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フリーターは正社員になれない?給料・仕事面の違いや就職すべき理由を解説

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【このページのまとめ】

  • ・フリーターも正社員になることはでき、年齢が若いほど採用の可能性は高くなる
  • ・フリーターと正社員では「賃金」「休暇」「雇用の安定性」などに大きな違いがある
  • ・フリーターが正社員になるには求人サイトや就職、転職支援サービスなどを利用する
  • ・フリーターの正社員就職成功のコツは、早期に活動し未経験歓迎の求人を選ぶこと

監修者:多田健二

就活アドバイザー

今まで数々の20代の転職、面接アドバイス、キャリア相談にのってきました。受かる面接のコツをアドバイス致します!

フリーター歴が長い場合、「正社員になれないのでは?」と不安を感じてしまう人もいるでしょう。フリーターが正社員就職を目指すのは可能ですが、年齢を重ねるごとに一定の厳しさを感じることになります。正社員就職を目指すなら、年齢の若いうちに行動するのが成功への近道です。就職を迷っているフリーターは、このコラムで正社員になるメリット・デメリットをチェックしてみましょう。

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フリーターとは?

フリーターとは、15歳から34歳までの若者のうち、正社員ではなくパートやアルバイトで生計を立てている人を指す言葉です。無職でも、パートやアルバイトの仕事を探している15~34歳の方はフリーターに含まれます。

フリーターとは?の文中画像

 

フリーターの定義はある?

フリーターに関する法的な定義はありませんが、厚生労働省の「若年者雇用に関する参考資料(p11)」では、フリーターを以下のように定義しています。

フリーターの定義は、15~34歳で、男性は卒業者、女性は卒業者で未婚の者のうち、 以下の者の合計。

1.雇用者のうち「パート・アルバイト」の者
2.完全失業者のうち探している仕事の形態が「パート・アルバイト」の者
3.非労働力人口で、家事も通学もしていない「その他」の者のうち、就業内定しておらず、希望する仕事の形態が「パート・アルバイト」の者

引用:厚生労働省「若年者雇用に関する参考資料(p11)」

なお、「完全失業者」や「非労働力人口」とは、無職の人のこと。正社員就職している人はもちろん、家事や通学をしている人はフリーターに含まれないとされています。

フリーターとニートの違いは?

ニートとは、「Not in Education,Employment or Training」の頭文字を取った言葉で、教育を受けておらず、雇用者でもなく、職業訓練中でもない人を指す言葉です。一般的には、15~34歳の非労働力人口のうち、家事や通学もしていない人を指します。フリーターとの違いは、働く意思がないことです。無職であっても、パートやアルバイトで働くために求人を探している人は、フリーターといえるでしょう。

2020年時点、フリーターの人口は136万人いるといわれています。フリーターの人口やその増減などについて詳しく知りたい方は、「フリーターとは?」をご覧ください。

フリーターは正社員になれない?

結論から述べると、フリーターから正社員になることは十分可能です。特に、10代・20代の若い人材の需要は高く、就職はそれほど難しくはないでしょう。30代になると経験やスキルが重視されるため採用ハードルは上がりますが、正社員就職の可能性がゼロになるわけではありません。新卒者はもちろん、即戦力になる中途採用者もライバルになるため、フリーターが正社員になるのは難しいイメージを持つかもしれませんが、未経験から始められる仕事もあるので安心してください。

フリーターと正社員の違いは?

フリーターと正社員の違いは、待遇面や社会的信用度、給与面などさまざまです。以下でそれぞれ詳しく解説します。

平均賃金(給与)

正社員は基本給が設定されているため一定の収入を得られ、会社の業績やスキルアップといった努力次第で収入アップを図っていくことが可能です。対してフリーターは、時間給が一般的。働いた分だけ稼げますが、欠勤が続けば給与は少なくなります。
フリーターと正社員の給与面の違いは、平均月収を比較してみるとよく分かるでしょう。以下は、厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査(2p)」のデータから抜粋したものです。※ここでは正社員・正職員以外をフリーターと表記しています。

年齢 フリーターの平均賃金 正社員の平均賃金 賃金差
20~24歳 18万3400円 21万5400円 3万2000円
25~29歳 20万2400円 24万9600円 4万7200円
30~34歳 20万7200円 28万2800円 7万5600円
35~39歳 21万4300円 31万6300円 10万2000円

 

引用:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況(2p)」

正社員は年齢を重ねるほど賃金が上がっていくのに対し、フリーターを含む正社員以外の賃金は年齢に関係なくほぼ横ばいでした。賃金差に関しては、20代前半で約3万円、20代後半で約5万円、30代前半では約8万円、30代後半では約10万円と、年齢が上がるにつれて広がっていくのが分かります。
なお、こちらの表では30代までしか記載していませんが、40代前半になると約13万円、40代後半は約15万円、50代になると約18万円ほどのさらに賃金差が広がっていというデータも。詳しくは厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」で確認してください。

参照元
厚生労働省
令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況

昇給・ボーナス

正社員は経験年数やスキルアップに応じた昇給、業績に応じたボーナスの支給があります(※企業によって異なる)。家族手当や資格手当、役職手当といった各種手当が基本給に上乗せされる場合もあり正社員は収入アップを図りやすいといえるでしょう。
対してフリーターは、正社員のように昇給するのは非常に稀です。ボーナスや手当の支給もほとんど期待できないでしょう。

生涯年収

給与面の違いを知るには「生涯賃金」も重要です。独立行政法人労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計 2020 労働統計加工指標集」によると、2018年度における大学・大学院卒で60歳までフルタイムの正社員を続けた人の生涯賃金は、男性で約2億7200万円、女性で約2億1600万円でした。

