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フリーターと正社員の違いは?メリット・デメリットを比べて働き方を選ぼう

#フリーターの就職活動#労働に関する制度#キャリア・働き方

更新日2026.05.26

公開日2018.06.12

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フリーターと正社員には契約期間・給与体系・待遇などに違いがある

「フリーターと正社員の具体的な違いが分からず、働き方を決められない」とお悩みの方もいるでしょう。フリーターと正社員は、雇用の安定性や給与体系、福利厚生などに違いがあります。働き方に迷うときは、それぞれのメリット・デメリットを比較し、自分の希望や将来のライフプランに合うほうを選ぶことが大切です。

このコラムでは、フリーターと正社員の違いや、正社員になるメリット・デメリットを解説します。今後の働き方を考える際の参考にしてみてください。

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目次

  • フリーターと正社員の違いとは?
  • フリーターから正社員になるメリット・デメリット
  • フリーターから正社員を目指す方法
  • フリーターにおすすめの職種
  • フリーターの就職活動に役立つ支援サービス
  • まとめ
  • 正社員とフリーターの違いに関するQ&A
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フリーターと正社員の違いとは?

フリーターと正社員には、契約期間や給与体系、待遇などに違いがあります。以下で、厚生労働省や総務省などの公的データをもとに、フリーターと正社員の違いを解説するのでチェックしてみてください。

年収

フリーターに比べると、正社員のほうが年収が高い傾向にあります。厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、フリーターを含む非正規社員と正社員の年収は以下のとおりです。

 正社員・正職員
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ハタラクティブは、スキルや経歴に自信がないけれど、就職活動を始めたいという方に特化した就職支援サービスです。
2012年の設立以来、26万人以上(※)の就職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 国家資格中小企業診断士
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    正社員・正職員以外
    男性464万8,800円321万7,200円
    女性365万8,800円262万800円
    男女計430万5,600円290万400円

    参照:厚生労働省「令和7(2025)年賃金構造基本統計調査の概況(p.12)」

    ※月収×12で計算した数値であり、賞与や手当は含みません。

    上記を見ると、男女どちらも正社員のほうが年収が高いことが分かるでしょう。フリーターは時給制で賞与がないのが一般的。一方、正社員は月給制で、定期的な昇給や賞与(ボーナス)の支給がある場合が多いため、フリーターよりも年収が高くなりやすい傾向です。

    社会保険

    フリーターと正社員では、社会保険についても違いが見られます。正社員は基本的に社会保険に加入しますが、フリーターは一定の労働時間や収入などの条件を満たさなければ加入できません。社会保険に加入しない場合は、家族の扶養に加入するか、もしくは国民健康保険や国民年金に自身で加入することになるでしょう。
    いずれも社会保険に加入するほうが保障内容は手厚いのが実情です。

    また、年金もフリーターと正社員で違いがあります。フリーターで社会保険(厚生年金)未加入の場合、将来もらえる年金は「国民年金」のみとなり、正社員と比べて受給額が少なくなってしまいます。
    フリーターが社会保険に加入した場合でも、フリーターが将来受け取れる年金は、正社員と比べると少なくなるでしょう。社会保険料は月給の金額によって算出される仕組みであり、フリーターは正社員よりも給与が低い傾向にあることから、納める社会保険料も少なくなると考えられるためです。

    福利厚生

    正社員とフリーターでは、対象となる福利厚生の範囲にも違いがあります。どのような制度を導入しているかは企業によって異なりますが、毎月の生活費を助ける「住宅手当」や「家族手当」、将来の大きな蓄えとなる「退職金制度」など、手厚いサポートが用意されている会社の場合、正社員のほうがそれらの適用範囲に含められやすい傾向にあります。

    一方、フリーターも交通費や社員割引などの福利厚生を利用できるケースはあります。しかし、上限が決まっていたり非正規社員は適用外だったりと、フリーターが受けられる福利厚生は正社員と比べると限定的なことも少なくありません。フリーターと正社員では、こうした各種手当や退職金の有無によって、実質的な収入や生活のゆとりに差が生まれることがあります。

