【保存版】フリーターの正社員面接でよく聞かれる質問と回答集【保存版】フリーターの正社員面接でよく聞かれる質問と回答集
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フリーターが面接を成功させるには、自己分析や模擬面接などの念入りな準備が必要!
「フリーターはどう面接対策すればいいの?」と悩んでいる方もいるでしょう。フリーターの方が面接を突破するためには、よく聞かれる質問への対策や、正しい面接マナーを事前に身につけておくことが重要です。
このコラムでは、フリーターの方に向けて、面接成功のためにやるべき事前準備や基本マナー、よく聞かれる質問と回答例をまとめました。逆質問の例文や、面接を突破したフリーターの方の体験談も紹介しているので、内定を掴み取りたい方はぜひご一読ください。
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フリーターが面接成功のためにやるべきこと
フリーターから正社員を目指す場合、面接対策をしっかり行う必要があります。アルバイトの面接とは違い、働く姿勢や将来性、継続して働けるかどうかまで細かく見られるためです。
特にフリーターは「本当に長く働けるのか」「正社員としてやっていけるのか」といった点を確認される傾向があります。面接で好印象を残し、採用してもらうためにも、ここで紹介する「フリーターが面接成功のためにやることリスト」を確認しておきましょう。

自己分析をする
面接を控えているフリーターの方は、まず初めに自己分析を行いましょう。アルバイトで経験したことや身につけたスキル、頑張ったことなどを整理しておくことで、面接時に「自分の強み」を伝えやすくなります。
フリーターの方が自己分析をする際のコツや流れについては、以下のコラムで詳しくまとめているので、あわせて参考にしてみてください。
こんな人におすすめ
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
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監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
関連記事
フリーターの自己分析はどうすれば良い?やり方が分からない方へのヒント集
応募ポジションの業務内容を念入りに確認する
応募する仕事の内容をしっかり確認しておくことも大切です。自己アピールや逆質問をとおして「仕事内容を理解している」ことを伝えられれば、「入社意欲が高い」「ミスマッチで早期退職することはなさそうだ」と面接で評価されやすくなります。
応募ポジションの業務内容を確認できたら、自己分析で洗い出した「これまでの経験」や「身につけたスキル」がどのように活かせるのかを考えておきましょう。仕事内容と自分の強みを結びつけて整理しておくことで、面接で聞かれた質問に答えやすくなります。
なお、求人によっては応募ポジションの業務内容が詳しく記載されていない場合もあります。その際は、企業のWebサイトや口コミなどを活用し、業務内容を調べてみましょう。詳しくは、「企業研究のやり方」についてまとめている以下のコラムをご確認ください。
面接マナーを確認する
面接の際は、第一印象を左右する「面接マナー」も確認しておくことも重要です。服装や受付時の立ち振る舞い、入退室の仕方などを誤ってしまうと、「社会人としてやっていけるのか」と懸念される恐れがあります。そのため、面接マナーとして以下を確認しておきましょう。
・スーツ(または私服)にシワや汚れがないか確認する
・髪型やヒゲを清潔に見られるように整える
・靴や鞄が汚れていないかチェックする
・遅刻しないように面接会場への行き方や所要時間を確認する
・受付では明るい声で自分の名前と面接に来た旨を簡潔に伝える
・スマホは会場に入る前に電源を切る/マナーモードにする
・入室前に軽いノックをゆっくりと3回する
・ドアの開け閉めは静かにする
・入室しドアを閉めてから「失礼します」と言って軽くお辞儀をする
・椅子には「どうぞ」と言われてから座る
・背筋を伸ばして座る
・面接官の話は軽くうなずきながら聞く
・自分が話すときは聞き取りやすい声量&トーンで早口にならないように喋る
・丁寧な言葉遣いを意識する
・退室するときは「ありがとうございました」と伝える
面接マナーを身につけておけば第一印象がマイナスになるのを避けられるほか、「これであっているのだろうか」という不安が減り、落ち着いて受け答えできるでしょう。
面接マナーについて詳しく確認したい方は、以下のコラムを参考にしてみてください。
よく聞かれる質問の答えを事前に考える
フリーターの面接では、事前に準備しておかなければ答えにくい質問が多くあります。その場で回答を考えると、内容がまとまらず長くなってしまったり、頭が真っ白になって言葉に詰まってしまったりする可能性があるので、あらかじめ答えを考えておくのが得策です。
以下にフリーターが聞かれやすい質問をまとめました。
・自己紹介をお願いします
・職務経歴を教えてください
・なぜフリーターをしていたのですか?
