フリーターから正社員になるには?就職活動の基本や受かりやすい求人を紹介

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この記事のまとめ

  • フリーターから正社員になるには、登用制度やエージェントの利用などの方法がおすすめ
  • フリーターが正社員を目指すなら、年齢の若いうちに就職活動を始めるのが効果的
  • フリーターと正社員でどっちがいいか迷ったら、メリットとデメリットを比較してみよう
  • フリーターが正社員の採用選考で受かりやすいのは、未経験者歓迎の求人
  • フリーターの正社員就職を成功させるには、履歴書の準備や面接対策に力を入れよう

フリーターのなかには、「正社員になるのは難しいのかな…」と不安に感じている方もいるでしょう。フリーターから正社員になることはもちろん可能ですが、年齢を重ねるごとに厳しくなっていくのが実情です。このコラムでは、フリーターから正社員になる方法や就職活動の基本をまとめました。独自に調査したアンケートの結果やおすすめの職業などもご紹介しているので、正社員の働き方に興味のあるフリーターはぜひご覧ください。

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フリーターから正社員になるおすすめの方法

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フリーターから正社員になる方法はいくつかありますが、おすすめなのは「正社員登用制度」「ハローワーク」「求人サイト」「転職エージェント」を利用する方法です。自身の性格や状況に合った方法を選べばOKなので、まずはそれぞれの特徴を知りましょう。

1.アルバイト先の正社員登用制度から目指す

フリーターとして従事する仕事を気に入っている場合は、アルバイト先に正社員登用制度がないか確認してみましょう。正社員登用制度とは、契約社員・アルバイトなどの非正規雇用社員から正社員へ転換する制度のことです。試験や面接を突破すれば、アルバイトから正社員になることができます。正社員登用制度の仕組みについて詳しく知りたい場合は、「正社員登用制度とは?読み方や必要な実績・試験について解説!」をチェックしてみましょう。

2.ハローワークで就職活動をする

厚生労働省が運営するハローワーク(公共職業安定所)を利用する方法もあります。ハローワークは、フリーターをはじめ、新卒者や転職希望者など誰でも利用できる点や、求人数の多さが特徴です。扱う求人は地域に特化したものが多く、地元で正社員として就職したいフリーターに向いています。ハローワークの利用方法については、「ハローワークの使い方は?利用の流れとポイントを徹底解説」を参考にしてみてください。

3.求人サイトから興味のある求人を探す

求人サイトとは、求人を掲載するWebサイトのことです。多くの求人が掲載されているので、選択肢を広げて仕事を探したいフリーターに向いています。求人サイトを利用する際は、検索窓に「正社員」「未経験者歓迎」のように入力して探せば、フリーターから目指しやすい正社員の求人を絞り込めるでしょう。フリーターのなかでも、新卒で就職した会社を短期間で離職し転職する場合は、「第二新卒歓迎」の求人を探すのがコツです。興味のある求人を見つけたら、応募フローに沿って会社と直接やり取りを行いましょう。

4.転職エージェントを利用する

一人で正社員を目指すのが不安なフリーターは、転職エージェントのサポートを受けてみましょう。転職エージェントとは、民間の企業が提供する転職支援サービスのこと。求人紹介から内定までトータルサポートを受けられます。「書類選考で落ちる」「面接がうまくいかない」といった悩みを、プロに相談しながら求職活動ができるのがメリットです。

フリーターが利用しやすいエージェントの見つけ方

年齢の若いフリーターは「20代向け」「若年層向け」のエージェントを選ぶのがポイント。未経験から応募しやすい求人を豊富に扱っているので、効率的に求職活動を進められます。反対に、「ハイクラス転職」や「ミドル世代向け」のエージェントを使うと、ミスマッチとなり就活期間が延びる可能性があるので注意が必要です。エージェントについて詳しく知りたい方は、「就職エージェントとは?活用するメリットやデメリットを知ろう」をご参照ください。

フリーターから正社員になった人の体験談

転職エージェントを利用してフリーターから正社員としての就職を成功させた人はたくさんいます。警備のアルバイトをしていたIさん(27歳)は、転職エージェントのハタラクティブで1社目に受けたエンジニアの仕事にスピード内定となりました。アドバイザーとの面接対策を万全にすることで、好印象を与えることができたそうです。
Iさんの就職活動のエピソードについては、「警備アルバイトからエンジニアに就職。留年、内定辞退から就職を成功させた方法とは?」で詳しくご紹介しています。
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フリーターから正社員になれない?うまくいかない原因