ユースフル労働統計 2020 労働統計加工指標集の表

引用:独立行政法人労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計 2020 労働統計加工指標集(319p)」

一方、2018年度における大学・大学院卒で60歳までフルタイムの非正規社員を続けた人の生涯賃金は、男性で約1億5400万円、女性で約1億2200万円でした。

ユースフル労働統計 2020 労働統計加工指標集の表

引用:独立行政法人労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計 2020 労働統計加工指標集(336p)」

フリーターが非正規社員として続けると、正社員を続けた人の生涯賃金と比べて1億円程度の差があることが分かりました。若くて体力があるフリーターはシフトにたくさん入れば正社員同等の収入を得られる可能性があります。特に新卒と比較すると大きな差は見られません。それでも、生涯を通して見れば、正社員の賃金には及ばないことが予想されるため、できるだけ若いうちに正社員を目指したほうが良いでしょう。

参照元
独立行政法人労働政策研究・研修機構
ユースフル労働統計 2020 労働統計加工指標集

金銭面の違いまとめ
こちらには、それぞれの雇用形態の金銭面の違いについて分かりやすいよう表にしてまとめました。

金銭面の違い 縦軸 縦軸
賃金の安定性 基本給があり安定している シフトに入れない可能性があり安定性は低い
昇給 比較的上がりやすい 基本的に昇給はない
ボーナス 業績や個人の能力が反映されることが多い 基本的にない

休日・休暇

有給休暇は正社員・フリーターに関わらず、一定の条件を満たせば就職後半年ほどで付与されます。フリーターの場合、労働日数や時間によって付与される有給休暇の日数は変わるので、厚生労働省の「有給休暇ハンドブック(p3)」を参考にすると良いでしょう。

残業

正社員は所定労働時間が決められていて、業務が勤務時間内に終わらない場合は残業をしなければならないことも。しかし、別の日で調整できる、その日は予定があるなどの理由があれば自分で残業するかどうか判断できることが多いです。一方、フリーターはシフト制のため次の時間帯のスタッフに残務を引き継げ、残業がないのがほとんど。人員不足やトラブル対応などにより「落ち着くまで残ってほしい」と希望されることもありますが、比較断りやすいです。

異動・転勤の有無

正社員の場合、支店のある会社では転勤の可能性があります。新卒入社であっても数ヶ月~1、2年で異動・転勤の話がある会社もあるようです。ただし、職種によって転勤の有無や頻度は変わるため、転勤のない正社員もいるでしょう。
フリーターの場合、人手が足りないときのヘルプで近隣の店舗や支店などに呼ばれることはあっても、転勤の可能性は非常に低いです。

勤務面の違いまとめ
こちらでは勤務面の違いについても表でまとめています。

勤務面の違い 正社員 パート・アルバイト
有給休暇 取りやすい場合が多い 取りにくい場合が多い
残業 自分で決められる 応じるかは自分次第
転勤 支店があると可能性が高くなる ない

社会保険や年金

一般的な企業に勤めている正社員の場合、自動的に社会保険(健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険、介護保険※40歳以降)に加入します。手続きは会社が行い、保険料は給与から天引きされるため個人で支払う手間が掛かりません。
一方、フリーターが社会保険に加入できるかどうかは、アルバイト先の従業員数や賃金、労働期間、週当たりの労働時間といった条件次第です。加入できない場合は、家族の扶養に入ったり、自分で国民健康保険料や国民健康保険料を納めたりする必要があります。

雇用の安定性

正社員の労働契約では、雇用期間の定めのない無期雇用としている企業がほとんど。今後、終身雇用はなくなると言われていますが、正社員はよほどの理由がない限り急に職を失うリスクは低いでしょう。
一方、フリーターは期間の定めがある有期雇用のため、契約が更新されなければ職を失うリスクがあり、雇用は不安定です。さらに、繁忙期は稼ぎやすく閑散期はシフトに入りにくいなど、雇用主の事情や社会情勢によって調整される傾向があります。

社会的信用度

雇用が安定している正社員は社会的信用度が高く、安定しないフリーターは社会的信用度が低い傾向にあります。社会的信用度が低いとクレジットカードや住宅、車などの各種ローンの審査に通りにくく、結婚や子育てにおいてもフリーターは正社員より不利になりやすいといえるでしょう。

待遇面の違いまとめ
待遇面の違いについても、以下の表で確認すると便利です。なお、表にはまとめていませんが、社会的信用度は「雇用の安定性」と比例するものと考えると良いでしょう。

雇用面の違い 正社員 パート・アルバイト
社会保険・年金 完備 働く時間や期間による
雇用 雇用期間の定めはない 有期雇用契約で
シフトに入れないこともある

正社員にならずにフリーターでいる5つのメリット

ここでは、フリーターのまま正社員就職しないメリットを解説します。

1.フリーターはプライベートに合わせた働き方ができる

フリーターは基本的にシフト制のため、自分の都合に合わせて働く日数や時間を調整できます。家族や友人ともスケジュールを合わせやすく、仕事とプライベートの両立を図りやすいでしょう。

正社員は所定労働時間が決められていることが多く、自由度は低め。しかし、法律で「会社は労働者に対して年に5日間は有給休暇を取得させなければならない」という決まりがあり、休みやすくなってきています。

2.フリーターだと仕事を掛け持ちしやすい

フリーターは収入を増やしたい思ったときに、複数のアルバイトを掛け持ちできます。業務内容によって副業禁止の制限がある正社員と比べて、自由度が高いといえるでしょう。

「本職に悪影響がないようにする」「一部の職種に限る」などまだまだ制限はありますが、正社員でも副業可とする求人は増えつつあります。

3.フリーターは異動や転勤がない

フリーターは近隣店舗のヘルプといった特殊な場合でない限り、契約している会社・店舗などでの勤務です。対して、正社員は企業や職種によって部署の異動や転勤が発生する可能性があります。

