高卒の就職先はどう選ぶ?おすすめの業種・職種一覧や向いている人をご紹介

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このページのまとめ

  • ・営業や販売、事務などの職種は業務未経験の高卒者の就職先として人気
    ・学歴不問で就職後にスキルを身につけられる企業は高卒者が就職しやすい
    ・介護や運送業界は人手不足で若手人材の需要が高いため、高卒者の就職先としておすすめ
    ・高卒者が就職先を探す際は、自分に向いている仕事を見極めることが大切

「就職したいけれど、どのように仕事を選べばよいか分からない…」という高卒者もいるでしょう。
就職先を選ぶ際は、自分に合った仕事や高卒者が正社員を目指しやすい企業に絞るのがおすすめです。このコラムでは、高卒者に人気の職種やおすすめの業種をご紹介します。また、その仕事に向いている人の特徴についても解説するので、就職先に悩む方はぜひご覧ください。

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高卒者に人気の就職先は?職種一覧

この項では、高卒者に人気の職種を10種類ご紹介します。各職種の仕事内容や向いている人の特徴についても触れるので、やりたい仕事が分からない高卒者はぜひ参考にしてください。

1.公務員

公務員は「給与が安定する」というイメージを持つ方が多いため、高卒者の就職先として人気が高いです。公務員は大きく分けて「地方公務員」と「国家公務員」の2種類あり、前者は自治体で住民を支える業務に、後者は国の運営に関わる業務に携わります。
「高卒は国家公務員になれないのでは?」と思う人もいますが、公務員試験を受けるのに「大卒以上」や「大学院卒以上」といった学歴の要件はありません。ただ、国家公務員のなかでも「総合職試験」は難易度が高く、大卒者以上のレベルの学力を求められます。そのため、高卒者は「大卒者程度」より難易度が低めの「高卒程度」の試験がある「国家一般職試験」を受験する方が内定を得やすいでしょう。

向いている人

公務員の仕事は地域の住民や国民のためにあるため、「人や社会の役に立ちたい」という気持ちがある高卒者に向いています。
また収入面では、民間企業のように業績が給与に影響したり、歩合給で収入が上がったりすることはありません。「バリバリ働いて収入をアップさせたい!」という高卒者よりは、就職先で「安定した収入を得て堅実に働きたい」という方に合っているでしょう。

公務員の給与や民間企業との違いについては「高卒で公務員に就職できる?大卒との給与の違いや試験の種類を紹介」でご紹介しています。公務員への就職に興味がある方は、ぜひご覧ください。

2.製造職

学歴を問われることが少ない製造職も、高卒者に人気の職種の一つです。製造職は工場で働くのが一般的。就職先の企業によって扱う製品は異なりますが、代表的なものとして自動車や家電、日用品などが挙げられます。仕事内容は、部品の製造や組立、加工、点検などが一般的です。製造職は、繁忙期以外は労働時間が決まっており、定時で帰れる企業が多いのが特徴。就職して、仕事とプライベートの両方を充実させたい高卒者に人気のようです。

向いている人

高卒で製造職に向いているのは、黙々とものづくりに取り組める方です。また、高い品質の製品を作るためには、手先の器用さや正確性も重要になります。同じ作業をくり返すこともあるので、欠陥品を出さないよう集中して作業に取り組める方は合っているでしょう。ただし、製造課程であらゆる部署のスタッフとの連携が必要になることもあるので、最低限のコミュニケーション能力は求められます。

3.建設・工事現場の職人

建設・工事現場の職人も高卒者の就職先として人気です。職人の仕事は未経験でも応募可能な求人が多く、高卒で就職を目指す方が多い職種といえます。仕事内容は就職する企業によって異なりますが、ビルや住宅、商業施設の建設のほか、インフラの整備などに携わるのが一般的です。

向いている人

重い資材を運ぶことが多いため、体力に自信のある高卒者に向いています。また、作業の慎重さも求められる要素の一つです。手を抜いて仕事をすれば欠陥品を生み出してしまったり、気を抜けば事故につながってしまったりする可能性も。体力を活かしながら、プロとしてものづくりに携わりたいと考える高卒者には適している就職先だといえます。