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フリーターから正社員を目指すのは一定の大変さがありますが、決して不可能ではありません。それでも、就活がうまくいかずに正社員就職の難しさを感じる方もいるようです。ここでは、フリーターの就職活動が思うように進まない主な原因を3つ紹介します。

1.フリーター生活を手放すのをためらっている

1つ目は、「正社員になると自由がなくなりそう」「今すぐ正社員にならなくてもいい」といった気持ちがあり、フリーター生活を手放すのをためらっている場合です。正社員になること自体に迷いがあれば、面接官に就職の本気度が伝わらず採用を見送られてしまう可能性があります。実際、若年層向けのハタラクティブが独自に調査した「若者しごと白書2023」によると、フリーターが正社員になりたくない理由には、下記のようなものがありました。

正社員になりたくない理由割合
組織に縛られたくないから36.5%
プライベートの時間が制限されると思うため32.7%
仕事の責任を取りたくないため20%
社員として働くのが厳しいと思ったらから14.9%
体力的に難しいため14.9%

参照:ハタラクティブ「若者しごと白書2023

調査によると、フリーターの多くが「組織に縛られたくない」「プライベートの時間が制限されそう」「正社員として働くのが厳しい」といった理由で、正社員になりたくないと感じているようです。正社員に対するマイナスのイメージがあれば、就職活動に積極的になれないのは無理もありません。

とはいえ、フリーターから正社員として就職した方のなかには、「スキルを身につけるのが楽しい」「生活に余裕が出てプライベートが充実した」という意見もあるので、イメージに囚われ過ぎないようにしましょう。

参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2023

2.フリーターから正社員になるのは難しいと思っている

2つ目は、「フリーターから正社員になるのは難しい」と考えている場合です。正社員としての職歴がなく経歴に自信がなければ、周りの候補者がみな優秀な人材に見えてしまうこともあります。しかし、未経験者を積極的に採用し、一から教育する環境を整えている企業は意外と多くあります。特に20代の若い人材の需要は高いため、フリーターから正社員になるのはそれほど難しくないでしょう。少しでも正社員の働き方に興味があるのなら、考えるよりも先に挑戦してみることをおすすめします。

3.間違った就職活動をしている

3つ目は、正社員になる意欲はあるものの、間違った就職活動をしているパターンです。正社員とフリーターの募集では、求める人物像が異なります。そのため、アルバイトの面接と同じように正社員の面接を受けてもうまくいきません。正社員になるには、仕事をするうえで必要なビジネスマナーや働く姿勢が備わっているかをアピールするなどのコツがあります。「正社員の募集に受からない…」と悩んでいる方は、このコラムの「【就職活動の基本】フリーターから正社員の目指し方」で就活の基礎をチェックしてみてください。

そもそもフリーターとは誰のこと?

一般的にフリーターとは、15歳から34歳までの若者のうち、正社員ではなくパートやアルバイトで生計を立てている人を指します。無職であっても、正社員求人やパートやアルバイトの仕事を探している15~34歳の方はフリーターに含まれるのが特徴です。フリーターの定義について詳しく知りたい方は、別コラムの「フリーターとは?」をご参照ください。

フリーターと正社員との違い

フリーターと正社員の違いは、収入や待遇、社会的信用度などです。雇用の安定性やキャリアの積みやすさなども異なるので、下記の表で確認してみましょう。

 正社員フリーター
収入安定している不安定になりやすい
昇給昇給額が大きい昇給額が小さい
待遇(手当や社会保険など)充実している適用されない場合がある
社会的信用度高い低い
雇用の安定性安定している解雇のリスクがある
キャリアの積みやすさキャリアを積みやすいキャリアを積むのは難しい
残業の有無残業に対応する場合がある基本的に残業はない
勤務時間や日数会社の規定に従うシフトを自由に決めやすい
異動・転勤の有無異動や転勤を行う場合がある配属先から異動や転勤はない

正社員は基本給が設定されているため、安定して収入を得られるほか、会社の業績や個人のスキル次第で収入アップが期待できます。対してフリーターは、時間給が一般的。働いた分だけ稼げるものの、欠勤が続けばその分給与は少なくなります。

フリーターと正社員の違いは、「フリーターから就職する方法は?正社員になるメリットとおすすめの職種!」でも詳しく紹介しているので、興味のある方はあわせてご参照ください。

フリーターと正社員の給与格差はどれくらい?

