大卒のフリーター女性は正社員になれる?就職成功のポイントを解説!

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この記事のまとめ

  • 大卒で非正社員として働く女性の割合17.9%のうち、フリーターの割合は8.6%
  • 大卒の女性がフリーターになるデメリットは、学歴を活かせず給料も上がりづらいこと
  • フリーター女性の正社員移行率は30代になると下がるので、20代で就職するのが重要
  • 就職活動を始める前に、フリーターになった経緯や正社員になる目的を明確にしておこう
  • フリーターから正社員になりたい大卒の女性は、できるだけ早期に就活を始めよう

大卒後、フリーターの道を選んだ女性のなかには、正社員としての就職を考え始める人もいるでしょう。年齢を重ねるにつれ、フリーターから正社員になるハードルは上がる傾向にあるため、早めの行動がカギといえます。このコラムでは、大卒後にフリーターになる女性の割合や就職しなかった場合のデメリットなどを解説。正社員として就職するためのコツも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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大卒後フリーターになる女性の割合は?

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大卒のフリーター女性が就職するコツを考えるうえで、実際にどの程度の人がパート・アルバイトになっているのかを解説します。独立行政法人 労働政策研究・研修機構が公表している2017年の調査資料(8p、図表1-3)によれば、大卒で非正社員(パート・アルバイト、派遣社員、契約社員など)として働く女性の割合は17.9%。そのうち、フリーター(パート・アルバイト)の割合は8.6%でした。これは、大卒後にフリーター(パート・アルバイト)として働く男性(4.1%)よりも多い割合です。

【年齢別】非正社員として働く大卒女性の割合

フリーター(パート・アルバイト)のみでのデータは出されていませんが、前出の資料における非正社員(フリーター含む)として働いている大卒女性の割合は、以下のとおりです。

年齢非正社員(フリーター含む)として働いている大卒女性の割合
20~24歳13.5%
25~29歳17.9%
30~34歳20.2%
35~49歳24.7%

引用元:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③ー平成29年版「就業構造基本調査」よりー(9p、図表1-4)

上記の資料をみると、年齢が高いほど、非正社員(フリーター含む)として働く大卒女性の割合は多い傾向にあります。大卒後にフリーターになった女性の立ち位置や就職事情が知りたい方は、「大卒フリーター女性の実態とは?将来起こり得る可能性について解説」も、あわせてご参照ください。

「結婚するから新卒後はパート・フリーターでいい」はあり?

いずれ結婚するつもりだからと就職しないのは危険です。独立行政法人 労働政策研究・研修機構の「専業主婦世帯と共働き世帯 1980年~2022年」によると、共働き世帯は1980年から右肩上がりに増え、反対に専業主婦世帯は約半数まで減りました。

専業主婦世帯と共働き世帯の推移のグラフ

引用元:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「専業主婦世帯と共働き世帯 1980年~2022年

近年は終身雇用が崩れつつあり、社会動向の不安定さも相まって結婚後も共働きを望む人が増えているようです。結婚後にパート・アルバイトで働くのが悪いわけではありませんが、出産や介護などの変化があっても仕事を続けたい人は正社員のほうが良いでしょう。

参照元
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
資料シリーズ No.217若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③ー平成29年版「就業構造基本調査」よりー
早わかり グラフでみる長期労働統計 (世帯) 図12 専業主婦世帯と共働き世帯

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大卒後のフリーター生活を楽しめる女性の特徴

大卒後のフリーター生活を楽しめる女性の特徴の画像

大卒後のフリーター生活が「自分に合っている」という人もいるでしょう。ここでは、大卒後のフリーター生活を楽しめる女性の特徴を挙げています。自分が希望するライフスタイルやビジョンと照らし合わせて、フリーター生活が本当に合っているのか考えてみましょう。

多種多様な仕事を経験したい女性

多種多様な仕事がしたいと考えている大卒の女性は、フリーター生活を「楽しい」と感じられる可能性があるでしょう。フリーターは有期雇用契約のため、入退職がしやすい働き方です。

現職とは別にやりたい仕事や勤めたい企業を見つけたときに、正社員よりも行動に移しやすい環境にあるといえるでしょう。

自由な勤務時間・勤務日数で働きたい女性

「勤務する時間や日数を固定されたくない」という大卒の女性にも、フリーター生活はマッチします。正社員だと会社の決めた勤務時間・日数に合わせる必要がありますが、フリーターであれば自分の都合で勤務形態を調整できる場合が多いでしょう。

