- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- フリーターから正社員への就職
- 正社員とフリーターの違いは?待遇や将来性を比較!就職成功のポイントも解説
正社員とフリーターの違いは?待遇や将来性を比較!就職成功のポイントも解説
更新日
この記事のまとめ
- 正社員とフリーターには雇用条件や生涯年収、将来性などに違いがある
- 正社員とフリーターの違いは、社会的信用度や責任の重さにも現れる
- 正社員とフリーターには、メリットとデメリットにも違いが出る
- フリーターが正社員を目指すときにおすすめの職種は、営業職や販売職などがある
- フリーターが正社員への就職を成功させるには、前向きな姿勢のアピールが大切
「正社員とフリーターの具体的な違いを知りたい」と思う方もいるでしょう。正社員とフリーターには、生涯年収や福利厚生、社会的信用度などに違いがあります。
このコラムでは、正社員とフリーターの違いを項目別にまとめました。そのうえで、正社員とフリーターのメリット・デメリットにも触れています。フリーターを続けるべきか悩んでいる方は、正社員を目指す方法やおすすめの職種も参考にしてみてください。
自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう
性格でわかる
私の適職診断
就職・転職でお困りではありませんか?
当てはまるお悩みを1つ選んでください
正社員とフリーターの違いとは?待遇や将来性を比較
正社員とフリーターには、就業者数や雇用条件、収入など、待遇や将来性の違いがあります。フリーターを続けるべきか悩んでいる方は、正社員との違いを把握したうえで検討しましょう。
1.就業者数の違い
正社員とフリーターは、就業者数に違いがあります。総務省統計局の「労働力調査(詳細集計)2023年(令和5年)平均結果」によると、正社員とフリーターの数は以下のようになりました。
雇用形態 | 人数 |
---|---|
正規の職員・従業員 | 3,606万人 |
フリーター | 134万人 |
引用:総務省統計局「労働力調査(詳細集計)2023年(令和5年)平均結果(p.1)(p.12)」
上記のデータから、正社員の就業者数は非常に多く、フリーターとの違いが明らかです。なお、こちらの調査では「パート・アルバイトおよびその希望者の若年層(15〜34歳)」をフリーターとして当てはめています。
参照元
総務省統計局
労働力調査(詳細集計)2023年(令和5年)平均結果
2.雇用条件の違い
正社員は、雇用期間に定めがなく長期的に安定した雇用が保証されています。一方で、パートやアルバイトとして雇用されているフリーターは、雇用期間に定めのある働き方です。雇用が安定している正社員と比べると、雇用元の経営状況や方針によっては契約終了となる可能性があるでしょう。
雇用条件について詳しく知りたい方は、「労働条件通知書とは?確認すべき項目や雇用契約書との違いを解説」のコラムを参考にしてみてください。
3.収入や生涯年収の違い
正社員とフリーターの平均給与は違うため、生涯年収を比較するとその差は大きくなるでしょう。
「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、正社員と正社員以外の平均給与は以下のとおりです。
雇用形態 | 1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与 |
---|---|
正社員 | 523万円 |
正社員以外 | 201万円 |
引用:「令和4年分 民間給与実態統計調査 / 2 平均給与(p.14)」
正社員と正社員以外を比較すると、1年で300万円程度の収入の差があります。
また、独立行政法人労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計2023 ―労働統計加工指標集―」によると、正社員と非正規社員の生涯賃金は以下のとおりです。
フルタイムの正社員を続けた場合の生涯賃金
性別 | 高卒 | 大学卒 |
---|---|---|
男性 | 2億300万円 | 2億4700万円 |
女性 | 1億4900万円 | 1億9800万円 |
引用:ユースフル労働統計2023 ―労働統計加工指標集(p.305)
フルタイムの非正規社員を続けた場合の生涯賃金
性別 | 高卒 | 大学卒 |
---|---|---|
男性 | 1億2600万円 | 1億4000万円 |