・正社員に就職する理由は何ですか?
・フリーター期間に経験した仕事内容を教えてください
・今までの仕事で成功/失敗した経験はありますか?
・趣味や仕事以外でしている活動があれば教えてください
・あなたの長所/短所は何ですか?
自己紹介や職務経歴といった誰もが聞かれやすい質問に加えて、フリーターの場合は「フリーターになった理由」「正社員を目指す動機」などの質問をされます。事前に回答を準備しておけば、過度な緊張や不安を防ぎ、落ち着いて面接に臨めるでしょう。
簡潔にまとめる
面接では、「長く話す」ことよりも「分かりやすく話す」ほうが重要です。話が長いと、面接官に要点を理解してもらえなかったり、「話をまとめるのが下手」とマイナスな印象をもたれたりする可能性があります。
簡潔にまとめて話すのが苦手な方は「PREP法」を意識するのがおすすめです。「結論→理由→具体例→結論」の順で話すことで、面接官に内容が伝わりやすくなります。
ポジティブに表現する
質問に答える際は、なるべくポジティブに表現するようにしましょう。たとえば、「なぜフリーターになったのか」を聞かれた際に「就職したくなかった」と伝えるよりも、「色々な仕事に挑戦してみたかった」とポジティブに表現したほうが、好印象をもたれやすいといえます。
ただし、内容を偽って伝えるのはリスクがあるので避けましょう。ポジティブに表現できない場合は、補足として「今はどう思っているか」をポジティブに伝えると、マイナスな印象が残りにくくなります。
フリーターと転職者では面接の質問内容が違う
フリーターと転職者では、面接で重視されるポイントや質問内容が異なります。
フリーターから正社員を目指す場合の面接では、即戦力となるスキルよりも「人柄やポテンシャル」「定着性」が評価の軸となる傾向があります。企業は長く活躍してほしいと考えているため、仕事への熱意や成長意欲、すぐ辞めずに働き続けられるかを探る質問が中心です。
一方、正社員からの転職者の場合は、「これまでの職務経験やスキルをどう活かせるか」に焦点が当てられます。前職での具体的な成果や習得したスキル、今後のキャリアビジョン、企業にもたらすメリットなど、実務に直結する内容が問われる傾向です。
模擬面接を繰り返し行う
面接本番で緊張し「うまく話せない」「考えた答えが思い出せない」とならないためにも、模擬面接を繰り返し行うことが大切です。本番を想定して受け答えの練習を行い、面接会場の緊迫感や面接官とのコミュニケーションに慣れることで、緊張による失敗を回避できるでしょう。
相手が聞き取りやすいトーンや声量ではっきりと話す
面接の際は、明るい声色ではっきりと話しましょう。明るい声色ではっきり話すことで、「やる気がある」「元気がある」といったポジティブな印象を与えられます。
反対に、声が小さかったりぼそぼそと話したりしてしまうと、自信がない印象を持たれやすくなるので注意が必要です。
ジェスチャーを使う
「コミュニケーションが得意」「面接マナーや回答の内容に自信がある」「人柄をアピールしたい」という方は、ジェスチャーを取り入れるのがおすすめです。たとえば、相手の話を軽くうなずきながら聞くと、「真剣に聞いてくれている」と好印象をもたれやすいでしょう。また、言葉だけでは伝えづらい「大きさ」「長さ」「動き」などを手で表現することで、話を理解してもらいやすくなります。
ただし、ジェスチャーがおおげさだったり、頻度が多かったりすると、逆に「落ち着きがない」といったマイナスな印象を与えかねないので注意しましょう。
「コミュニケーションが得意」「面接マナーや回答の内容に自信がある」「人柄をアピールしたい」という方は、ぜひ以下のコラムでジェスチャーの使い方や効果をチェックしてみてください。
就職支援サービスを活用するのがおすすめ
模擬面接は、第三者に見てもらいながら進めるのがおすすめです。面接官役をしてもらいながら模擬面接を行えば、自分の話し方の癖や改善点などを見つけやすくなります。
家族や友人に面接官役を頼むのも方法の一つですが、面接突破の可能性を高めたいのであれば、就職支援サービスを利用するのがおすすめです。プロの視点で面接マナーや質問の答え方などを教えてくれるので、面接の通過率を高められます。また、「応募先企業でよく聞かれている質問」や「面接官の人柄」などを事前に教えてもらえることもあるので、面接に苦手意識のある方も対策を進めやすいでしょう。
就職支援サービスのなかでも、フリーターに特化したエージェントを選ぶのがおすすめ。フリーターが懸念されやすい点や頻出の質問を熟知しているため、回答のコツや好印象を与える方法などをより的確にアドバイスしてくれます。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
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フリーターが面接でよく聞かれる質問と回答例
フリーターの方が正社員面接でよく聞かれる質問と、その回答例をまとめました。面接本番までに少しでも自信をつけたい方はぜひご覧ください。
フリーターが面接でよく聞かれる質問
- 自己紹介をお願いします
- 職務経歴をお願いします
- なぜフリーターをしていたのですか?