正社員でも、親の介護といったどうしても転勤が難しい理由があれば、選考時に伝えておくことで会社が状況を考慮してくれる場合もあります。

4.フリーターは責任が少なく気を楽にして仕事ができる

フリーターは、業務の責任が少ない傾向があります。仕事は責任感を持って取り組むべきではありますが「過度な責任がプレッシャーになる」「責任を負わないほうが実力を発揮できる」といった人は、フリーターのほうが活躍しやすいでしょう。

正社員は自分の行った仕事に対して責任を負うため、ミスやトラブルが生じれば自身で解決しなければなりません。とはいえ、経験を積めば失敗は減っていくものと考えられます。

5.フリーターは退職しやすい

フリーターはマニュアルが整備された仕事を任されることが多いので、辞める際に引き継ぎの必要がありません。フリーターも原則として契約期間満了まで勤務で、会社の就業規定に則って退職申告しなければならないものの、正社員のように退職時に負担を感じるほどの縛りはないといえるでしょう。

正社員の仕事は責任をともなうため退職を言い出しづらい傾向にありますが、きちんと準備して対応すれば円満退職ができる可能性が高いです。「正社員は退職に時間がかかる?必要な手続きや準備を解説!」では円満退職に向けた退職準備の仕方を解説しています。

正社員にならずにフリーターでいる5つのデメリット

前項を見ると「フリーターのほうが自由で楽」とメリットが多いように感じられますが、収入の安定性や社会的信用度など、実はデメリットも多くあります。

1.雇用や収入が不安定なままになる

先述のように、フリーターは有期雇用や時給制の場合が多いため、怪我や病気、人手が足りているなどの理由からシフトに入れなければ、収入が減るリスクもあります。

正社員は一般的に固定給で収入の波が少なめ。万が一、怪我や病気で休んでも有給休暇で対応できたり傷病手当が支給されたりするため、収入がゼロになるリスクが軽減します。

2.社会的信用度が低くライフプランを立てにくい

フリーターは社会的信用度が低いため、クレジットカードを作れない、ローンを組めないといった可能性も否定できません。結婚に関しても、当人同士が良くても家族や親族から正社員就職を望まれる場合もあるようです。

「女性は結婚したら収入を支えるわけではないからフリーターでも良いのでは」と考える人もいますが、「より安定性の高い家庭を築きたい」「子どもに十分な教育・暮らしを与えたい」という理由から共働きを希望する男性は増加傾向にあります。

3.責任のない仕事でやりがいや成長を感じられなくなる

フリーターは正社員に比べて業務上の責任が少ないのがメリットである反面、人によっては「やりがいや成長を感じられない」と不満を抱くことも。「誰かの役に立ちたい」「スキルアップしたい」と思う方は、フリーターの現状を変えたいと考えるようになるでしょう。

正社員は、経験やスキルに応じて任せられる仕事が変化していきます。対応できる業務が増えていくのがやりがいにつながり、モチベーションを維持しやすいでしょう。

4.経験を積んでもキャリアアップが望めない

フリーター暦が長くなると、バイトリーダーや後輩の育成を任せられる場合もありますが、ある程度のレベルになるとそれ以上のキャリアを望めないのがデメリットです。正社員同様のキャリアや昇給を望むなら、フリーターのままでは厳しいでしょう。「新卒入社の社員の下の配属になる」ことも考えられます。

正社員には、研修制度や資格取得支援制度といったスキルアップやキャリアアップを支援する仕組みが充実しています。役職に就きたい、キャリアチェンジしたいといった夢も叶えやすいです。

5.フリーターを長く続ければ正社員就職が難しくなる

若い人材は採用でポテンシャルが評価されるため、正社員就職のハードルはそれほど高くありません。しかし、年齢を重ねるにつれて経験やスキルが重視されるため、採用ハードルは上昇。フリーターを長く続ければ、それだけ正社員就職が不利になります。詳しくは、「増加する高齢フリーター。背負うリスクとは?」をご覧ください。

正社員経験がある場合、たとえ短い期間であっても履歴書には必ず経歴を書くことになるため、転職活動で就業経験やスキルをアピールすることが可能です。

ここまで、フリーターでいることのメリット・デメリットをご紹介しました。正社員になるメリット・デメリットは、「正社員のメリットとデメリットを解説!非正規社員とのちがいは?」のコラムでもまとめているので、合わせてご覧ください。

フリーターが正社員を目指したほうが良いタイミングは?

フリーターが正社員を目指すなら、29歳がボーダーラインといえるでしょう。

フリーターから正社員を目指すなら20代がベター

社会人未経験のフリーターの場合、採用で若さやポテンシャルを評価してもらえるのが20代ごろまでといわれており、フリーターから正社員を目指すなら「20代」が有利。さらにいえば、20代後半よりも前半のほうが若者特有の柔軟性や将来性が高いと考えられ、採用市場で需要が高い傾向があります。

30代以降の就職・転職は経験を求められる傾向

30代を超えると経験やスキルが重視されるようになるため採用ハードルが上がり、正社員になるのは難しくなっていくでしょう。20代だからと就職を先延ばしにしていると、あっという間に30代です。迷うのであれば、ひとまず就職活動を始めてみてはいかがでしょうか。

フリーターから正社員になるには

フリーターから正社員になるにはの文中画像

ここでは、フリーターから正社員になる方法をご紹介します。自分に合った方法で正社員を目指しましょう。

アルバイト先の正社員登用制度を利用する

フリーターとして勤務するアルバイト先の正社員登用制度を利用して、正社員を目指せます。正社員登用制度とは、契約社員・アルバイトなどの非正規雇用から正社員へと転換できる制度のこと。企業によって正社員登用制度の有無や条件は異なるので、興味があれば勤務先に聞いてみましょう。

