フリーターでスキルなしでも就職可能?スキルアップの方法もご紹介!

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この記事のまとめ

  • フリーターはスキルなしでも就職することは可能
  • フリーターがスキルアップすると就職で有利になる場合がある
  • フリーターのスキルアップには専門知識や技術を学び、資格を取る方法がある
  • フリーターがスキルなしで就職するには積極性やコミュニケーション力のアピールが有効

フリーターから正社員就職を目指す際にスキルがないことへの不安を抱く方も多いのではないでしょうか。確かにフリーターはスキルがないため不利なことは事実ですが、必ずしも就職できないわけではありません。また、フリーターを脱する前にスキルアップをすべきか、すぐに就活をすべきかという悩みもあるようです。このコラムでスキルアップの方法やすぐに就活を始めるメリットなどを踏まえたうえで、後悔のない選択をしましょう。

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フリーターはスキルなしでも就職可能?

フリーターから正社員就職をするにあたっては、必ずしもスキルが求められるわけではないようです。以下、詳しく説明します。

スキルがなくても就職は可能

フリーターが就職するには、必ずしもスキルを要さない場合が多いです。なぜなら、スキルが必要な仕事は経歴や職歴も同時に求められますが、フリーターが就職しやすい「未経験OK」という仕事は、経験のない人を採用する前提のため、スキルは求めないのが普通。学歴や経歴が問われにくい仕事であれば、フリーターから就職するのは十分可能だといえるでしょう。ただし、学歴や経歴を問わないのは「ポテンシャルに期待している」ということ。企業が期待するポテンシャルには年齢の若さが大きく関係するので、少しでも早く就職活動を始めたほうが良いでしょう。

スキルを身に付けると就職に有利になる場合がある

フリーターから就職するには必ずしもスキルは要りませんが、企業は「スキルを身に付けようとする姿勢」に着目する場合があります。つまり、スキルを身に付けると、積極性などの部分で評価される可能性があるということです。一般的に、企業は前向きに物事に取り組む姿勢を高く評価します。これまでフリーターであったとしても、前向きに仕事に取り組もうとするやる気が見えれば、ポテンシャルを感じて採用に至ることも少なくないでしょう。

フリーターはスキルを身に着けにくい
フリーターは非正規雇用のため、「臨時的に行う仕事」や「誰でもできる仕事」を任されやすい特徴があります。会社としても、非正規雇用者に対して積極的にスキルアップの機会は設けないもの。つまり、フリーターを長く続けても正社員のようなスキルは身につきにくく、年齢も相まって就職は厳しくなります。正社員就職を目指すなら、早い段階で行動を起こしましょう。

フリーター向けの就職支援については「フリーター・ニートは就職支援を活用しよう!おすすめのサービスを紹介」のコラムで幅広く解説していますので、併せてご覧ください。

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フリーターの人がスキルアップする3つの方法

フリーターの人がスキルアップを狙うなら、以下の3つの方法があります。スキルアップを検討している方は、参考にしてみてください。

1.できる範囲で専門技術を身に付ける

フリーターの仕事では専門技術は身に付けにくいといわれていますが、独学や職業訓練などで技術を身に付けるのも手。職業訓練とは就職に向けて専門技術や知識を学べる制度で、ハローワークで受けられます。元々は失業給付を受ける求職者のためのものですが、その他の人でも有料で受けることが可能です。コースも豊富にあるので、興味があれば開講している講座を探してみると良いでしょう。

2.希望する業界の専門知識を学ぶ

たとえ実務経験がなかったとしても、専門知識を学べばそれだけ仕事に必要な知識がつきます。未経験の専門分野のテキストを読むのは難しいでしょうが、入門書から少しずつ取り組んでみると良いでしょう。仮に、企業面接の段階では直接業務に役立つほどの知識がなくても、真摯に勉強してきた姿勢は採用担当者から高評価を得られる可能性があります