フリーターと正社員の給与格差はどれくらい?の画像

フリーターと正社員の給与は年齢によって差が出る傾向にあります。フリーターから正社員を目指すかどうか迷っている方は、両者の給与事情について確認しておくと良いでしょう。

正社員とフリーターの賃金の差

正社員とフリーターの賃金は、年齢によって異なります。厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査の概況」によると、年齢別の正社員とフリーターを含む非正規雇用社員の賃金は下記のとおりでした。

年齢階級正社員・正職員正社員・正職員以外
~19歳185,000円170,100円
20歳~24歳221,000円196,200円
25歳~29歳255,900円212,300円
30歳~34歳288,400円215,500円
35歳~39歳323,500円213,300円
全年齢328,000円221,300円

参照:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査の概況(p.12)

正社員と非正規雇用社員の賃金差は、10代~20代の場合はそれほど大きくないものの、全年齢まで範囲を広げてみると10万円にまで広がっていきます。前項でも述べたように、フリーターや契約社員などの非正規雇用社員の賃金は主に時給制であるため、働いた分だけ収入になる仕組みです。
一方、正社員の場合は月給制で毎月決まった収入を得られます。会社によって支給されるボーナスと合わせれば、大きな収入差になることが考えられるでしょう。

フリーターと正社員の収入の違いについてより詳しく知りたい方は、フリーターの時給別に具体的な月収や年収をご紹介するコラム、「フリーターと正社員の収入の違いはどれくらい?就職のためのコツも解説」をご覧ください。

参照元
厚生労働省
令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況

正社員とフリーターの生涯賃金の差

独立行政法人 労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計 2022」によると、大卒・大学院卒を卒業後60歳までの生涯賃金は、正社員・非正規雇用社員それぞれ以下のような金額でした。

 男性女性
正社員2億6千万円2億1千万円
非正規雇用社員1億6千万円1億2千万円

参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計 2022(p.317)(p.336)」

正社員の生涯賃金は男女ともに2億円以上。対してフリーターを含む非正規雇用社員を続けた場合の生涯賃金は1億円台でその差は歴然です。フリーターを続けるか正社員を目指すかを考える際は、今の収入のままで良いのかどうかも考えてみると良いでしょう。生涯賃金について興味のある方は、「生涯賃金とは?生涯年収の本当のトコロ」のコラムも参考にしてみてください。

参照元
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
ユースフル労働統計2022 ―労働統計加工指標集―

フリーターと正社員…選ぶならどっちがいい?

フリーターと正社員…選ぶならどっちがいい?の画像

「フリーターと正社員どっちがいいの?」と迷っている方は、同じような悩みを持つフリーターの意見を参考にしてみることをおすすめします。また、正社員になるメリットとデメリットも解説しているので比較してみてください。

フリーターが正社員になりたいと思う理由

フリーターが正社員になりたいと思う理由の画像

引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2023

前述の「若者しごと白書2023」によると、正社員としての就職を希望するフリーターの多くが、「今より多くの収入を得たい」「長期的に安定して働きたい」と考えています。アルバイトで収入や雇用が不安定なフリーターにとって、収入アップや安定した雇用は、大きな魅力となっているようです。

フリーターから正社員になるメリット

・フリーターでいるよりも安定した収入を得られる
・努力次第で収入アップを図れる
・スキルアップの機会に恵まれる
・幅広いキャリアパスを選択できる
・社会的信用度が高まるのでカードやローンの申請に通りやすくなる
・突然解雇されるリスクが減る

正社員になれば収入や雇用が安定するほか、社会的信用度がアップするため、結婚や出産、子育て、介護などのライフイベントが発生したときにも安心して対処できるしょう。また、スキルアップやキャリアアップの機会に恵まれており将来の目標を立てやすいのも、正社員になるメリットの一つです。

フリーターが正社員になりたくないと思う理由

フリーターが正社員になりたくないと思う理由の画像

引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2023

フリーターが正社員になりたくない理由の1位は「組織に縛られたくないから(36.5%)」、2位は「プライベートの時間が制限されると思うため(32.7%)」でした。どちらも、「正社員=自由がない」というイメージからくる意見です。ただ、正社員の仕事内容や企業によっては、フレックスタイム制やリモートワークを導入して、自ら働く時間や場所を選択できる場合もあります。正社員だから自由がないという考えから脱却すれば、フリーター以外の選択肢も受け入れやすくなるでしょう。