- 正社員になろうと思った理由を教えてください
- フリーター期間にどんな仕事を経験しましたか?
- 今までの仕事で成功/失敗した経験
- 趣味や仕事以外でしている活動
- あなたの長所/短所はなんですか?
1.自己紹介をお願いします
面接で自己紹介をするように言われたときは、「お礼・名前・年齢・最終学歴・卒業後にしていたこと・現在の状況・挨拶」を30秒〜1分程度で伝えるのが基本です。ただし、企業によっては「3分程度で自己紹介をお願いします」と時間を指定されることもあります。その場合は、「アルバイトでどのような仕事に携わっているか」を詳しく述べ、時間を調整しましょう。
自己紹介の時間が設けられるのは、応募者の緊張を和らげて本来の姿を引き出すためでもあるので、あまり硬くなり過ぎず「自然体な自分」を意識して話すようにしてみてください。「面接=自分を品定めされる場所」と考えると緊張や不安が強くなりやすいので、「面接=企業とコミュニケーションをとる時間」と捉えるのがおすすめです。
回答例
本日は面接のお時間を作っていただき、ありがとうございます。
△△と申します。年齢は□□歳です。
□□年に△△大学の◇◇学部を卒業後、フリーターとして□年間、飲食店でアルバイトをしておりました。現在は同店舗でのアルバイトを続けながら、就職活動を行っております。
本日はよろしくお願いいたします。
2.職務経歴をお願いします
応募者が「どんな経験をして、どんな学びを得たのか」を知るためにされる質問です。「どこで働いていたか」「何年働いたか」といった応募書類を見れば分かる情報ではなく、「仕事内容」「努力したこと」を中心に話し、そこから「学んだこと」や「身に付いたスキル」もセットで伝えるようにしましょう。
回答例
大学卒業後、約2年間コールセンターでのオペレーター、直近の1年間はデータ入力のアルバイトに従事してまいりました。
コールセンターでは、お客さまのお困りごとを正確にヒアリングし、分かりやすく解決策をお伝えする「傾聴力」と「伝達力」を磨きました。データ入力の業務では、毎日決められた件数を、ミスなく迅速に処理する「正確性」と「集中力」を養いました。
これら2つの経験を通じて、私は最前線に立つよりも、社内の人やお客さまを裏方でサポートすることに適性とやりがいを感じることに気がつきました。
今後は正社員として、私の強みである「正確性」や「傾聴力」を活かし、御社の△△部門の皆さまがよりスムーズに働けるよう、縁の下の力持ちとして貢献したいと考えております。
3.なぜフリーターをしていたのですか?