紹介予定派遣を利用して派遣社員から目指す

紹介予定派遣とは、あらかじめ正社員になることを前提に派遣社員として働く制度のこと。フリーターから派遣社員として就業経験を積み、そこから正社員になることが可能です。ただし、派遣社員として働く姿勢やスキルを認めてもらう必要があり難易度は高めといえます。

就職・転職サイトから求人に応募する

就職・転職サイトで正社員求人を探して応募する方法もあります。就職・転職サイトはWeb上で簡単に見つかりますが、フリーターが利用するなら「未経験者歓迎」や「学歴不問」の求人が多いものを選んでください。就職・転職サイトから求人へ応募するには登録が必要。複数の就職・転職サイトを併用して、自分にぴったりの仕事を探しましょう。

ハローワークを利用して就職活動をする

厚生労働省が運営するハローワーク(公共職業安定所)を利用してフリーターから正社員になるのも手です。ハローワークは、フリーターをはじめ、新卒者や転職希望者など誰でも利用できるため、求人数が豊富なのが特徴。扱う求人はその地方に特化したものが多く、地元で正社員就職したいフリーターの方に適しています。
ハローワークでは、求人検索端末を用いた仕事探しや窓口での就業相談が可能です。ハローワークの利用方法については「ハローワークの使い方は?利用の流れとポイントを徹底解説」をご覧ください。

就職・転職エージェントのサポートを受ける

フリーターは、民間企業が運営する就職・転職エージェントでも正社員を目指せます。就職・転職支援エージェントは、ハローワークのように求職者への就職支援を行うサービスです。ハローワークとの違いは、アドバイザーがマンツーマンで求人紹介から内定までを手厚くサポートする点。書類・面接対策として、企業ごとの特徴を踏まえた具体性のあるアドバイスを受けたい方におすすめです。フリーターが就職・転職エージェントを利用するメリットは、「転職エージェントをフリーターが利用するメリット」の記事でご紹介しています。

フリーターから正社員就職を成功させる5つのポイント

フリーターから正社員就職を成功させる5つのポイントの文中画像

フリーターから正社員になるには、思い立ったらすぐに就職活動を開始する、やりたいこと以外の仕事も検討してみるなどのポイントがあります。

1.できるだけ早く就職活動を始める

フリーターから正社員を目指すなら、できるだけ早く就職活動を始めましょう。年齢やフリーター期間によって、正社員就職の難易度は変化します。新卒だけでなく、10代・20代の若いフリーターであれば、人柄や就業意欲といったポテンシャルを高く評価される可能性があるため、経験やスキルが不十分な未経験者でも正社員になるのはそれほど難しくありません。しかし、30代・40代になると、就業経験やスキルが重視されるようになります。就職活動を保留しているうちに採用ハードルが上がりかねないので、思い立ったらすぐ行動に移しましょう。

2.就職先はやりたいこと以外にも目を向ける

仕事を探す際は、やりたいことや好きなことだけに絞って就職先を探さないようにしてください。最初から条件を絞り過ぎてしまうと、応募できる求人が限られてしまいます。条件は絞り過ぎず、視野を広げて正社員求人を探しましょう。

3.未経験者歓迎・学歴不問の求人に注目する

就業経験のないフリーターは、「未経験者歓迎」や「学歴不問」といったワードに注目してみるのがおすすめです。未経験者歓迎や学歴不問の求人は、言い換えると「正社員経験やスキルよりも人柄やポテンシャルを重視する求人」です。新卒採用のように経験やスキルの代わりに、若い人材ならではの仕事に対する柔軟性や吸収力を評価してくれるので、フリーターはぜひチェックしましょう。

4.目的意識を持って行動する

フリーターの就職活動は、正社員になる目的意識を明確にすることも大切です。たとえば、面接で志望動機を聞かれたときに「若いうちに就職したほうが良いと言われたから」と伝えてしまうと、採用担当者は「就業意欲が低い」「すぐに辞めてしまいそうだ」とマイナスイメージを受けてしまいます。面接で、「なぜフリーターから正社員になりたいのか」「入社後にどんなことを成し遂げたいのか」などを明確に伝えられるよう、自分なりの就職軸を持ちましょう。

5.フリーターに対する企業の懸念点を払拭する

フリーターの就職が厳しいといわれるのは、企業が以下のようなポイントを不安視しているためと考えられます。

・採用してもすぐに辞めてしまうのではないか
・正社員として働く意欲が低いのではないか
・ビジネスマナーが身についていないのではないか

正社員採用を行う面接官は、候補者の職歴や能力、そして就業意欲から「入社したら長く活躍してくれそうか」を判断するものですが、新卒とは違いフリーターにはその根拠となる経験やスキルが不十分といえます。そのため、企業はフリーターの採用に関して、慎重になる部分もあるのでしょう。
企業が懸念する「早期離職」「就業意欲」「マナー意識」といった点を面接で払拭できれば、正社員就職の可能性はぐっと高まるので、あきらめず前向きに取り組むことが大切です。

ブラック企業ではないかしっかり確認する
ブラック企業とは、労働者に対して極端なノルマや残業を課したり、パワハラが横行していたりする企業のことです。せっかく正社員になっても、過酷な労働環境に耐えられずに早期離職・転職してしまう可能性が高いでしょう。ブラック企業の求人は、給与が高額、待遇が良い、採用の結果通知が早いといった面があり、一見して魅力的に映る可能性があります。悪質なブラック企業を見極めたいフリーターは、厚生労働省の「『ブラック企業』ってどんな会社なの?」もチェックしましょう。