ただし、正社員にも「フレックスタイム制」「裁量労働制」など、働く時間を自分で決められる職場もあります。「フルフレックスとは?メリット・デメリットとフルリモートとの違い」のコラムでも詳しく解説していますので、ご覧ください。

仕事を掛け持ちしたい女性

仕事を掛け持ちしたい女性なら、大卒後のフリーター生活を楽しめる可能性があるでしょう。正社員の場合、勤務先の会社が副業を禁止していることがあります。しかし、フリーターであれば、基本的に副業を禁止されることはありません。そのため、仕事を掛け持ちして多くの経験を積んだり、収入を増やしたりできるでしょう。

大卒の女性がフリーターになる4つのデメリット

大卒の女性がフリーターになると、「学歴を活かせない」「社会的信用を得にくい」「給料が上がりづらい」などのデメリットがあります。また、働き方の自由度が高い反面、ルーティンワークが多く、スキルが身につかない恐れも。ここでは、フリーターのデメリットを解説するので、将来を考えるための参考にしてみてください。

1.「大卒」という学歴を活かせない

大卒の女性がフリーターになると、自身の学歴を活かせないのがデメリットです。正社員の場合、「大卒」は「高卒」「専門学校卒」などと比べて、基本給与の設定額が高めの傾向にあります。これは、学びに多くの時間や費用を掛けている「大卒」という人材に、企業が知識量や能力を期待しているからだと考えられるでしょう。

しかし、アルバイト・パートとして働くフリーターは、「大卒」といった学歴に関わらず時給が決められているのが一般的です。

2.フリーターになると社会的信用を得にくい

大卒の女性がフリーターになると、社会的信用を得にくいのもデメリットです。フリーターは非正社員のため、正社員よりも雇用や収入が不安定な状態にあります。「クレジットカードを作りたい」「ローンを組みたい」と思っても、フリーターとしての支払い能力に懸念を抱かれ、利用が認められない場合もあるでしょう。

3.フリーターは正社員と比べて給料が上がりづらい

大卒の女性がフリーターになると、正社員と比べて給料が上がりづらくなります。「厚生労働省のパンフレット(3p)」では、年齢が上がるにつれ、正社員の女性の年収は上昇していきますが、フリーター(パート・アルバイト)の女性の年収はほぼ変わっていません。同資料を参考に、それぞれの大まかな年収を以下の表にまとめました。

年齢大卒でフリーターの女性大卒で正社員の女性
20~24歳約100万円約250万円
25~29歳約110万円約300万円
30~34歳約110万円約350万円
35~39歳約100万円約400万円
40~44歳約100万円約450万円

引用元:厚生労働省「正社員?フリーター?何が違うの??~将来の進路について悩んでいる方へ~(3p)

資料をみると、大卒で正社員として働く女性の年収はおよそ50万円ずつ上がっています。一方、フリーターとして働く女性の年収は、全年齢で100万円を超える程度です。

正社員は昇給・昇進の機会に恵まれやすく、年を追うごとに年収が増えるのが一般的。しかし、フリーターは昇給があってもそれほど大きな額にはなりにくいのが現状です。また、ボーナスや手当が出ないことも多いため、正社員との年収には差が生まれやすい傾向にあります。

参照元
厚生労働省
若者への就職支援

4.スキルが身につかず正社員との差が開く

大卒でフリーターになった女性は、正社員と仕事内容の差を感じることもあるでしょう。正社員はフリーターよりも責任あるポジションや業務を任されます。そのため、仕事を通して専門的な経験やスキルを身につけやすく、昇進や転職も目指しやすいのが特徴です。

一方フリーターはルーティンワークが中心のため、スキルが身につきにくいといえます。将来的に正社員を目指しても、年齢の割にスキルが足りないと見なされる恐れもあるでしょう。スキルやキャリアを上げていく正社員の知人を見て、自分と比べてしまうフリーターの方もいるようです。「23歳の就職活動は何から始める?フリーターが正社員になるコツを解説!」では、フリーターから正社員になるメリットを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

大卒の女性がフリーターになるメリットは?

