好きなことを仕事にするのは楽しい?辛い?メリットとデメリットを知ろう

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この記事のまとめ

  • 好きなことを仕事にするメリットはやりがいとスキルアップのしやすさ
  • 好きなことを仕事にすると理想と現実のギャップに気持ちが冷めることもある
  • 好きなことを仕事にするのに向いているのは自分から行動できる人
  • 在籍している会社や副業でも好きなことを仕事にすることは可能

好きなことを仕事にするのは「楽しい」といわれる一方で「辛い」とも聞き、どうすべきか悩むこともあるでしょう。この記事では、好きなことを仕事にするメリットやデメリット・向いている人について紹介します。実際にステップを踏んで行動することで就活や転職の失敗を回避して、充実して仕事する夢が叶えられます。好きなことを仕事にすべきか悩んでいる方は、参考にしてください。

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好きなことを仕事にしたいと考える人は多い

内閣府が2018年に行った「就労等に関する若者の意識調査(p6)」の結果によると、多くの人が仕事を探す際に重視する項目として「自分のやりたいことができる」を挙げています。

仕事を選択する際に重要視する観点の画像

引用:内閣府|就労等に関する若者の意識調査(p6)

仕事の選択で重視する点は「収入が多い」「安定している」がもっとも多く、「とても重要・まあ重要」と回答したのは最多の88.7%です。働く以上、収入や雇用の安定はとても重要。しかし、自分がやりたいことができないと、仕事を短期間で辞めてしまったりやりがいを見いだせなかったりするため、重視する人は多いようです。

参照元
内閣府
特集 就労等に関する若者の意識

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好きなことを仕事にする3つのメリット

好きなことを仕事にすると得られるメリットは、仕事に対してストレスを感じにくかったり、熱意を持って業務に取り組めたりする点です。また、熱意を持てるためスキルアップにも積極的になれるでしょう。

1.仕事を楽しめてストレスを感じにくい

好きなことを仕事にすると充実して業務を行えるため、ストレスを感じにくくなります。嫌いな仕事や苦手な業務を続けるとストレスが積み重なり、体調を崩してしまうケースもあります。
趣味の延長線上で仕事ができることは「仕事をしている」感覚が少なく、心の健康を保てるメリットがあります。

2.情熱を持って働ける

好きなことを仕事にすると情熱を持って働けるうえ、ポジティブなフィードバックがあると楽しく意欲的に続けられます。生涯で多くの時間を費やす仕事にやりがいを持てれば、モチベーションも維持しやすくなります。

3.スキルアップしやすい

好きなことを仕事にすると意欲的になりスキルアップしやすくなります。好きなことは「知識をもっと深めたい」「スキルアップしたい」という気持ちが自然に湧き出てくるため、常に情報に関するアンテナを張るようになるでしょう。仕事で活かせる情報やスキルアップに関わる情報も集まりやすくなり、インプットとアウトプットを繰り返すことで上達スピードは格段に上がります。

好きなことを仕事にする3つのデメリット

一方で「好きなことを仕事にすると失敗する」といわれるのは、仕事として捉えることで嫌な面が見えてしまったり、自分の気持ちよりも世の中のニーズに合わせて変化させたりする必要が出てくるから。また、特定の作業や業務が好きでも、仕事である以上は他の作業も行う必要があるため、「思っていたのと違う」という状態が起こる可能性もあります。

1.好きなことを嫌いになる可能性がある

仕事の理想と現実にギャップがあると、好きなことを嫌いになる恐れがあります。たとえば、好きなことだけを自分の思いどおりに進められない、現場に自分より精通したエキスパートがいて自信がなくなった、などがきっかけとなり気持ちが冷めることもあるでしょう。
好きなことを仕事にしても実績が伴わなければ収入は不安定になり、楽しさよりも不安が押し寄せる可能性もあります。挫折しないためには、あらかじめ成し遂げたい目的を設定したり、自分のスキルアップのために必要なことと捉えたりする心構えが必要です。