フリーターの方は、面接時に「フリーターをしていた理由」を聞かれる傾向にあります。面接官がフリーターをしていた理由を聞くのは、回答から応募者の働く意欲や計画性、人間関係のトラブルといったネガティブな理由がないかを確認し、ミスマッチを回避するためです。
「フリーターをしていた理由」を答える際は、目標に向かって準備していた経験や、「当時の考えを反省して現在は長期的に働く意欲がある」という前向きな姿勢を伝えましょう。過去の事実を素直に認めたうえで、今後の熱意をしっかりアピールできれば、企業に懸念を抱かれにくくなります。
ここでは、「新卒の就活に失敗した場合」「新卒で就活をしなかった場合」「一度正社員になったもののフリーターをしていた場合」の3パターンの回答例を紹介します。どう答えるか悩んでいる方は、ご自身の状況に当てはまる回答例を参考にしてみてください。
新卒の就活に失敗した場合の回答例
新卒のときは、内定を獲得することだけが目的となり、業界や職種を問わずやみくもに応募していました。その結果、会社ごとに選考対策ができず、就職活動が上手くいきませんでした。
現在はフリーターとして働くなかで、自分のやりたい仕事が明確になったため、御社で自分の強みを活かせると思い応募しました。
新卒の就職活動に失敗してフリーターになった場合は、過去の失敗を踏まえたうえで、現在はどのような姿勢で就職活動に向き合っているのかを伝えましょう。また、内容を深堀りされることがあるので、「やりたい仕事が明確になった」と伝える際は、それが何なのかをしっかりと説明できるようにしておくことが重要です。
新卒で就活をしなかった場合の回答例
私は税理士を目指して勉強をしており、勉強時間を確保しながらアルバイトをしていました。3年間を期限に勉強していましたが、試験に合格できなかったため、税理士になることを諦め、就職活動を始めました。
大学時代は、税理士になることしか頭にありませんでしたが、現在は幅広い業界や職種について調べ、自分に向いていそうな仕事を探すようにしています。
新卒時に就職活動をしなかった場合は、当時の認識の甘さや目標が定まっていなかったことを素直に認め、反省の気持ちを示すことが大切です。そのうえで、フリーター期間の経験を通じて「なぜ今、正社員として働きたいと思うようになったのか」という心境の変化やきっかけを具体的に伝えましょう。「入社後は責任感を持って長く貢献したい」という姿勢をアピールすることも重要です。
一度正社員になったもののフリーターをしていた場合の回答例
新卒として一度就職しましたが、就職することが目的となっていたため業務内容に興味をもてず、長く勤めることができませんでした。
自分のやりたい仕事を見つけるためにフリーターとなり、さまざまなアルバイトを経験しました。そのなかで自分のやりたい仕事を見つけることができ、御社でその強みを発揮したいと考え応募しました。
一度正社員になり退職してからフリーターになった場合、「退職した理由」と「フリーターになった理由」を伝えましょう。前職への不満といったネガティブな退職理由は避け、キャリアの見直しや新たな挑戦など、前向きな理由に変換して伝えるのが好印象を与えるコツです。
そのあとに、フリーター期間を「次の目標に向けた準備期間」として位置づけて「何をしてきたのか」を説明し、現在は正社員として長く働く覚悟が定まっていることをアピールすれば、企業側に懸念されにくくなります。
好印象を与えられる退職理由の伝え方が知りたい方は、以下のコラムでご確認ください。
4.正社員になろうと思った理由を教えてください
正社員になりたいと思った理由も、よく聞かれる質問の一つです。「なぜアルバイトや派遣社員ではなく、あえて責任のある正社員を選ぶのか」という本気度と覚悟を確認しています。そのため、正社員に就職する理由を聞かれた際は、「長期的にスキルを磨いてキャリアを積みたい」「安定した環境で専門的な知識を深め、企業に貢献したい」といった前向きな姿勢を示すのが好印象を与えるコツです。
以下に、正社員になりたい理由としてよくある「給与を安定させたい」「スキルアップ・キャリアアップしたい」「社会的信用度を上げたい」の回答例をご紹介します。
給与を安定させたい場合の回答例
正社員を志望する大きな理由の一つは、安定した収入を得て、安心して仕事に打ち込める環境を築きたいからです。
ニート期間を経て、将来のキャリアプランを立てることの重要性を痛感しました。正社員として働き生活の安定が得られれば、短期的な不安にとらわれることなく、長期的な視点を持って自己成長できると考えております。
また、与えられた仕事以上の責任を持ち、スキルアップや業務改善に積極的に取り組んでいく覚悟があります。
「安定した生活のため」という本音を隠す必要はありませんが、それだけで話を終わらせるのではなく、「責任を持って働きたい」「スキルアップしたい」という前向きな意欲を付け加えるのがポイントです。「親に言われたから」「アルバイトより給料が良くて安定しているから」といった回答は意欲や熱意が感じられず、「一緒に働きたい」と思ってもらえない可能性が高いので避けましょう。
スキルアップ・キャリアアップしたい場合の回答例
アルバイトでは経験できなかった「責任のある仕事」に取り組み、専門的なスキルを身に付けたいという思いが強いからです。△△(志望業界や職種)の分野で長期的にキャリアを築き、御社に貢献したいと考えています。