    キャリア形成

    フリーターと正社員では、キャリア形成のしやすさにも違いがあります。厚生労働省の「令和6年度「能力開発基本調査」の結果を公表します」によると、企業が労働者に対して行う「教育訓練(Off-JT)の実施状況」において、正社員への実施率が61.1%であるのに対し、正社員以外は27.1%と半分以下の結果です。

    正社員は長期的な雇用を前提としているため、企業から教育や研修の機会を与えられやすく、責任ある仕事を任されます。対してフリーターは、正社員よりも責任が重くない、比較的簡単な業務を担うことが多い傾向です。そのため、正社員と比べるとフリーターはスキルアップを実現しにくく、長期的なキャリアアップを図るのが難しい面があるでしょう。

    結婚率

    フリーターと正社員では、既婚者の人数にも違いが見られます。
    以下は、総務省の「令和4年就業構造基本調査」のデータをもとに算出した、雇用形態別の既婚者数です。

     正社員の既婚者数アルバイト・パートの既婚者数
    20~24歳15万800人4万3,200人
    25~29歳116万5,300人20万4,600人
    30~34歳225万5,300人45万6,500人

    参照:e-Stat「令和4年就業構造基本調査/表番号95(有業者の就業希望に関する表)」

    ※「既婚者数」は、上記データの「総数-未婚者数」で算出しています。

    データを見ると、正社員とフリーター(アルバイト・パート)の既婚者数には大きな差があることが読み取れます。特に、20代後半から30代前半において、正社員の既婚者数はフリーターの約5倍にのぼり、明らかに正社員のほうが結婚している人が多いことが分かるでしょう。

    この背景には、経済的な基盤の違いが関係していると考えられます。収入が不安定なフリーターは、結婚資金の準備や結婚後の生活設計が立てづらく、結婚へのハードルが高くなりがちです。対して正社員は、雇用の安定や昇給・ボーナスによって将来の見通しが立ちやすいため、結婚に必要な資金を確保しやすいという大きなメリットがあります。

    税金

    フリーターと正社員では、「納税手続きの手間」にも違いが生じる場合があります。基本的にはフリーターも正社員も、メインで働く職場で「年末調整」を行ってくれるため、ご自身で複雑な税金計算をする必要はありません。
    ただし、雇用形態に関わらず、以下のケースでは自分で「確定申告」を行う必要があります。

    • ・年の途中で退職し、年末時点で仕事をしていない場合
    • ・副業(掛け持ち先)の収入が年間20万円を超えた場合

    ここで注意が必要なのは、会社が年末調整を行ってくれるのは「12月末時点で在籍しているメインの1社のみ」という点です。正社員は1つの職場で長期的に働くのが一般的ですが、フリーターは短期間でアルバイト先を変えたり、複数の職場を掛け持ちしたりするケースが多く見られます。そのため、フリーターのほうが正社員よりも確定申告の手間が発生する可能性が高いといえるでしょう。

    参照元:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況」

    参照元:厚生労働省「報道発表資料 2025年6月」

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    フリーターから正社員になるメリット・デメリット

    ここでは、フリーターから正社員になるメリットとデメリットを紹介します。

    メリット

    フリーターから正社員になるメリットとして、主に以下が挙げられます。

    ・雇用が安定している
    ・非正規と比べて社会保険を含む福利厚生や待遇が充実している
    ・収入が高い傾向がある
    ・社会的信用を得やすい
    ・キャリアアップの機会を得やすい
    ・転職活動で有利になる
    ・人生設計をしやすい

    正社員は期間の定めのない無期雇用であるため、突然仕事を失うリスクが低く、雇用が安定しています。定期的な昇給や賞与により高い収入を得やすく、クレジットカードやローンの審査などで社会的信用を得やすいのも特徴です。収入と雇用が安定することで、長期的な人生設計も立てやすくなるでしょう。

    デメリット

    フリーターから正社員になることにはメリットだけでなく、以下のようなデメリットもあります。

    ・正社員は異動や転勤の可能性がある
    ・責任のある仕事が多くプレッシャーがかかる
    ・残業を求められることがある
    ・希望の職種に就けない可能性がある

    企業の方針によっては、自分の希望しない部署への異動や、引っ越しを伴う転勤を命じられる可能性があります。また、業務の責任が重くなる分、プレッシャーを感じやすくなったり、時期によっては残業が発生したりすることもあるでしょう。

    フリーターのままでいるメリット・デメリットとは?