フリーターから正社員になるデメリット

・プライベートに合わせて働く時間を決めにくくなる
・仕事上の責任が重くなる
・退職して仕事を変えにくくなる

フリーターから正社員になることで、仕事に対する責任が増して自由がなくなることを懸念する声も聞かれますが、実際はライフ・ワーク・バランスを実現しやすくなるなど、メリットが豊富です。年齢が若いうちは、「今やりたいことが優先」と思っていても、長い目でみれば正社員になったほうが良いことも多いでしょう。特に、年齢を重ねたときの収入面の不安は、できるだけ若いうちに払拭しておくのがおすすめです。

参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2023

【就職活動の基本】フリーターから正社員の目指し方

【就職活動の基本】フリーターから正社員の目指し方の画像

フリーターから正社員になるためには、就職活動の基本を押さえておくことが大切です。ポイントは5つあるので、一つひとつ行動に移してみましょう。

1.チャンスの多い20代のうちに正社員を目指す

フリーターから正社員を目指すなら、企業から若さやポテンシャルを評価してもらいやすい「20代」が有利といえます。30代以降は、選考の場で経験やスキルが重視されるようになるため、フリーターから正社員になるのはハードルが上がることも。「20代だからまだ大丈夫」と就職を先延ばしにしていると、あっという間に時間は過ぎていくものです。迷っているのなら、思い切って行動してみることをおすすめします。

2.自己分析でフリーター経験から得た強みを見つける

自己分析とは、これまでの経験を振り返り、自分の強みを洗い出すことです。フリーター経験のなかから、印象に残っている過去の経験を書き出し、自分の強みや価値観を明確にしてみてください。強みや価値観が分かれば、正社員採用の場でよく聞かれる志望動機や自己PRで効果的にアピールできるでしょう。

3.企業研究で「求める人物像」や「相性」をチェックする

企業研究とは、会社の公式Webサイトや募集要項から事業内容や理念、求める人物像などの情報を集める作業です。あらかじめ会社の特徴を調べて理解を深めておけば、正社員として入社後にミスマッチを感じるリスクを減らせます。また、企業研究を行う際は、ブラック企業に気をつけることが大切です。ブラック企業については、「ブラック企業の特徴とは?入社前に見極める方法と対処法を解説」をご参照ください。

4.希望条件をすべてを叶えようとせずに優先順位を付ける

仕事探しの条件は、多過ぎてもうまくいきません。理想をすべて満たせる求人を探すのは難しいため、希望条件に優先順位を付けましょう。希望が多い場合は、「この条件がないとすぐに辞めてしまいそう」という観点で条件を3つに絞ってみると、応募する求人を決めやすくなります。

5.フリーターが正社員採用で受かりやすい求人を探す

フリーターからいきなり管理職の求人に応募しても、正社員の経験なしから目指すのは難しいといえます。ある程度経験を積んでから転職する方法もあるので、まずは自分の状況に合った求人を選んでみてください。正社員の経歴がない場合は、フリーター歓迎・未経験者歓迎の求人が狙い目です。「パソコンが得意」「コミュニケーションスキルがある」など、自分の特性を活かせる仕事を見つけましょう。

フリーター歓迎!未経験から正社員を目指しやすい職業5選

フリーター歓迎!未経験から正社員を目指しやすい職業5選の画像

フリーターから正社員を目指しやすい職業は、「プログラマー」や「介護職員」など、未経験者歓迎求人が多く若い人材の需要の高い仕事です。若手を求める職業は、未経験から教育する環境を整えている傾向があるので、フリーターから正社員として就職後は長期的に活躍できるでしょう。

フリーターから正社員を目指しやすい未経験者歓迎の

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1.プログラマー

プログラマーは、フリーターが正社員を目指しやすい職種の一つ。IT業界は現在発展中で、さらなる事業・サービスの拡大も見込まれ、今後はITエンジニアが足りなくなるといわれています。プログラマーは、人材不足解消のために未経験者歓迎の求人が多いのが特徴。スキルを身につければ、システムエンジニアやフリーランスエンジニアになる道もあるので、自由度の高い働き方を目指したいフリーターにおすすめです。