2.好きなことばかりできるわけではない

好きなことを仕事にしても、気持ちの乗らない付随作業を行わなければならないときもあります。たとえば、人に教えることが好きで教師になっても、業務内容には授業のほか、準備や採点・生徒指導などのバックで動く仕事があります。好きなことを仕事にするときには、あらかじめ好きなこと以外の業務について確認しておくのをおすすめします。

3.ニーズに合わせる必要がある

好きなことを仕事にするときには求められるニーズに合わせる必要があり、自分の希望だけでは成功できません。世の中の需要に合わせて変化させていかなければ収入につながらず、仕事として続けることが難しくなるでしょう。自分のこだわりを大切にしながらも相手に合わせて作業する意識が重要です。

好きなことを仕事にするのに向いている人の特徴

失敗を回避するためには自分が好きなことを仕事にするのに向いているかの確認が必要です。以下で好きなことを仕事にするのが向いている人の特徴をまとめたので、参考にしてください。

1.自分で目標をたてて行動できる

自分で目標を設定して取り組める人はスキルアップする能力があるため、好きなことを仕事にするのに向いています。好きなことを仕事にすると現状に満足してしまい、高みを目指さなくなる人も多くいます。目標を持って貪欲に知識を深めようと努力する人ほど、成功する可能性も高まるでしょう。

2.好きな気持ちが強くスキルや知識がある

仕事は気持ちだけでは成功できず、付随してスキルや知識が求められます。スキルや知識が十分な人はアップデートするだけで一から学びなおす負担がありませんが、一方で好きだけど何も分からない人は調べることが苦痛になる可能性もあります。
博識でなくても市場で求められるレベルに達しているのかを、まずは好きな仕事の単発アルバイトや副業などで確認しましょう。好きなことを仕事にして成功している人のもつ知識やスキルを、調べて勉強する方法もあります。

3.仕事と割り切れる

好きなことを仕事にするとうまくいかないときも出てくるため「仕事なら仕方ない」と割り切れる気持ちを持つことが大切です。割り切れる人はストレスを抱えこみすぎずにポジティブに仕事に取り組めます。

好きなことを仕事にするのに向いていない傾向

一方、好きなことを仕事にするのに向いていない人は、以下3つのタイプです。

今の仕事が嫌という考え

好きなことなら「楽ができる」と考えている人はスキルアップが見込めず、怠惰した態度が周りにも影響を及ぼすため仕事にするのは向いていません。
好きなことを仕事にするとしても収益を得るには、値する努力が求められます。今の仕事が嫌で適職を探したい人は「自分に向いている仕事の探し方!適職が分からない理由やおすすめの職業を解説」を確認しましょう。

仕事のモチベーションがお金を稼ぐことになっている

仕事のモチベーションが「お金を稼ぐこと」の人は、収入が見合わなければやる気を保てず挫折につながるため、好きなことで選ぶのはおすすめできません。好きなことを仕事にしても高収入を得られる保証はなく、収入が減り生活に苦労するケースもあります。
「好きなことをしていたらいつの間にか稼いでいた」というスタンスの方がうまくいきます。好きなことを仕事にするときには収入の目安をつけておき、余裕のある状態で転職しましょう。

指示待ちになりやすい

自ら行動しない受動的な人はスキルアップの意欲や管理能力が不十分であるため、好きなことを仕事にするのに向きません。自発力がなければ自分を管理できず、スキルに価値があるレベルに達するのは難しくなります。好きなことを仕事にする目標のある人は、自分を律して行動力をつける練習をしておきましょう。

好きなことを仕事にするための4ステップ

好きなことを仕事にするための4ステップを解説します。まずは自分の好きなことが仕事になるかどうかを考えてみましょう。

1.生産的な好きなことができる職業を見つける

好きなことには2種類あり「生産的な好きなこと」と「消費的な好きなこと」に分けられます。「生産的な好き」はスキルを使って人の役に立つなどの「価値があるものを生み出す」こと。一方で「消費的な好き」は、買ったり食べたりなどの「誰かが創造した価値を消費する」ことです。好きなことを仕事にして成功するためには「生産的な好きなこと」ができる職業を見つけましょう。