4.販売職

販売職も、未経験者OKや学歴不問とする求人が多いので、高卒者に人気の職種の一つです。販売職の仕事は接客や商品提案、ディスプレイの変更、レジ打ちなど、多岐に渡ります。扱う商品は、アパレルや雑貨、日用品、食品など企業によってさまざまです。店長になると、スタッフの教育や売上の管理も任されるでしょう。

向いている人

販売職は、営業と同じくお客さまと接する仕事なので、コミュニケーション能力があり、人と話すのが好きな高卒者に向いています。就職すると、お客さまの対応や商品の管理などをその場の状況を見ながら臨機応変に行うため、自分で考えて動く仕事がしたい高卒者におすすめです。

5.プログラマー

未経験歓迎の求人が多いプログラマーも高卒者の就職先として人気があります。仕事は、プログラミング言語を用いて、SE(システムエンジニア)が作成した設計書をもとにプログラムを構築することです。プログラミングの対象は、企業が使用する社内システムやWebサイト、アプリゲームなど幅広く、就職先の企業によって手がける分野が異なります。プログラマーは学歴よりもプログラミングスキルが重視されるため、未経験の高卒者も技術を磨くことでキャリアアップできるでしょう。

向いている人

高卒者のなかでも、プログラミング言語の知識を学ぶ意欲がある人や、就職後も新しい技術を学び続ける学習意欲が高い人に向いています。プログラミングには論理的な思考が不可欠なので、物事を順序立てて考えられる人は、就職先でその性質を活かせるでしょう。

6.運転手

トラックの運転や配送・宅配、引越しなどの業務を行う運転手は、学歴不問とする求人が多いため、高卒者が応募しやすい職種です。運転距離や配送物は就職先の企業によって異なり、業務内容には荷物の集荷や荷下ろし、梱包、伝票作成なども含まれます。
運転できる車両は、普通自動車第一種運転免許を取得していれば、最大積載量が2トン未満のトラックの運転が可能。トラックの大きさによっては、中型自動車免許や大型自動車免許が必要ですが、まずは小型トラックから始めて、準中型・中型・大型免許の取得を目指しても良いでしょう。

向いている人

運転する時間が長いので、一人でいるのが苦にならない高卒者に向いています。特に長距離のドライバーは、連日運転をしたり車の中で休憩をとったりするので、運転や車自体が好きなことも大事です。また、長時間の運転や集荷・荷下ろしは肉体的な負担が大きいため、体力がある人でなければ務まりません。年齢が若く体力に自信のある高卒者は、配送会社を就職先の候補として考えてみても良いでしょう。

7.営業職

営業職も高卒者に人気の職種です。営業職の主な業務内容は、商品・サービスを企業や個人に対して売り込むこと。営業職の採用で内定を得るには、コミュニケーション能力の高さが求められますが、未経験者を歓迎する求人が多いため高卒者も目指しやすいようです。就職先の業界によって販売する商品は変わるので、自分が興味を持てる分野の企業を選ぶのがポイント。また営業には、新規の顧客を開拓する「新規開拓営業」やすでに取引をしている顧客を回る「ルート営業」など、さまざまな形態があるので、自分に合ったスタイルを見つけることも大切です。

向いている人

営業職はお客さまを相手に仕事をするため、人と接することが得意な高卒者に向いています。また、営業職は実績が給与に反映されることが多いため、若いうちから収入アップを目指したい高卒者にも適しています。

8.介護職

介護施設や病院などで働く介護職も、未経験者や若手人材を歓迎する求人が多く、高卒者に人気の職種です。介護職の役割は、一人で日常生活を送るのが困難な高齢者などをサポートすること。ご利用者一人ひとりの状態に合わせて、食事を手助けしたり、入浴の際に体を支えたりします。介護施設には、高齢者が暮らす入居型の施設のほか、自宅で暮らす高齢者が日帰りで利用する施設(デイサービスなど)もあり、就職先によって勤務形態が異なるのが特徴です。就職後の資格取得支援制度を設けている施設も多く、手に職をつけたい高卒者に人気があります。

向いている人

面倒見の良い方や、相手のペースに合わせて行動できる方に向いています。また、介護中は相手の体を支える場面もあるので、最低限の体力は必要です。高齢者が快適に暮らせるようサポートしたいと思える方は、介護の仕事を就職先として考えてみると良いでしょう。