正社員

電気電子設計開発エンジニア

  • 年収 315万円 ~ 488万円

  • 大手企業,安定的な仕事,未経験OK,賞与あり,昇給あり,諸手当あり,残業少なめ,プライベート重視

2.介護職員

介護職は、介護施設や事業所を利用する高齢者が安心して生活できるよう、食事介助や入浴介助などの身の回りのお世話を行う仕事です。高齢化の進む日本では介護人材が不足しているため、未経験者を歓迎する求人が非常に多くあります。男性・女性ともに需要があり、特にフリーターのような若く体力のある人材は重宝されるでしょう。また、正社員として就職後に「介護職員初任者研修」や「実務者研修」などの資格を取得すれば、転職を有利に進められます。

正社員

サービススタッフ(介護職)

  • 年収 285万円 ~ 337万円

  • 大手企業,安定的な仕事,未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり,残業少なめ

3.営業職

会社が提供する商品やサービスを売り込む営業職は、どの業界でも需要の高い職種です。コミュニケーション能力があれば未経験から従事できます。「営業=ノルマが厳しい」というイメージを持つ方もいますが、すべての営業職にノルマがあるわけではありません。営業職のなかでも、既存客との取引やニーズ調査を行う「ルート営業」はルーティンワークが多いので、正社員未経験のフリーターから始めやすいといえます。なお、業務で普通自動車免許が必要な求人もあるので、事前に確認するようにしてください。

正社員

法人営業・カスタマーサクセス

  • 年収 360万円 ~ 576万円

  • 未経験OK,昇給あり

4.施工管理職

施工管理とは、主に建設工事現場の監督として、工事全体の管理を担う職種を指します。施工管理は図面のとおりに建物を建設する仕事が多く、未経験者歓迎の求人が豊富です。「モノづくりに興味がある」「体力に自信がある」といったフリーターにおすすめの職業といえるでしょう。施工管理職は、ビルやマンションの建設現場、公共事業など需要が幅広いため、採用募集人数も多い傾向にあります。

正社員

施工管理職

  • 年収 363万円 ~ 562万円

  • 大手企業,安定的な仕事,未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり

5.販売職

接客・販売スタッフは、商品やサービスを提供するのが主な仕事です。正社員求人が多い職種としては、アパレルや家電量販店の販売員、飲食店・宿泊施設・ブライダル・テーマパークのスタッフなどが挙げられます。接客・販売スタッフの仕事の特徴は、どのスタッフも同じレベルの接客ができるように、マニュアルや入職後の教育体制が整っていること。そのため、「正社員として働けるか不安…」というフリーターにもおすすめです。

正社員

店舗スタッフ・店舗管理職

  • 年収 306万円 ~ 428万円

  • 未経験OK,賞与あり,昇給あり,諸手当あり

未経験のフリーターから正社員を目指しやすい職業は、「未経験のフリーターから正社員に就職できる?おすすめの仕事や求人を紹介!」のコラムでもご紹介しています。職業ごとに向いている人の特徴を解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

フリーターからの正社員就職は対策を万全にしよう

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フリーターから正社員としての就職を目指すなら、履歴書の準備や面接対策をしっかり行っておきましょう。正社員の面接では、アルバイトの面接に比べて応募者の人となりを注意深く見られます。ビジネスマナーを理解していなければ、「常識がない」「意欲が低い」と判断されてしまう場合があるので気をつけてください。

履歴書は正社員に必要なビジネスマナーを意識する

企業にとって履歴書は、採用を判断する大事な書類です。履歴書を準備するときは、作成マナーを押さえて丁寧に書くことはもちろん、熱意やこれまでのフリーター経験など、少しでも多くのことをアピールしましょう。マナー違反に該当するのは、履歴書を使い回す行為や誤字脱字、経歴詐称など。そのほか、履歴書の書き方や注意点は、「履歴書作成の基本!学歴や志望動機の書き方と封筒を使うときのマナー」をあわせてご覧ください。

企業側が感じるフリーター採用時の懸念点を払拭することが重要

就職を成功させるには、企業がフリーターに抱きがちな不安要素を払拭することが大切です。企業がフリーターの経歴を持つ人を採用する際に懸念するのは、「入社してもすぐに辞めてしまうのではないか」「正社員として責任を持って仕事ができるだろうか」といった点。履歴書や面接で、就業意欲を伝えれば採用担当者も安心してくれるでしょう。

面接で定番の質問は回答を用意しておく

正社員面接では、「志望動機を教えてください」「自己PRをお願いします」など、定番の質問があります。落ち着いて答えるためにも、面接でよく聞かれる質問には必ず回答を用意しておきましょう。面接で定番の質問は、「面接でよくある質問と回答例!転職者と新卒では内容が違う?」をご覧ください。面接で緊張するのが心配な方は、繰り返し練習して慣れておくのが効果的です。