大卒の女性がフリーターになるのには、以下のようなメリットがあります。

・ライフワークバランスを維持しやすい
・責任重大な仕事を任されることが少ない
・未経験で採用されやすい

シフト制のアルバイトを選べば自分の都合に合わせて働けるため、ライフワークバランスを取りやすいのがメリット。正社員に比べるとフリーターは残業も少ないのが利点です。また、業務上のプレッシャーが少なく、ストレスを溜めにくいといえます。採用においても、正社員に比べて経験・スキルを問われないため、仕事を変えるのも容易です。ただし、フリーターを長く続けても仕事での成長幅が少ない点に注意してください。

大卒フリーターの末路が「やばい」って本当?

大卒後、フリーターを続けて年齢を重ねると正社員就職が厳しくなり、雇用・収入が不安定な生活が続く恐れがあります。また、フリーターは将来の年金受給額も少ないため、老後の生活も苦しくなる可能性が高いでしょう。

30代・40代になってもフリーターのままでいると就職のチャンスを逃し、「やばい」といわれる状況に陥る可能性もあるので、20代のうちに就職活動するのがおすすめです。

23歳~24歳は無職から就職できる

23歳〜24歳の大卒者は既卒となり、新卒枠で就職できる可能性があります。そのため、この年代で「やばい」ということはないでしょう。企業側が既卒に求めるのは、意欲やポテンシャルです。社会人経験がないことは承知しているため、就活対策をしっかりと行えば希望の仕事に就ける確率が高いといえます。

ただし、既卒になった理由は面接で聞かれる可能性が高いため、ポジティブな回答を用意しておく必要があります。「既卒者の定義とは?就活のポイントやおすすめの職種について解説!」のコラムで、既卒が就職に成功する方法を解説していますので、ご一読ください。

大卒後3年以内を新卒枠で応募可能とする企業が増えつつある

大卒後3年以内のフリーター女性は、就職活動で新卒枠の求人に応募できるチャンスが増えつつあります。厚生労働省の「3年以内の既卒者は新卒枠で応募受付すること」という指針により、それに準ずる企業の動きがあるからです。大卒後3年以内であれば、より就職のチャンスが多いといえるでしょう。

参照元
厚生労働省
3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!~「青少年雇用機会確保指針」が改正されました~

25歳女性フリーターの正社員移行率は25.5%

25歳の女性フリーターは、24歳までと比べて正社員移行率はやや低めです。独立行政法人 労働政策研究・研修機構の2017年の調査「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状 ③」によると、年代別の正社員移行率は以下のようになっています。

年代(女性)正社員移行率
15~19歳29.9%
20~24歳32.7%
25~29歳25.5%
30~34歳18.1%
35~39歳15.5%

引用元:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状 ③(72p)

25歳は24歳までと比べて正社員移行率が下がるものの、30代に比べると高い割合です。若手人材を必要としている業界や、有効求人倍率が高い職種を選べば就職できる可能性は十分にあります。

上記結果から分かるように、30歳になると正社員移行率は20%を切ってしまうので、29歳までには就職できるように就職活動を進めましょう。

参照元
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
資料シリーズ No.217 若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③ ―平成29年版「就業構造基本調査」より―

大卒後フリーター女性は何歳まで続けられる?

厚生労働省の「フリーター支援事業」の資料では、フリーターについて「15~34歳のパート・アルバイトである者等」と定義しています。フリーターに明確な定義はないものの、34歳までが目安と考えておきましょう。しかし、前述の通り、正社員移行率は30歳になると18.1%と低くなり、35歳になると15.5%とさらに下がります。34歳までフリーターを続けると、就職活動は35歳に食い込んでしまい、内定獲得が難しくなる可能性が高いです。就職は若いほど成功しやすいことを念頭におきましょう。
 

参照元
厚生労働省
公開プロセス(令和4年度) フリーター支援事業

大卒の女性フリーターが就活開始前に行うべきこと

ここでは、正社員として働きたい大卒の女性フリーター向けに、就職活動の前に行っておくと良いことをご紹介します。

自己分析をして就職の目的をはっきりさせる

正社員を目指す大卒の女性フリーターの方は、自己分析で就職の目的を明確にしておきましょう。自己分析を通して、「フリーターになった経緯」や「フリーターから正社員を目指す理由」などを顕在化させることが大切です。フリーター生活を踏まえての就職目的をしっかりと持っておけば、就職活動の面接や応募書類で芯の通った自己アピールができ、採用担当者の納得感を得やすくなります。

仕事の希望条件に優先順位をつける

就活を始める前に、仕事の希望条件には優先順位をつけておくと良いでしょう。希望条件が多過ぎると求人検索でマッチする求人が少なくなり、「仕事が見つからない…」という状況に陥ることもあります。仕事に求める条件は3つ程度に絞るのがおすすめ。それら3つを基準に仕事を探し、求人がなければ条件を減らす、求人が多ければ条件を増やすなどで調整してみましょう。

これから就職活動しようと考えている大卒の女性フリーターの方は、別記事の「フリーター女性が就職活動で内定をもらう5つのコツ」もぜひ参考にしてみてください。

大卒の女性フリーターが正社員になるには?