9.事務職

事務職は、経験・学歴不問とする求人が多く、高卒者の就職先として人気です。書類作成やデータ入力、書類の整理といったデスクワークが主な仕事で、ルーティンワークが多いのが特徴です。電話対応や来客対応なども行います。一般事務のほかに、営業のサポートを行う営業事務、医療機関で働く医療事務などもあり、就職先によって仕事内容はさまざまです。

向いている人

事務職は「縁の下の力持ち」としてほかの社員を支える役割があり、人をサポートするのが好き、裏方としてコツコツ働きたいといった高卒者に向いています。パソコンを使った作業が中心となるので、パソコンが得意な高卒者の就職先としても適しているでしょう。

10.飲食店スタッフ

飲食店スタッフも、経験や学歴を問わない求人が多いため、高卒者に人気の職種です。ホールスタッフは、レストランや居酒屋といった飲食店で、オーダーをとったり配膳をしたりします。キッチンスタッフは、食材の仕込みや調理、キッチンの清掃が主な業務内容です。アルバイトで飲食店スタッフとして働いたことのある高卒者は、経験を活かせるでしょう。また、正社員として就職すると、ホールやキッチンの仕事のほかに、アルバイトの教育やシフトの調整、新メニューの開発などを任されるようになります。高卒で就職して若いうちから経験を積めば、店長やエリアマネージャー、本社の幹部にキャリアアップする道もあるでしょう。

向いている人

接客が中心なので、おもてなしの心がある高卒者に向いています。飲食店ではサービスの質が求められるので、どうすればお客さまに満足してもらえるかを考えて行動する必要があるからです。また、正社員として就職するには、キッチンとホールのスタッフをまとめるリーダーシップも求められます。

このほかにも高卒者に人気の仕事について詳しく知りたい方は、「高卒で就職するのにおすすめの仕事は?男女別の人気職種とあわせて紹介!」もご覧ください。

高卒で正社員になりやすい就職先の4つの特徴

高卒で正社員になりやすい就職先の4つの特徴の文中画像

この項では、高卒者が正社員として就職しやすい企業や業界の特徴をご紹介します。就活を進める際は、以下の特徴を踏まえておくと、就職できる可能性が高まるでしょう。

1.体力やフットワークの軽さが求められる企業

体力は年齢に関わることも多いので、肉体労働や外回りが多い仕事においては、若手人材の需要が高い傾向にあります。特に社員の平均年齢が高まり、力不足を感じている企業では、若い高卒者が重宝されるでしょう。

2.学歴不問としている企業

大卒以上のように学歴の条件を提示していない企業の採用では、高卒者が内定を得やすい傾向にあります。面接の際は、アピールの仕方が重要です。たとえば、販売職といった接客中心の職種で重視されるのは、コミュニケーションや接客のスキル。気遣いが得意なことや人と笑顔で話せることをアピールできると、就職できる可能性が高まります。

3.人手不足の業界

人手不足の業界では高卒者でも応募可能な求人が多く、人気の業界に比べると就職しやすいのが特徴です。2018年に厚生労働省職業安定局が発表した「人手不足の現状把握について(p.6)」によると、運輸・郵便業、サービス業、医療・福祉、宿泊・飲食サービス業、建設業は、人手不足の状況にあることが分かります。高卒者は、これらの業界を就職先の候補に考えると、正社員になれる可能性が高まるでしょう。

参照元
厚生労働省職業安定局
資料3:人手不足の現状把握について

4.長期的に人材を育成したいと考えている企業

即戦力となることを期待して、経験者の採用を積極的に行う企業もありますが、将来の成長を見込んで未経験者を一から育てていこうと考える企業もあります。なかには、社員の資格取得を支援する企業も。未経験者の育成は時間がかかりますが、知識がない人のほうが吸収力が高い場合もあり、将来的に企業で活躍してくれる可能性があるからです。そのため、長期的な育成を行う企業では、新卒やフリーターで未経験でも、やる気をアピールすれば内定をもらえる可能性があります。