3.資格取得を目指す

一般的に就職に役立つ資格を取得するのも一つの手です。代表的なものには秘書検定が挙げられるでしょう。秘書志望でなくても基本的なビジネスマナーが習得できるので、幅広い層に人気のある資格です。他には英語力を証明するTOEIC、不動産関係の仕事に役立つ宅建などが挙げられるでしょう。詳しい内容は後にご紹介します。

フリーターの就職に役立つ可能性がある4つの資格

フリーターの方が持っていると、比較的企業からやる気があると感じられやすい資格があります。以下、代表的な4つの資格について見ていきましょう。

1.TOEIC

TOEICは、海外の人を相手にすることのある仕事で評価されやすいです。主に、観光業や接客業などが挙げられるでしょう。すぐに流暢に話せるほどでなくても、TOEICの受検は英語に興味があり、上達したいというやる気があることの証明になります。通常業務で頻繁に使用することはなくても、英語を少しでも使う可能性がある仕事であれば評価されやすいでしょう。

2.宅建

宅建は、不動産関係の仕事で高評価を得られます。宅建とは「宅地建物取引士」の略で、不動産の賃貸や売買をする際に必要となる資格のこと。取得していると不動産に関する基本的な知識があるとみなされるので、不動産関係の企業を希望する際におすすめです。また、宅建は独学で取得でき、コツコツ取り組めば合格しやすいのもメリットといえます。

3.秘書検定

秘書検定は幅広い分野で評価される資格です。本来は秘書の仕事に必要な知識やふるまいを問う資格ですが、内容が基本的なビジネスマナーなので、他の仕事でも評価されやすいといえます。取得していると、基本的なビジネスマナーを押さえており社会人として働こうとする意欲があると判断されるので、どの企業でも良い印象を抱かれやすいでしょう。

4.ITパスポート

ITパスポートとは、ITに関する基本的な知識があることを証明する資格です。ITパスポートは、情報技術のごく基本的な知識を幅広く問うものなので、資格自体が仕事に直接役立つわけではありません。しかし、ITパスポートを持っていると、未経験でもITに関する知識を積極的に学ぼうという姿勢がうかがえます。IT業界では未経験から応募できるとはいえ、やる気や前向きな姿勢が問われる傾向があるので、取得しているほうが好感触を得られるでしょう。

将来性のある資格はコレ!キャリアアップも望めるスキル」のコラムでは就活に役立つ資格についてご紹介していますので、併せて参考にしてみてください。

フリーターでスキルなしでも決まりやすい仕事の特徴

一般的にフリーターは職歴やスキルがなく就職に不利といわれていますが、受け入れられやすい仕事もあります。その特徴は、「実力が評価される」「人手不足」「育成に力を入れている」の3つです。

1.実力主義

実力主義の仕事は、これまでの経歴やスキルなどよりも仕事に対するやる気や出した結果が重視される傾向があります。そのため、フリーターで経歴やスキルで不利な立場であっても就職が決まりやすいといえるでしょう。

2.業界全体が人手不足

人手不足の業界では経験者のみを募集していては人材を確保できないため、未経験者にも広く門戸を広げている傾向があります。よって、仕事に対するやる気と積極的な姿勢があれば、評価される可能性が高いでしょう。特に年齢が若ければ、長期的な雇用や体力、柔軟性の面で採用されやすいことも。フリーターから正社員になりやすい業界です。

3.人材育成に積極的

一般的に新卒採用でない限り、できれば育成コストを節約できる経験者を欲しがる企業が多いです。しかし、なかにはやる気がある未経験者を一から育てようとする企業も。未経験者を育成する企業がどのくらいあるのかは業界の事情によって異なりますが、未経験者を受け入れる企業が多い業界を選べば、フリーターから正社員の内定が近づくでしょう。

未経験から正社員になれる仕事については「未経験でもできる仕事とは?正社員になれる職種や就活のポイントを解説」のコラムで詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