女性 | 1億400万円 | 1億1900万円 |
引用:ユースフル労働統計2023 ―労働統計加工指標集(p.320)
大卒の正社員・非正規社員の生涯賃金を比較した場合、男性では1億700万円、女性では7,900万円程度の差が生まれます。なお、上記には退職金が含まれないため、さらに差が生じることも考えられるでしょう。
参照元
国税庁
令和4年分 民間給与実態統計調査
独立行政法人労働政策研究・研修機構
ユースフル労働統計2023 ―労働統計加工指標集―
4.税金や社会保険料の違い
所得税は年間所得、住民税は年間所得に加え居住地によって税額が決まります。これらの税率に関しては、正社員とフリーターに違いはありません。
一方で、社会保険料は正社員とフリーターで違いが出る場合もあります。たとえば、正社員が加入する厚生年金には加入条件があるため、条件を満たさないフリーターは国民年金に加入します。厚生年金と国民年金の主な違いは以下のとおりです。
厚生年金 | 国民年金 | |
---|---|---|
加入できる人 | 勤務先の企業が適用事業所になっていること ・適用事業所に常時使用される形で雇用されていること ・70歳未満であること | 自営業・無職・学生など |
保険料 | 毎月の給与(標準報酬月額)と賞与(標準賞与額)に共通の保険料率をかけて計算され、事業主と被保険者とが半分ずつ負担 | 令和6年度は月額16,980円(保険料は毎年度見直しが行われる) |
将来の受給額 | 加入していたときの収入と期間による(国民年金に厚生年金受給額が上乗せされる) | 加入期間に応じて一律 |
正社員は会社の健康保険に加入し、保険料は半分程度会社が支払ってくれます。一方で会社の健康保険に加入しないフリーターは、国民健康保険に加入する必要があり、保険料は全額自己負担です。
医療機関での自己負担額や出産一時金といった保障は同じですが、会社の健康保険に入ると代表的な保障に加えて出産手当金や傷病手当金も支払われます。正社員が加入する社会保険の方が、保障が手厚いという違いがあるでしょう。
5.福利厚生や待遇の違い
福利厚生や役職などによる待遇は企業によって異なりますが、正社員のほうが家族手当や家賃補助などが充実している傾向があります。また、正社員の場合、役職手当が支給されることもあり、充実した福利厚生や待遇を受けられるでしょう。
福利厚生について詳しく知りたい方は、「福利厚生とはどんな制度?目的や適用条件を分かりやすく解説します!」のコラムを参考にしてみてください。
6.社会的信用度の違い
フリーターは雇用や収入が不安定なため、正社員に比べて社会的信用度が低いです。社会的信用度が低いと、住宅ローンやクレジットカードの審査が通らない可能性もあります。将来的に住宅や車の購入を考えているフリーターの方は、正社員を目指したほうが無難です。
7.業務範囲や責任の違い
正社員として働く場合は、会社の経営に直結する業務や部下の指導役のように、社歴やスキルによって幅広い業務を任されます。個々の権限や裁量が与えられる場合もあり、仕事に対する責任も重くなるでしょう。ただし、成果が評価されれば昇進や昇給などにつながるため、責任が重い分、やりがいも感じやすいです。
一方で、フリーターがアルバイトやパートとして雇用される場合は、業務範囲が明確に定められており、契約内容によっては時給アップがない場合も。専門性の高い仕事にチャレンジしたり、キャリアアップを考えたりしている方は、正社員のほうが実現しやすいといえます。
8.ビジネススキルや社会人経験の違い
実務経験を重ねている正社員と違い、フリーターはビジネススキルや社会人経験がないとみなされる場合もあります。パートやアルバイトの仕事内容や教育体制によっては、ビジネスマナーやスキルを学べる機会が少ないからです。
求人情報には、「社会人経験必須」「正社員1年以上」などの応募条件が提示されているものもあります。パートやアルバイトが社会人経験としてみなされるかは企業次第であるため、確認する必要があるでしょう。
9.将来性の違い
正社員は、将来的に仕事の幅が広がったり、昇進が望めたりします。雇用が安定しているため、生活やお金に関する将来的な不安も解消しやすいでしょう。一方で、フリーターは雇用に定めがあるため、将来的な生活やお金に関して不安に思う方もいます。
将来的な不安を解消するために正社員を目指すのであれば、早めの行動が必要です。フリーターの今後については、「フリーターの将来は不安?男女で違いはある?正社員になるためのコツを紹介」のコラムをご参照ください。
- 向いてる仕事なんてあるのかな?