2.目標や目的を決める

次に、好きなことを仕事にすることでかなえたい目標や目的を定めてみてください。目標や目的が定まっていれば、挫折しそうになったときに仕事を続ける理由を見いだせます。目標の立て方が分からない場合には「目標で仕事の成果が変わる!成功に繋がる設定の仕方とは」を参考にしてみてください。

3.好きなことを仕事にするために必要な勉強をする

好きなことを仕事にするためにスキルや勉強が求められるなら、積極的に身につけましょう。好きな気持ちの延長で取得した資格は、就活や転職などで公的にアピールができます。好きなことを仕事にする前に一定のスキルや知識が身についていれば、収益に反映されるまでの期間の短縮が可能です。

4.少額でもお金を稼いでみる

知識をインプットするだけでなく、アウトプットして少額でもお金を稼いでみましょう。就活や転職活動をしなくても、アルバイトや副業で好きなことを仕事にすることは可能です。たとえば、仕事を受注できるクラウドソーシングを活用すれば、すぐにでも好きなことを仕事にできるでしょう。

好きなことが分からない場合の対処法

好きなことを仕事にするのに憧れるものの、自分の好きなことが分からない場合には「どんな生き方をしたら幸せを感じるか」を考えてみましょう。幸せの軸を定めておけば、職業選択の失敗は回避できます。好きなことやしたいことが分からずに困っている人は「自分のしたいことが分からない…仕事が探せない・楽しくないときの対処法!」の記事も確認してみてください。

好きなことを仕事にするための働き方

好きなことを仕事にするためには、正社員以外にもアルバイトや副業など4つの働き方があります。

1.アルバイトする

就職や起業などに比べてリスクが少ないのがアルバイトです。しかし、アルバイトであっても趣味で好きなことをするのと仕事では責任感が全く異なります。アルバイトで好きなことを仕事にする決心ができてから、就活や転職を検討してもいいでしょう。

2.就職・転職する

就職や転職で正社員になることで、雇用や収入を安定させながら好きなことを仕事にできます。ただし、同じ業種でも会社によって求められる業務が異なるため注意しましょう。就活や転職活動では情報集めが大切ですが、より効率的に失敗を回避するには、就職・転職エージェントを利用してみてください。

3.在籍している会社で好きなことを仕事にする

在籍している会社の業務で好きなことがある場合には、担当できるか相談する方法もあります。役職に就いたり部署を異動したりして好きなことが仕事にできるなら、転職する必要はなく失敗を防げます。好きなことを仕事にする業務はないか、在籍中の会社を離れる必要はあるのか確認してみましょう。

4.副業を始める

在籍している会社で好きなことを仕事にできないなら、副業を検討しましょう。副業を推奨している企業なら、会社員として安定した給与を得ながらリスクを抑えてチャレンジできます。副業はクラウドサービスの活用のほか、SNSでも受注できます。フリーランスや起業は、副業から始めて本業の収入ほど稼げるようになってから目指すと生活面でも安心です。

正社員の副業には注意が必要

近年は正社員でも副業をOKとする企業は増えているものの、禁止しているケースもあります。知らずに副業を行ってしまい、懲戒処分にならないよう、事前に就業規則で確認しておきましょう。また、「正社員でも副業してOK?会社にバレる理由や働く際の注意点について解説」のコラムでも触れているように副業の収入が20万円を超えると確定申告が必要となります。こちらも忘れずに対応しましょう。

好きなことを仕事にするならエージェントに相談しよう

好きなことを仕事にすることを考えると、メリットに目がいきがちですが、デメリットも踏まえて検討することが大切です。それでも好きなことを仕事にしたいと考えるなら、就職のプロであるエージェントに意見を求めるのもおすすめ。

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