フリーターが正社員になるために必要な就活準備

フリーターが正社員になるためには、「自己分析」と「業界・企業研究」などを行うことが大切です。

自己分析で自分の適性や価値観を洗い出す

自己分析とは、これまでの経験を振り返り、自分の強みを洗い出す作業のこと。印象に残っている過去の経験を書き出し、自分がどう感じてどんな行動をし周りにどういった影響を与えたかを明確にします。
自分の適性に合った求人を選んだり、企業に自分の強みをアピールする際に必要です。自己分析を行わずに正社員になると、入社後に実際の業務とのミスマッチを感じて後悔する場合も。自己分析を行い自分の適性や長所を知ることが、フリーターが正社員就職を成功させる鍵といえるでしょう。詳しい自己分析のやり方は、「効果的な自己分析のやり方とは?」をご覧ください。

自己分析以外で自分の強み・適正を知る方法
自分の強みや適正は、自己分析のほかに、他己分析やWebで利用できる自己分析ツール、適性診断ツールなどで知ることができます。「自己分析と併用したい!他己分析のススメ」のやり方を参考に、第三者目線での具体的なアドバイスをもらいましょう。ハタラクティブの適性診断ツールもご利用ください。

業界・企業研究で企業が求める人物像を知る

業界研究とは、業界の特徴や成長率、職種、業務内容などの理解を深めること。すでに志望企業がある場合、まずはその企業の属する業界を調べることで企業の立ち位置や特徴を理解し、正社員就職への志望動機に活かすこともできるでしょう。業界研究の具体的なやり方は「業界研究のやり方から情報収集の仕方・ノートのまとめ方まで徹底解説!」で紹介しています。

企業研究は、応募先企業についての理解を深める作業です。志望企業のみならず、競合他社についても調べるようにしてください。企業についてよく理解しておかなければ、フリーターから正社員に就職したいという意欲を伝えられる効果的な志望理由は考えられません。企業研究は「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」をチェックし、徹底して行ってみてください。

書類・面接対策を入念に行う

フリーターから正社員になるための、就職活動の土台ともいえる「自己PR(強み)」「志望動機」が明確になったら、書類や面接の対策も行っていきます。
「面接は対面で緊張するため対策したい」という人は多いものの、「書類は事実を書いていけば良い」と思っていたり「書く内容がないから空欄のまま提出する」という人も。しかし、書類は選考において10秒前後で合否を判断されてしまう可能性がある、重要なものです。
書類・面接を問わず、事実であっても「さらに良い表現はないか」「よりアピールになる材料はないか」をじっくり確認していきましょう。

フリーターの履歴書の書き方3つのポイント

フリーターの履歴書の書き方3つのポイントの文中画像

正社員採用はアルバイト採用に比べて、マナーや就業意欲を重視する傾向にあります。以下で、フリーターならではの履歴書作成ポイントを確認しましょう。

1.仕事で活かせるフリーター経験は職歴欄に書く

履歴書の職歴欄には、正社員の職歴のみを書くのが基本です。しかし、新卒で就職せず学校を卒業してからずっとフリーターを続けている場合は、当然ながら職歴欄に書ける項目がありません。職歴欄に何も書かないと、卒業後に「空白期間」があるように見えてしまい、選考に不利になってしまうことも。就職後に活かせるアルバイト経験であれば、企業へのアピール材料になるため、積極的に書きましょう。

2.正社員経験があるなら必ず記載する

新卒で就職・退職した場合を含め、正社員としての経験が1つでもある方は、履歴書に前職の経歴を記載しましょう。前職の仕事内容が志望企業と関連するものであれば、どんな部署でどういったプロジェクトに参加していたのかなど、なるべく具体的に書くと効果的です。

3.フリーター歴が長くても嘘の経歴は記載しない

「新卒で就職したもののすぐに退職した」「そもそも新卒で就職しなかった」など、フリーター歴が長いと「不利になりそう…」と架空の正社員歴を書きたくなるかもしれませんが、決して嘘は書かないでください。もし採用担当者に「経歴詐称」と判断されれば、内定が取り消される場合がありますし、入社後に判明すると懲戒解雇などのリスクがあるためです。

書類選考では書類のみであなたの人柄や適性が判断されます。少しでも好印象を与えられるよう、時間をかけてミスのない履歴書を完成させましょう。ここではフリーターならではの履歴書作成の書き方のみをお伝えしましたが、基本的な履歴書作成のポイントを知りたい方は「今さら人に聞けない?履歴書の基本的な書き方」もチェックしてみてください。

フリーターの職務経歴書の書き方のポイント

フリーターも正社員求人に応募する際は職務経歴書の提出が必要です。ここでは、職務経歴書の書き方のポイントをご紹介します。

職務経歴書とは

職務経歴書とは、これまでの職務経験をまとめた書類のことで、「職務要約」「職務経歴」「スキル・資格」「自己PR」などを記載します。
書き方は「編年体式(時系列順))」「逆編年体式(逆時系列順)」「キャリア形式」の3つのいずれかから選ぶのが一般的です。社会人経験が少ない方はそのままの時系列に沿って記載する「編年体式」を、直近の職務内容からアピールするなら最近の職歴から書く「逆編年体式」を採用するのがおすすめ。特にアピールしたいキャリア・スキルがあればキャリア・プロジェクトごとに内容をまとめる「キャリア形式」でまとめていきます。
より詳しく職務経歴書について知りたい方は、「職務経歴書は本当に必要?判断基準や項目別の書き方を解説」も合わせてご覧ください。

フリーターも職務内容、保有資格、スキルを記載する

履歴書では正社員の経歴のみを記載するのが一般的なため、フリーターだと職務経歴書も必要がないと思われがち。しかし、リーダー経験や新人指導、企画、本社との諸連絡など正社員と同レベルの業務を行っていた場合は特筆すべきです。特別な経験がなかったとしても、長期的に渡って勤めた経験や具体的な職務内容を記載すると、採用担当者も入社後の活躍イメージをしやすくなるため、「職務要約」「職務経歴」「自己PR」の3点は書くことをおすすめします。資格やスキルがあるのなら、必ず書きましょう。