スキルアップやキャリアアップを「正社員になりたい理由」として答える際は、「会社に教えてもらいたい」という受け身の姿勢に聞こえないよう注意しましょう。アルバイトとして働くなかで「もっと責任ある仕事を任されたい」と物足りなさを感じた具体的なエピソードを交えると、面接官に正社員を目指す本気度が伝わります。
また、「業務に活かせる資格を取得した」「入社後に備えてすでに勉強を始めている」など、自ら進んで行動している実績を伝えると、好印象をもたれやすくなります。
社会的信用度を上げたい場合の回答例
正社員として働きたい理由は、社会の一員として確固たる信用と責任を持ちたいという思いがあるからです。
フリーターとして働いているときは、社会との繋がりの薄さや、就職して働いている人たちに比べて信用がないことに不安を感じていました。正社員という雇用形態は、単に安定した給与を得るだけでなく、企業の一員として社会から信用を得て、その信用に見合うだけの責任を果たすことだと認識しています。
正社員になることで、生活の基盤を安定させるだけでなく、与えられた業務に対してより高い責任感とプロ意識を持って臨むことができると考えています。
「社会的信用の向上」や「生活の安定」といった理由を答える際は、例文のように「信用を得た分、責任ある仕事で企業に貢献したい」といった会社側のメリットにつながる熱意を強調することが重要です。「社会的信用の向上」や「生活の安定」といった理由だけで終わらせると、「自分の生活を良くしたいだけ」という自己中心的な志望動機に聞こえてしまう恐れがあります。
また、現状を変えるためにどんな行動(アルバイトや資格勉強など)を起こしているのかを添えると、より「就職への意欲や熱意が高い」と好印象を与えられます。
5.フリーター期間にどんな仕事を経験しましたか?
フリーターの方は、正社員面接の際に「アルバイトの内容」について深掘りされます。与えられた業務に対して「何を考え」「どのように行動したのか」という、応募者の仕事に対するスタンスを確認するためです。
このような背景から、フリーター期間にしていた仕事内容について聞かれた場合は、「書類作成をしていました」「料理の配膳をしていました」という事実だけ伝えるのではなく、担当業務に加えて「自分が工夫していたこと」や「心掛けていたこと」を伝えるようにしましょう。
以下で、オフィスワーク・販売職・飲食系の仕事の3つの回答例を紹介するので、回答を考える際の参考にしてみてください。
オフィスワークの回答例
約3年間、●●株式会社で一般事務のアルバイトをしておりました。主な業務としては、WordとExcelを使った書類(見積書、請求書)作成、データ入力、資料整理、電話対応といったオフィス全般のサポート業務を担当しておりました。
社員にとって働きやすい環境を整えることを常に意識し、足りない備品はすぐに補充したり、オフィス内の清掃を積極的に行ったりしました。
販売職の回答例
2年間、●●店にて化粧品販売のアルバイトをしておりました。主な業務内容は、お客さまへのカウンセリング、お客さまに合った商品の提案およびタッチアップ、在庫管理です。
お客さま一人ひとりの悩みや要望を聞き出し、最適な商品をご提案することを心掛けておりました。
飲食系の仕事の回答例
多くのお客さまに「また来たい」と思っていただけるよう、迅速かつ丁寧なサービスを心掛けていました。具体的には、混雑時にはホール全体の状況を常に把握し、スタッフ間で声を掛け合って料理の提供遅れを防ぐ工夫をしていました。また、接客の際はお客さまの層に合わせておすすめメニューの提案を行うなど、自ら考えて行動することを意識していました。
6.今までのお仕事で成功/失敗した経験はありますか?
応募者の強みや仕事への姿勢、問題解決能力の高さ、「失敗から学び成長できるか」などを確認するために、成功経験や失敗経験を聞かれることがあります。
答える際は、単なる自慢話や言い訳にならないよう注意しましょう。「どのような状況だったか」「どう考えて行動したか」「結果から何を学んだか」を具体的に伝えるのがコツです。特に失敗した理由や結果だけを伝えてしまうと企業に不安視されやすいので、必ず「同じ失敗をしないよう、今後どうするのか」をセットでアピールしましょう。
以下に、成功経験と失敗経験の回答例をそれぞれご紹介します。
成功の回答例
成功体験として印象に残っているのは、お客さまのリピーター化に成功したことです。
お客さまに対して単に商品を勧めるのではなく、着用シーンや好みついて細かくヒアリングし、次回以降のコーディネートの相談にも乗るなど、一人ひとりに寄り添った接客を徹底しました。あるお客さまに提案したコーディネートを気に入っていただき、それ以降、「また△△さんに選んでほしい」と私を指名してご来店いただけるようになりました。
失敗の回答例
失敗体験は、商品の在庫確認におけるミスです。繁忙期に、お客さまからある商品の在庫を聞かれ、急いでバックヤードで確認した際、サイズと色を間違え、お客さまに「在庫がありません」と伝えてしまいました。
あとでほかのスタッフが在庫を見つけましたが、私自身の思い込みと確認の焦りから、二重チェックを怠ったことが原因でした。お客さまに改めて謝罪することになり、大変申し訳ない思いをしました。
この失敗を教訓に、在庫確認時は「品番、色、サイズ」を声に出して復唱し、伝票と商品を指差し確認する二重チェックを必ず行うようにしました。
7.趣味や仕事以外でしている活動はありますか?