高卒の人が就職先として目指しやすい7つの業種

この項では、高卒者が正社員就職を目指しやすい業界をご紹介します。7つの業種を紹介するので、就職先を決める際の参考にご覧ください。

1.介護業界

介護業界は高卒で未経験の方が就職先として目指しやすい業種の一つです。日本は少子高齢化が進み、介護業界の人材不足が深刻化しています。そのため、体力を必要とする介護の仕事では、若手人材の需要が高まっているのです。
なかには資格を必要とする専門的な職種もありますが、一般的な介護職であれば無資格でも就職できる企業は多いでしょう。また、資格取得を支援してくれる企業もあるので、就職後に資格を取れば、キャリアアップを目指せます。
最初から正社員として働くのが不安な方は、アルバイトやパートから始めてみるのもおすすめです。
また介護業界では、現場での仕事に加え事務作業もあるので、PCのスキルを磨くこともできるでしょう。

2.IT業界

近年急成長しているIT業界では、事業の拡大にともない若手人材の採用を積極的に行っている企業が多くあります。なかには未経験者を歓迎している企業も。未経験者を歓迎する企業では、就職後に業務を進めながらスキルを身につけていけます。コンピュータやIT技術に興味のある高卒者におすすめです。また今後、業界問わずIT技術は必要性が高まっていくため、スキルを身につければ将来幅広い分野で応用できる可能性があります。ただし、IT技術は常に進化していくため、就職後も勉強を継続することが大切です。技術の習得に向けて努力を厭わない高卒者は目指してみると良いでしょう。

3.アパレル業界

学歴よりもセンスやコミュニケーション力が重視されやすいアパレル業界は、高卒者が目指しやすい業種といえます。特にファッションが好きな高卒者におすすめです。アパレル業界は、商品開発や生産、販売などに部門が分かれ、勤務場所や仕事内容も職種によって異なります。自分のアイデアを形にしたい方は商品開発の仕事を、手を動かす仕事をしたい方は生産の仕事を、お客さまとコミュニケーションを取りながら働きたい方は販売職を検討すると良いでしょう。
また、就職先を選ぶ際は、自分の好きなブランドを提供する企業で求人を探すのも一つの手です。普段から愛用しているアイテムを扱う仕事であれば、モチベーションも上がりやすいうえ知識も活かせるでしょう。

4.建設業界

建設業界は人手不足が問題になっており、未経験の高卒者向けの求人が多くあります。建設業界の業務は設計・施工管理といった計画や進行に関わる仕事をはじめ、実際に建設作業を行う現場の仕事、専門技術を必要とする電気設備工事の仕事など、さまざまです。働く人は熟練の職人もいれば若手の新人もいるので、世代問わずコミュニケーションを円滑に取れると良いでしょう。
また、仕事を通じて大きな建物の建設に関われるので、ものづくりに興味がある方にはおすすめです。建築物が完成したときは達成感を味わえるでしょう。

5.保険業界

保険業界も未経験者が就職しやすい業種の一つです。保険の仕事は営業がメインで、お客さまに保険商品への加入を提案し契約の獲得を目指します。扱う保険の種類は、生命・損害・医療など会社によってさまざま。入社後に商品の知識を得れば良い企業もあります。ただし、国内大手の保険会社は採用基準を大卒以上と定めているところがほとんどです。高卒者が目指すなら、学歴の条件を満たしているかを確認しましょう。また、お客さまと契約を結ぶには、相手の要望に合った商品を提案することが大切です。正社員として採用されるには、親身になって人の話を聞く力が求められるでしょう。

6.飲食業界

飲食業界も未経験で応募可能な求人が多く、高卒者が就職しやすい業種です。飲食業界に就職すると、大抵の場合は店舗で働くことになります。飲食店は、個人経営のレストランもあれば、大手チェーンの居酒屋やカフェ、ファミリーレストランなどもあり、形態や提供するサービスはさまざまです。自分が興味のあるジャンルの店を就職先として選ぶと良いでしょう。
もし、未経験でいきなり正社員になるのが不安な方は、まずはアルバイトで仕事をしてみるのもおすすめです。また、学生時代に飲食店でアルバイトをしていた方は、採用面接で経験があることを伝えると良いでしょう。アルバイト経験が活かせることをアピールすれば、内定の獲得に効果的です。