- 避けたいことはあるけれど、
- やりたいことが分からない・・・
フリーターとは?大まかな4分類
フリーターがアルバイトやパートとして働いている理由はさまざまです。夢を叶えるためにあえて正社員を選ばない方もいれば、なんとなくアルバイトを継続している方もいます。
ここでは、独立行政法人労働政策研究・研修機構「労働政策研究報告書No.213」を参考に、代表的な4つのタイプをまとめました。
分類 | 夢追求型 | モラトリアム型 | やむを得ず型 | ステップアップ型 |
---|---|---|---|---|
構成比 | 9.1% | 32.8% | 42.0% | 16.1% |
現職正社員比率 | 23.7% | 39.3% | 39.6% | 51.9% |
引用:法人労働政策研究・研修機構「労働政策研究報告書No.213(p.228)」
上記の表を参考に、フリーターの分類を確認してみましょう。
夢追求型
夢追求型は、仕事以外にしたいことがあるため、当面の生活の糧を得るためにフリーターになった方を指します。
たとえば、音楽家や俳優といった職種を目指し、アルバイトで生活している方は、夢追求型のフリーターに当てはまるでしょう。自己実現志向や独立志向で、現在の状況に対して肯定的といった特徴があります。4つのタイプのなかでは、構成比と現職正社員比率ともに一番少ない割合です。
モラトリアム型
モラトリアム型は、やりたいことを探したい、正社員になりたくないといった理由からフリーターになった方を指します。
学校卒業後になんとなくアルバイトを続けている方や離職後にアルバイトをしている方があてはまるでしょう。
やむを得ず型
やむを得ず型は、正社員になれない、または家庭の事情などで、やむなくフリーターになった方を指します。具体的には、「新卒時に就職活動をしていたけれどなかなか採用につながらなかった」「怪我や病気によってフルタイムでの勤務が実現できない」といった理由が考えられるでしょう。4つのタイプの構成比では、42%と一番多いです。
ステップアップ型
ステップアップ型とは、就きたい仕事のために勉強したり修業したり、何らかの過程を経ようという方を指します。
たとえば、留学で帰国後なかなか仕事に就けない時期にフリーターをしている方が含まれます。また、やりたい仕事がアルバイトからでないと就けないというような、将来をある程度設計したフリーターもステップアップ型です。
参照元
独立行政法人労働政策研究・研修機構
No. 213労働政策研究報告書 大都市の若者の就業行動と意識の変容-「第5回 若者のワークスタイル調査」から
フリーターとアルバイト・ニートの違い
フリーターとアルバイト、ニートは混同しやすいですが、年齢や働いている状況によって定義は異なります。それぞれの違いについて解説するので、自分がどれにあてはまるか曖昧な方は参考にしてみてください。
フリーターとアルバイトの違い
フリーターとアルバイトの違いは、年齢が限られる点です。「1.就業者数の違い」で前述したように、フリーターとは、15~34歳の若年者のうち、勤め先における呼称がアルバイト又はパートである者を指します。
一方で、厚生労働省「さまざまな雇用形態」によるとアルバイトとは、1週間の所定労働時間が、同じ事業所に雇用されている正社員と比べて短い労働者です。アルバイトはフリーターと異なり、年齢は限定されていません。
フリーターとパートやアルバイトの違いについて詳しく知りたい方は、「フリーターとパート・アルバイトの違いは?社会保険についても解説!」のコラムをご参照ください。
参照元
厚生労働省
さまざまな雇用形態
フリーターとニートの違い
ニートとフリーターの大きな違いは「働く意思があるかどうか」「働いているか否か」です。厚生労働省「ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究報告書 3.ニートの類型化と試算(p.63)」によると、ニートとは「15~34歳の若者で、仕事に就かず、家事も通学もしていない人」を指します。
ニートは無職かつ働く意志を持たないのに対し、フリーターは無職の状態であっても働く意思がある方やアルバイトまたはパートで働いている方のことを指します。詳しくは、「ニートとフリーターの違いとは?就職に向けてできることと行動を起こすコツ」のコラムもご覧ください。
参照元
厚生労働省
ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究報告書
正社員とフリーターのメリット・デメリットの違い
正社員、フリーターそれぞれのメリットとデメリットを紹介します。フリーターを続けるか悩んでいる方は、正社員とのメリット・デメリットの違いを把握したうえで、キャリアプランを考えてみましょう。
正社員のメリット