企業によっては、「趣味や仕事以外でしている活動」を聞かれる場合もあります。プライベートの行動から「人柄や価値観」「継続力や集中力」「仕事とプライベートのバランス感覚」などを判断するためです。
答える際は「スポーツ」「読書」「ボランティア」など、継続力や協調性、健康維持といったポジティブな印象につながる活動を選ぶのがおすすめです。「ギャンブル」のようにネガティブな印象を与えかねないものや、「ゲーム」「推し活」といった業務に支障が出る可能性を不安視されやすい活動などは、就職の場には不向きなので避けましょう。
また、趣味を伝えるだけでなく「どのような目標を持って取り組んでいるか」や「そこから何を得ているか」を一言添えると、好印象を抱かれやすくなります。
ここでは、「読書」と「ランニング」を趣味として答える場合の例文をご紹介します。
読書が趣味の場合の回答例
△△(応募先の業界)に関連する書籍を、月に3~5冊は読むようにしています。入社後の業務をなるべくスムーズに吸収できるよう、日々勉強しています。
ランニングをしている場合の回答例
健康維持のために、2ヶ月ほど前から週に3日ランニングをしています。最初は1km走るだけで疲れてしまいましたが、今では3kmを無理なく走れるようになりました。継続することで体力がつき、精神的にも前向きになれたと感じています。
ほかの趣味の答え方と例文が知りたい場合は、以下のコラムをチェックしてみてください。
8.あなたの長所/短所はなんですか?
企業が長所・短所を聞く理由は、「応募者の特性が自社とマッチしているか」「自分を客観視できているか」を確認するためです。特に短所からは、「自身の課題にどう向き合う人材か」「業務を遂行するうえで致命的な欠陥にならないか」も見ています。
長所を答える際は、応募職種や企業が求めている役割、社風などを踏まえて、伝える「自分の性格」や「スキル」を選ぶのがコツです。また、ただ単に自分の長所を伝えるのではなく、「アルバイト経験」「就職活動に向けた取り組み」などの具体的なエピソードを交えると、内容に説得力が出ます。
短所を答える際は、単に自分の弱点を伝えるだけでなく、「短所をどうカバーしているか」という前向きな姿勢をセットで伝えるのがポイントです。「心配性ですが、その分事前の確認を入念に行います」のように伝えると、企業に懸念されにくくなるでしょう。
なお、「短所はありません」と答えるのはNGです。「自分を客観視できていない」「他責思考かもしれない」といったマイナスな印象を抱かれるリスクがあります。
回答例
私の長所は、目標達成に向けてコツコツと努力を続けられる点です。ニート期間中、毎日2時間の勉強を半年間続けた結果、独学で◇◇の資格を取得することができました。
短所は、一つのことに集中し過ぎると周りが見えなくなることがある点です。以前、アルバイトで作業に没頭するあまり、ほかのスタッフへの声かけがおろそかになったことがありました。
現在は、作業を始める前にやるべきタスクをすべてを確認し、アラームをかけるなどして、周囲の状況も把握できるように意識しています。
面接対策では「なぜなぜ分析」が有効
面接では、「正社員に就職する理由」に限らず、あなたの答えに対して「それはなぜですか」と深掘りされることが多いでしょう。そのため、深掘りされることを想定して「なぜ」と繰り返し問い、その答えを明確にしておくのがおすすめです。

あなたの強みをかんたんに発見してみましょう
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
こんなお悩みありませんか?