履歴書の項目とは別により詳しく自己PRを記載する

自己PRは履歴書にも記載するため、「書く内容が分からない」「別の内容を書いたほうが良いアピールになるのでは」と悩むフリーターも多いでしょう。しかし、履歴書と職務経歴書で異なる内容をアピールすると応募者の本当の強みが分かりづらくなってしまいます。履歴書と職務経歴書の自己PR内容は、同じものを扱いましょう。履歴書は少ない文字数のためアピールポイントの「要約」を、職務経歴書では「詳細」を伝えることを意識して書きます。履歴書と職務経歴書の自己PRは同じ内容で良い?書き方のコツを解説」を参考に、職務経歴書の自己PRを書いてみましょう。

職務経歴書のフォーマットは好みのものを選べる
職務経歴書のフォーマットに決まりはありません。履歴書と同様、文具店やECサイトなどで購入できますが、市販だと書ける内容が限定的です。しっかり自分のアピールポイントを伝えたいのであれば、自分で作成したりインターネットでダウンロードしたりするのが適しているでしょう。

正社員を目指すフリーターが志望動機を書く4つのコツ

正社員を目指すフリーターが志望動機を書く4つのコツの文中画像

この項では、正社員採用の履歴書や面接で欠かせないの志望動機の作成ポイントをご紹介します。

1.その企業でなければならない理由を明確にする

フリーターから正社員への志望動機が、単純に「正社員になりたいから」では採用担当者に「うちの会社じゃなくても良いのでは?」とマイナスの印象を与えます。また「企業理念に共感した」「事業内容に興味を持った」といった内容も具体性に乏しく評価されづらいです。志望動機では、「なぜ応募先企業でなければならないのか」「理念や事業内容に興味を持った理由について」など具体的な理由を述べましょう。
熱意をアピールするには、競合他社にはない魅力を伝えるのがポイント。採用担当者を納得させるような理由が必要になるので、企業研究を徹底して行うようにしてください。

2.フリーターとしての経験をエピソードに盛り込む

入社後に役立つスキルがある場合は、志望動機でフリーター経験をアピールするのも手です。たとえば、「バイトリーダーとしてスタッフの管理やシフト調整を行っていた」とアルバイトで培った経験やスキルを正社員の業務と結びつける形でアピールすれば、採用担当者が入社後の働く姿をイメージしやすくなります。

3.結論ファーストで書く

志望動機は結論ファーストで分かりやすく伝えるよう意識しましょう。冒頭は結論から、「貴社(御社)を志望した理由は~」と、これからどういった話をするのかを伝えます。次に、志望動機を根拠づけるためのエピソードを具体的に述べましょう。フリーター経験や友人の言葉など、その業界・企業への正社員就職を志すきっかけとなった出来事を自分の言葉で伝えます。最後に、正社員として入社後どのように活躍していきたいかを、志望動機と絡めて具体的に述べてください。「すぐに辞めてしまわないか」とフリーターを採用する懸念点を払拭できるだけでなく、入社後の長期的な活躍をイメージしやすくなります。

4.待遇面に関する内容は避ける

待遇面について志望動機で触れた場合、「好条件の企業があれば辞めてしまうのでは」「自社の仕事内容や企業理念について興味がないのではないか」と悪印象を与えます。志望動機では待遇面の話は極力抑え、その企業ならではの魅力を伝えるよう意識しましょう。NG志望動機について詳しく知りたいフリーターは、「志望動機が合否を決める!効果的な面接対策の方法とは?」を参考にしてください。

志望動機は自分にしか書けないオリジナルの内容を考えましょう。正社員就職で役立つ志望動機の作り方は、「志望動機の作り方決定版!例文から作成のコツを掴もう」の記事も参考になります。

フリーターの正社員就職を成功に導く面接対策

フリーターの正社員就職を成功に導く面接対策の文中画像

この項では、フリーターが押さえておきたい面接のポイントを解説します。

よくある質問には回答を用意しておく

正社員面接では、面接官の質問意図を理解して答えるのがポイントです。落ち着いて答えるためにも、面接でよく聞かれる質問はあらかじめ回答を用意しておきましょう。以下、フリーターの面接で定番の質問をまとめました。

なぜフリーターをしていたのですか

この質問には、候補者の人柄や就業意欲を図る意図があります。フリーターをしていた理由は、「夢や目標のため」「家庭の事情」「早期離職や就職活動の失敗」など正直に伝えてください。ネガティブな理由の場合は、フリーターから正社員を目指すに至った気持ちの変化を前向きに語ることで、好印象を与えられます。

【回答例】

「大学時代からミュージシャンとしてデビューすることを目指しており、新卒で正社員にならずフリーターになりました。音楽事務所のプロデューサーの方に目をかけてもらったのですが、3年を過ぎてもデビューすることは叶いませんでした。このまま続けてもデビューすることは難しいと思い、3年という区切りで正社員就職を決心するに至りました。現在は、自分の新たなキャリアを広げるため、御社の営業社員として活躍していきたいと思っております」

なぜ正社員になろうと思ったのですか

この質問には、フリーターから正社員になる覚悟があるかを確認する意図があります。たとえ、給与や待遇、周囲に友人と比較して焦りを感じたといった本音があっても、そのまま伝えるのは避けたほうが無難です。就業意欲をアピールするには、正社員になりたいと考えた具体的なエピソードやきっかけを述べ、説得力をもたせるのが効果的です。