正社員の代表的なメリットは、以下のとおりです。
- ・福利厚生や待遇が充実している
- ・雇用が安定している
- ・社会的信用がある
- ・収入が高い傾向にある
- ・転職活動で有利になる
- ・教育制度が充実している
収入や雇用の安定を求める方は、正社員を目指したほうが不安を解消しやすくなります。また、教育制度や評価制度が充実している正社員のほうがキャリアアップやスキルの習得を目指しやすいといえるでしょう。
正社員のデメリット
正社員の代表的なデメリットは、以下のとおりです。
- ・異動や転勤の可能性がある
- ・責任のある仕事が多くプレッシャーが掛かる
- ・プライベートを優先しにくい
- ・副業できない場合がある
- ・希望の仕事に就職できない場合もある
正社員は転勤があったり、副業ができなかったりする可能性があるため、契約内容を漏れなく確認する必要があります。また、配属先が限定されていない場合、希望している仕事を担当できない可能性もあるでしょう。
正社員のメリット・デメリットについては、「正社員のデメリット・メリットとは?派遣や契約社員についても解説!」のコラムでもまとめています。
フリーターのメリット
フリーターの代表的なメリットは、以下のとおりです。
- ・仕事に対する責任、ノルマが少ない
- ・働く時間や日数は比較的自由に決められる
- ・プライベートと仕事を両立しやすい
- ・働いた分だけ稼げる
- ・残業はほぼない
- ・転勤や異動がない
- ・仕事の掛け持ち(副業)が可能
- ・仕事を変えたいときなどに辞めやすい
- ・やりたいことに時間を割ける
正社員と比較すると、仕事に対する責任やノルマが少なめです。また、働く時間や日数は比較的自由に決められるため、プライベートと仕事を両立しやすいでしょう。なお、異動や副業の可否については、契約内容によって異なります。
フリーターのデメリット
フリーターの代表的なデメリットは、以下のとおりです。
- ・収入が安定しにくい
- ・手当やボーナスがない場合がある
- ・福利厚生が少ない
- ・正社員と比べると重要な仕事を任せてもらえない
- ・社会的信用が低い
アルバイトやパートの場合は、雇用期間に定めがあり契約更新されない可能性もあります。そのため、収入が安定しにくく、解雇のリスクもあります。また、手当やボーナスが支給されないことも多く、正社員と比べると福利厚生の恩恵も少ないでしょう。
「フリーターにはデメリットが多い!社会保険や税金について正社員と比較」のコラムも参考に、フリーターの良し悪しを理解しましょう。
フリーターから正社員を目指す4つの方法
フリーターから正社員を目指している方は、求人サイトや就職エージェントの利用を検討しましょう。また、正社員登用があるアルバイト・パートから目指す方法もあります。この項では、フリーターから正社員を目指す方法を4つ紹介するので、参考にしてみてください。
フリーターから正社員を目指す方法
- アルバイト先の正社員を目指す
- 求人サイトで正社員の求人を探す
- ハローワークを利用する
- フリーター向けの就職エージェントを利用する
1.アルバイト先の正社員を目指す
アルバイトやパート先の企業に「正社員登用制度」がある場合は、正社員として就職できる可能性があります。正社員登用制度とは、パートやアルバイトといった働き方から正社員へ雇用契約を変更する制度のことです。アルバイトから正社員を目指す場合は、職場に正社員登用制度があるか、また実績はあるかを確認しましょう。
制度を利用する条件は、勤続年数や特定のスキル、社内で定められたテストの合格、上司の推薦など企業によってさまざまです。正社員登用制度があっても実績がない、または少ない企業だと正社員を目指すのが難しくなります。そのため、アルバイト・パートから正社員を目指す場合は、正社員登用を積極的に行っている企業を選びましょう。
アルバイトから正社員へステップアップする方法については、「アルバイトから正社員になるには?採用されやすい人の特徴と履歴書のポイント」のコラムをご参照ください。
2.求人サイトで正社員の求人を探す
求人サイトには全国の幅広い求人が掲載されているため、選択肢を広げて探したい方におすすめの方法です。フリーターの場合は、「未経験歓迎」「職歴不問」のように条件を絞って正社員求人を探しましょう。
また、新卒で入社した企業を3年程度で離職してフリーターになった場合は、「第二新卒歓迎」の正社員求人を探すのもおすすめです。「フリーターから正社員になるには?就職活動の基本や受かりやすい職業を紹介」のコラムでは、就活の取り組み方をまとめています。
3.ハローワークを利用する
地元企業の正社員求人を探したい方は、ハローワークの利用がおすすめ。ハローワークは無料で求人掲載が可能なため、地元に根差した企業や中小企業を含め数多くの求人を保有しているのが特徴です。初めて利用する方は、自分の居住地を管轄しているハローワークを探し、求職申込みの手続きをしましょう。