フリーターから正社員になる理由は対策必須

フリーターから正社員を目指す際は、面接で「なぜ正社員になりたいのか」といった質問をされる可能性があります。回答する際は、「なんとなく将来を考えると正社員になったほうが良いと思った」のようなあいまいな理由を答えるのはマイナスの印象を与える恐れも。「フリーターの業務には限りがあり、正社員としてより多くの経験を積みたいと考えたため」のように、正社員でなければならない事情を説明しましょう。

応募先企業を意識した志望動機を考えておく

志望動機では、「応募先企業でなければならない理由」を具体的に述べましょう。志望動機が、「正社員になりたいから」「給料が良かったから」では、採用担当者に「うちの会社じゃなくても良いのでは?」と思われてしまいます。また、「社風に共感した」といったあいまいな動機は、入社後に活躍するイメージができないため評価されません。志望動機には、競合他社にはない魅力や、採用担当者が納得できる理由が必要です。待遇面や漠然とした話は避け、応募先で働きたい理由を具体的に伝えましょう。

志望動機の例文

「大学在学時の就職活動で内定を得た企業へ就職したものの、採用当初の条件や待遇と大きく異なる点があり退職をし、アルバイトをしていました。しかし、アルバイトをしながら『好きな仕事を続けたい』『スキルアップして結婚後も働きたい』と将来のことを考えるようになり、正社員に挑戦することを決意しました。また、私はアパレルショップでも就業経験があります。お客さまとコミュニケーションを図りながら販売をすることに楽しさとやりがいを感じていたため、相手の意図を汲み取ることや、予想を超える提案をするのは得意だと自負しております。その特性を活かして、売上に貢献できる人材を目指していきたいです。」
こちらの例文は、「フリーターから正社員へ!転職を成功させる志望動機の書き方や例文をご紹介」でご紹介しています。伝え方のポイントも解説しているので、ぜひ参考にしましょう。

これから正社員就職を目指すフリーターは、若年層向けの転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、フリーターをはじめ、ニートや既卒、第二新卒の求職活動を支援しています。専任のアドバイザーがカウンセリングから内定後のフォローまで手厚くサポートするので、初めての就職活動もスムーズに行うことが可能です。サービスはすべて無料。「まだ正社員に踏み出すか迷っている」というフリーターの方も、ぜひお気軽にご利用ください。

フリーターから正社員を目指す方によくある質問

ここでは、フリーターから正社員を目指そうか迷っている方に向けて、よくある疑問をQ&A形式で解説します。

高卒フリーターから正社員になれますか?

もちろんなれます。高卒フリーターは、年齢が若いうちに就職活動を始めるのがおすすめです。年齢が若ければ、未経験から正社員として採用されるチャンスが多いだけでなく、就職後に着実にキャリアを積むこともできます。「若い人材を育てていきたい」という会社は多いので、早いうちに正社員を目指しましょう。

30代フリーターから正社員になるのは遅いですか?

30代の方も、フリーターから正社員を目指せます。ただ、年齢を重ねるにつれて求められるスキルや経験が増えていくため、できるだけ早く行動を始めたほうが良いでしょう。就職のハードルは上がりますが、未経験から始められる仕事も数多くあるので安心してください。心配な方は、「30代フリーターは就職しないとやばい?就活成功の方法や男女の違いを解説」のコラムも参考になります。

フリーターが正社員面接を受ける際の服装は?

面接の服装は、スーツかオフィスカジュアルを意識しましょう。正社員の面接では、発言だけでなく第一印象も合否を左右するといわれています。選考の案内に服装に関する記載がなくても、TPOに応じた身だしなみや髪型を整えて面接に臨むようにしてください。服装に迷っているフリーターの方は、「転職時の面接に適した服装とは?スーツが良い?ポイントを男女別に解説」のコラムをチェックしましょう。

正社員に疲れてしまいました…フリーターになるのはありですか?

正社員からフリーターになるのは、特に事情がない限りはおすすめしません。正社員を辞めてしまう事情は、「仕事に疲れた」「思っていた会社と違った」など、さまざまな内容があるでしょう。「もう正社員には戻りたくない」と思うことがあるかもしれませんが、転職して心機一転新しい仕事を選ぶ道もあります。転職エージェントのハタラクティブでは、第二新卒歓迎や未経験者歓迎の求人を多く扱っています。プロによるサポートが受けられるので、ぜひご利用ください。

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