7.運送業界

運送業界は、人手不足の傾向にあり、高卒者歓迎の求人が多い業種の一つです。また、物流は社会におけるライフラインなので今後も需要がなくなることはなく、将来も同じ業界で働き続けたい方の就職先としておすすめです。運送業界で荷物の運搬の仕事をするには運転免許が必要ですが、なかには就職後に免許の取得にかかる費用を出してくれる企業もあります。大型の車種を運転できるようになりたい高卒者は、資格取得支援制度のある企業を就職先として選ぶと良いでしょう。
また、2017年の「改正道路交通法」により、18歳で準中型免許を取得できるようになったことも高卒者が目指しやすい理由として挙げられます。
以前は車両積載量が5トンを超えた場合、中型免許の取得が必要でした。中型免許は20歳以上でなければ取得できないため、高校卒業後すぐに取ることはできません。しかし、法改正後は準中型免許を取得すれば、車両総重量7.5トン未満、最大積載量4.5トン未満のトラックの運転が可能に。準中型免許は18歳以上で取得でき、高卒者は卒業後に運転できる車種が増えたため、職場で活躍しやすくなったといえるでしょう。また、荷物の運搬以外にも仕分けや事務の仕事があるので、運転に自信のない方はほかの職種を視野に入れてみるのもおすすめです。

免許の区分、受験資格などの改正概要についての図表

引用:
警察庁
平成27年改正道路交通法リーフレットB

参照元
警察庁
平成27年改正道路交通法リーフレットB

就職先が見つからない高卒者のための対処法

この項では、就職先を探す際に有効な方法をご紹介します。就職先のイメージがわかない高卒の方は、以下の情報を参考に仕事を探してみましょう。

興味のあること、やりたいことは何かを考える

初めて就職活動をする高卒の方は、自己分析をして興味のあることや好きなことを書き出してみましょう。日常生活や学校生活、趣味、特技といった分野から、できるだけ多くリストアップするのがポイントです。興味のある分野が見えてきたら、関連する業界や職業を調べて、就職先の候補を絞ってみると良いでしょう。

やりたいことがない場合はできることを探す

やりたいことが特にない高卒の方は、「今の自分にできること」を探してみるのがおすすめです。自分の得意なことから、どんな企業や仕事で力を活かせそうか考えてみると良いでしょう。また、自分で得意だと自覚していないことでも、人から褒められることや、人に比べて簡単にできることは特技である可能性があるので、自分を客観的に分析することも大切です。

適職診断を活用する

自分でも気づかなかった適性を知りたい高卒者は、適職診断が有効です。適職診断とは、いくつかの質問に答えることで適性に合った仕事を見つける診断のこと。就職エージェントのハタラクティブが用意した適職診断は簡単に取り組めるので、ぜひ利用してください。

幅広い業界・企業を視野に入れる

高卒の方が仕事を探す際は、幅広い業界や企業を視野に入れることも大切です。自分が知っている業種だけで仕事を探しても、本当に自分に合った就職先が見つかるとは限りません。詳しい求人情報を見る前に、インターネットや書籍、新聞・ニュースなどで情報収集して、世の中にどんな業界や仕事があるか把握しましょう。

情報を集める

興味が持てる仕事を見つけた高卒者は、その仕事に関してできる限りの情報を集めます。仕事内容や活躍の場、キャリアアップのルート、働き方の傾向など、思いつく限りの項目を調べましょう。
事前にしっかり情報を集めて仕事を理解することで、イメージだけで就職して失敗したり、就職してから自分に向いていなかったと後悔したりするのを防げます。

未経験者歓迎求人に注目する

高卒で就職活動に苦戦している方や、早く就職先を決めたい方は、「未経験者歓迎」や「未経験者OK」と記載のある求人に注目しましょう。
当コラムの「高卒で正社員になりやすい就職先の特徴」でも解説したとおり、未経験者を歓迎している企業は採用ハードルが比較的低く、「経験がなくても意欲のある人材を採用したい」と考えている傾向があります。そのため、高卒という学歴や就職経験がないことが採用に影響する可能性は低いでしょう。

仕事の条件は譲れないものだけに絞る

高卒者が仕事探しをする際は、ある程度条件を決めておくことが必要です。とはいえ、希望条件が多過ぎると、それらを満たす就職先を見つけるのは困難になってしまいます。
条件が多過ぎて就職先の選択肢を狭めてしまわないよう、条件には優先順位をつけましょう。自分のなかで妥協できる条件・譲れない条件を明確にすることで、就職後のミスマッチを防ぐことにもつながります。