ハローワークの利用を検討している方は、「ハローワークで正社員を目指すには?利用するメリットも紹介」のコラムをご一読ください。
4.フリーター向けの就職エージェントを利用する
就職エージェントを利用する場合は、フリーター向けのサービスを選びましょう。自分の年齢や経歴を対象とした就職エージェントを選べば、応募できる求人に出会いやすくなるからです。就職エージェントでは、担当のアドバイザーが一人ひとりのスキルや希望に合った求人を提案してくれるといったメリットもあります。
プロのアドバイザーによる履歴書や職務経歴書の添削、面接対策が受けられるのも転職エージェントを利用する大きなメリットといえるでしょう。転職エージェントの利用を検討している方は、「フリーターが転職エージェントを利用するメリットは?」のコラムも参考にしてみてください。
フリーターが正社員を目指すときにおすすめの職種
フリーターの方が正社員を目指すときは、職務未経験でも応募できる職種やアルバイト経験が活かせる職種を選ぶのがおすすめです。また、興味があったり、強みが活かせたりする点もポイントに職種を選びましょう。下記では、フリーターの方向けに、正社員を目指すときにおすすめの職種を紹介します。
フリーターが正社員を目指すときにおすすめの職種
- 営業職
- 販売職
- 介護職
- 警備員
- プログラマー
営業職
人と関わることが好きな方やコミュニケーションに自信があるフリーターの方は、営業職がおすすめです。営業職は、どのような職種・業界でも欠かせない存在で求人数が多いため、未経験からチャレンジできる可能性があります。また、営業職で身につけたビジネスマナーや営業スキルは、次の転職時にも役立てられるでしょう。
フリーターから営業職の正社員を目指す方は、「フリーターが営業職の正社員になるには?向いている人や就職のコツをご紹介」のコラムをご覧ください。
販売職
アルバイトで接客や販売の経験があるフリーターの方は、販売職の正社員を目指すのがおすすめです。販売職には、アパレルや保険、医薬品販売などさまざまな仕事があります。
販売職として働くために特別な資格は必要ないため、アルバイトで実務経験がある場合は評価されやすくなるでしょう。販売職は人と接する仕事のため、未経験でもコミュニケーションに自信がある方に向いています。
販売職に興味がある方は、「販売職の仕事内容とは?活躍できる場・向いている人について解説」のコラムも参考にしてみてください。
介護職
ご高齢者と関わることが好きな方や人を支える仕事に就きたいフリーターは、介護職がおすすめです。厚生労働省によると、介護職は慢性的な人手不足に加えて高齢化により需要が高まり、毎年6万人程度の介護人材を確保する必要があるとされています。そのため、介護職は未経験者の積極的な採用を行っている事業所も多く、正社員を目指しやすいでしょう。
正社員として入社後に、資格取得のための制度やサポートが充実している事業所もあります。そのため、将来的にスキルアップや資格取得を目指している方にもおすすめです。未経験から介護職を目指す方は、「未経験から介護職に転職したい!無資格でも大丈夫?志望動機の例文も紹介」のコラムもチェックしてみてください。
参照元
厚生労働省
福祉・介護人材確保対策について
警備員
体力に自信がある方や責任感があるフリーターの方は、警備員の正社員がおすすめです。警備員の正社員は、18歳以上であれば経験、資格がなくても採用されるチャンスがあります。未経験者が警備業務をするには法定研修が必須のため、多くの会社で入社後の研修や教育体制が用意されているでしょう。
警備員は職務上、冷静な判断力や護身術、臨機応変な対応が求められる大変さがあります。一方で、責任のある仕事にやりがいも感じられるでしょう。警備員の正社員を目指す方は、「警備員の正社員はきつい?主な就職先や向いている人の特徴を解説」のコラムも参考にしてみてください。
プログラマー
ロジカルシンキングができたり主体的に学ぶ姿勢を持っていたりする方は、プログラマーの正社員がおすすめです。厚生労働省job tag「プログラマー 就職するには?」によると、入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされません。未経験でほかの仕事から入職した場合は、企業内で一定期間の教育を受けた後にプログラマーとして配属されます。
ただし、人材育成の観点から未経験の場合は、30代より20代など若い方が有利になる可能性もあるため、フリーターからプログラマーの正社員を目指す場合は早めに行動しましょう。
未経験からプログラマーを目指す方法については、「未経験からプログラマーを目指すのはきつい?仕事内容や探し方を紹介」のコラムをご参照ください。