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大卒の女性フリーターが正社員になるには、「とにかく早く行動を起こす」「フリーター経験をアピールする」「未経験採用の企業を狙う」などがコツです。下記を参考に、自分に合ったやり方で就職活動を行い正社員就職を成功させましょう。

とにかく早めに行動を起こす

フリーターから正社員になりたい大卒の女性は、できるだけ早期に就職活動を始めましょう。厚生労働省の「労働経済分析レポートNo.1 正規雇用へ転換した方の特徴と影響(2p、図2)」をみると、フリーターのほか、派遣社員や契約社員等からの転換も含めて正社員になった女性の割合は、25〜34歳をピークにそれ以降は減少傾向です。

就職活動は年齢が上がるほど難しくなるので、フリーターから紹介予定派遣などを経て正規雇用を目指そうという人も、早めに行動するのが重要といえます。

参照元
厚生労働省
労働経済分析レポート

フリーターの経験をアピールする

就職活動では、大卒後にフリーターとして働いた経験を積極的に伝えましょう。たとえば、フリーター女性で接客経験があるならコミュニケーション力、事務職経験があるならパソコンスキルなどがアピールできます。仕事で培った能力を裏付けるようなエピソードも添えれば、話の説得力が増すでしょう。

第二新卒や未経験採用の企業を狙う

「自分の経歴に自信がない…」という大卒のフリーター女性には、第二新卒者や未経験者の採用に意欲的な企業がおすすめです。このような企業では、応募者の経験やスキルよりも、やる気や将来性が重視されることがあります。また、入社後研修が充実している場合が多く、未経験者も働きながら仕事を覚えていけるのがメリットです。

就職活動で仕事を探す際には、「第二新卒歓迎」「未経験OK」といった文言に注目してみましょう。

契約社員や派遣社員として実務経験を積む

「未経験だけど、やりたい仕事がある」という大卒のフリーター女性は、契約社員や派遣社員として業務経験を積んでから、正社員を目指すのも一つの方法です。契約社員や派遣社員としての実務経験は職歴に含むのが一般的なため、就職活動における自分の強みになります。

就職・転職活動でアピールすれば、企業から「即戦力」を期待され、やりたい仕事や入りたい会社に就職できる可能性が高まるでしょう。

不採用になっても諦めずに就活を続ける

大卒のフリーター女性は、不採用になっても諦めずに就職活動を継続しましょう。就職活動では、スムーズに事が進まなかったり、自分が思うような結果が出なかったりすることも多くあります。しかし、「必ず自分に合った会社・仕事に出会える」と考え、前向きな気持ちで就職活動に取り組むことが大切です。

大卒のフリーター女性が正社員を目指す方法については、「大学卒業後のフリーター歴は就活に影響する?正社員未経験から就職するには」のコラムもぜひご参照ください。

就職・転職エージェントを利用する

大卒のフリーター女性は、就職・転職エージェントを利用して効率的に就職活動を行うのもおすすめです。就職・転職エージェントでは、履歴書の作成や面接対策をサポートしてくれるほか、応募者に合いそうな求人をアドバイザーが探してくれます。特に、フリーターを対象としている就職・転職エージェントなら、「未経験歓迎」「経歴不問」の求人が多く、就職成功の可能性が高いでしょう。

スケジュール調整や採用担当者との連絡はアドバイザーが代行してくれるため、アルバイトを続けながら就職活動できるのもメリットです。「就職エージェントとは?活用するメリットやデメリットを知ろう」のコラムで、就職・転職エージェントで受けられるサービスを詳しく解説していますので、こちらも併せてご覧ください。