【回答例】

「フリーターから正社員になることで、より自分が成長できると感じたからです。現在メーカー企業で事務のアルバイトをしていますが、正社員の方と比べて成長できるチャンスや責任の重さが明らかに違うと感じております。私も正社員になり、大きな裁量のなかで活き活きと活躍したいと強く思い、正社員就職を決意しました」

ほかにも、フリーターの正社員面接では、「最後に何か質問はありますか?」といった「逆質問」があります。逆質問の意図や答え方については、「最終面接の逆質問で好印象を与えるには」をご覧ください。

面接のマナーを把握しておく

正社員の採用面接が初めてのフリーターはマナーについて確認しておくと良いでしょう。
まず、言葉遣いに気を配るとともに相手に「聞き取りやすい口調になっているか」に注意します。口癖・口調は自分では分かりづらいため、家族や友人に日頃の自分の様子を聞きましょう。
加えて、姿勢や仕草といった動作も確認してください。歩き方をはじめ、荷物の置き方、座り方、お辞儀の仕方など、自分では普通に行っているようでも実は「猫背で歩いている」「放り投げるような荷物の置き方である」など印象が悪い動作が染み付いていることがあります。
実際に模擬面接を行い録画して、自分と相手の応対の違いを比較してみるのも有効です。

面接は服装や髪型など身だしなみにも気を配る

フリーターの場合、「人手不足の時間帯のシフトに入れるか」で選ばれることがありますが、正社員採用では、第一印象も合否を左右するといわれています。面接案内に記載がなくてもTPOに応じた服装や髪型で臨むというように、身だしなみマナーもきちんと確認しましょう。
正社員の業務では取引先とやり取りする場面が多く、社員一人ひとりが「会社の顔」になるともいえるため、「身だしなみを整えられる=ビジネスマナーが身についている」と判断されるからです。

面接時の服装のポイント
・自分のサイズに合ったスーツまたはオフィスカジュアル
・女性はパンツ/スカートのどちらでも良いため業界や職種に合わせて選ぶ
・色は黒や紺、グレーなどの落ち着いたカラー
・シャツは白
・靴は革靴またはパンプス
・鞄は自立するもの

面接時の髪型のポイント
・黒や暗めの茶色など落ち着いたヘアカラー
・清潔感があり表情が隠れないヘアスタイル
・男性はヒゲを剃る
・女性はナチュラルメイクにする
・華美なネイル、アクセサリーは控える
・香水やスタイリング剤の匂いに気を配る

ここでは基本の礼儀作法や服装・髪型についてご紹介しましたが、入退室時のマナーや面接の流れを知りたい方は「面接の一連の流れやマナーを理解しよう!受付から退室までを徹底解説」を参考にしてください。

正社員になりたいフリーターにおすすめの職種

フリーターから正社員就職を成功させる5つのポイント」でもご紹介したように、正社員を目指すフリーターは「未経験者歓迎」や「学歴不問」というワードに注目すると、採用の可能性がぐっと高まるでしょう。以下で、未経験者歓迎や学歴不問の多いおすすめの職種を6種ご紹介します。

事務職

事務職は、書類作成やデータの整理、電話・来客対応といった業務を行います。ルーティンワークが中心なので、未経験者歓迎や学歴不問の正社員求人が多く、フリーターも無理なく始めやすいでしょう。特に、パソコン操作が得意なフリーターの方は、PCスキルを評価してもらえる可能性があります。

フリーターから事務職を目指せるって本当?
事務職と一口にいっても、一般事務や営業事務、経理事務、医療事務などさまざまな種類があります。フリーターから正社員を目指しやすいのは一般事務。新卒や経験者などからも人気があり応募倍率は高めですが、年齢が若いうちは入社後の研修で必要なスキルを身につけられるため、ポテンシャル重視で採用してくれる可能性もあります。詳しくは、「未経験から事務職を目指して大丈夫?業務内容と求められるスキルをチェック」をご覧ください。

営業職

会社が提供する商品やサービスを売り込む営業職は、どの業界でも需要の高い職種です。コミュニケーション能力があれば無資格から正社員を目指せるため、未経験者歓迎や学歴不問が多い傾向にあります。なお、業務を行ううえで普通自動車免許が必要な正社員求人もあるので、事前に確認するようにしてください。

営業職はノルマがあって大変?
フリーターのなかには、「営業=ノルマがある」と思う方もいるかもしれませんが、それは新規開拓の営業である可能性が高いでしょう。既存客との取引やニーズ調査を行う「ルート営業」はルーティンワークの場合が多いので、社会人未経験から始めやすいといえます。ノルマのない営業職を知りたい方は、「営業ノルマがきつい?達成できない現状を打破する5つの方法」で紹介しています。

接客・販売スタッフ

接客・販売スタッフは、会社が提供する商品・サービスを提案するのが仕事です。正社員求人が多い職種としては、アパレルの販売員や飲食店・宿泊施設・ブライダル・テーマパークのスタッフなどが挙げられます。接客・販売に関する職種については、「接客業とは?どんな種類がある?必要なスキルや志望動機の書き方も解説」をチェックしてみてください。

接客・販売スタッフに求められるものは?
マナーや身だしなみといった接客に必要な最低限の能力は求められますが、未経験者歓迎や学歴不問の募集が多いでしょう。接客・販売スタッフは、どのスタッフも同じレベルの接客ができるよう、未経験者にも新卒と同じようなマニュアルや入職後の教育体制が整っているため、社会人経験のないフリーターも安心です。

プログラマー・エンジニア

SE(システムエンジニア)やPG(プログラマー)といったITエンジニアもフリーターが正社員を目指しやすい職種の一つ。IT業界は現在発展中で、さらなる事業・サービスの拡大も見込まれており、今後はITエンジニアが足りなくなるといわれています。IT業界の現状や職種については、「IT業界への就職が未経験におすすめな理由とは?業務内容も詳しく紹介!」を参考にしてください。