フリーターでスキルなしでも就職しやすい5つの仕事

前項でスキルがないフリーターでも正社員就職が叶いやすい仕事の特徴をご紹介しましたが、その特徴に当てはまるといわれている仕事は以下の5つです。

1.建設業界

建設業界は人手不足といわれて久しいですが、職人の高齢化などが主な原因のようです。そのため、業界では経験を問わず、若く体力がありこれからの業界を担っていってくれるような人材を広く募集している傾向があります。建設業界の特徴は、専門的なスキルを身に付けながら資格を取得し、キャリアアップが望めること。現場で経験を積みながら資格を取得し、責任者になることもできます。建設の仕事については「建設作業員の仕事内容とは?平均年収や求人の特徴も解説」をご覧ください。

2.介護業界

介護業界は社会の高齢化によるニーズの高まりに対し、深刻な人手不足といわれています。介護業界で仕事をするメリットは、専門職としてのスキルを身に付けられるうえ、キャリアの道筋が明確なこと。また、近年国は介護職の待遇改善のために多くの取り組みを行っており、給料アップも期待できます。介護職で一度身に付けたスキルはどこでも重宝されるので転職しやすく、長く働き続けられる仕事といえるでしょう。「中卒から目指す介護職員」で詳しく解説しています。

3.IT業界

IT業界も先に述べた介護業界と同様、社会のニーズに対して人手不足の状態が続いています。IT業界の特徴は、未経験から挑戦でき、働きながらスキルを身に付けていける点。プログラミング言語をコツコツと勉強したり、プログラムにミスがないか何度もチェックしたりと根気や粘り強さが必要な仕事ですが、経験を積みながらスキルを身に付ければ転職にも強いうえフリーランスとして働ける可能性もあるのがメリットです。IT業界に興味があれば、「IT業界への就職が未経験におすすめな理由とは?業務内容も詳しく紹介!」もチェックしてみましょう。

4.営業職

営業職は実力主義のため、経験や経歴を問わない傾向があります。幅広い業界で活躍でき、業界によって求められる要素が異なるので、自分に合った営業職を見つけることも可能でしょう。営業職と聞くと厳しいノルマを思い浮かべる人も多いでしょうが、ノルマがあるかどうかは業界や取引相手によって変わってきます。また、「営業職として優秀な人は他の仕事でも成功しやすい」といわれるほど、ビジネスの多種多様な要素を含むやりがいの大きい仕事であることも魅力です。営業職についていまいちイメージできなければ、「営業職とは何をする仕事?販売職との違いや営業の種類について解説!」で理解を深めましょう。

5.販売職

販売職も営業職と同様に実力主義のため、経験や経歴を問われにくいといえるでしょう。営業職と販売職はともにサービスや物を売り込む仕事ですが、「勧める相手がサービスや商品をあらかじめ検討しているかどうか」が違いです。営業職が興味を持っていない相手に勧めるのに対し、販売職は興味を持って店舗などを訪れた人に勧めるのが特徴。販売職では経験や経歴は問われにくい代わりに、その商品やサービスのイメージに合った雰囲気の人が求められる傾向があります。現場で経験を積み、責任者や本社勤務に昇進するといったキャリアアップが狙えるのがメリットです。「販売員に資格は必要?業界ごとに必要なスキルを解説」のコラムでは、より専門的な販売職について解説しています。

フリーターでスキルがない人は面接で何を重視される?

ポテンシャルを問われるフリーターの面接で重視されるポイントは、これまでの職歴や華やかな経歴ではなく、人となりや仕事に対する姿勢。どれも社会人として基本的な要素なので、押さえておきましょう。

積極的な姿勢

採用担当者は、応募者が積極的に仕事に取り組む姿勢があるかどうかを見ています。フリーターをしていた理由は人によって異なるものの、「正社員より気楽」という理由である場合も少なくありません。そのため、採用担当者は応募者が正社員になる覚悟を持っているかを見極めようとしており、その際に着目されるのは積極的な姿勢です。
積極性は、話の内容だけでなく面接時の態度でも判断されます。どんなに良いことを話していても、話し方や雰囲気などで消極的な印象を与えてしまえば採用に至らないこともあるでしょう。