高卒で就職を考えている方は「高卒からの就職は難しい?おすすめの正社員求人や就活方法を解説!」も参考にご覧ください。高卒で就職を成功させる方法やコツを詳しくご説明しています。

高卒就職の採用スケジュール

この項では、在学中の高校生向けに就活のスケジュールをご紹介します。在学生の就職活動は、高校3年生の7月ごろからスタートするのが一般的です。日程は以下のとおりです。

・7月上旬:求人票の解禁
・7月~8月:夏休みを利用した職場見学
・9月上旬:学校を通して応募する
・9月中旬:選考開始(筆記試験、面接)
・9月中旬~下旬: 結果通知
・9月下旬:追加募集

在学中の就職活動は学校を通して行うのが基本で、応募書類は学校から送付します。最初の応募で思うような結果が出なくても、追加募集があることもあるので諦めずに就職活動を続けると良いでしょう。
なお、厚生労働省の「令和4年3月新規高等学校卒業者の就職に係る採用選考期日等について」によると、選考開始および採用内定開始日は例年9月16日となっています。

参照元
厚生労働省
令和4年3月新規高等学校卒業者の就職に係る採用選考期日等について

高卒の就職活動の進め方と必要な準備

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この項では既卒者向けに就職活動の進め方と準備すべきことをご紹介します。卒業後は学校を通じた就職活動はできないので、自分で就活を進めなければなりません。やり方は多数ありますが、以下では一例として就職サイトへ登録した場合の流れをご紹介します。

・求人サイトへ登録
・求人情報の閲覧
・企業へ応募
・応募書類を作成、送付
・書類選考
・面接(複数回)
・結果通知
・入社(または就活続行)

就活で必ず求められるのが応募書類です。書類は、企業が指定するフォーマットに必要事項を記入することもあれば、履歴書の提出だけで良い場合もあります。また、転職の場合は、職務経歴書の提出も求められるでしょう。いずれも、自分の経歴や志望動機を適確に記載することが大切です。
また、卒業後の就職活動で注意したいのは、フリーターでいる期間をできるだけ作らないことです。フリーターでいる時期が長期化すると、採用時に「就職しないで遊んでいたのではないか?」とマイナスなイメージを与える恐れがあります。就職活動ができないやむを得ない理由がなければ、できるだけ早く就職先を探すのが良いでしょう。

高卒で就職したい方は、「高卒からの就職は難しい?おすすめの正社員求人や就活方法を解説!」のコラムも併せてご覧ください。就職を成功させる方法を詳しくご紹介しています。

高卒の就職先の探し方

高卒者が就職先を見つける方法は主に4つあります。以下で詳しくご説明するので、自分の状況に合った探し方を選択しましょう。

1.求人サイトを利用する

自分で応募する就職先を探したい高卒の方は、企業の求人情報が掲載されたWebサイトで求人情報を探す方法がおすすめです。気になる求人があればサイトを通じて応募し、企業と連絡をとります。
求人サイトは、検索条件を入力するだけでたくさんの求人情報を閲覧できるのがメリット。年収や勤務地、年間休日などの条件を絞り込んで求人を探すこともできます。
サイトによって扱う求人情報は異なるので、高卒の方は若年層向けの就職サイトを選びましょう。

2.ハローワークを利用する

フリーターや新卒、転職希望者などさまざまな状況の人が利用するハローワークは、高卒者の就職活動でも利用できます。まずは窓口で利用登録を行い、ハローワーク内のパソコンを使って求人情報を探しましょう。応募したい求人があれば窓口の職員に相談し、紹介状を書いてもらいます。求人の詳細が知りたいときや不明点があるときも、職員に相談すれば企業に問い合せてもらえるでしょう。

3.知り合い(親戚など)から紹介してもらう

高卒者が就職先を見つけるために、家族や親戚、友人などに紹介してもらう方法もあります。親や親戚が会社を経営している場合は、雇用してもらえるか相談してみるのも良いでしょう。また、企業によっては人材を集めるためにリファラル採用を行っていることもあるので、聞いてみるのもおすすめです。

4.就職エージェントに登録する

一人での就職活動に不安を感じ、プロのサポートを受けながら就職活動をしたい高卒者は、就職エージェントを利用するのがおすすめです。就職エージェントは、人材を求める企業と仕事を探す求職者を結びつけるサービス。若年層向けのサービスを選べば高卒から応募できる求人が豊富に揃っています。無料で利用できるので安心です。

