正規雇用契約を結んでいる方です。正規雇用契約を結んでいる正社員とは、給与面や待遇面、社会的信用度、雇用の安定性など、さまざまな面で違いがあるでしょう。

非正規雇用社員は、正社員と比べてシフトの融通が効きやすく、自由に働けるのがメリットです。その反面、雇用が不安定なことや社会的信用度の低さ、正社員と比較したときの収入の低さなどがデメリットといえます。長い視野で考えると、フリーターやアルバイトのまま生活するリスクはそれなりに大きいでしょう。

一方、正社員はフリーターやアルバイトと比べて仕事の自由度は低いものの、収入が多かったり福利厚生や各種手当を受けられたりするメリットがあります。フリーターやアルバイトに適用される福利厚生や手当もありますが、正社員限定のものも少なくありません。また、昇給やキャリアアップ、スキルの向上が望めるのもフリーターと正社員の違い。社会的信用も得られるので、人生設計を立てやすいのも正社員のメリットです。

正社員とフリーターの違いについては、「正社員との差って?フリーターとその他の雇用形態の違い」のコラムもあわせてご覧ください。

フリーターと正社員の収入の違い

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厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査の概況 (6)雇用形態別にみた賃金」によると、正社員・正職員以外の平均月収は22万1,300円であるのに対し、正社員の平均月収は32万8,000円でした。

 正社員非正規社員
男女計328,000円221,300円
男性353,600円247,500円
女性276,400円198,900円

※年齢計
引用:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査(6)雇用形態別にみた賃金(p.12)

年度によって違いはあるものの、約10万円の開きがあるようです。
フリーターと正社員の給与の違いについて詳しく知りたい方は、「フリーターと正社員の収入の違いはどれくらい?就職のためのコツも解説」をチェックしてみましょう。

参照元
厚生労働省
令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況

フリーターを続けるのがつらいなら正社員がおすすめ

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フリーター生活に不安を感じていたり、アルバイト先の仕事と相性が悪かったりする場合は、正社員になることを検討してみるのがおすすめ。フリーターやアルバイト、パートから正社員を目指すことは可能ですが、年齢を重ねるごとに就職は難しくなる傾向があります。正社員になりたい方は、1日でも早く就職活動をスタートすることが大切です。

正社員就職の方法は、「フリーターから正社員になるには?就職活動の基本や受かりやすい求人を紹介」で詳しくご紹介しています。

アルバイトやフリーターから正社員になる6つのメリット

アルバイトやフリーターから正社員になる6つのメリットの画像

働く方のなかには「フリーターで何が悪いの?」と疑問に思う方もいるでしょう。「フリーター・アルバイト・パートと正社員の違い」で触れたとおり、正社員にはフリーターにないメリットがあります。

ここでは、アルバイトやフリーターから正社員になる6つのメリットをご紹介するので、現在フリーターとして働いている方は参考にしてみてください。

アルバイトやフリーターから正社員になるメリット

  • 収入が大幅に上がる
  • 雇用が安定する
  • スキルが身につく
  • 正社員限定の福利厚生を受けられる
  • 入居審査やローン審査にとおりやすくなる
  • 責任のある仕事ができるようになる

1.収入が大幅に上がる

フリーターから正社員になると、収入が大幅に上がるのがメリットの一つです。「フリーターと正社員の収入の違い」でご紹介しましたが、正社員と正社員以外の平均月収には約10万円の差があります。また、厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査 (6)雇用形態別にみた賃金」を見てみると、年齢が上がるにつれて正社員と正社員以外の賃金格差が広がっていることが分かるでしょう。

給与が少ないことに悩んでいるフリーターの方は、正社員になることも検討してみてください。

参照元
厚生労働省
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2.雇用が安定する

正社員は雇用期間に定めがないため、原則的に定年まで安定して働き続けられるのもフリーターやアルバイトとの違いです。よほどのことがなければ解雇されないので、経済的に安心して生活できるでしょう。

3.スキルが身につく

フリーターやアルバイトと比較すると、正社員は専門的な仕事や責任のある仕事を任せられる傾向にあります。そのため、仕事をしていくうちにスキルが身につき、よりやりがいのある仕事にチャレンジすることもできるでしょう。また、企業によっては正社員向けに資格取得支援制度や特定の業務の研修制度が用意されているため、さらなるスキルアップを目指すことも可能です。

4.正社員限定の福利厚生を受けられる

フリーターやアルバイトから就職すると、正社員だけの多種多様な福利厚生を受けられるのも大きなメリットです。どのような福利厚生があるかは企業によって異なりますが、住宅手当や施設利用の割引、社内のサークル活動などさまざま。フリーターやアルバイトに適用される種類もあるものの、正社員と比較するとその範囲は限られています。

5.入居審査やローン審査にとおりやすくなる

正社員になると社会的信用度が高くなり、入居審査やローン審査にとおりやすくなる傾向があります。また、毎年のおおよその年収が予測しやすくなるため、家や車の購入、結婚など、まとまった費用の掛かるライフプランの予定を立てやすくなるでしょう。

6.責任のある仕事ができるようになる

正社員になると、アルバイトよりも責任のある仕事を任されるようになります。そのため、アルバイトよりもやりがいのある仕事ができるようになることがメリットです。責任のある仕事を任されると、そのぶんスキルも上がり収入アップにも繋がるでしょう。

正社員になるデメリットはある?

正社員になるデメリットは、基本的に企業からフルタイム勤務を求められることや、仕事の責任が大きくなることなどが挙げられます。しかし、これらのデメリットを考慮しても、正社員になるメリットのほうが大きいといえるでしょう。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス

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フリーターとアルバイトに関するQ&A

ここでは、フリーターやアルバイトの方が抱きやすい不安や疑問をQ&A方式でご紹介します。

フリーターはアルバイトと一緒ですか?

フリーターとアルバイトはほとんど同じ意味で使われます。強いて言えば、フリーターはアルバイトで生計を立てている若者、アルバイトはフリーターに含まれない学生や社会人の副業などをイメージして用いられる場合が多いようです。

詳しくは、このコラムの「企業はフリーターとアルバイトをどう使い分けている?」をご覧ください。

フリーターとニートの違いは?

フリーターとニートに法的な定義があるわけではありません。ただ、フリーターは「15〜34歳の若者で、アルバイトによって生計を立てている方」を指すのに対し、ニートは「15〜34歳の若者で、仕事や家事、通学をしていない方」を指すのが一般的なようです。

詳しくは、「ニートとフリーターの違いとは?就職に向けてできることと行動を起こすコツ」でまとめているので、チェックしてみましょう。

フリーターとフリーランスの違いは?

フリーターとフリーランスは働き方に違いがあります。フリーターは企業と有期雇用契約を結ぶのに対し、フリーランスは企業や組織などと雇用契約を結びません。どちらも、自由度の高い働き方のイメージがありますが、雇用契約の有無という違いがあるので押さえておくと良いでしょう。

フリーランスとして在宅で稼ぐ方法を紹介するコラム、「知りたい!自宅で稼ぐ方法と注意点」もあわせてご参照ください。

フリーターを続けるとどうなりますか?

フリーターの場合、年齢を重ねても年収が横ばいといわれています。そのため、社会的信用を得るのが難しく、結婚や出産、子育てといったライフイベントのタイミングで正社員への就職を検討する方が多いようです。これから就職するか悩む場合は、就職支援サービスに相談してみるのがおすすめ。ハタラクティブでは、専任のアドバイザーが手厚いサポートを行うので、不安のある方はぜひご利用ください。

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