最低限のコミュニケーション力

長年フリーターを続けていた人のなかには、人とのコミュニケーションが苦手な人もいます。そのため、採用担当者は応募者が職場の人とうまくやっていけるかどうかをさりげなくチェックしているもの。面接では必ずしも高いコミュニケーション力が見られるわけではありません。周囲と自然な意思疎通ができそうと判断される程度でOKです。

フリーターでスキルのない人が就職する近道

スキルのないフリーターという立場であれば、フリーター向けの就職支援を受けるのが有効といえるでしょう。以下、主な就職支援についてご紹介します。

ハローワークで仕事を探す

ハローワークでは幅広い人に向けた就職支援をしており、求人数の多さや管轄地域の求人に強いのが特徴です。よって、地元で就職したい人に向いています。また、ハローワークでは無料の就職セミナーを受けられたり、カウンセリングを受けられたりするのもメリット。都市によっては若者向けハローワークが設置されているところもあります。

就職エージェントを利用する

就職エージェントは、民間企業が運営する就職支援サービスです。企業によって扱う業界や支援対象が異なるのが特徴で、自分に合ったものを選ぶとマッチした求人に出会いやすいのがメリット。また、担当の就活アドバイザーがカウンセリングをもとに大量の求人のなかから絞り込んで紹介してくれるので、自分に合った仕事が分からない人に向いているといえます。
自分に合った就職支援サービスを選び、正社員就職への一歩を踏み出しましょう。
「フリーターでスキルなしの状態から正社員就職を叶えたい」とお望みの方は、フリーター向け就職エージェントのハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブではスキルや経験に不安のある20代フリーターの方に向け、ポテンシャルや人柄を重視する企業の求人を多数取り扱っております。専任の就活アドバイザーが丁寧にカウンセリングを行ったうえで、あなたの就活を全面的にサポート。就活のやり方が分からないという方も安心です。ご登録、ご利用はすべて無料。お気軽にお問い合わせください。

フリーターでスキルアップに悩む方向けのQ&A

「スキルがなくフリーターから就職できるのか不安」という方に向けて、スキルアップと就職にまつわる質問と回答をご紹介します。

フリーターはスキルアップしないと就職できない?

必ずしもそうではありません。仕事に役立つスキルや正社員経験がなくても、年齢が若ければポテンシャルを感じて採用する企業は少なくないからです。よって、スキルアップより一刻も早く就職活動を始めるのがおすすめ。「資格なしでもできる仕事はある?おすすめの職種を11種ご紹介!」では、スキルなしの方でも就職しやすい職種をご紹介していますので、参考にしてみてください。

フリーターから身に付けられるスキルには何がある?

フリーターから身に付けられるスキルには、社会人としてのビジネスマナーが学べる秘書検定や英語を使用する可能性のある仕事で評価されやすいTOEICなどの資格が挙げられるでしょう。どれも独学で学べるうえ、仕事に直接活かせるのがメリットです。「フリーターからの就職に役立つ「資格選び」のポイントとは?」のコラムでは、フリーターの就職に有用な資格について解説していますので、併せて参考にしてみてください。

フリーターがスキルアップする方法を教えてください

主なスキルアップの方法には、「専門技術を身に付ける」「専門知識を学ぶ」「資格を取る」といったものがあります。独学でも学べますが、ハローワークの職業訓練を受けるのもおすすめです。しかし、今就きたい仕事がはっきりしていない場合はスキルアップよりもすぐに就職活動を始めるほうが良いでしょう。未経験の人材は主にポテンシャルによって評価されますが、年齢が大きく影響するからです。自分の年齢を鑑みて、慎重に検討するのをおすすめします。

スキルのないフリーターからでも就職できますか?

フリーターでスキルがなくても就職は可能です。ただし、主にポテンシャルを評価しての採用となるため、年齢ややる気、職場に馴染めるかなどが重要視されます。そのため、スキルを身に付けようと考えるよりは、すぐ就職活動を始めたほうが内定につながりやすいといえるでしょう。就職エージェントのハタラクティブでは、主に20代フリーターの方向けの求人をご紹介していますので、一度ご相談ください。

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