参照元
厚生労働省jobtag
プログラマー
フリーターが正社員への就職を成功させるポイント
正社員への就職を成功させるためには、採用担当者がフリーターに持つマイナスなイメージを払拭する必要があります。ここでは、フリーターが正社員への就職を成功させるポイントを解説するので、足りない経験やスキルはカバーできるように取り組みましょう。
フリーターが正社員への就職を成功させるポイント
- ビジネスマナーを学ぶ
- スキルや経験を活かせる業種や職種の求人を探す
- フリーターの経験で得たスキルや強みをアピールする
- フリーターだった理由を説明できるようにする
- やる気や前向きな姿勢をアピールする
ビジネスマナーを学ぶ
フリーターで社会人経験のない方は、基本的なビジネスマナーを身につけていると、採用担当者の懸念を払拭できます。ビジネスマナーを身につけるには、ハローワークや就職エージェントが主催している就活セミナーで学ぶことが可能です。就職活動を成功に近づけるためにも、直近で開催されているものがないか調べてみましょう。
ビジネスマナーについては、「仕事での立ち振る舞いのマナーとは?就活に活かせるコツをご紹介」のコラムを参考にしてみてください。
スキルや経験を活かせる業種や職種の求人を探す
アルバイトで身につけたスキルを活かせる業種や職種の正社員求人であれば、経験が評価される可能性があります。特に即戦力や経験者を求めている企業であれば、アルバイトの経験も評価されやすいでしょう。
ただし、アルバイト経験の場合は経験者とみなさない場合もあるため、応募条件には注意が必要です。アルバイト経験をアピールする方法は、「職歴がアルバイトのみ…履歴書や職務経歴書の書き方を詳しく解説」のコラムをご一読ください。
フリーターの経験で得たスキルや強みをアピールする
正社員になるためには、フリーターの経験で得たスキルや強みを具体的なエピソードを交えてアピールすると効果的です。エピソードを伝えるときは、具体的な数字を盛り込むと説得力が増し、採用担当者も理解がしやすくなります。
未経験歓迎の求人では、応募者の人柄や仕事へ取り組む姿勢が重視されるため、意欲や熱意をアピールすると効果的です。
フリーターだった理由を説明できるようにする
フリーターとして過ごしていた理由は、ポジティブな表現で説明できるようにしておきましょう。正社員への就職面接では、フリーターだった理由を質問される可能性があります。家庭の事情や病気などやむを得ない理由の場合でも、ネガティブな表現は避け、前向きに正社員として活躍したい姿勢を示しましょう。
また、前職を辞めた理由について聞かれた際も、不平不満ではなく、面接を受けている会社に惹かれた部分のみを伝えるほうが印象が良くなります。フリーターの正社員面接でよくある質問は、「フリーターの正社員面接でよくある質問は?ふさわしい服装についても解説」のコラムでまとめているので、参考にしてみてください。
やる気や前向きな姿勢をアピールする
フリーターが正社員への就職面接を受けるときは、仕事へのやる気や前向きな姿勢を示しましょう。フリーターの期間が長いと、正社員として働く意欲や長く活躍できるかといった点を、懸念される可能性があるからです。
やる気や前向きな姿勢をアピールするためには、応募先企業に入って実現したいことを具体的に伝えます。また、5年後、10年後のキャリアプランのように、長期的に活躍していきたいという意思を示すと効果的です。
フリーターから正社員への転職を成功させる方法については、「フリーターから正社員になった人の特徴!就職できた人の成功ポイントとは?」のコラムで詳細をまとめています。
若年層の就職・転職支援のハタラクティブでは、求職者一人ひとりの適性に合った求人紹介を実施。面接指導や書類の添削はもちろん、無料の適職診断も受けられます。フリーターから正社員を目指すか悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
この記事に関連する求人
未経験から始められる研修体制◎通信環境の点検などを行うルート営業☆
ルート営業
滋賀県/京都府/大阪府/兵庫県…
年収 228万円~365万円
完全週休2日制◎人材紹介会社でライター・取材担当を募集中!
ライター・取材担当
東京都
年収 315万円~360万円
未経験者が多数活躍★人材紹介会社で営業職として活躍しませんか?
営業
東京都
年収 328万円~374万円
完全週休2日制☆マーケティングアシスタントとして活躍しませんか?
マーケティングアシスタント
東京都
年収 315万円~360万円
転勤なし☆成長中の販売代理店で、ショップスタッフのお仕事!
ショップスタッフ
埼玉県/千葉県/東京都/神奈川…
年収 228万円~319万円