ITエンジニアを募集する求人の特徴は?
ITエンジニアの求人には、人材不足解消のために未経験者歓迎や学歴不問とするものが多いのが特徴。新卒対象のプログラムはもちろん、未経験者に対しても入社後にゼロからスキルを身につけられる教育体制が充実した企業が多いようです。

介護職

介護職は、高齢者の方が安心して生活できるよう、介護保険施設や老人ホームなどで、利用者の身の回りのお世話や食事の補助といったサービスを提供する職種です。高齢化の進む日本では、介護職の人手不足がたびたび社会問題になっており、幅広い人材を確保するため、未経験者歓迎や学歴不問とする介護施設が少なくありません。特に若い人材が不足しているため、新卒・フリーターのような若い人材は重宝されるでしょう。

介護業界に就職するメリットは?
介護業界は未経験者の正社員採用の間口が広いうえ、就職してからも働きながら資格取得を目指しやすいのがメリット。「介護職員初任者研修」や「実務者研修」といった資格を取得すれば、転職の際に有利になります。詳しくは、「高卒で介護職員に。その仕事内容は?」をご覧ください。

施工管理職

施工管理とは、主に建設工事現場の監督として、工事全体の管理を担う職種を指します。施工管理は図面の通りに建物を建設する仕事が多く、未経験者歓迎や学歴不問とする求人も多いようです。新卒はもちろんフリーターが未経験で正社員就職した場合は、現場の作業員としてスタート。国家資格の「施工管理技士」を取得すればキャリアアップも目指せるでしょう。

施工管理職の求人の特徴は?
施工管理職は、ビルやマンションの建設現場、公共事業など需要が幅広いため、採用募集人数も多い傾向にあります。「モノづくりに興味がある」「体力に自信がある」といったフリーターには、狙い目の職業といえるでしょう。施工管理の仕事について詳しく知りたい方は、「施工管理とはどのような仕事?つらいって本当?資格についても解説」をご覧ください。

正社員採用に受からないフリーターへの対処法

正社員採用に受からないフリーターへの対処法の文中画像

最後に、正社員就職がなかなかうまくいかないフリーターに向けて、おすすめの対処法をご紹介します。

不採用通知が来ても気持ちを切り替える

フリーターに比べて正社員の面接では採用ハードルが上がるため、新卒・中途入職問わず不採用通知が続く人が多いです。決して自分だけではないので、気持ちを切り替えて前向きに行動するようにしてください。

振り返りを行い改善点や工夫点を探す

面接が終わったら、正しい言葉遣いや受け答えができていたか、姿勢や態度はどうだったかなど、改善・工夫できる点がなかったか振り返りましょう。自分では分からない場合もあるので、家族や友人といった第三者に見てもらうのがおすすめです。

就職・転職エージェントでプロのサポートを受ける

一人で正社員を目指すのは不安なフリーターは、就職・転職エージェントのサポートを受けてみるのも手です。就職・転職エージェントでは、求人紹介から内定までトータルサポートを行います。フリーター向けのエージェントを選び、未経験者歓迎求人や学歴不問の求人を紹介してもらいましょう。また、「書類選考で落ちてしまう」「面接がうまくいかない」といった悩みをアドバイザーに相談すれば、あなたにピッタリなアドバイスを提示してくれるはずです。

就職・転職エージェントのハタラクティブは、フリーターをはじめ、ニートや既卒、第二新卒といった若い人材向けに正社員就職を支援しているサービス。フリーターにありがちな「正社員経験がなく経歴に自信がない」といったお悩みに寄り添ったサポートが可能です。また、ハタラクティブでは、専任のアドバイザーが登録後から正社員就職後のフォローまで担当するので、「人によってアドバイス内容が違う」といった戸惑いもありません。サービスはすべて無料。「まだ正社員に踏み出すか迷っている」というフリーターも、ぜひご相談ください。

フリーターから正社員を目指す方向けのQ&A

ここでは、フリーターから正社員になろうか迷っている方に向けて、よくある疑問をQ&A形式で解説します。

フリーター女子が正社員になるメリットは?

結婚をする・しないに関わらず将来的に安定した生活が期待できます。もし出産をするのであれば、フリーターでいるより正社員になったほうが、産前産後休暇や短時間勤務制度などが利用できる、仕事に復帰しやすいといったメリットが多いでしょう。「就職に有利!女性が手に職をつけるメリット」では女性におすすめの正社員の仕事を紹介しています。
 

フリーター歴が長く正社員になるのが怖いです

上司に怒られそうで怖いのか、先輩社員との人間関係が不安なのか、仕事ができるか自信がないのか、なぜ正社員になるのが怖いのか原因を突き止めましょう。理由が分かれば対処法も明確になり、解決できることがあります。「就職が怖い理由とは?不安が和らぐ方法を知ろう!」のコラムで「怖い理由と対処法」をご確認ください。
 

正社員になるなら資格は必要ですか?

資格が必須の求人でない限り、資格の取得よりも就職活動に専念したほうが良いでしょう。正社員就職は年齢が若いほうが有利なので、応募したい求人に必要な資格かどうか調べたうえで検討してください。正社員就職に役立つ資格が知りたい方は、「フリーターにおすすめの資格と取得時の注意点を解説!」をご覧ください。
 

フリーターは正社員になるべきですか?

将来的にも安定した暮らしを望むのなら正社員がおすすめです。しかし、個人の特性やライフスタイルによって適した働き方は異なりますので、すべての人にとってベストであるとは言い切れません。自分に合う雇用形態について知りたいフリーターは、ヒアリングにもとづく求人を紹介しているハタラクティブにご相談ください。

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