- 自分に合った仕事を探す方法がわからない
- 無理なく続けられる仕事を探したい
- 何から始めれば良いかわからない
自分に合った仕事ってなんだろうと不安になりますよね。強みや適性に合わない 仕事を選ぶと早期退職のリスクもあります。そこで活用したいのが、「隠れたあなたの強み診断」です。
まずは所要時間30秒でできる診断に取り組んでみませんか?強みを客観的に把握できれば、進む道も自然と見えてきます。
【目的別】フリーターが面接ですべき逆質問
面接では、企業から「何か質問はありますか?」と逆質問の時間を設けてもらえるのが一般的です。回答次第で「就職の本気度」や「入社意欲」をアピールできます。また、業務内容や社内の人間関係などを逆質問で詳しく知ることができれば、入社後のミスマッチも防げるので、「面接を突破したい」「長く働きたい」と考えているフリーターの方は、事前に逆質問を考えておきましょう。
以下で、目的別に逆質問の例をご紹介します。「何を聞けばいいか分からない」とお悩みの方は、参考としてご覧ください。
好印象を与えたい:「熱意」と「入社後の学習意欲」をアピール
面接官は「入社後に素直に学び、早く成長してくれるか」をチェックしています。「熱意」と「入社後の学習意欲」をアピールしたい場合は、以下のような逆質問をするのがおすすめです。
【例1】
「もしご縁をいただけた場合、入社日までに何か準備しておくべきことや、勉強しておくべきことはありますか?」
定番ともいえますが、しっかりと熱意が伝わる質問です。入社後の生活を具体的にイメージしている証拠になります。
【例2】
「できるだけ早く戦力になりたいと考えているのですが、御社で活躍されている先輩方は、入社後どのような努力をされてきましたか?」
「活躍したい」という意欲と、「そのための努力を惜しまない」という姿勢を同時に示せます。
【例3】
「私が配属される予定の部署は、現在どのような目標を掲げていらっしゃいますか?私もその目標達成に貢献したいです」
自分のことだけでなく、チームや企業の目標に興味があるという「当事者意識」をアピールできます。
懸念を払拭したい:「長期的なキャリア」への関心を示す
企業はフリーターに対して「またすぐに辞めてしまうのではないか」という懸念を抱きがちです。長く定着して会社に貢献したいという強い意志を示し、面接官の不安を払拭したい場合は、以下のような逆質問をするのがおすすめです。
【例1】
「御社では、どのような方が高く評価され、活躍されていますか?共通する特徴があれば教えていただきたいです」
企業の「求める人物像」を再確認し、自分もそうなりたいという意思を示せます。
【例2】
「まずは目の前の業務を覚えることが第一ですが、将来的には●●(たとえば営業事務だけでなく、経理の知識も学ぶ)といった業務にも挑戦できる可能性はありますか?」
将来のキャリアへの前向きな関心を示せます。ただし、「まずは目の前の業務を」という前提を必ず添えてください。
入社後に後悔したくない:「業務」や「社風」の詳細を聞く
具体的な業務内容や職場の雰囲気を事前にしっかりと把握できれば、入社後のミスマッチを回避できます。自分がその会社で働くイメージをより具体的に掴みたい場合は、以下のような逆質問をするのがおすすめです。
【例1】
「御社の●●さま(面接官)から見て、この仕事の「やりがい」と、反対に「大変だと感じる点」を教えていただけますでしょうか?」
ポジティブな面だけでなく大変な面も知ったうえで入社したい、という真剣さが伝わります。
【例2】
「差し支えなければ、入社後の1日の具体的な業務スケジュールや流れを教えていただけますか?」
働く姿を具体的にイメージしようとしている姿勢を示せます。
【例3】
「配属されるチームの雰囲気や、年齢構成などを教えていただけますか?」
実際の職場環境を把握し、周囲といち早く馴染んで働こうとする前向きな姿勢が伝わります。
逆質問でほかの応募者との差をつけて採用の可能性を高めたい方は、ぜひ以下のコラムもご覧ください。逆質問をする際のポイントや準備、紹介した目的以外の例文などを詳しくまとめています。
逆質問をする際の注意点
逆質問では、企業のWebサイトなどを調べればすぐに分かること(企業理念や主力商品など)を聞くのは避けましょう。事前の準備不足や志望度の低さを疑われてしまいます。
また、「有給休暇は取りやすいですか?」「残業はどれくらいですか?」といった労働条件や待遇面ばかりを聞くのも要注意です。働くうえで重要なポイントですが、「仕事への熱意よりも条件を重視している」というネガティブな印象を与えかねません。