    フリーターのままでいるメリットは、働く時間や日数を自分で調整しやすく、プライベートとの両立やWワークがしやすい点です。仕事の責任やプレッシャーが少ないのも魅力でしょう。一方で、収入や雇用が不安定になりやすく、年齢を重ねるにつれて正社員との待遇差が開きやすいデメリットがあります。

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    フリーターから正社員を目指す方法

    フリーターから正社員を目指す場合、まずは自己分析を行って自分の強みや適性を把握し、自分に合った仕事の軸を見つけることが大切です。そのうえで、業界研究や企業研究を深め、応募する企業が求める人物像に合わせた説得力のある志望動機を作成しましょう。自己分析と業界・企業研究をしっかりと行うことで、仕事や企業とのミスマッチを回避できるほか、選考時に好印象をもたれやすくなります。

    具体的な就職活動の進め方や未経験から正社員を目指すコツについては、以下のコラムで詳しく解説しているので参考にしてみてください。

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    フリーターにおすすめの職種

    正社員経験がない状態から就職を目指す場合は、特別な資格やスキルがなくても働ける、未経験者が挑戦しやすい職種を選ぶのがおすすめ。即戦力や過去の実績が求められる仕事と比べると、未経験者を歓迎する仕事のほうが「これからの意欲」や「人柄」で評価してもらいやすく、内定の確率がグッと高まるからです。「自身の適性や希望する働き方に合うかどうか」「無理なく着実にスキルアップできるか」といった点に注目して仕事を探してみましょう。

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    フリーターの就職活動に役立つ支援サービス

    「就職活動をするのが初めて」「どう進めればいいか分からない」という場合は、就職支援サービスを活用するのがおすすめ。就職支援サービスを利用すれば、プロのアドバイスを受けながら就職活動を進められるため、効率的に内定獲得を目指せるのがメリットです。フリーターの方が利用可能な就職支援サービスとしては、主に「ハローワーク」と「エージェント」などが挙げられます。

    ハローワークは国が運営する就職支援サービスです。ハローワークは「全国各地に設置されている」「誰もが無料で利用できる」「地元企業の求人が豊富」といったメリットがあります。一方、エージェントは民間企業が運営する就職支援サービスであり、「専任のキャリアアドバイザーがつく」「求人紹介・選考対策・内定後のフォローまで一貫してサポートしてくれる」といった点がメリットです。

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    Kさん(27歳)は、新卒で早期退職したのち、4年間バーテンダーとして昼夜逆転の生活を送っていました。将来の体力的な不安や結婚などを見据えて転職を決意したものの、「無資格や空白期間があると就職は難しい」というネットの情報に焦りを感じていたそうです。

    就職活動では、レスポンスが早くスピード感のある対応をしてくれたエージェントを利用しました。複数のアドバイザーから男女それぞれの視点で面接のアドバイスをもらえたことや、経歴を汲み取って選択肢を広げる求人提案をしてもらえた点が役立ったとのこと。

    結果としてCADオペレーターとして内定を獲得し、現在は残業がほぼない環境でワークライフバランスを保てる働き方を叶えられているそうです。

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    参照元:ハタラクティブ「みんなの就職エピソード」

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    まとめ

    フリーターと正社員は、収入・職の安定性や働き方の自由度などに違いがあります。安定した収入を得ながら将来の金銭面の不安も解消するためには、正社員の働き方を選ぶのがおすすめです。