大卒の女性フリーターにおすすめの5つの職種

大卒の女性フリーターにおすすめな職種を5つご紹介します。自分の性格や得意なこと、やりたいことなどを事前に洗い出し、自分に合った仕事を探してみましょう。

1.接客業

接客業は経験を問わない求人が多いため、大卒の女性フリーターにおすすめです。接客業には、アパレルの販売員やホテルのフロント、飲食店のフロアスタッフなど多様な仕事があります。自分がどのような場所・会社で、どのような客層を相手に仕事がしたいかを想像すると、よりマッチする仕事に出会えるでしょう。

2.営業職

営業職も経験やスキルに関わらず、採用されやすい仕事の一つです。「人と話すのが好き」「コミュニケーション力に自信がある」という大卒のフリーター女性であれば、活躍できる可能性があるでしょう。営業職は、大きく分けて個人営業と法人営業に分けられます。そのほか、新規開拓営業やルート営業といった営業手法による違いも。営業職については、「営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」もぜひご参照ください。

3.介護職

正社員を目指す大卒のフリーター女性には、介護職もおすすめです。介護職は、福祉・介護施設で利用者のケアを行うのが主な仕事。高齢化が進み、介護業界は人材不足のため、未経験者を歓迎する求人が多くあります。働きながらスキルアップできるので、就職後に介護福祉士といった国家資格の取得を目指しやすいのもメリットです。需要は今後も拡大すると見られており、将来の転職もしやすいといえます。

4.プログラマー

プログラマーは、システムエンジニアが設計した仕様書に沿って、プログラミング言語を使いソフトウェアなどを作るのが仕事です。急速に進むIT化の影響で、ITを扱う企業ではプログラマーが不足しています。そのため、学歴や実務経験年数などを問わない求人も多数あるのが特徴です。企業のなかには、未経験者の採用を見込み、入社後の研修環境を整えている会社もあります。大卒の女性フリーターのなかでも、プログラミングに興味がある方は、挑戦してみると良いでしょう。

5.施工管理職

施工管理職は、スムーズかつ安全に工事を進められるよう、建設現場の指揮や管理を担う仕事です。就職に必須の資格や経験はないため、正社員を目指す大卒のフリーター女性におすすめの職種といえます。実務経験を積み、施工管理技士(1級・2級)の国家資格を取得すれば、キャリアや収入のアップも見込めるでしょう。

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大卒フリーター女性の不安に答えるQ&A

ここでは、大卒フリーターの女性が抱える「このままでいいの?」という不安に、Q&A形式で答えていきます。

大卒のフリーター女性が正社員になるのは難しい?

年齢が上がるにつれ、正社員としての就職が難しくなる可能性があるでしょう。年齢が若いうちであれば、ポテンシャル採用や新卒扱いでの採用など就職のチャンスが多く、フリーターから正社員になれる可能性が高まります。正社員就職を考えているフリーターの方は、「30代フリーター女性が正社員就職するには?就活のポイントを紹介!」を参考に、早めに就職活動を始めましょう。

大卒で就職しても希望の部署で働けないことはある?

希望の部署に配属されない可能性はあります。配属先を決めるのに学歴は関係なく、企業側が人員調整や社員の適性に応じて決めるものです。ただし、入社後に異動願いを提出したり、上司に希望を伝えたりすることで希望が叶うケースもあります。「異動希望はどのように出す?利用できる会社の制度や理由の例文を紹介」のコラムで、異動希望の出し方などを紹介していますので、参考にしてみてください。

大卒フリーター女性が手に職をつけやすい仕事は?

保育士や看護師、管理栄養士などがあります。手に職をつけることで収入が安定したり、年齢に関係なく働けたりするのがメリット。アシスタントとして働きながら資格取得を目指せる場合もあるので、興味のある分野の求人を探してみましょう。「手に職をつけたい女性におすすめの職業28選!資格と在宅ワークを紹介」のコラムで、手に職がつく仕事を紹介していますので、ご覧ください。

大卒後にフリーターになるデメリットは?

大卒の女性がフリーターになるデメリットには、「大卒という学歴を活かせない」「社会的信用を得にくい」などが挙げられます。また、収入が正社員に比べて低く、社会保険に加入できなければ将来の年金受給額も少ないといったリスクも。「一生フリーターでい続けるのはリスクが高い?正社員になるメリットを解説!」のコラムでは、正社員になったほうが将来的に楽であることを解説していますので、ご確認ください。就職・転職エージェントのハタラクティブでは、一人ひとりの適性や要望に合った仕事をご提案しています。仕事探しに悩んでいる方は、ぜひ一度ご活用ください。

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