高卒で就職する5つのメリット

この項では、高卒で就職するメリットをご紹介します。高卒で働くか進学するか迷っている方は以下を参考にご覧ください。

1.高卒で就職すると進学費用がかからない

高卒で就職すると、進学費用がかからない経済的なメリットがあります。進学すると入学料や授業料に加えて教材費などもかかります。また、一人暮らしをする場合は住居費や食費などの生活費も必要です。奨学金を利用しない限り、金銭的な負担は大きなものです。その点、高卒で就職すれば、学費関連の出費を考える必要がなくなります。

2.高卒者は大卒より早期に社会人経験を積める

高校新卒で就職すれば、同年代が4年制大学を卒業するころには、すでに社会人4年目となります。業務知識はもちろん、社会人としてのマナーも身についているので、大卒よりも早くキャリアアップできることがあるでしょう。

3.高卒で就職するため早く経済的に自立できる

高校卒業後に就職すると、早いタイミングで経済的に自立でき、自分の力で一人暮らしができたり、親に経済的な負担をかける心配をなくせたりします。
また、早く収入を得ることで、大卒より早いタイミングで結婚・出産や住宅購入などの選択肢を持てるようになるでしょう。

4.高卒者は就職にあたって企業から手厚い教育が受けられる

大卒者は、大学生活中にアルバイトやサークル活動を経験していることを前提に採用されます。一方、高校新卒者はアルバイトなどの社会経験がないことを前提として、企業側も社会人の基本をしっかりと教育することが多いようです。

5.高卒で就職するとまだ若いので転職のチャンスが大きい

若いうちに就職すれば、仕事が合わなかった場合も若さを武器に転職できます。最初に入った企業が合わなかったとしても、若さがあれば未経験の業界や職種にチャレンジしやすいでしょう。

高卒で就職するメリットについてさらに詳しく知りたい方は、「高卒後は就職?進学?それぞれの進路のメリット・デメリットを比較」をご覧ください。

高卒で就職する4つのデメリット

高卒での就職には、メリットだけではなくデメリットも存在します。高校卒業後の進路について悩んでいる方は、下記のデメリットも把握しておく良いでしょう。

1.高卒は大卒に比べて初任給が低い

勤める企業や職種にもよりますが、高卒は大卒に比べて初任給が低いのがデメリットです。厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況(1p)」によると、大卒の初任給が平均21万200円であるのに対して、高卒は16万7,400円となっており、その差は4万円以上です。

参照元
厚生労働省
令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:1 学歴別にみた初任給

2.高卒で就職すると大卒より生涯年収が低い

厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査」を見ると、高卒と大卒では生涯に渡って平均賃金に差があることが分かります。詳しい数字については、「高卒の就職率はどのくらい?大卒との違いや都道府県別の内定率も紹介」でご紹介しているので、気になる方はご覧ください。

参照元
厚生労働省
令和元年賃金構造基本統計調査 結果の概況

3.大卒向けの求人に応募できない

一部の企業は求人の応募条件を「大卒以上」としている場合があり、高卒は大卒と比べて就職先の選択肢が狭まるのがデメリットです。特に、総合商社や証券会社、メガバンクは大卒を募集していることが多く、高卒者が就職するのは難しいでしょう。

4.高卒で就職すると自由な時間が少なくなる

高卒を卒業してすぐに就職すると、友達と遊ぶ時間や自分のために勉強する時間が思うようにとれないデメリットもあります。特に、周りに進学する同級生が多いと、学生生活を楽しむ同年代を羨ましく感じることもあるでしょう。

高卒で就職すべきか悩んでいる方は、「高卒からの就活!成功のコツ」も併せてご覧ください。高卒で就職するデメリットについて、前述したもののほかにも詳しくご紹介しています。

高卒の就職はエージェントに相談するのがおすすめ

 

高卒の就職はエージェントに相談するのがおすすめの文中画像

すでに高校を卒業した方は、民間企業が運営するエージェントを利用すると就職先を見つけやすくなるでしょう。以下で高卒で就職を考える方にエージェントをおすすめする理由について詳しくご説明します。