どうしても確認したい場合は、「繁忙期の具体的な働き方を教えてください」など、業務への意欲に絡めた前向きな聞き方に変換しましょう。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
フリーターから正社員になった人の体験談
ここでは、実際にフリーターから正社員になった方の体験談をご紹介します。面接で苦労したことや、面接を乗り越えた方法などが分かる内容になっているので、ぜひ参考にしてみてください。
ダンスを仕事にしたくて大学を中退し、フリーターになりました。でも、睡眠を削る過酷な生活や、同年代が就職していく姿を見て焦りを感じ、「大好きなダンスを嫌いになる前に趣味に戻そう」と23歳で正社員への就職を決意しました。
面接で一番苦労したのは、第一志望の社長面接です。「長年続けたダンスを本当に諦められるの?」と、私の本気度と覚悟を厳しく問われました。
面接を乗り越えられたのは、就職エージェントに相談し、「過去の教える経験を活かし、人の役に立ちたい」というブレない軸を見つけていたからだと思います。面接時間は2時間と長く、「落ちたかも」と不安でしたが、無事に内定を獲得できました!「自分にはできない」と決めつけず、就職活動を始めて本当に良かったです。
フリーターから正社員になった方の体験談は、以下のコラムで多数ご紹介しています。気になる方はぜひチェックして見てください。
まとめ
フリーターから正社員を目指す際の面接では、「働く意欲」や「長く続けられるか」が重視されます。自己分析や企業研究を徹底し、よく聞かれる「フリーターだった理由」や「正社員になりたい理由」などの質問に、前向きに答えられるよう準備しましょう。面接対策に不安がある場合は、就職エージェントの模擬面接などを活用するのがおすすめです。
「面接が不安」「どのエージェントを選べば良いか分からない」という方は、ハタラクティブへご相談ください。就職・転職エージェントのハタラクティブでは、若年層を対象に就職・転職活動を支援。スキルや経歴に自信がない方に向け、人柄重視の採用を行う企業の求人を多数取り扱っています。
模擬面接も実施しており、自分の強みや弱みを整理できるほか、面接当日までに身に付けておくべきことが分かるため、自信をもって本番に臨めます。
面接を突破してフリーターから正社員になりたい方は、お気軽にお問い合わせください。
フリーターの正社員面接に関するQ&A
ここでは、フリーターの正社員面接に関するよくある質問をまとめました。
フリーターの面接練習は、本番を想定した「模擬面接」を繰り返し行うのが効果的です。よくある質問への回答を準備して、実際に声に出して受け答えの練習をしてみましょう。改善点を見つけやすくするために、家族や友人に面接官役をやってもらったり、自分が受け答えをしている姿をスマホで撮影して見返したりするのがおすすめ。よりしっかりと対策したいなら、フリーターに特化した就職エージェントを活用し、プロから回答の添削やアドバイスをもらうのも手です。
面接対策については以下のコラムで解説しているので、あわせてご覧ください。
自己紹介や長所・短所といった基本的な質問に加え、「なぜフリーターをしていたのか」「なぜ今、正社員を目指すのか」など、「フリーター」という職歴についてよく聞かれます。応募者の人柄や働く意欲、「すぐに辞めずに定着してくれるか」などを確認するためです。
また、アルバイトで経験した具体的な業務内容や、仕事に対する工夫・姿勢についても深掘りされる傾向があるため、これまでの経験を前向きに伝えられるよう準備しておきましょう。
面接対策を繰り返し行い、面接への苦手意識や緊張感を克服するのが効果的です。正社員面接を受けるのが怖いと思う理由には、準備が十分でない可能性が考えられます。準備が不足していると、「何を質問されるのか分からない」「答えられる自信がない」と不安な気持ちが大きくなってしまうため「怖い」と感じやすくなります。
フリーター期間が長い理由を聞かれたらどう答えればいい?
長くフリーターを続けた理由を正直に伝えつつ、前向きな気持ちや姿勢をセットで伝えましょう。回答する際は「過去の事実や反省」「フリーター期間で得た学びやスキル」「正社員としてどう貢献したいか」を順序立てて伝えるのがポイントです。
「フリーター歴が長く、就職できるか不安」という方は、ぜひ以下のコラムもチェックして見てください。就活のコツやおすすめの業界・職種をまとめています。
一人で対策していて面接に落ち続けるのであれば、友人や家族、ハローワークなどの第三者に相談するのがおすすめです。相談することで、面接に落ちてしまう原因を見つけやすくなります。
面接がうまくいかない場合は、ぜひハタラクティブにご相談ください。プロが模擬面接を通して、改善点や好印象を与えるコツなどをアドバイスいたします。