    フリーターから正社員を目指す場合は、まずは自己分析を行って「自分がどのような働き方をしたいのか」仕事の希望条件を整理することから始めてみてください。希望の働き方が明らかだと、仕事選びの軸も定まるため、自分と相性の良い就職先を選びやすくなるでしょう。

    もし、「一人で就職活動を進めるのが不安」「仕事の選び方が分からない」といった悩みがある場合は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。専任のキャリアアドバイザーがあなたの経歴や希望の働き方をもとに、マッチする求人を厳選してご紹介します。
    選考対策の進め方に関する疑問もLINEで相談できるので、ぜひお気軽にご活用ください。

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    正社員とフリーターの違いに関するQ&A

    ここでは、正社員とフリーターの違いに関するよくある質問に回答します。正社員とフリーターにどのような違いがあるか気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

    フリーターと派遣社員の違いは何ですか?

    フリーターと派遣社員の大きな違いは「雇用契約の結び方」です。フリーターは働く企業と直接契約を結びますが、派遣社員は派遣会社と契約を結び、別の企業へ派遣される間接雇用となります。
    また、派遣社員は即戦力として求められやすいことに加え、正社員の「賞与」や「退職金」にあたる金額があらかじめ時給に分割して上乗せされているケースが多いため、フリーターよりも時給が高く設定されやすいという特徴もあります。
    フリーターと派遣社員の違いについては、以下のコラムで詳しく解説しているので、ぜひご一読ください。

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    フリーターと派遣社員の違いとは?正社員をおすすめする理由も解説

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    正社員とフリーターでは、生涯年収にどれくらいの差が出ますか?

    独立行政法人 労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計2025 ―労働統計加工指標集―(p.308、p.324)」を見ると分かるように、正社員とフリーターでは生涯年収におよそ数千万円~1億円もの差が出ます。正社員には定期的な昇給や賞与(ボーナス)がある企業が多く、年齢を重ねるごとに年収の差が開きやすいためです。また、退職金制度があれば、退職時にまとまった収入を得られます。長期的な金銭面の不安を減らしたい場合は、早めに正社員を目指すのがおすすめといえるでしょう。

    参照元:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「トップページ」

    「フリーターはやめとけ」といわれるのはなぜですか?

    フリーターの働き方は収入や職が不安定で社会的信用度が低いため、「やめとけ」といわれることもあるようです。フリーターは時給制の仕事が中心で、けがや病気などで休むとその分収入が減ってしまいます。
    毎月の収入が安定していないため、クレジットカードや住宅ローンの借入れ、賃貸物件への入居などの際に「安定・継続的な支払い能力がない」とみなされ、審査に通過できない場合もめずらしくありません。
    ライフプランは人により異なりますが、収入や職の安定した正社員になることで、実現のハードルを抑えられる可能性があるでしょう。

    正社員は責任が重くて大変そうで就職する勇気が出ません…

    就職に踏み切る勇気が出ないときは、責任の重さだけでなく「得られる安心感やサポート体制」に目を向けてみましょう。
    フリーターは時給制の仕事が中心で、けがや病気で休むと給料が減ってしまうため、収入は不安定といえます。また、有期雇用のため、会社側の都合で突然契約が終了になるリスクもあります。
    一方で、正社員は月給制かつ無期雇用であるため、収入や職が安定しているのが特徴です。突然生活が維持できなくなるリスクは少ないので、将来の金銭面の不安を避けられるでしょう。

    フリーターと正社員どっちを選ぶべきか迷います....

    フリーターと正社員の仕事のどちらを選ぶか迷うときは、「その働き方を5年、10年続けたらどうなるのか」を考えてみるのがおすすめ。今は希望の働き方と合っていると感じていても、長く働き続けた先で「早く正社員を目指しておけば良かった」と感じる可能性があるからです。

    もし、自分に合う働き方を判断できないときは、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。キャリアアドバイザーがあなたの経歴や希望の働き方をヒアリングしたうえで、自分に合う仕事を探すお手伝いをします。