履歴書の添削や面接対策をしてもらえる

就職エージェントに登録すると、履歴書の添削や面接前の対策をしてもらえます。高卒者が一人で就活を行うと内定をもらえなかった場合に理由や原因を知ることができないため、次に活かすことが難しいことがあるでしょう。しかし、エージェントを利用すると、就職のプロがアドバイスをくれるので、選考に効果的な履歴書を作成したり、面接の対応方法を身につけたりできます。プロのサポートを受けることで、就職先が早く決まる可能性は高まるでしょう。

非公開求人を紹介してもらえる

エージェントを利用すると、就職先の候補として一般には公開されていない非公開求人を紹介してもらえます。企業が求人を一般公開しない理由は、条件に合った就職希望者だけに応募してほしいからです。誰でも求人を見て応募できる状態にしておくと、採用担当者は書類を一つひとつ見て、応募者の情報をチェックしなければならず時間や手間がかかります。そこで、企業はコストをかけてでもエージェントに人材の紹介を依頼し、条件にマッチした人を集めようと考えるのです。
エージェントを利用して非公開求人に応募すると、自分の長所や強みを企業側に伝えてくれることがあるので、高卒者は一般公開している求人に応募するよりも選考が通過しやすくなるでしょう。

アドバイザーに相談して自分の強みが見つけやすくなる

エージェントを利用するとプロの就活アドバイザーが相談に乗ってくれるので、自分では見つけられなかった長所やアピールポイントを発見できることがあります。自己分析のやり方が分からない、自分の強みが見つからないという高卒者は、ぜひエージェントを活用するのがおすすめです。
また、アドバイザーに自分のことを話すのは、面接の練習にもなります。採用面接で自分の強みを聞かれたときも、スムーズに伝えられるようになるでしょう。

企業との交渉を代行してもらえる

就職エージェントは、面接の日程調整や条件交渉といった企業とのやり取りを代行してくれます。交渉時にうまく対応できないと、企業側にマイナスな印象を与えたり、採用に不利な結果を招いてしまったりする可能性も。難しい調整をプロにお願いすることで、内定に結びつきやすくなります。

就職エージェントのなかでも、ハタラクティブは高卒者の就職活動をサポートするエージェントです。高卒で正社員就職を目指す方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

こんなときはどうする?高卒の就職先に関するQ&A

高卒で将来に不安を感じる方もいるでしょう。ここでは、高卒の就職先に関してよくある悩みについて、Q&A方式で解決していきます。

高卒で就職先は見つかりますか?

「高卒で就職するのは難しいのでは?」と考える方もいますが、高校新卒者の就職内定率は99%を上回っています。就活のコツを掴めば、自分に合った就職先を見つけることが可能です。高卒者の就職内定率について詳しく知りたい方は、「高卒の就職率はどのくらい?大卒との違いや都道府県別の内定率も紹介」をご覧ください。

 

高卒の就職先はどのように探せば良いですか?

高卒者が就職先を探すには、ハローワークやエージェントを利用するのがおすすめです。エージェントに相談すると自分の希望に合った求人を紹介してもらえます。また、「高卒で就職するのにおすすめの仕事は?男女別の人気職種とあわせて紹介!」では、高卒者が就職しやすい職業を紹介しているので、どんな仕事に就くべきか悩んでいる方は参考にしてください。

 

高卒の就職先選びで注意すべきポイントはありますか?

高卒者が就職先を決める際に注意すべきポイントは、事前に自己分析をしっかりと行うことです。早く就職先を決めたいからといって、自分の性格や希望に合わない仕事に就くと、就職後に後悔する可能性があります。就職後も前向きに仕事に取り組めるように、自分の強みや仕事でやりたいことなどを明確にしておくことが大切です。「高卒就職の良さと後悔する点を解説!大卒との違いを把握して進路を決めよう」では、ほかにも就職先を選ぶ際の注意点を紹介しているのでぜひご覧ください。

 

高卒で就職しないままだとどうなりますか?

高卒で就職せずにフリーターを続けると、将来正社員として働きたいと考えたときに就活で内定をもらうのが難しくなる可能性があります。また、就職内定率は、年齢が上がるにつれて減少し、フリーター期間が長いと採用で不利になることも。高卒で進学を考えていない方は、早めに就活に取り組むことをおすすめします。高校就職後の就活なら、ハタラクティブにご相談ください

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